宮城県南部の白石市は伊達藩重臣・片倉家の居住地でした。<br />徳川幕府が１６１５年、諸大名に領内の居住以外のすべての城の破却を命じましたが、仙台藩では仙台城と白石城の二城が対象外とされ、白石城は明治維新まで存続しました。現在ある三階櫓や門は１９９５年に復原されています。<br /><br />白石市内にはまだ行ったことがないのでお城を見に行こうかな。<br />白石市は温麵が有名で、吉永小百合さんも食べたという葛かけうーめんを食べてみたいし。<br /><br /><br /><br />

☆大人の休日をのんびり過ごそう☆　２０２１年５月　白石城と葛かけうーめん

124いいね！

2021/05/29 - 2021/05/29

12位(同エリア217件中)

エリア

白石(宮城)

旅行の満足度: 4.0

交通手段: 自家用車

旅行の手配内容: 個別手配

今日のお出かけ先は宮城県南部の白石市。
白石市は伊達藩重臣の片倉家の居住地。
春に咲き誇る千本桜で有名な町です。
桜の時期に行くのがベストだけど、まだ白石市には行ったことがなく、県外にはお出かけ出来ない今、行ってみようと思います。
自宅から一般道４号線を走り８時過ぎに白石城近くの無料駐車場に車を停めます。
駐車場には一番乗り。ちょうど８時から利用できるみたい。白石城が見学できるまでまだ時間があるので、のんびり散策しながらと進みます。

白石城の近くには無料駐車場が何箇所もあり、車でお出かけする人にとってとても優しいです。
白石城の北にある沢端川沿い（三の丸外堀沿い）の後小路の南側東端の地域はとても静かで、川のせせらぎを聞きながらゆったりとした気持ちでお散歩ができます。
マンホールの蓋にお城が描かれています。
カラーだと可愛いさが何倍にもなっちゃう。
現代の建物に建て替えても、門だけは残しておく家が何軒か見られます。

神明社

平安時代初期８０７年、征夷大将軍・坂上田村麻呂の勧請が創始とされました。白石城を築いた蒲生氏、１６００年、白石城の戦いによって伊達政宗が城を奪取、１６０２年、その先鋒として活躍した片倉景綱が城主となり白石城の鎮守社となりました。

１８９９年の大火で社殿の大部分を焼失し、翌年に白石城二の丸跡であった現在地に移転し本殿を再建し１９０６年には拝殿を造営しました。
白石城

入場券は券売機で購入しますが、一万円しかもっておらずどうしようと困っていると、歴史探訪ミュージアムで両替してもらうようにと教えていただき、ミュージアムまで一緒に行ってくれました。
白石城

入場券は白石城、立体ハイビジョン、武家屋敷に入場出来る共通券を購入しました。共通券は200円お得なんです。
イチオシ

白石城

写真を撮っていたら共通券が無いことに気づきバッグ内を探していたら、清掃をしていた人から『どうしたの？』って声をかけられ、よく探すように言われます。
来た道を探したら芝生に落ちていました。声をかけていただいた方に『見つかりました』って言ったら『良かったね！』て言われました。
白石城

白石城がいつ誰の手によって造られたのかは、資料が乏しいためにきちんとわかっていないようです。

イチオシ

白石城

白石城は三階櫓（天守閣）は平成７（１９９５）年３月に復元されたものです。
明治７（１８７４）年に取り壊されて以来１２０年ぶりの再建です。
コンクリートで復原された天守も多い中、白石城は昔のまま木造で再現し、戦後に復元された木造天守では日本最大級です。
白石城

