2020/08/13 - 2020/08/16
31位(同エリア382件中)
のまどさん
美飲家などというのは自らの習わしを美化した造語に過ぎませんが、ヨーロッパ域外に出ることが難しくなる今後、ワイン産地の旅行記を投稿することが多くなると思います。
第一弾は飲みやすさ一番のブルゴーニュ。恐らく値段も一番高いと思います。淡く透き通った紅色、少し酸味のあるさくらんぼの味が特徴です。前菜はエスカルゴ、主菜はシャロレ牛のステーキが良く合います。
少し足を伸ばして南部のパレ・ル・モニアルに2泊しました。当地は巡礼地で礼拝や宿泊施設が多くかなり独特でした。それでも青空の下、歴史的な佇まいのある街を歩き、モザイク作品に巡り会ったりとなかなかの収穫でした。
文中の宗教用語はのまどが適当に訳したので定訳とは異なるであろうことを予めご了承ください。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
ウワバミの失態で到着時間が大幅に遅れたものの、シャルルヴィル・メジエのペリカン・ホテルの女主人は「あら、のまどという名前が・・・」というお決まりのフレーズで迎えてくれた。「お久しぶりです、前回泊ったのはコロナ禍前でしたから」と返す。
一息吐いてパブのテラスで食事をしていたところ、隣の店で深紅のサンドレスを纏った女主人が家族を伴ってテーブルに着く姿を目にした。遅刻してごめんなさい。 -
翌朝、ペリカン・ホテルの朝食を満喫して一路ブルゴーニュへ。途中で寄ったスーパーのワインコーナーは鳥肌もの。短いながらもまだ旅は始まったばかり。4本ほどカートに収めて目的地に入ります。
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本日から2泊する三ツ星オテル・ド・ラ・バシリクに到着したのは夕方6時半過ぎ。コロナ禍の規制で掃除を半減というのは理解できますが、冷蔵庫は使用禁止、湯沸かし器もサービスの水もなしというのは理に適っていないとレビューを寄せました。
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ヨーロッパの街を冷めた目で見てしまう私にとってここは人工的。
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歴史を語る建物が並んでいて魅力的だと思うのですが、
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ここは巡礼地。巡礼者は12世紀に建設が始まったサクレ・クール寺院を目指して来ます。
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イチオシ
寺院の裏には巡礼者の宿泊する施設があるようで敷地内には立ち入りませんでしたが、歌声が聞こえてきました。
それにしても、空がきれい。南に来たことを実感します。 -
イチオシ
世俗にまみれた我々はスーパーでビールを買って景色を堪能します。この風景はターナーの絵のようです。
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ビールを飲み終えて入店したのはViva La Vida。広めのテラス。早速ブルゴーニュワインRochbinをいただきます。若く軽やかで夏に合った味。
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エスカルゴとシャロン牛のステーキ。ご主人と話が弾み、シェフはポルトガル人の奥さんとのこと。なるほど素材本来の味を生かしたあっさりめの味が従来のフランス料理とは違うなと思いました。おいしかったし、ご主人のおもてなしに満悦。
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イチオシ
日没後の10時前。街は厳かに品よくライトアップされています。
聖ニコラの塔。 -
ルネサンス様式の市庁舎。
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ホテル向かいの訪問教会(Chapelle de la Visitation)。やはり不自然な街という印象が払しょくできないのですが、人々の信仰心が結集したような建造物は魅力的です。
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さほど遅い時間でないにも関わらずお酒が飲めるお店は悉く閉まってしまったので、部屋で日中調達したワインを飲みます。地元シャロンのClos de Liron。ブルゴーニュ南部特有の土壌の濃さが味わえた一本。ゆっくり飲んだのですが空いてしまったので、
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2本目は名産地GivryのSous la Roche。やはり安定感抜群。さすがにこれは途中で栓をして次の日に持ち越しました。フランス旅行に栓抜き、小さくて厚さのあるワイングラスと栓は必須の持ち物です(←やってろ)。
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翌日、ホテルのレストランは閉まっているのでブランチに野菜のピザ。ウワバミは生ハムサラダ。空腹に適度なボリューム。既に気温が高いため我々は飲んでいたようです、シャルドネの白ワイン(←もはや病)。
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腹ごなしと酔い醒ましのためにムーラン・リロン公園を散歩。ムーランは風車あるいは水車ですが、歩いた範囲には見当たりませんでした。代わりに存在感抜群なのがサクレクール寺院に隣接したノートルダム修道院。
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少し足を伸ばしてトリップアドバイザーに載っている観光スポット、モザイク博物館を見学します。
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窓が閉め切られているのに冷房が壊れているのかものすごい暑さの中、マスク着用で見た15分のビデオはサウナの砂時計さながら。いずれにせよモザイクは巡礼地の他にも新たな魅力を見せつつもそれに合いまった芸術運動。一番気に入った作品。
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博物館の人に勧められたので街の中心に戻り、聖ニコラの塔の中のモザイクギャラリーへ。
