苔大好き♪「苔テラリウム＆苔パフェ」。。。４日後に自分で作っちゃいました♪　

2021/06/02 - 2021/06/06

６／２（水）関西地方の梅雨入りが早かった今年は、早くも梅雨の中休みで暑い日が続いています。
前回行った「あいあいパーク」とは阪急電車の山本駅を挟んで反対側にある園芸店「陽春園」で大好きな　“苔テラリウム”　を見て楽しみ、“苔パフェ”　も食べました。兵庫県はまだ緊急事態宣言が続いていて決して気は抜けないけれど、少しぐらいは息抜きが必要ですよね。オープンスペースで２ヶ月ぶりに友人と会ってお喋りができ、楽しくて心も少し軽くなりました♪

＊この後、宝塚駅で途中下車して「花のみち」を通って宝塚南口駅まで歩きましたが、長くなるので分けて旅行記にすることにしました。

６／６（日）前回は持ち帰りにくいということで諦めて帰った私ですが、諦めきれず家でネット検索。すると“じゃらん”で、「陽春園」の苔テラリウム制作とカフェがセットになったプランを見つけたのです。これは「行くっきゃない！」でしょう。すぐに予約して４日後に行ってきました。やっぱり手作りの　“苔テラリウム”　は愛しさが半端なく、ニコニコ帰宅となりました(^^)♪

＊注意深く持ったら、壊れず無事に持ち帰ることができました。

エリア 宝塚(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.5

６／２（水）

宝塚市の山本駅のすぐ近くにある「木接太夫彰徳碑」

山本地区一帯は日本三大植木産地として有名ですが、その源流となったのが安土桃山時代に山本出身の山本吉太夫（坂上頼泰）という接ぎ木を成功させた人です。豊臣秀吉から「木接太夫（きつぎだゆう）」という称号を賜り、その功績として彰徳碑が建てられました。
２０２０年に異例ではありますが、宝塚市の名誉市民になりました。名誉市民は他に小林一三（阪急の生みの親）氏や手塚治虫氏もいます。小さな町ながら全国に誇れる方々です。

山本駅から１０分ほど歩いて、「陽春園」に到着しました。

明治１８年創業、今年で１３６年を迎えるそうです。平成１６年に１０００坪の敷地にある大温室を改装し、時代の移り変わりに合った園芸店を目指しているとのことです。品揃いが豊富なのか、平日のこの日も自家用車が並んでいました。

友人２人は何度か来たことがあるようですが、私は初訪問です。

中には所狭しと様々な植物が並んでいます。

おしゃれなガーデングッズも。。。

店内には、色とりどりの紫陽花の鉢が並んでいます。

最近よく見かけるようになった、秋色紫陽花のようなシックな色合いの鉢もあります。

６月生まれの私は紫陽花の花も大好きなので買って帰りたいと思いましたが、友人から「電車や自転車で持って帰るのは重たいよ。」と言われ、確かに。。。と諦めました。夫が暇なときに車で来てもらいましょう。

樹木のコーナーに、赤い実が付いた木が見えます。

前回行った「あいあいパーク」で知った“ジューンベリー”です。名前の通り６月には実が赤く色づいていました。

盆栽のコーナーで白い花が咲いているのは。。。

“ナツツバキ”です。お寺の庭で清楚に咲く白い花は大好きですが、盆栽になると少し印象が違いますね。

カフェの横のお店は「Parco Giochi（パルコジョキ）」イタリア語で“遊び場”という意味だそうです。

この日私の一番の目的はこちらの　“苔テラリウム”　です。
-arium（リウム）は、～な場所・空間を意味します。
苔と一緒に他の木を植えたものもありました。

以前からお寺の苔は好きでしたが、昨年訪れた京都の「祇王寺」で見た“もふもふ”のヒノキゴケにすっかり心を掴まれてしまったのです。

室内で自然の風景を見られる“苔テラリウム”に癒やしを感じ、以前から欲しいと思っていました。でも大きなものは１万円以上もします。

下を見るとパックに入った苔を売っていました。自分で作れるんじゃないの。。。と思いスタッフさんに声を掛けると、洗ってから５ミリ四方の苔をピンセットでつまんで裏の茶色い部分を除き土に植えないと着生しないのだとか。。。完全に諦めモード(^^;)　

やっぱり小さいのを買う方が良いかもだけど、これまた自転車で揺られたら壊れてしまいそう。。。結局この日は何も買えませんでした(T-T)