かなり急勾配な階段。
踏み板の幅も狭く上るのちょっと大変。
高齢者の人にはかなり厳しいよ。
白石城

城郭として機能していた文政６年再建後の最晩年の構造による三階櫓（天守閣）を忠実に復元されたものです。
白石城

戦後の木造建築天守閣では高さ、広さとも日本最大級を誇ります。
三階櫓（天守閣）は普段、城主が住んでいたのではなく、武器等の保管場所となっていました。
白石城

三階は物見櫓の役割をかねていて、高欄が4周に廻り、火頭形の出入り口がついています。

白石城

高欄からは白石城下が一望できます。
白石城

昔ながらの工法を用い、補強金具は使われていないそうです。
白石城

１階内の外壁廻りは武者走りで、戦闘状態になったとき、武具を付け武器を持った武士たちが走り回るために板張りになっています。
イチオシ

白石城

木材は柱が吉野檜、化粧材は青森ヒバ、山陰地方の松丸太、赤杉とすべて国産の木材で造られています。木組みの工法に目を奪われます。いい仕事しているね！
白石城

白石城の瓦は岐阜県坂祝町で焼かれたもので、耐寒性に優れたいぶし瓦で、発掘調査で出土した瓦を忠実に復元して使われました。白石城で使われた瓦は全部で約４３０００枚。

白石城

平成６年７月、白石城瓦を一枚運動に寄与した市民ら約１７００人が、平瓦に墨やマジックで自分の名前や将来の夢を書き、瓦職人が三階櫓（天守閣）に葺きました。
白石城

白石城は片倉家１８０００石の居城で、仙台藩の南の砦として２６０年守り、一国一城令のおりも居城を許されました。この城は平成７年に復原されたものです。
白石城

天正１９（１５９１）年、豊臣秀吉は伊達氏の支配下にあったこの地方を没収し、黒川城（現代の会津若松城）とともに蒲生氏郷に与えました。蒲生氏家臣蒲生源左衛門郷成は、白石城を築城し城主となりました。
白石城

慶長３（１５９８）年上杉領となるや上杉氏家臣甘糟備後守清長は白石城の再構築を行い居城しました。慶長５（１６００）年関ケ原合戦の直前、伊達政宗は白石城を攻略しました。
白石城

この地は再び伊達領となり、伊達氏家臣片倉小十郎によって大改修がなされ、以後明治維新まで２６０余年片倉氏の居城となりました。
白石城

外壁には石落としの他に矢を射るための四角の穴、鉄砲を撃つための丸い穴が空いています。
白石城

１階の北側と西側に石落としがあり、石類も保管されていたと考えられています。
白石城

石段の前で躊躇する人もいるよね。
とても上りづらい。
歴史探訪ミュージアム

１階はお土産販売、レストラン、２階は入場無料の歴史資料館、３階は立体ハイビジョンシアターになっています。ここで両替をしてもらいました。
歴史探訪ミュージアム

伊達政宗公が幼少の時から伊達家に仕えた片倉小十郎にはいくつもの美談があります。初代景綱は政宗公が少年の頃より使えたため、政宗公の精神面でも補佐役でした。『智の片倉』と言われ、小田原参陣を促して豊臣秀吉の奥州攻めを回避したり、諸大名との外交にも活躍しました。

歴史探訪ミュージアム

二代目重信（秀綱）は、白石城攻略の初陣から武勇を奮い初代同様に、伊達の先陣を務めました。大阪夏の陣では、『鬼小十郎』と呼ばれる活躍で、『伊達軍のはたらきは日本一』と徳川家に認められました。同時に敵方である真田幸村公の遺児たちを密かに養育した一面もあります。
歴史探訪ミュージアム

三代目景長は、『伊達騒動』の後始末を務め、仙台藩存続のために尽力しました。片倉家三代は藩主・伊達家の危機を三度救ったと言われています。
歴史探訪ミュージアム

歴史探訪ミュージアム２階では鬼小十郎まつりの紹介コーナーが常設されていて、歴代のポスターや出演者の写真がかけられています。
歴史探訪ミュージアム

写真は撮っていないけど展示室には、白石城と周辺の城下町を復元した５００分のⅠの模型と本丸の１００分の１の復元模型や白石城が当時の建築技法で復元されるまでの過程などを紹介している城郭展示コーナーがあります。
歴史探訪ミュージアム

片倉家ゆかりの甲冑、刀剣、火縄銃や白石城破却許可署などの古文書からなる伝承品展示及び城下町の変遷や幕末の白石城が描かれている絵図のパネルなど、白石城の歴史をさまざまな視点から紹介しています。
歴史探訪ミュージアム

