ぶらっと行った茨城日帰り

2021/04/17 - 2021/04/17

ぶらっと行った茨城旅行記です。
前日に急遽親族関連の予定がキャンセルになってしまい、家で何もやることもないのも暇だなと思って茨城方面へ向かいました。向かう事は決めたもののまったく計画がない段階から数時間で工程を決めるのは無理だったのでかなり行き当たりばったりで効率の悪い旅になってしまいました。
それでもアクシデント(下記参照)で動けない時間がありましたが、ある程度はみたいものも見れて良かったです。
またこういうぶらっとしたドライブも行きたいですね。

余談になりますが、この旅行中僕のミス、というか甘く見たのがありかなり体調を崩してしまって２時間くらい安静にしてたので余計見る場所が減ってしまう事態になっています。感の良い方なら旅行記を読んでくださると何が起きたかわかるかもしれませんが、完全に自分の判断ミスです。
一応自分で処置をできるのでなんとかなりましたが・・・。
後日かかりつけの先生に怒られています。今年はこれも含めて先生には３回死んでいてもおかしくないといわれている事が起きているので・・・(８月半ば現在)
身体あっての楽しみですし、ワクチンや熱中症や精神的な悩みなどボロボロになっている今現在ですが、旅行中に身体を壊さないようこれからも楽しんでいきたいと思います。

エリア 石岡・霞ヶ浦(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

突如として空いた日にちだったのでやる事もなく、とりあえず早朝早起きして首都高を通り茨城方面に向かう事にしました。ドライブレコーダーから画像をキャプチャーしています。まだ６時３０分なのでお台場周辺も空いていました。コロナ禍前ならこの時間でももっと交通量多かったでしょうね。

自宅から車で１時間ちょっとで到着した最初の休憩場所は守屋サービスエリア。三郷料金所あたりで渋滞になると思っていましたが、速度低下はあったもののある程度スムーズにここまで来ることが出来ました。
サービスエリアは最近改装されたのか綺麗な建屋になっていました。

守谷サービスエリア 下り 道の駅

フードコートのお店ですが入れ替わりのタイミングなのか休業中のところがあるのと、朝早く７時頃の為やっているお店が少なくて残念・・・。

このキャラは守谷市のゆるキャラで守犬というキャラクターだそうです。どうみてもカエルですが、吹き出しで本人(本犬？)が話している通り、カエルではなくカエルの被り物をしている犬だそうです。交通安全を願う守犬神社もあるらしいです。

早朝なのでまだそんなに混んでいない状況です。２０１５年に改装されただけあって明るく清潔感もあって雰囲気が良かったです。

フードコート守谷SA下り線 グルメ・レストラン

せたが屋というお店でつけ麺を頼みました。遠くからでも見えるレジの上に出ているメニューはだいたい１０００円超えでしたが、レジで細かいメニューを見ると８００円台のものもありました。
とりあえずつけ麺を食べました。朝からつけ麺・・・。

せたが屋 守谷サービスエリア店 グルメ・レストラン

どこに行くか迷ってまずは茨城空港にやってきました。緊急事態宣言中は全便欠航になっていた様ですが、現在は国内線は復活しています。とは言え元々の便数も少ないですしスカイマークのＢ７３７－８００しか見られない空港ですが・・・。

駐車場から歩いてターミナルビルへと向かいます。茨城空港は首都圏防空の要、百里基地の滑走路を利用し基地と反対側にターミナルビルを造った空港です。２０１０年に完成し翌年には東日本大震災、２０２０年には新型コロナウイルスと大変な事が繰り返されていますが、駐車場無料などもありまあまあの状況の様です。
ちなみに百里基地は航空自衛隊優先なのでこれ以上の増便はできない環境になっています。

茨城空港 空港

コロナ禍になり長らく使われていない国際線チェックインカウンターは地元の中学生たちが描いた絵が展示されているコーナーになっていました。
一見チェックインカウンターとわからない状態ですが、上から吊るされたモニターを見ると元々の様子が想像できます・・・。

こちら側は国際線の到着フロア。とは言っても上の写真から右側に視界を移しただけですが・・・。茨城空港ターミナルビルはコンパクトに造られていて国際線・国内線ともに１階に到着・出発フロアがあり２回はお土産屋・フードコート・展望デッキになっています。

