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1.旅のきっかけ<br />妻が外出中の暇つぶしである。コロナ以降、血糖値と体重が毎月、増加し続けている。コロナが始まったころは74kgであった体重が現在は80Kgを超え、81Kgに近づこうとしている。<br />2.孫へのカメラの配送<br />孫との約束に従って、デジタル一眼レフを孫達に渡してきた。<br />3.統計とコロナ感染<br />a 孫たちへの問題<br />妻が孫達に統計とコロナ感染の問題を出すように奨めたので、<br />孫達兄弟に「東京都と大阪でどちらがコロナ感染者が多いか?」との<br />問題を出した。<br />兄の答えは「大阪」。<br />マスク警察(ちゃんとマスクを付けてない他の生徒を注意)と呼ばれる弟「わかんない」。<br />正解は弟の「わかんない」である。<br />理由は、東京都と大阪府がそれぞれの市民全員に一定の時期にPCR検査を行ったことがないので正確な感染者数は「わかんない」が正解である。<br />この方法により、フランスのある感染地域の小学校生徒全員100000人にPCR検査を行ったところ500人の感染者が見つかったと報道されていた。<br />b 統計的手法に依る感染者数推計<br />もう一つの感染数を推計する方法は統計的手法である。一定の期間にできるだけ多数を無作為に(ランダムに)、地域別、性別、年代別、人口構成比に応じた数で抽出し、<br />PCR検査を、継続的に行う方法である。<br />この結果、地域別(都道府県別)、年代別、検査月別に感染状況が判明し、日本全国がどのような状況になっているか、把握し、地域別、年代別に対策の立案が可能となるのである。<br />c イギリスの統計的手法に依る感染者数推計と変異型ウィルスの発見<br />これと類似した統計的手法により、国全体の成人の感染状況を把握している国がある。イギリスである。<br />イギリスでは毎月、成人の志願者に限り、地域別に8万人(人口6666万人の0.12%)にPCR検査を行っている。<br />この検査の中でイギリスは感染力の強い変異ウィルスを発見し、12月に発表した。<br />イギリスはヨーロッパ諸国から直ちに入国規制を受け、孤立した。(日本のイギリスからの入国規制は本年1月から)<br />ところが、以下のジョンソン英首相の発言から、既に昨年10月にはイギリスでは感染拡大の兆候をつかみ、ロックダウンの必要性を知っていたのではないかと私は推定する。<br />では、何故12月にイギリスは変異型ウィルスの発表したのか。<br />ジョンソン英首相、コロナ死者軽視の発言か メディアが一斉批判<br />「感染対策のロックダウン(都市封鎖)措置を繰り返すくらいなら、「数千人の遺体が積み上がる」ほうがましだと語ったとされる。」<br />https://news.yahoo.co.jp/articles/4536c90ae0e32b2d354ef6a0d9b7c0a59a5b97b8<br />UK denies that Johnson said ‘let the bodies pile high’<br />in October, the Prime Minister had said, “No more fucking lockdowns?let the bodies pile high in their thousands.”<br />https://www.reuters.com/world/uk/uk-denies-report-that-pm-johnson-said-let-bodies-pile-high-2021-04-26/<br />d 世界で最初にファイザー社製ワクチンを承認したのはイギリス<br />G7の中で最初に、ファイザー社製ワクチンを承認したのはイギリスである。<br />他のワクチンの承認と予約を行い、国民に必要なワクチン量を確保し、接種を開始した。<br />すなわち、イギリス型の変異ウィルスの発表、ロックダウン、ワクチンの承認と予約の三点セットを12月に実施した。