今年の鬼小十郎祭りは、２０２１（令和３）年、１０月２日（土）に開催される予定です。まつりのメインイベント『片倉軍ＶＳ真田軍決戦・大阪夏の陣～道明寺の戦い～』は、白石城主２代目片倉小十郎重長の大阪夏の陣における活躍を、一般から募集したエキストラの方たちによる合戦シーンなどで再現します。
歴史探訪ミュージアム

立体ハイビジョンに出演された俳優さんたちのサインも展示されています。
白歴史探訪ミュージアム

シアターの上映時間の待ち時間をこの部屋でビデオを見ながら過ごせます。
歴史探訪ミュージアム

時間が近づいてきたので、共通券を提示し3Dメガネを受け取ります。
２００インチの高輝度スクリーンで繰り広げられる白石城にまつわる歴史巨編を上映しています。
歴史探訪ミュージアム

シアターでは3つの作品が上映されます。
『奥羽白石噺　宮城野信夫娘仇討ち』『鬼小十郎帰るに及ばず』『賊にはあらず』

歴史探訪ミュージアム

『奥州白石噺　宮城野信夫　娘仇討ち』が10時からの上映だったので、内容よりも時間で選びました。
イチオシ

武家屋敷旧小関家

片倉家中武家屋敷は、平成３年に母屋・門・塀が小関家から白石市へ寄贈されました。
武家屋敷旧小関家

小関家の向かいには駐車場とチケット売り場があり、かなり年季の入ったポスターが貼られていて思わずパチリ。ＪＲ東日本の『大人の休日倶楽部』のポスターです。
武家屋敷旧小関家

白石城主片倉家の奥方用人として仕えた小関家屋敷で、享保１５（１７３０）年に建てられそうです。
武家屋敷旧小関家

市に寄贈された後に創建当時の姿に復元されて、平成５年に宮城県指定文化財に指定されています。解体時に『享保１５年２月１２日』の墨書が発見されて、建築年代が判明しました。
武家屋敷旧小関家

小関家は知行１５石５斗の知行取りの中級武士です。
武家屋敷旧小関家

この建物は中級侍住宅遺構として宮城県で最古の部類に属するものとされています。
武家屋敷旧小関家　茶の間

建物は農家住宅を素地としていましたが、だんだん武家屋敷として整ってきたそうです。
武家屋敷旧小関家　なかま

この建物は『なかま』と呼ばれる正座敷、その裏側になんどがあり、『茶の間』（おかみ）を配した『広間型間取り』の簡素な間取りが復元されています。
武家屋敷旧小関家　だいどころ

台所庭に三本の独立円柱が建ちますが、中央の妻壁近くの『うしもち柱』を頂点に、前後対象的に二本の柱を配し、『うしばり』『どいげた』を支承しています。
『うしばり』は『ちゃのま』とだいどころにわとの境の位置で、左右の柱間に渡した梁の中央に載り、力を均分し安定した『鳥居建』の技法となっています。

武家屋敷旧小関家

屋根は茅葺きの寄棟造りです。
武家屋敷旧小関家

旧家の茶の間を開放して季節の行事を楽しむ会などが催されています。
１９９０年頃までは実際に住んでいたそうです。
うーめん番所

白石と言えば温麵が有名で、数あるお店の中から吉永小百合さんが訪れたうーめん番所に行くことにしました。
うーめん番所

１１３号線から一本入った場所にあり、お店の前は広い駐車場になっています。
うーめん番所

入り口左側は温麵のお土産が置いています。
うーめん番所

お店には温麵を食べている笑顔の吉永小百合さんが。
うーめん番所

お店に入る前から注文は『葛かけうーめん』と決めていたのでこれを注文しました。撮影の時、吉永小百合さんも食べていたんですって。
うーめん番所

撮影現場は別邸で、お願いすると見学できるとの情報を得ていたのでお願いすると、葛かけうーめんを作っている間にご案内しますと言われ、お爺さんに案内してもらいました。
うーめん番所

