桜の花咲く姫路城、圓教寺、そして久しぶりの神戸

2021/04/03 - 2021/04/04

間もなく期限切れを迎えるANAスカイコインを利用するため、桜の花が咲く頃の姫路城へ行こうと思い、まん延防止適用前に姫路と神戸を旅行しました。

当初は姫路城を中心に観光しようと考えていました。ところが姫路観光について調べていくうちに、書写山圓教寺に強く心惹かれてしまい、圓教寺の散策に多くの時間を費やすことになりました。
短い時間で何とか桜の花と共に眺める姫路城の姿を拝見することはできましたが、城内見学時間には間に合わず、次は是非ゆっくり城内見学をしたいと思いました。

また、約３０年ぶりに神戸にも足を運びましたが、途中から生憎の大雨となってしまい、中華街をぶらぶら歩くだけになってしまいました。また感染状況が落ち着いたときにゆっくり旅行したいと思います。

エリア 姫路(兵庫)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JR特急 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

午前６時２０分頃の羽田空港の様子。人出が多かったのが意外でした。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

朝早い便は、ほとんどが欠航。

7:00羽田発伊丹空港行きの便に搭乗し、8:00過ぎには伊丹空港に到着。

9:20の姫路行きのバスに乗車するまで時間があったので、伊丹空港の展望台で時間を過ごしました。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

開放的な展望台で気候もちょうどよかったため、航空機の撮影している方が多数いらっしゃいました。

久し振りにみるANAのプロペラ機。

伊丹空港でぶらぶら時間を過ごした後、姫路までリムジンバスで移動。
約１時間３０分の道のりでした。

姫路駅のコインロッカーに荷物を預けた後、神姫バス 姫路駅前案内所で、バス往復の乗車券（姫路駅～書写駅）と書写山ロープウェイ乗車券のセットを購入。

バス停を降りて、ロープウェイの乗り場を目指します。

ソーシャルディスタンスをとってロープウェイを待ちます。

ロープウェイからの景色。約５分で山頂に到着します。

書写山ロープウェイ 乗り物

入山料５００円をお支払いして境内に向かいます。

書写山 自然・景勝地

参道を道なりに歩いていきます。

書写山からの眺め。
当日は生憎の曇りの天気であまり景色は良く見えませんでした。

しばらく歩いて、圓教寺の境内に到着。

書写山圓教寺 寺・神社・教会

圓教寺の散策絵図。かなり広い境内です。

まずは摩尼殿を目指します。

摩尼殿に到着。風が吹くたびに桜の花びらが舞い降りる風景に、しばし目を奪われました。

お腹がすいてしまい、摩尼殿の前にある「はづき茶屋」で、山菜そばを頂きながら一服。

はづき茶屋 西店 グルメ・レストラン

重要文化財の大講堂と食堂。
なかなか厳かな意匠の建物です。

食堂の内部に足を運びます。

時折ラストサムライやＮHKドラマ「軍司官兵衛」のロケ地になったことを伝える資料を目にしました。独特の雰囲気が外国の方にも魅力なのでしょうね。

予約なしで写経ができるとのことですので、安寧を祈願するため、久しぶりに写経に勤しもうと思いました。

般若心経（1,000円）と花びら写経（300円）がありますが、私は般若心経を選択しました。

筆ペンではなく、筆と墨を選びました。筆は持ち帰りになります。

頂いた筆は、筆先が割れていて少し書きにくかったのですが、書いているうちに写経に没頭し、約４０分程度で書き上げました。
この写経を奉納して、引き続き散策をします。

圓教寺開山の性空上人を祀ったお堂、奥の院 開山堂。

赤い椿の花が目に鮮やかでした。

帰り道の途中で、瀬戸内海（播磨灘）を望む展望台に出くわしました。
天候がよければ、瀬戸内海の美しい景色を堪能できたんだろうなぁと、少し残念でした。

書写山からロープウェイとバスを利用して、閉園時間の３０分前にようやく姫路城に到着。

なかなか広大な公園です。

満開を過ぎていましたが、それでも何とか、桜の花がきれいな姫路城を撮影できました。

姫路城 (姫路公園) 名所・史跡

違う角度からワンショット。

夜ライトアップした姫路城もきれいだろうなぁと思いますが、予約が必要のため、また次の機会の楽しみにしたいと思います。

姫路城の近くにあるアンテナショップで、（確か桜味の）ソフトクリーム売場を見つけて早速購入。
少し甘いものが食べたくなっていた頃だったので、美味しくいただきました。