<br />このことは、ジョンソン首相は10月頃から、既に、イギリス型の変異ウィルスを知っていながらも発表せず、ワクチンの必要量を確保してから、発表したのではないかと推定する。<br />イギリス国民にとっては、最適の判断である。G7の中で最も国民へのワクチン接種率が高いのは、イギリスであり、既にロックダウンは解除している。<br />e  12才以上16才以下のワクチン接種<br />既に、ファイザー社のワクチンはファイザー社の治験結果(12才以上15才以下にも有効)により、接種を行い始めている国もある。孫達への接種はいつになるのであろうか。<br />4.孫達の感染懸念、孫達からの感染懸念と孫達達へのワクチン接種<br />現在、我々老人が恐れていることは、新型コロナへの感染である。<br />感染しても、無症状である感染者との接触を恐れる。<br />無症状である感染者とは、若者と小中高校生である。<br />孫達の通う小中学校で感染者が発見されれば、休校措置が講じられていれば、感染措置が講じられていると、まだ、安心できる。<br />ところが、不思議なことに、孫達が通う神奈川県と東京都の小中学校でコロナ感染により、休校措置が講じられていたのは一校もない。<br />ところが一年前、コロナ感染者数が現在ほど多くなかったときにはすべての学校は休校していた。<br />政府と都道府県市町村はこの一年で何を学んだのであろうか。<br />東京都神奈川県と同様にコロナ感染が拡大している大阪府では多くの小中学校が休校している。<br />新型コロナウイルス感染症による学校休業について(大阪市)<br />https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000509375.html<br />5.過去の歴史が教える「戦力の集中」の原則<br />私は戦争史が好きである。<br />過去に多くの戦いがあり、二正面作戦で勝利した国はない。<br />例を、第一次第二次世界大戦の例にとれば、ドイツは東部と西部との二正面作戦で敗北した。<br />最近の例では、アメリカはイラクとアフガニスタンとの二正面作戦に敗北し、アフガニスタンから撤退する。<br />戦いの原則は、単一の敵の正面に戦力を集中することである。<br />現在の日本政府と都道府県の政策は、二正面どころか以下のような三正面作戦を実施しているように思える。<br />限られた資源(医療関係者、医療施設、資金、自衛隊)をどの相手に集中して、投入するかが重要である。<br />戦力を分散して投入した場合には、すべてを失うことは歴史の教訓である。<br />三正面とは以下の通りである。<br />a コロナ感染防止対策とワクチン接種(健康)<br />b 県民に限ってのGOTOトラベル実施、ホテル宿泊業と飲食業の営業継続(経済)<br />c オリンピック開催と聖火リレー等オリンピック関連イベントの実施(オリンピック)<br />6.戦略と戦術の違い<br />陸軍大学の卒業生である上司から、戦略と戦術の違いを教わった。<br />違いは兵站(補給)の有無であり、戦略とは必要な人員、装備が補給されることを前提に、計画を立て、戦うことを言い、戦術とは現在持っている人員と装備だけで、<br />計画を立て、戦うことを言う。<br />日本のコロナ対策は補給がない中での戦術しかないのである。<br />本来、補給しなければならないのは<br />以下のような必要な人員と資材である。<br />a 看護士医師等の人員(兵員)<br />b 医療設備と病院(武器)<br />c ワクチン等の防疫材料と治療薬(弾)<br />ところが、これらの人員と資材であり、いずれも補給が不能であるか、困難である。<br />前述の三正面のいずれかに絞って、対策を実施しなければならない。<br />a 国民の健康を重視し、強いロックダウンをかけ、経済とオリンピック対策を犠牲にして、コロナの収束を図る。<br />b 経済とオリンピック開催を重視し、強いロックダウンをかけずに、ジョンソン首相の発言のように、[感染対策のロックダウン(都市封鎖)措置を繰り返すくらいなら、「数千人の遺体が積み上がる」ほうがましだと語った]、国民の健康を犠牲にするのか。<br />政府と都道府県知事には選択を求められている。