この建物は団体客を案内しているようです。
お爺さんのお父さんが持山の木を使って建てたそうです。
うーめん番所

お店にもかけられていた吉永小百合さんのパネルはここにも置いてあります。
サインもいただいたようです。

うーめん番所

吉永小百合さんが訪れた記念として小百合御膳というメニューも作られました。
うーめん番所

お爺ちゃんのお父さんは建物好きだったので、木も吟味して建てたんですって。
床柱スゴイよね。『葛かけうーめん』出来ましたってお店の方が呼びに来られたので、お礼を言ってお店の戻りました。
うーめん番所

葛かけうーめん食べよう。
気分は吉永小百合さん？
うーめん番所

白石温麺は約４００年の伝統を誇る白石の名産品。
うーめん番所
柱や大きな木のテーブルが立派だって見ていたら、脚の部分がまたまたスゴイ。
これも持山から切ってきたものなんだ。
うーめん番所

葛かけうーめんを美味しくいただいていると、五穀甘酒を持ってきてくれました。
デザートの柿ゼリーと一緒にいただきます。
甘酒・卵酒などは全く飲みませんが、せっかくののでいただきました。
うーめん発祥の地

鈴木味右衛門が旅の僧から油を使わない麺の製法を学びました。苦心の末、小麦粉と塩だけで麺をつくり、病気の父親に食べさせたところ、たちまち病が回復したという発祥の物語が伝えられています。
奥州白石温麺振興条例に基づき『白石温麺の日』が制定されました。
橋の欄干でこけしが住民たちを見守っているのかな？
蔵王酒造

全国１位金賞を受賞したことのある蔵王酒造は見学が出来るようです。

壽丸屋敷

壽丸屋敷は中央商店街の角に位置し、建物は表の道路に面して2階建ての店蔵が建ち、この背後につづき書院座敷棟、居宅棟を配しています。
明治32（１８９９）年、町に大火があって180件もの家が焼けました。
壽丸屋敷のすぐ隣まで火は迫りましたが、この屋敷は火災からまぬがれました。
店蔵は明治３２（１８９９）年以前のですが、書院座敷棟・居住棟は明治３２年大火後、関東大震災前の建築で、大正１９年頃の建築。
壽丸屋敷

建物の持ち主だった渡辺家から白石市へ寄贈され、白石まちづくり株式会社が管理しイベント会場などまちづくりの拠点となっています。
壽丸屋敷

明治中期に建てられた豪商の町屋建築。
玄関には唐破風の付いた格式の高い形式をとっています。
壽丸屋敷

玄関を入って右側に洋室があります。
当時の豪商は洋風の要素を積極的に取り入れていたそうです。
壽丸屋敷

平成31年、国の有形文化財に指定されています。
壽丸屋敷

襖は『芭蕉布』で大正10年建築当時からのものだそうです。
壽丸屋敷

廊下の床は桜の木。
杉の磨き丸田で根本と先の太さが変わらない貴重なものです。
壽丸屋敷

廊下でお茶をいただいて、のんびり庭を眺めていたい。
壽丸屋敷

こけしのライトアップだ。
こけしたちが出迎えてくれました。
壽丸屋敷

座敷には着物が華やかな着物がかけられています。

イチオシ

壽丸屋敷

ここから蔵を利用した白石和紙の展示会となっています。
和紙からの灯りは優しく包み込んでくれているようです。
壽丸屋敷

白石和紙あかり展を主催している『蔵富人』は、地域伝統文化の支援事業として白石和紙の継承に取り組んでいる市民グループです。２０２０年、明治安田財団から助成金を受け取っています。
壽丸屋敷

唯一あった白石和紙工房が製造を中止し、地域の伝統事業の継承に『蔵富人』が製造を続けています。白石和紙は楮の栽培から紙漉きまでを一貫して生産している和紙です。
壽丸屋敷

白石和紙はのりを使わないため水に入れると溶けてしまいます。不要になったら原料に戻し再利用できます。
壽丸屋敷

白石和紙を漉くのにかかせない『トロロアオイ』。初霜の降りる頃に掘り起こしつぶした根から出る粘えきを紙すきに使用します。主原料の『虎班楮』（とらふこうぞ）と合わせて長年白石に伝わる品種を自家栽培しています。
壽丸屋敷