カフェの入口では、渦紫陽花（ウズアジサイ）が色づき始めていました。

クルンと丸まった装飾花の花弁が愛らしくて、最近人気の紫陽花です。

カフェの名前は「パルダリウムカフェ」
“パルダリウム”　とは、硝子の容器に湿地の環境を再現したもののことです。

ドアのそばに、ニュージーランドで見たホビットの住居穴のような作品がありました。

中に入ってみます。

“苔テラリウム”に、園芸用のLED電球を灯したものが吊り下げてあります。
人気の苔作家「Moss light-LED」の内野淳明さんの作品だそうです。

何とも言えない癒やしの空間,ﾟ.:｡+ﾟ＊になっています。

奥に見えているのが　“パルダリウム”　という湿地の環境を再現した水槽です。

＊“苔テラリウム”と表現してあるサイトもありました。

テラス席もあります。こういう時なので、テラス席にしましょうか。

友人が注文したベリーベリーミルクは、ベリーがいっぱい入っていますね。

上に乗っているのは、エディブル・フラワーとミントです。

私ともう１人の友人が食べたのは、“苔パフェ”です。

中の雰囲気の方が似合いそうなので、近くのテーブルをお借りして。。。でも残念ながら、ライトの光が写り込んでしまいましたね。上に被せてあるのは宝塚名物の炭酸せんべいです。

＊宝塚駅近くの湯本町は一昔前（私が子供の頃）温泉街になっていて、小さな旅館が並んでいました。今でも大きなホテル若水などは残っていて、温泉を楽しむことができます。湯本町に湧出する天然炭酸水を使った炭酸せんべいのお店もあります。歌劇のラッピング缶に入った炭酸せんべいは、お土産に人気です。昔は乙女餅と炭酸せんべいが、宝塚といえば。。のお土産でした。

外の方が光が写り込まずに、中が分かりやすいですね。背景とグリーン被りではありますが。

パフェの内容は。。。わらび餅・抹茶アイス・石ころチョコ・ほうじ茶クリーム・鶯色の甘納豆・小枝チョコ。

ビジュアルは、“苔テラリウム”　そのもの(^^)♪
甘いものがたくさんは食べられない私には、ちょうど良い量でした。

＊表紙のパフェは、見やすいHPのをお借りしました。

再び外に出て。。。

つぶつぶが虹色のヤマアジサイ。

紅色が混ざったヤマアジサイ。

こういう素朴な紫陽花も素敵ですね。

多肉植物を額のようにして。。。こういうのも好みです。

でも以前に買った多肉植物はどんどん増えて、全くお洒落ではなくなりました(^^;)

６／６（日）

“苔テラリウム”　が諦めきれなかった私は、帰ってから色々と調べてみました。
一から自分で作るのはやはり大変そうです。そしたら“じゃらん”のサイトで「陽春園」で苔テラリウム制作とカフェがセットになったプランを見つけてしまったのです！！

ということで即、予約～♪　足取りも軽く再び山本駅に下り立ち、１０分ほどの道のりを歩きます。道沿いのお宅のヤマボウシが満開です。

クリームイエローと黄緑の組み合わせが柔らかい雰囲気ですね。

ピンクの桜のような花の横では、実が色づき始めていました。

ブラックベリーですね(^^)

早朝は雲が多かったけれど１０時前のこの時間、青空が広がってきました。

体験プランは１０時の予約なので少し早めにやって来ましたが、入口がまだ開いていません。

少し待って入ります。

この前来た時は建物の写真がなかったので、人が少ないうちに全体をパチリ。

白い建物が青空に映えますね。

カフェの前を通って。。。

最初に奥の「Parco Giochi（パルコジョキ）」ショップのカウンターまで行きますが、既に準備万端！

この前は店内を少ししか撮っていなかったので、今日はくまなく撮影♪

苔玉のような作品もあります。

こちらも素敵～♪

“パルダリウム”は、独特な世界観がありますね。

園芸用のライトがついています。

棚には作品がたくさん並んでいます。

自分で上手に作れるかな～？

カウンターで名前を告げて料金を支払います。３９８０円ですが、ポイント利用で２９８０円になりました。

午前中の予約は私が１人ということで、マンツーマンレッスンの始まりです♪

先ずはテラリウムの“うんちく”から。テラリウムというと最近のもののように思われますが、実は１９世紀のロンドンで生まれたんだそうです。やはりガーデニングの先駆者はイギリスにあり。。でしょうか。

先ずはスタッフさんが講師にになり、実際にやって見せてくれます。

①日向土・富士砂・燻炭を合わせた土を１センチほど入れます。水を逃がすための層になります。
②ガラス瓶を斜めにして、赤玉土・富士砂・燻炭を高低差を付けて入れます。１層目より多く入れます。
③モデリングソイルという水を含むと粘着性を持つ土を小さな山のように向かい合わせに入れます。ここはデザインによって変わりますが、水はけが悪くなるので全体に置いてはいけないそうです。
④火山岩のかけらを転がらないように配置します。