誰とも話さない、誰にも近づかない、何にもさわらない、新横浜を目指しての自転車旅。途中で挫折して途中の公園、新田緑道で折り返し。

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2021/04/22 - 2021/04/22

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kirstiNorge

kirstiNorgeさん

1.旅のきっかけ
妻が外出中の暇つぶしである。コロナ以降、血糖値と体重が毎月、増加し続けている。コロナが始まったころは74kgであった体重が現在は80Kgを超え、81Kgに近づこうとしている。
2.孫へのカメラの配送
孫との約束に従って、デジタル一眼レフを孫達に渡してきた。
3.統計とコロナ感染
a 孫たちへの問題
妻が孫達に統計とコロナ感染の問題を出すように奨めたので、
孫達兄弟に「東京都と大阪でどちらがコロナ感染者が多いか?」との
問題を出した。
兄の答えは「大阪」。
マスク警察(ちゃんとマスクを付けてない他の生徒を注意)と呼ばれる弟「わかんない」。
正解は弟の「わかんない」である。
理由は、東京都と大阪府がそれぞれの市民全員に一定の時期にPCR検査を行ったことがないので正確な感染者数は「わかんない」が正解である。
この方法により、フランスのある感染地域の小学校生徒全員100000人にPCR検査を行ったところ500人の感染者が見つかったと報道されていた。
b 統計的手法に依る感染者数推計
もう一つの感染数を推計する方法は統計的手法である。一定の期間にできるだけ多数を無作為に(ランダムに)、地域別、性別、年代別、人口構成比に応じた数で抽出し、
PCR検査を、継続的に行う方法である。
この結果、地域別(都道府県別)、年代別、検査月別に感染状況が判明し、日本全国がどのような状況になっているか、把握し、地域別、年代別に対策の立案が可能となるのである。
c イギリスの統計的手法に依る感染者数推計と変異型ウィルスの発見
これと類似した統計的手法により、国全体の成人の感染状況を把握している国がある。イギリスである。
イギリスでは毎月、成人の志願者に限り、地域別に8万人(人口6666万人の0.12%)にPCR検査を行っている。
この検査の中でイギリスは感染力の強い変異ウィルスを発見し、12月に発表した。
イギリスはヨーロッパ諸国から直ちに入国規制を受け、孤立した。(日本のイギリスからの入国規制は本年1月から)
ところが、以下のジョンソン英首相の発言から、既に昨年10月にはイギリスでは感染拡大の兆候をつかみ、ロックダウンの必要性を知っていたのではないかと私は推定する。
では、何故12月にイギリスは変異型ウィルスの発表したのか。
ジョンソン英首相、コロナ死者軽視の発言か メディアが一斉批判
「感染対策のロックダウン(都市封鎖)措置を繰り返すくらいなら、「数千人の遺体が積み上がる」ほうがましだと語ったとされる。」
https://news.yahoo.co.jp/articles/4536c90ae0e32b2d354ef6a0d9b7c0a59a5b97b8
UK denies that Johnson said ‘let the bodies pile high’
in October, the Prime Minister had said, “No more fucking lockdowns?let the bodies pile high in their thousands.”
https://www.reuters.com/world/uk/uk-denies-report-that-pm-johnson-said-let-bodies-pile-high-2021-04-26/
d 世界で最初にファイザー社製ワクチンを承認したのはイギリス
G7の中で最初に、ファイザー社製ワクチンを承認したのはイギリスである。
他のワクチンの承認と予約を行い、国民に必要なワクチン量を確保し、接種を開始した。
すなわち、イギリス型の変異ウィルスの発表、ロックダウン、ワクチンの承認と予約の三点セットを12月に実施した。
このことは、ジョンソン首相は10月頃から、既に、イギリス型の変異ウィルスを知っていながらも発表せず、ワクチンの必要量を確保してから、発表したのではないかと推定する。
イギリス国民にとっては、最適の判断である。G7の中で最も国民へのワクチン接種率が高いのは、イギリスであり、既にロックダウンは解除している。
e 12才以上16才以下のワクチン接種
既に、ファイザー社のワクチンはファイザー社の治験結果(12才以上15才以下にも有効)により、接種を行い始めている国もある。孫達への接種はいつになるのであろうか。
4.孫達の感染懸念、孫達からの感染懸念と孫達達へのワクチン接種
現在、我々老人が恐れていることは、新型コロナへの感染である。
感染しても、無症状である感染者との接触を恐れる。
無症状である感染者とは、若者と小中高校生である。
孫達の通う小中学校で感染者が発見されれば、休校措置が講じられていれば、感染措置が講じられていると、まだ、安心できる。
ところが、不思議なことに、孫達が通う神奈川県と東京都の小中学校でコロナ感染により、休校措置が講じられていたのは一校もない。
ところが一年前、コロナ感染者数が現在ほど多くなかったときにはすべての学校は休校していた。
政府と都道府県市町村はこの一年で何を学んだのであろうか。
東京都神奈川県と同様にコロナ感染が拡大している大阪府では多くの小中学校が休校している。
新型コロナウイルス感染症による学校休業について(大阪市)
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/page/0000509375.html
5.過去の歴史が教える「戦力の集中」の原則
私は戦争史が好きである。
過去に多くの戦いがあり、二正面作戦で勝利した国はない。
例を、第一次第二次世界大戦の例にとれば、ドイツは東部と西部との二正面作戦で敗北した。
最近の例では、アメリカはイラクとアフガニスタンとの二正面作戦に敗北し、アフガニスタンから撤退する。
戦いの原則は、単一の敵の正面に戦力を集中することである。
現在の日本政府と都道府県の政策は、二正面どころか以下のような三正面作戦を実施しているように思える。
限られた資源(医療関係者、医療施設、資金、自衛隊)をどの相手に集中して、投入するかが重要である。
戦力を分散して投入した場合には、すべてを失うことは歴史の教訓である。
三正面とは以下の通りである。
a コロナ感染防止対策とワクチン接種(健康)
b 県民に限ってのGOTOトラベル実施、ホテル宿泊業と飲食業の営業継続(経済)
c オリンピック開催と聖火リレー等オリンピック関連イベントの実施(オリンピック)
6.戦略と戦術の違い
陸軍大学の卒業生である上司から、戦略と戦術の違いを教わった。
違いは兵站(補給)の有無であり、戦略とは必要な人員、装備が補給されることを前提に、計画を立て、戦うことを言い、戦術とは現在持っている人員と装備だけで、
計画を立て、戦うことを言う。
日本のコロナ対策は補給がない中での戦術しかないのである。
本来、補給しなければならないのは
以下のような必要な人員と資材である。
a 看護士医師等の人員(兵員)
b 医療設備と病院(武器)
c ワクチン等の防疫材料と治療薬(弾)
ところが、これらの人員と資材であり、いずれも補給が不能であるか、困難である。
前述の三正面のいずれかに絞って、対策を実施しなければならない。
a 国民の健康を重視し、強いロックダウンをかけ、経済とオリンピック対策を犠牲にして、コロナの収束を図る。
b 経済とオリンピック開催を重視し、強いロックダウンをかけずに、ジョンソン首相の発言のように、[感染対策のロックダウン(都市封鎖)措置を繰り返すくらいなら、「数千人の遺体が積み上がる」ほうがましだと語った]、国民の健康を犠牲にするのか。
政府と都道府県知事には選択を求められている。

交通手段
徒歩

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