リオ五輪オリンピックバドミントンタカマツペア・フィギアスケート金メダリスト羽結弦さんに贈られた県民栄誉賞の症状は白石和紙で作られました。ローラーペイントアーティストとして活躍している宮城県出身のさとうたけ氏の作品の養子、地元中学校の卒業証書に使われています。
壽丸屋敷

白石和紙は江戸時代には伊達藩が殖産推奨したことから和紙作りが盛んになりました。しかし、パルプを用いた安価な洋紙に敗れ衰退しました。衰退期、１９３１（昭和６）年遠藤忠雄氏が伝統技術を復活させようと白石和紙の工房を始めました。遠藤氏は１８歳でした。
壽丸屋敷

１９８２（昭和５７）年１２月、宮城県知事指定伝統的工芸品に指定され、１９７７（平成９）年遠藤忠雄氏は死去し、工房は妻らが製造を続けえきました。２０１５（昭和２７）年３月白石和紙工房は職人の高齢化などを理由に白石和紙の製造を終了しました。
壽丸屋敷

白石和紙の紙質は、強度と耐久性に優れていることが知られるようになり、宮内庁の重要記録用紙に指定されて、現在も文化財の修理に使用されています。
壽丸屋敷

東大寺で行われる『お水取り』に参加する僧侶が着用する紙衣は１９７３（昭和４８）年から白石和紙を使っています。

壽丸屋敷
奥州白石噺　宮城野・信夫　娘仇討ち

白石城歴史探訪ミュージアムで見てきたばっかりの『奥州白石噺』がここでまた見られるなんてビックリだよ。
壽丸屋敷
奥州白石噺　宮城野・信夫　娘仇討ち

江戸寛永時代、父親（与太郎）が満千（宮城野）と園（信夫）と共に、八枚田で他の草取りをしていた。
壽丸屋敷
奥州白石噺　宮城野・信夫　娘仇討ち

たまたま通りかかった白石城下剣術指南・志賀団七に泥がかかった。
これを怒った団七が謝罪のことばも聞き入れず与太郎を切り捨てます。
壽丸屋敷
奥州白石噺　宮城野・信夫　娘仇討ち

夫の死を知った病床の母親も病を重くして息を引き取りました。
残された姉妹は、江戸に出て由比正雪の門をたたき、武道の修練を積み、白石郊外においてみごと仇を討ちました。
壽丸屋敷

昔は３００軒もの和紙を作る家があり、農家と養蚕が産品でした。
東北は寒く綿花が育たず、綿はとても高価で綿入りの着物を着る代わりに、紙衣を中に着て寒さをしのぎました。
壽丸屋敷

映画『ラストレター』白石ロケ地で小道具に使用された白石和紙の便せん・封筒
っも展示されています。
壽丸屋敷

ローラーペイントアーティストさとうたけし氏の作品です。
壽丸屋敷
壽丸屋敷
壽丸屋敷

２階は見学不可でした。

壽丸屋敷
お出かけしたらソフトクリームを食べなくちゃね。
片倉家御廟所

１１３号線から少し入ったところに専用無料駐車場があります。
ここに車を置いて一般の方のお墓の小道を通り歩いていきます。
片倉家御廟所

１６８０年、三代目景長が自ら愛宕山を選んで、により、歴代の墓所としました。
片倉御廟所

初代から９代までの城主と、７代目夫人・お郷姫の１０体の阿弥陀如来像が並んでいます。
片倉家御廟所

１０体の石造阿弥陀仏如来像が並んでいます。この像は仙台から石工を招いて造らせたものです。
片倉家御所

延命８年には初代景綱と２代重長の墓をこちらに移し、以後、当主のみの墓所となりました。しかし、７代村廉夫人は、主家伊達氏の5代藩主吉村のむすめであるために、ともに葬られています。
片倉家御廟所

景綱の死に殉じた６名の家臣も埋葬されています。
片倉家御廟所

１１代以降の当主および夫人らは傑山寺を墓所としています。

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この旅行記へのコメント（8）

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ムロろ～んさん 2021/07/19 23:06:53

葛かけうーめん

こんばんは、ムロろ～んです。
宮城県の白石へ行かれた旅行記を拝見しました。

東北新幹線で「白石蔵王」っていう駅がありますがあの辺りでしょうか？
私はまだ行ったことがないので興味津々見ました(^_^)。
城下町だったこと、歴史ある風情ある街並み、そして天守閣からの眺めが何とも美しいなぁって思ったんです。
日本の城で一番好きなのが天守閣からの眺めなんです(^_-)-☆。