④背の低い「ホソバオキナゴケ」５ミリ四方くらいをつまんで裏返し、白い仮根部分を取り除きます。＊ネット情報ではハサミで切るというのもありました。
⑤ピンセットで斜めにつまみ直し、黒いモデリングソイルに植え込んでいきます。
⑥同じ要領で「タマゴケ（胞子が丸い）」や「ヒノキゴケ（檜の葉っぱのよう）」「ホウオウゴケ（鳳凰の羽根のよう）」「ウチワゴケ（苔ではなくシダ）」も植え込んでいきます。
⑦好みで、色砂を使って川や池・小道などの演出をします。

こちらは先生の作品。さすがです～。

最後の仕上げは講師の先生にお願いして。。。個人差はあると思いますが、私の場合所要時間は１時間半ぐらいでした。

プランに付いているチケットを持ってカフェに行きます。

ネットで見た時は食事かデザートが選べるのかと思っていましたが、実際は午前中はカレーまたはパスタセット。午後は苔パフェの指定のようです。

手を洗ってカフェの中に入ります。

今日は１人なので、室内にしてみます。

といっても、３方向がオープンで換気はバッチリですが。

壁に埋め込んだ　“パルダリウム”

「ヨーダ」発見！

ジャングルに迷い込んだよう。。。

チキンカレーセットにしてみました。

コーヒー、紅茶、オレンジジュースが選べます。

普通に美味しかったです。

食事をしていたら先程の講師の方が割れないようにプチプチを巻いて、紙袋に固定した作品を持ってきてくれました。帰ってから見るのが楽しみです♪

素敵なグッズ売り場の奥の。。。

紫陽花のコーナーにやって来ました。

この前にはなかった種類も増えています。

夫は用があり車で来られなかったので、小さい紫陽花の鉢を買いました。

家に帰って早速　“記念撮影”。わが家の仲間入りをした手作りの　“苔テラリウム”　は、愛情もひとしおです。

蓋を開けるとこんな感じです～。

小さな池とそこへ続く小道を作ってみました(^^)♪

密閉状態なら、自然に中で酸素・二酸化炭素の交換をして光合成や蒸散を行うそうです。上手く根付けば２～ ３ヶ月は霧吹きなしでも持つのだとか。。。上手くいけばですけどね(^^;)

世界には数十年も水なしで持っている強者もいるそうですよ。
ただし高温には弱いので、これからの夏が心配です。ペットのように苔のために一日中エアコンを付けっぱなし、、という訳にもいきませんよね。頑張って夏を乗り越えてくれると良いのですが。。。かわいい苔さん達、頑張ってね！！

★たった今、テレビでV6の松岡さんが「苔が好きで　“苔テラリウム”　に癒やされる,ﾟ.:｡+ﾟ＊」と話していました！　勝手に親近感♪

この旅行記へのコメント （8）

• akikoさん 2021/06/19 20:52:25

  魅力的な苔テラリウム

  yokoさん、こんばんは～
  
  苔テラリウムの旅行記、見せてもらいました。
  苔って歴史を感じさせてくれ、緑の鮮やかな見た目、
  ふかふかした優しい感じ、主役を引き立てる脇役としての
  存在など魅力たっぷりですよね！
  
  私も苔玉や苔テラリウムが好きで、機会があれば作って
  みたいと思っていました。
  
  yokoさんがネット検索で見つけたという「陽春園」での
  テラリウム制作、じっくり見せてもらいましたが、、、
  簡単にできるのかと思っていたのが間違いで結構複雑な工程。
  最初は先生について教えてもらったほうが良さそうですね～
  
  でも出来上がった苔テラリウムはいろんな表情が楽しめて
  とても良いですね！うまく根づけば一定期間霧吹きなしでも
  育つとか。温度管理以外は育てるのは難しくないですか？
  私にも育てられそうだったら、私も「陽春園」での
  テラリウム制作、申し込みたいです。
  
  akiko
  
  追伸 この日買われた涼しげなブルーの紫陽花も可愛いですね！
  

  yokoさん からの返信 2021/06/20 19:08:49

  RE: 魅力的な苔テラリウム

  akikoさん　こんばんは！
  
  akikoさんも苔がお好きですか？ 人の感性はそれぞれなので。。。この前、苦手な人がいました。私も苔玉とかも大好きです！　お寺の苔には歴史も感じますよね。
  決して前には出ないけれど、ズームして見ると個性があって主張してきます♪
  
  苔テラリウム作りは、自分で簡単にできるんじゃないの？　な〜んて勝手に思っていたけれど、どうも違うみたいでした(^^;)
  あれから２０日くらいになりますが、一度も水やりしなくても元気にしていますよ。私にぴったりのずぼら植物です(^_-)　akikoさんも機会があったらやってみて下さいね〜♪　紫陽花も元気にまだ咲いています！　ありがとうございました！！
  
  yoko
  
  

