瀬戸内海いったりきたり③ ～とびしま海道編

2019/12/29 - 2020/01/02

瀬戸内海いったりきたり旅も、今日が2日目。
今治港から岡村島へ船で向かい、とびしま海道を伝い大崎下島へ。
大崎下島には古い街並みの残る御手洗　重要伝統的建造物群保存地区があり本日の最大の見所。
とびしま海道最西端の島、下蒲刈島まで南岸を通り、
復路は北岸を通り大崎下島まで帰ってきて、
船で広島県竹原港へ渡る予定ですが、どの島まで渡れるかは時間次第になりそうです。

エリア 愛媛

今日のルートはこんな感じ。
今治港8時20分発、岡村港9時25着のフェリーで向かい下船
とびしま街道の最西端の下蒲刈島まで行って、
大崎上島の大長港まで戻ってくるルート。
とびしま街道の往復で大体70kmくらい。
時速15kmくらいで4時間半。昼食観光で2時間、合計6時間半。
大長港17時過ぎの竹原港行の船には鈍足の私でも間に合う算段。

ホテルで軽い朝食をいただき、早々、今治港に向かいます。
本日は大晦日。島に渡って昼食にありつける可能性も低いので、
途中のコンビニでおにぎりをゲットし、今治港へ7時40分に到着。
今日は昨日と一転いいお天気。

ところがどっこい、客船ターミナルに着くと8時25分の船は強風のため、
欠航の貼り紙が！
穏やかだと思っていた瀬戸内海。荒れることもあるのですね。
こればっかりは仕方ありません。9時半の次の便で向かいましょう。

次の便までは小一時間ほどあるので施設見学をしましょ。
正式名称はみなと交流センター、通称ばーばリーというみたい。
（英国の某ブランドからクレーム来ないのかしら？）
設計は京都駅の設計者原広司氏。

やってきました、旅客船とびしま号。
自転車もそのまま積め込めます。
管理事務所のおじさんから、海荒れてるから自転車びちょびちょに
なるけど大丈夫って？　って聞かれましたが、
そんなこと気にするわたくしではございません。へっへん。

出発進行！

コーヒースタンド・ターミナル０１で買ったコーヒーを頂きます。

来島海峡大橋を潜ります。

大三島の宗方港、大下島、小大下島と泊ります。
写真は大下島港。

10時30分、岡村島到着。
ありがとう、とびしま号！
また乗るよ～きっと。

ここでローディさんお二方と遭遇、しばし談笑。
お一人は呉から来たという男性。橋の上めちゃめちゃ風強いすっよ。
気をつけてくださいね。ありがとう、気をつけるよ。

もうお一人は松山から来たというピンクのコルナゴ乗りのおねーさん。
話を聞くと今治に車を止めて来たという。
え？今治から？
同じ船に乗っていないのは明確なので、どこから来たの？と聞くと、
しまなみ街道で大島、大三島と渡り、宗方港から10時8分着で岡村島へきたそう。
これからとびしま街道走りますーと、元気に出て行きました。

お二方とも、朝から既に40km近く走ってると思う。健脚ですな。

私もそろそろ出発。

乗越海岸。めちゃめちゃ綺麗。
ただ猛烈な南西の風が。行手を阻みます。

岡村大橋が見えて来ました。
向こうの島は中之島。

お約束の写真。
岡村大橋の橋上が愛媛と広島と県境。

中の瀬戸大橋。
路肩の端を走っていると、風で中央車線付近まで押し出されます。
まじで危ないので、自転車降りて歩道を歩きます。
向こうに見えるのは、大崎下島。

大崎下島から見る、中の瀬戸大橋。

長くなりそうなので、一旦ここで切りますね。
次回は御手洗の重要歴史的伝統建造物群保存地区からお届けします。