葛かけうーめん、初めて知りました。
食べたこともないですし、胃に優しそうって思ったんです。
よく私の家では麺類を昼に食べるのですが、麺類はササっと食べやすいんです。
白石の街を知れて良かったですよ(^_-)-☆。

ムロろ～ん(-人-)

まほうのべるさんからの返信 2021/07/23 19:27:21

RE: 葛かけうーめん

> こんばんは、ムロろ?んです。
> 宮城県の白石へ行かれた旅行記を拝見しました。

　こんばんは、ムロろ〜んさん。
　いつも書き込み有難うございます。

> 東北新幹線で「白石蔵王」っていう駅がありますがあの辺りでしょうか？
> 私はまだ行ったことがないので興味津々見ました(^_^)。
> 城下町だったこと、歴史ある風情ある街並み、そして天守閣からの眺めが何とも美しいなぁって思ったんです。
> 日本の城で一番好きなのが天守閣からの眺めなんです(^_-)-☆。

　白石蔵王駅は蔵王観光の入口として白石市に作られた駅です。
　伊達藩重臣の片倉家の居住地で、徳川家康が一つの藩にお城は一つだけにとの命を出した中でも、伊達藩では仙台城と白石城の二つのお城が認められたそうです。コンクリート建てのお城が多い中、木造建築で当時を復元した貴重なお城だそうです。

> 葛かけうーめん、初めて知りました。
> 食べたこともないですし、胃に優しそうって思ったんです。
> よく私の家では麺類を昼に食べるのですが、麺類はササっと食べやすいんです。
> 白石の街を知れて良かったですよ(^_-)-☆。

　うーめんは油で揚げていないので胃に優しい麺なんで、食欲がないときでも食べられますよ。ムロろ〜んさんは、しっかり栄養バランスを考えられて自炊をなさっていて感心しています。べるは人のために料理をしても、自分だけの分ならあまり料理はしないかな。

　まほうのべる

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milkさん 2021/07/18 23:45:40

行かれる範囲内で

べるちゃん、こんばんは☆
お元気ですか？

べるちゃんはちゃんと県外移動を控えて、行かれる範囲内で旅を楽しんでいらっしゃいますね。
私なんて3月に京都、つい最近は石垣島に行ってしまいました。
もちろん、感染対策はしっかりしましたよ(^_-)

こんな素敵なお城や武家屋敷があるなんて、宮城県も素晴らしい場所ですね。
１９９５年に再建された白石城の天守閣、補強金具を使わずに昔ながらの技法で建てられている所が凄い！
天井の梁は迫力がありますね。

壽丸屋敷には白石和紙の展示があったのですね。
東大寺のお水取りって、私が3月に行った東大寺・二月堂のお水取りかな？
紙衣が白石和紙なのですね！
凄いつながりを見つけて一人で感動♪

日本の伝統的な和紙、いつまでも残って欲しいですね。

うーめんって何だろう？と思ったら温麺なのですね！
普通に「うーめん」って入れたら温麵って変換されました(≧▽≦)
これは美味しそう。

ソフトクリームはやっぱり食べますよね(^_-)

milk

まほうのべるさんからの返信 2021/07/21 23:30:40

RE: 行かれる範囲内で

> べるちゃん、こんばんは☆
> お元気ですか？
　
　こんばんは、milkさん。
　いつも書き込み有難うございます。
　毎日、暑い日が続き少しお疲れ気味です。

> べるちゃんはちゃんと県外移動を控えて、行かれる範囲内で旅を楽しんでいらっしゃいますね。
> 私なんて3月に京都、つい最近は石垣島に行ってしまいました。
> もちろん、感染対策はしっかりしましたよ(^_-)

　会社から飛行機も新幹線も高速バスもお泊りもＮＧを言い渡されていいるので、どうしても出かけたいなら日帰りマイカーでの旅しか選択肢がないんです。でも長距離運転なんてほとんどしたことがなかったけど、意外に疲れもあまり出ず楽しめています。