• yumikenさん 2021/06/10 08:14:19

  苔テラリウム素敵です♪

  yokoさん、おはようございます♪
  
  苔テラリウム。。本当に癒しですねぇ～
  そして箱庭のようで可愛い～♪
  ちょっとしたインテリアにも良い感じ☆
  出来た物を購入するよりyokoさんのように
  手作り体験で自分のオリジナルを作ってみたいわ！！
  でも作業は結構細かくて大変そうですね。。
  出来上がっても手入れが大変そうだけど・・
  でも私の地元にもあるか検索してみよっと(^^♪
  もし体験で作れるショップがあったら作ってみます(*^_^*)
  
  yumiken

  yokoさん からの返信 2021/06/10 16:42:56

  RE: 苔テラリウム素敵です♪

  yumikenさん　こんにちは！
  
  毎日暑いですね〜。
  関西は、連日の真夏日が続いています。
  そんな時にピッタリの癒やし空間　“苔テラリウム”　良いでしょう♪
  私は昔からアメリカンカントリーに始まりフレンチカントリーと、家を飾るのが趣味でしたが手作りとなると。。。早く結果を得たいタイプなので、パッチワークのカフェカーテンをミシンで縫ってしまうような人間でした(^^;)
  
  そんな私でも、お喋りしながら一緒に作れる苔テラリウムの制作体験は、私にピッタリだったと思います。yumikenさんもきっと大丈夫です！もし機会があったら試してみて下さいね(^_-)
  
  もうすぐ京都ですか？　夏の京都は暑いので、覚悟していらして下さいね。
  と言いながら、真夏の京都に行った私ですが。。。
  
  yoko
  
  
  

• はんなりさん 2021/06/09 14:54:48

  手作りは格別！！ですね♪

  yokoさん
  
  こんにちは(^^♪
  一寸ご無沙汰してしまいました。
  梅雨入りしたと思ったら真夏日続きでまいりますね（＾＾；
  さてさて
  苔好きなので「苔テラリウム」興味津々で拝見させて頂きました。
  お作りになられた苔テラリウムお部屋で自然の風景が見られ
  小さな池が涼し気で大好きな湿原の木道歩きを連想しながら
  癒しを頂きました。
  急に暑くなりましたからお互い楽しみを持ちながら
  気を付けて過ごしましょうね。
  

  yokoさん からの返信 2021/06/09 19:03:23

  RE: 手作りは格別！！ですね♪

  はんなりさん　こんばんは！
  
  はんなりさんも苔好きでしたか(^^)
  こんなご時世なので、癒やしを求めてしまいますよね。
  「苔テラリウム」を自分で作るという考えはなかったので、プランを見つけて嬉しくなりました♪
  やっぱり何でも、自分で作ると愛着が湧きますよね。
  一緒に池までの木道歩き気分を共有していただき、私も幸せです(^^)♪
  今日は、梅雨の中休みとは思えない本格的な暑さでしたね。体調に気をつけて過ごしましょうね。
  
  yoko
  
  
  
  

• パディントンさん 2021/06/08 16:15:03

  苔テラリウム…癒されますね(*^-^*)

  yokoさん、こんにちは。
  
  暑い毎日ですが、苔テラリウムを見ていたら、ひんやりとした空気が吹き渡って行きそうですね。
  苔テラリウムというお名前、初めて聞きました。なかなか奥が深そうです！
  ガラス瓶の中に物語ができそうですね。
  苔にも色々な種類があって興味深いです。
  
  それにしても"苔パフェ”　お抹茶やほうじ茶がうまくマッチしてびっくりです。
  美味しそう…(^O^)／
  
  yokoさんのおうちの新しい紫陽花の鉢と苔テラリウム、とっても仲良しに写っていましたヨ！
  涼し気ですね。
  
  パディントン

  yokoさん からの返信 2021/06/08 19:02:27

  RE: 苔テラリウム…癒されますね(*^-^*)

  パディントンさん　こんばんは！
  
  梅雨が開けたかのような暑さですよね。参ります。
  苔テラリウム、ガラス瓶の中で水分が循環してこんな暑さの中でも若草色に輝いていますよ。今日は仕事だったので、「ただいま〜。」と思わずのぞき込みました。紫陽花は水を好むので、鉢植えなら余計に水やり必須ですが。。。
  
  “苔パフェ”はビジュアルに癒やされ、美味しさでも癒やされました,ﾟ.:｡+ﾟ＊
  暑い日が続きそうですが、癒やしを見つけて頑張りましょうね。
  いつもお気遣い頂き、ありがとうございます(^^)
  
  yoko