この後、JR姫路駅から神戸へ向かいました。

神戸駅から３分ほどの便利なロケーションにある「神戸ホテルジュラク」。
開業日当日に利用しました。

神戸ホテルジュラク 宿・ホテル

ダブルルームの様子。デスクが広いのでリモートワークにも適していると思いました。

開業当日の利用だったため、すべてが綺麗であたかも新築住居にお邪魔した感覚で利用できました。

開業記念でいただいたミネラルウォーターとコヒー。除菌シートもついていて、とてもよいお土産だと思いました。

ポートタワー側のお部屋ですが、ホテルの向かい側にマンションがあるため、神戸ポートタワーが気持ち見える程度です。

コインランドリーもあるので、連泊でも安心です。

夜ライトアップされた神戸ポートタワー。お部屋から静かな夜景を楽しむことができました。

朝食開始時間に訪問したので、会場は空いていました。

朝食は食材が豊富で、どちらも美味しく頂きました。
通常は一人当たり1650円の料金ですが、開業記念価格（430円）で頂くことができました。

当初は神戸外人墓地等を観光しようと思っていましたが、ホテルから見たポートタワーが気になって、チェックアウト後、ぶらぶらとポートタワー方面へ歩いていきました。

途中で神戸港開港１５０周年を記念した写真パネルを見つけました。

神戸港の歴史を偲ぶ写真を眺めながら、ポートタワーへ向かいます。

ホテルから１０分ちょっと歩いて中突堤中央ターミナル（かもめりあ）に到着。

中突堤中央ターミナル (かもめりあ) 名所・史跡

スケルトンのピアノが素敵です。

空模様が怪しくなってきましたが、神戸港観光を満喫したくなったので、ポートタワーとクルーズのセット券を購入して観光することにしました（１４００円だったと思います）。

クルーズ船乗船まで時間があったため、まずはポートタワーからの景色を楽しむことにしました。

ポートタワー展望台から、淡路島方面を眺めた様子。

曇りの天気で景色はいまひとつでしたが、分かりやすい案内板があるため街並みの景色を楽しむことができました。

３０分ほどで東西南北の景色をゆっくり眺めました。

１１：４５発のロイヤルプリンセス号に乗船します。

神戸港クルーズ 乗り物

５００名定員ということですが、当日の乗船者数は１０人弱。
ソーシャルディスタンスの点では充分でしたが、とても寂しい感じでした。

せっかくなので、開放感ある眺めのよいデッキの景色を楽しむことにしました。

船上からみるポートタワーの景色。

シップヤードの様子は迫力があります。

海から大型船舶の整備の様子を眺めることができるので、さながら大人の社会科見学といった感じで見ごたえがありました。

「神戸港」と書かれた灯台。なかなか特徴的ですね。

クルーズ船は、赤色の神戸大橋の下をくぐります。

雨が激しくなったので、橋の下の景色は船内から眺めることになりましたが、迫力があって見ごたえがありました。

クルーズ船を下船した後、中華街を目指しました。

14時近い時間の南京町の様子。想定以上に混雑していました。
雨が激しくなってしまったので、早めに伊丹空港行きのバスに乗車しました。

出発時刻の1時間30分前に伊丹空港のラウンジに到着し、軽食をとりながらゆっくり過ごしました。

２日目はやや雨が激しくなってしまい、街並みを歩いて観光するには厳しい状況だったため、また改めて神戸の街を観光したいと思いました。

ANAラウンジ 伊丹空港 グルメ・レストラン