> こんな素敵なお城や武家屋敷があるなんて、宮城県も素晴らしい場所ですね。
> １９９５年に再建された白石城の天守閣、補強金具を使わずに昔ながらの技法で建てられている所が凄い！
> 天井の梁は迫力がありますね。

　どうしても耐久性などの問題でコンクリートのお城が多いなかで、耐久性も考慮し当時を後世に伝えるためにあえて木造で建てらた、日本で貴重なお城です。天井の梁は見事としかいいようがありません。

> 壽丸屋敷には白石和紙の展示があったのですね。
> 東大寺のお水取りって、私が3月に行った東大寺・二月堂のお水取りかな？
> 紙衣が白石和紙なのですね！
> 凄いつながりを見つけて一人で感動♪

　たまたま訪れた時に白石和紙のの展示がありました。
　白石和紙は３００軒位の工房があったそうですが、西洋紙におされたうえ職人の高齢化もあり白石和紙の工房は現在では無くなり、地元のグループで伝統を繋いでいっています。

> 日本の伝統的な和紙、いつまでも残って欲しいですね。

　そうですよね、伝統を繋いでいくことはとても難しくなっていますよね。だからこそ残していって欲しいですね。

> うーめんって何だろう？と思ったら温麺なのですね！
> 普通に「うーめん」って入れたら温麵って変換されました(≧▽≦)
> これは美味しそう。

　そうか漢字じゃないとわからない人がいることは初めて気付きました。
　
　
> ソフトクリームはやっぱり食べますよね(^_-)

　お出かけしたらソフトクリームの看板を見たら食べずにはいられません。
　
　まほうのべる

ログインして返信する
yunさん 2021/07/16 22:27:38

うーめん

まほうのべるさん　

県内旅行、いつも早起きですね。
マイカーの走行距離も随分と伸びたのでは？
運転が楽しくなってきましたか？コロナ禍でマイカーは強い味方ですね。

べるさんの旅行記拝見していて思う事
宮城県は歴史的建築物の保存・修復が行き届いているな～。それと共に「緑」が豊富な事に目が向きます。

白石うーめん、宮城県生まれの知人がプレゼントしてくれたのがきっかけで、以来、家に常備するようになりました。温でも冷でも美味しいですね。

東北も梅雨が明けましたね。盛夏乗り切ってまいりましょう♪
yun

まほうのべるさんからの返信 2021/07/18 09:19:49

RE: うーめん

> まほうのべるさん　

　こんにちは、yunさん。
　いつも書き込み有難うございます。

> 県内旅行、いつも早起きですね。
> マイカーの走行距離も随分と伸びたのでは？
> 運転が楽しくなってきましたか？コロナ禍でマイカーは強い味方ですね。

　そうなんです。基本、６時には出発するようにしています。
　会社へも朝早く出勤するので、休日も起床は同じぐらいの時間なんです。
　飛行機も新幹線も高層バスもＮＧの今、マイカーしか選択肢がなく長距離運転も平気な自分にビックリです。

> べるさんの旅行記拝見していて思う事
> 宮城県は歴史的建築物の保存・修復が行き届いているな?。それと共に「緑」が豊富な事に目が向きます。

　仙台は『杜の都』と呼ばれているし、県内、緑が多く自然が美しいと思います。
　疑西洋建築はほとんどないので、県外移動自粛と言われると行き先がなく悲しいです。

> 白石うーめん、宮城県生まれの知人がプレゼントしてくれたのがきっかけで、以来、家に常備するようになりました。温でも冷でも美味しいですね。

　油を使っていないので、暑い日が続くこれからは胃にも優しく食欲がなくなっても食べられると思います。

> 東北も梅雨が明けましたね。盛夏乗り切ってまいりましょう♪

　今週末お出かけしようと思っていた先が３６度の猛暑で、出かけるのを断念しました。バンコクに行った時に暑くて街歩きが続けられず、タクシーでホテルまで帰ったことを思いだしました。昨日、今日、涼しいお部屋で３つの旅行記を少しづつ進めています。