そしてこちらは国内線のチェックインカウンター。茨城空港の国内線はスカイマークのみが就航するのでカウンターはここだけです。緊急事態宣言等で茨城空港発着は無くなっていましたが最近復活したとのことである程度の活気を取り戻していました。

茨城みやげと言えば納豆、なのかはわかりませんがお土産屋の入り口にねば～る君の人形が置かれていました。ものすごく身体が伸びるキャラですがさすがにこのぬいぐるみは伸びないかな(笑。
ユニークなゆるキャラとして人気も集めています。

茨城らしい記念撮影のボート・・・。
展望デッキはほとんど人がいませんでしたが、コロナ禍以前は来客多かったんですかね。

茨城空港 空港

神戸空港から飛来したスカイマークエアラインズのＢ７３７－８００。茨城空港は日本の滑走路を持っていますが民航機は基本的に手前の滑走路に降り、空自機は奥の滑走路を利用する様です。

茨城空港 空港

茨城空港はボーディングブリッジを持たずタラップ対応のスポットが二つ。降機した後は県営名古屋空港の様に屋根付きの通路を通ってターミナルに入る形式です。
経費節約と上記した通り航空自衛隊との協定でこれ以上の便数を増やすことが出来ないので、この程度の設備で十分なのだと思います。

茨城空港 空港

茨城空港に隣接する茨城空港公園ではＦ４ファントムが展示されていました。日本では１９６６年に導入され２０２１年に全機退役するまで百里で首都防衛の役目を果たしてきました。ほとんどの国から退役する中日本では今年まで現役で残りましたがＦ３５ライトニング導入により引退となっています。

茨城空港公園 (空港広場) 公園・植物園

茨城空港のすぐそばにある物産センターの空の駅そららにやってきました。小美玉の地場の農作物の直売やレストランのほかにもイベントなども行っているところです。
ただまだ早いからか、それとも新型コロナの為か人はほとんどいなかったです。
イベントは行っているようですけどね。

空のえき　そ ら ら お土産屋・直売所・特産品

小美玉市のゆるきゃら、おみたんの看板がありました。茨城空港がある市だけあって、飛行機と空をモチーフにしている様です。

空のえき　そ ら ら お土産屋・直売所・特産品

いくつか円形の建物がありその中にお土産店や飲食店が入り、その中央は芝生広場になっていました。まだ朝早かったので特にイベントなどはやっていませんでしたがここでも子供向けのイベントなどがあるようですね。芝生なのでくつろぐには良さそうです。

駐車場傍の緑地にはヤギがいました。こちらは茶色いヤギ。子供とか多ければ人気がありそうだけど土曜日とは言え１０時ちょっと前。まだほとんど人もおらずヤギもぼーっと気持ちよく過ごしていました。

空のえき　そ ら ら お土産屋・直売所・特産品

可愛らしい白いヤギもいました。ほかにウサギもいてそちらには餌やり体験もできる様でした。

空のえき　そ ら ら お土産屋・直売所・特産品

空の駅そららの物産館に入ってみるとやはり茨城なのでほしいもが売っていました。種類も多く丸ごとほしいもなんかもあって楽しいです。そして値段も安いですね。
数年前ひたちなか海浜鉄道に乗りに行った際にも買ったのを思い出しました。

こちらは木彫り細工。
結構な数が売られていました。お土産で人気があるのかな。記念にと思わなくはないけど置く場所がないです(´・ω・`)。

空の駅そららを出発して次の目的地鉾田へと向かいます。
そららの前、茨城空港入口の交差点横には北海道のコンビニ、セイコーマートがありました。北海道以外では見る事がないと思っていましたが、調べてみると埼玉や茨城にはあるみたいです。
せっかくなので総菜を食べたかったですが、朝食べてから時間が経っていないので断念・・・。飲み物だけ購入しました。

茨城空港を離れて鉾田へ・・・。鉾田に来た理由はここです、ほっとパーク鉾田。２００７年に廃止された鹿島鉄道の車輛が二両保存されています。ちなみに名前の通り温泉施設ですが、公園にもなっていてこんな天気ですが子連れの人もそこそこいました。

