2021.5.28～30他、地元下総国「あそう号」に乗って、ホテルルートイン香取佐原駅前に泊まる旅

2021/05/28 - 2021/05/30

↑高速バス「あそう号」↑
2021.5.14乗車
関鉄グリーンバス鉾田営業所
登録番号：水戸200か390
社番：G1847
いすゞガーラ、ハイデッカー(2002年式)

仕事上がりに、東京駅からバスに乗って、地元下総国、佐原へ、旅！？に出るのが、新たな週末の楽しみになっています。
上総の国、勝浦以上に、不思議なほど自宅から近いエリアを"旅行"しています。下総国、北総地域は、利根川の対岸は茨城ですが、それを通り越して福島県を連想させる、ムード満点の田舎町です。しかし、そんな旅路の最中に、ふと気付けば、自宅に続く街道を渡っていたり、何となく乗り込んだバスの車両や運転手さんが、毎朝通勤で乗っているバスと同じだったり、おや！こんなところで・・・という、不思議な出会いがちらほらあります。

エリア 香取・佐原(千葉)

↑高速バス「あそう号」↑
2021.5.28乗車
関鉄グリーンバス鉾田営業所
登録番号：水戸200か855
社番：G5030
ジェイ・バス、ガーラ、ハイデッカー(2007年式)

関鉄グリーンバスは、京成電鉄グループの関東鉄道系列のバス事業者です。
トップ写真のG1847号車は、いすゞ自動車と日野自動車のバス部門が合弁して「ジェイ・バス」を設立する前の、いすゞ「ガーラ」です。このシンプルで優しい雰囲気のデザインが、個人的に好みでした。
下のG5030号車は、「ジェイ・バス」設立後の、いすゞ「ガーラ」で、日野「セレガ」との統合車種です。こちらも京成電鉄グループ共通カラーですが、側面、後部には佐原のラッピングが描かれています。

「あそう号」は、東京駅八重洲南口、JR高速バスターミナル6番から出発します。「あそう号」は、元々、JRバス関東と関鉄グリーンバスの共同運行でしたが、現在は関鉄グリーンバスによる単独運行となり、陸上支援でJRバス関東が関与しています。

東京駅から佐原駅まで、標準所要時間は約80分です。
ちなみに「あそう号」は、佐原駅～潮来駅～麻生庁舎～鉾田駅の各停留所間での利用も可能で、近年、廃止された一般路線バスの進化型の役割も担っています。佐原駅からは、学生さんなどが乗車するのを見かけます。

癒されます。ここに着くと、静かで安心します。千葉であるが故、田舎に帰って来たような安心感がありますね。

↑ホテルルートイン香取佐原駅前↑

お気に入りホテルに到着した瞬間って、いつもの事でも本当に嬉しいです。地元に良いルートインさんが見つかって本当によかった！

これまでお世話になった全てのルートインさんがお気に入りですが、特に建物の雰囲気に関しては、こちらが一番かもしれません。地域景観の問題から、4階建てで横に長い建物が特徴ですが、これが高層ビルスタイルにはない高級感を演出しています。

より観光ホテルの趣で、こういう場合、「ルートイングランティア」というブランドになるのが一般的です。スタッフさんのお話によると、やはりグランティアブランドにする計画もあったそうですが、神栖や鹿島の工業地域への出張などビジネス需要も多少見込めるため、普通のルートインになったようです。
「ルートイングランティア」と、「ルートイン」の違いは、前者は朝食ブッフェが基本有料になるかわりに、より地元の名産品が豊富に提供されるなるのが特徴です。しかし、こちらのルートイン香取佐原駅前さんの朝食は、後述するようにグランティアでも十分な内容だと思います。というよりも、それはルートインの無料朝食全体に共通します。

これまでなかなか縁のなかった、ホテルルートインでの夕食も、ここなら到着後に十分、楽しめるし、土曜日も営業してくれるので、個人的にはルートインの味をいつでも堪能できます。
ルートインさんのイチオシメニューは、こちらの「上田カリー」、レトロ＆モダンをテーマに、とことんルーにこだわった、ルートインさんオリジナルのカレーです。上田は、ルートインホテル創設者である、永山勝利会長の出身地で、ルートインホテル発祥の地である長野県上田市を指しています。