　暑い日が続きそうなのでyunさんも体調には気を付けてください。

　まほうのべる　

ログインして返信する
aoitomoさん 2021/07/15 18:23:16

『大人の休日倶楽部』白石ロケ地訪れてみたいです～

まほうのべるさん　こんにちは～

宮城県の白石に訪れたのですね～

白石城の三階櫓は、復元とはいえ、
昔のままの木造で復元というのは素晴らしいです。
しかし天守閣が武器等の保管庫の役割だったとは驚きました。

歴史探訪ミュージアムのシアターも楽しそうです。
しかも3Dですし。

武家屋敷旧小関家は、ここから吉永さんが出ていくシーンが
『大人の休日倶楽部』CMで出てきますね。
そして『うーめん番所』の別邸で
『葛かけうーめん』を食べるシーンと。

『大人の休日倶楽部』の吉永小百合さんのCMに使われる場所は、
何処も行きたくなる場所です。
撮影現場の別邸を見学できるという情報は助かります。
私もいつか訪れてみたいです。

『壽丸屋敷』は屋敷の雰囲気もさることながら、
着物がかけられていたりこけしのライトアップがあったりとフォトジェニックです。
さらに白石和紙を使用したオブジェなどの展示が美しい。

白石旅行記楽しませていただきました～

aoitomo

まほうのべるさんからの返信 2021/07/18 08:59:07

RE: 『大人の休日倶楽部』白石ロケ地訪れてみたいです?

> まほうのべるさん　こんにちは?

　おはようございます、aoitomoさん。

> 宮城県の白石に訪れたのですね?

　白石市内へはまだ行ったことがなかったので行ってみたんですよ。

> 白石城の三階櫓は、復元とはいえ、
> 昔のままの木造で復元というのは素晴らしいです。
> しかし天守閣が武器等の保管庫の役割だったとは驚きました。

　歴史を永代に伝えるために、文化財の保護を重視し、発掘調査を行い
　それ地忠実に復元していったそうです。日本古来の建築様式に基づき
　数百年の歳月に耐ええるように、全国でも数少ない木造によって復元
　されたそうです。

> 歴史探訪ミュージアムのシアターも楽しそうです。
> しかも3Dですし。

　現地に行って共通券を購入したので、ミュージアムシアターも見て見る
　ことにしました。題材は時間で選んだのですがとても興味深く楽しく
　見ることが出来ました。

> 武家屋敷旧小関家は、ここから吉永さんが出ていくシーンが
> 『大人の休日倶楽部』CMで出てきますね。
> そして『うーめん番所』の別邸で
> 『葛かけうーめん』を食べるシーンと。

　とてもシンプルな建物ですが、入り口に吉永小百合さんが撮影を
　されたパネルがあって感慨深かったです。『うーめん番所』でも
　撮影がされましたが、こちらにも店内に別邸の座敷にもパネルが
　かけられていました。

> 『大人の休日倶楽部』の吉永小百合さんのCMに使われる場所は、
> 何処も行きたくなる場所です。
> 撮影現場の別邸を見学できるという情報は助かります。
> 私もいつか訪れてみたいです。

　以前行った秋田県の増田にも『大人の休日倶楽部』で撮影がされて
　吉永小百合さんのパネルがかけられていたっけ。別邸を見学したい
　場合はお店の方へ言えば団体客がいなければ撮影はＯＫのようです。
　看板おじいちゃんが丁寧に案内してくれます。

> 『壽丸屋敷』は屋敷の雰囲気もさることながら、
> 着物がかけられていたりこけしのライトアップがあったりとフォトジェニックです。
> さらに白石和紙を使用したオブジェなどの展示が美しい。

　たまたま白石和紙の展示があって、展示の作品から優しさや温かさを
　感じることが出来ました。白石和紙は以前はたくさんの和紙工房があ
　りましたが、西洋紙や職人の高齢化などにより１つだけ残った工房も
　やめ、伝統工芸を次世代につなぐために地元の方たちが活動をなさって
　います。
　
> 白石旅行記楽しませていただきました?

　有難うございました。
　コロナ感染のうえ、暑い日が続きますが体調に気を付けてお過ごしください。

　まほうのべる

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