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海を表したような作品(題名失念)。青一色だけでも多彩な表現ができるんですね。
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こちらは『四季』。
立地故にひっきりなしに人が出入りし、このご時世人数制限せずに無料開放している理由は作品に値段が付いているためです。しかもかなりの額。 -
小さな街なので2泊もすると同じ所を行ったり来たりするようになります。時刻は5時半ですがこの日差し。
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サクレクール寺院の中に入ります。
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ステンドグラスもモザイク風。
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燭台もアートでおしゃれです。
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郵便局も字体まで洒落ています。この近くのブラッセリ―での夕食を期待していたのですが、8月15日は休日なので閉まっていました。
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代わりに入ったクレープ屋のガレットはまあまあでしたが、店内はあまりにも多忙。食べ終わってだいぶ経ってから「デザートの注文はお決まりですか?」とさぞクレープを頼まなくてはいけないような口ぶりできいてきたので勘定をお願いしてチップを払わずに退散。
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静けさを求めて散歩します。イエズス会系のコロンビエール教会。ビザンチン式緑の丸屋根が特徴的。
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ヒエロン博物館は明日来ることにします。
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イチオシ
被写体はドミニカ派修道院だと思います。素敵な黄昏風景。
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なんだか気になったLa Maison Verneuil。ウワバミが酒が飲める場所だと突き止めた(←なんとも露骨な記述)ので敷地内に入りました。
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清潔感100%。恐らく元は修道院だったのでしょう。ホステル兼パブ・レストランになっています。
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暑い夏は外でビールに限ります。IPA、結構なお値段でした。ホステルなんですが。
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ホテル向かいの訪問教会に足を踏み入れます。マルグリット・マリー・アラコックという女性信者が1673年から75年までここでイエズスの心臓を見たと言われます。
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彼女の証言はイエズス会の神父によって公認され、20世紀になって聖人認定されたようです。
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因みにサクレクールは「聖なる心臓」です。
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街を去る前にヒエロン博物館に入ります。十字架や
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聖人の肖像画、
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聖なる心臓のオブジェは王道の展示品ですが、
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この天使は何故これほどまでに顔が老けってしまったのか。
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更に、何で神聖な十字架にぶら下がっているゴム手袋を拝まなくてはいけないのでしょうか。
後日同僚のおネエさん(♂)にパレ・ル・モニアルに滞在したことを話すと、「あらー、あたしの実家の近くよ。車で20分ってとこかしら」と嬉々としていました(←全く不要な記述)。
後編に続く。
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この旅行記へのコメント (2)
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- salsaladyさん 2021/08/25 10:48:42
- 老け顔の天使❓いつぞやの醜いマリア像複製術みたい~
- ☆お久しぶりの投稿ではありませんか?美飲家¿酒豪~旦那は蟒蛇~
☆美食家に劣らぬ美飲酒ぶり健在で一安心~
☆東京は今や地獄の入り口にありながら、バブルの中だけ健康的なParalympic進行中!
☆よくやるよね。千葉在住の我が家は、ここ一年都会とは無縁の生活ながら、毎日密なスポーツジムで汗を流すことが出来て、ラッキー状態 ̄vaccin済だからね~see you~
- のまどさん からの返信 2021/08/27 06:02:07
- Re: 老け顔の天使❓いつぞやの醜いマリア像複製術みたい~
- 残暑お見舞い申し上げます。
諸般の事情により落ち着いた時間が取れず、4トラからも遠ざかっておりました。この投稿ももはや2ヶ月前。
コロナ禍で露呈されてしまった日本の脆弱さ。圧力に屈して開催されたオリパラは疲れ切った国民の神経を逆撫でしたので政権交代が起きる気がします。
ワクチンの接種が急速に進んだヨーロッパは今やワクチン証明が印篭となり、ほぼ自由に旅行できるようになりました。
洪水が起きるほど多雨だった当地の夏は過ぎ去り、もはや秋となってしまったので来週は南仏に行く予定です。
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