煮干ラーメン

青森を連想させる味・・・麺やチャーシュー、メンマ、ワカメなど、それぞれの材料本来の味が強調される味付けで、私好みです。

恋する豚しゃぶしゃぶ

最も地元を感じる名産品、日常的に食しているものに、非日常の旅行で出会えるのは、独特の喜びの瞬間です。

香取市産「寝た芋」のけんぴ

甘い風味のさつまいもの味を引き立てる、のり塩味がポイント、しゃぶしゃぶでご飯が、芋けんぴでビールが、どんどん進んでしまいます(汗)

ラーメンと並んで、〆の定番、お茶漬けもあります。居酒屋さんとしての魅力のポイントともいえる一品。梅と野沢菜のさっぱり味です。

コンフォートシングルルーム
(2021.5.14～16日)

コンフォートシングルルーム
(2021.5.28～30)

レイアウトは部屋の位置により若干違いますが、デスクが壁に向かっていない配置が個人的に好みです。

お風呂は遅めの時間に行くので、それまで、YouTubeをチェック！稲川淳二さん、ファンキー中村さんの怪談と、「ゆっくり解説」シリーズ、こういう時に、ウォークマンに録音します。ゆっくり解説シリーズでは、興味はありながらも、なかなか勉強する機会のなかった歴史など、いつも楽しく聞いています。悲しい時勢を一人さすらうトラベラーにとって、少しでも静かに楽しく過ごすための友として、YouTubeは最高です。ファンキー中村さん、稲川淳二さん、両師匠の怪談は、恐さばかりでなく、自らも艱難辛苦を乗り越えてきたお二人であるが故、いろいろ勇気をもらっています。

大浴場もこの豪華さ・・・今までのルートインさんの中でも一番でしょう。全てに特別感があり、北海道の何処かへ来たような気分に陥ってしまいます。

(無人の時に撮影しました)

この目線からの風景は、一階に大浴場のある店舗さんなら何処の地域でも共通しています。幼少時代から"和"が好みだった自身には嬉しい限りです。

脱衣場の雰囲気も、ルートインブランド共通です。

毎度お待ちかねの朝食～♪♪
特に揚げ物と炒め物にこだわった内容の、ルートインさんの朝食、前述のようにグランティアだと、基本有料ですが、普通のルートインさんなら、このボリュームで何と無料！！申し訳ない気持ちになるくらい嬉しいです。

↑磯辺フリッター(左)、オニオンリングフライ(右)↑

塩焼きそば

チンジャオロース

ミニオムレツ

さわら西京焼き、ひじき煮

以上2021.5.29日(土)

肉じゃがコロッケ(左)、蓮根はさみ揚げ(右)

野菜炒め

黒酢肉団子

以上2021.5.30(日)

プライドポテト

これも下総国ならではの一品！
自炊でも、時折、さつまいもの味噌汁を作ることがあり、味噌汁の塩味がさつまいもの甘味を強くするので、相性バッチリです。

夕食でも毎度の恋する豚しゃぶしゃぶ、何と朝から登場です！

ルートインさんの朝食には、いつも頭が下がります。

とにかく、個人としては、ホテルに居られるだけで旅行は大満足なので、朝メシのあとは、焦らず昼頃までゴロゴロしています。線路側の部屋なら、佐原駅を発着する列車がこんなに近くに見られるので、大好物から大好物を見る、自身にとってこれほどの贅沢はないというわけです。

佐原駅は、成田線の単線区間にある駅です。一番手前が0番線で、右下に見える頭は鹿島神宮行きのE131系電車です。その向こうの1番線には成田線の上り列車、2番線には下り列車が停車中で、ちょうど行き違うところ、一番向こうが3番線です。0番線は行き止まりになっている切り吹きホームで、こちらは4両編成までにしか対応していません。なので、普段は鹿島線の佐原駅折り返し列車が発着しています。他のホームは、全て11両編成にまで対応しています。
1番線は改札口に面したホームで、行き違いをしない場合は、基本的に上下両方面行きが1番線を使用します。1番線の線路は、駅の前後でポイントによる速度制限を受けない一線スルー構造になっており、貨物列車など、通過列車も1番線を通ります。

間違って自宅に帰ってしまいそうな場所とは思えない旅行気分です。

この旅行記へのコメント （1）

• 横浜臨海公園さん 2021/06/04 13:34:13

  ルートイン大好き！

  古川大輔さま、こんにんちは。
  
  旅行記を拝見させて頂きました。
  実を申せば小生もホテルルートインが大好きで、今まで宿泊した内では、山梨中央、宮島口が好印象でした。
  香取神宮参拝の折にも宿泊してみたいと存じます。
  
  
  横浜臨海公園