廃止直後は鉾田駅に置かれていた車両ですが２００９年よりここに置かれていて保存会が保存活動をしています。月一回程度中も見学できるようですね。東日本大震災でも被害を受けた様ですが無事に復旧しています。

ほっとパーク鉾田 温泉

こちらの車輛は１９９２年製造のＫＲ－５０５。ＫＲ－５００系列の最終増備車で鹿島鉄道としても最後に導入した車両になります。鹿島鉄道廃止時では唯一のボックスシートの系列だったようです。

ほっとパーク鉾田 温泉

こちらはキハ６０１。元々は鉄道省が製造したキハ４２０００形で１９３６年製造の車輛です。鹿島鉄道の廃止時点でも日本で最古の気動車で、かつ日本で一番長く実戦で活躍した気動車ということになっていました。キハ４２０００形の面影はほぼありませんが、車体の大きさと冷房搭載という事もあり鹿島鉄道では末期まで活躍した様です。

ほっとパーク鉾田 温泉

次にやってきたのが北浦の湖岸です。法律上は霞ヶ浦の一部という扱いの様ですが、実質的には霞ヶ浦から離れている細長い湖です。幼少期地図を見るのが好きな少年だったのですが、細長い湖に興味を惹かれていた事をいまでも覚えています。
ここは湖の北の端の方ですが、やはり細さはよくわかります。細長い事もあってこうやってみると川の様に見えますね。

北浦 自然・景勝地

北浦湖畔に駐車場が大きく整備されていて車で来ても問題はなさそうな公園です。ただ左手の桜はもう見どころを過ぎて葉桜ですが、桜のシーズンは相当に混雑しそうなくらい桜の木が多いですね。
良い花見スポットなんだと思います。

安塚公園 公園・植物園

この公園には小さな遊具や東屋もありましたが、面積のわりに数も少なく基本的には遊ぶというより花見や北浦の見学がメインの公園の様です。

安塚公園 公園・植物園

北浦の東岸を南に進みだいたい北浦の北１/３あたりの位置にある鹿行大橋を渡り行方市に入っていきます。この橋は２０１１年の東日本大震災で崩壊し１名が亡くなった橋です。既に新橋の工事に入っていたのもあり工事を急ピッチで進め２０１２年に開通したそうです。
この橋の向こうが対岸ですので、やはり北浦は広い川くらいのイメージの湖です。

霞ヶ浦沿岸にある道の駅たまづくりにやってきました。道の駅と言っても物産館がメインで休憩設備などは小さめの昔ながらの道の駅の雰囲気でした。ただこの物産館こいこいはかなり混雑していて人気がある様子でした。

行方市観光物産館こいこい グルメ・レストラン

上の写真の物産館の奥には霞ヶ浦があります。日本で二番目に大きな湖ですが琵琶湖のだいたい１／４程の大きさ。あまり目立たない存在なのかもしれません。
ただとは言えこうやって湖岸に来るとスケールの大きさを感じさせてくれます。

霞ケ浦大橋 名所・史跡

天気がイマイチなのが残念。そして風も強かったですね。対岸が見えますがこの辺りは霞ヶ浦では比較的幅が狭いところになっていました。だからここに霞ヶ浦大橋をかけたのだと思いますが・・・。
土浦の方からでは対岸を見るのは難しかったですね。

霞ヶ浦 自然・景勝地

霞ヶ浦を離れて道の駅たまづくりに戻ってきましたが、物産館と違い観光コーナーは無人でビデオが流れてパンフレットが置いてある程度の内容でした・・・。

道の駅 たまつくり 道の駅

道の駅たまつくりに隣接している霞ヶ浦ふれあいランドには展望塔があって霞ヶ浦を望めるみたいです。こんな天気だったので登るかどうか迷いながら近づいたところコロナ対策で休園中でした。
まあ料金もそこそこだったしこの天気だったからやってなくて良かったのかな・・・。

霞ケ浦ふれあいランド 公園・植物園

道の駅たまづくりを出て霞ヶ浦大橋を渡って対岸へと向かいます。関東で一番大きく日本でも二番目に大きい湖だけに橋も長い橋で渡る形でした。今は無料ですが開通当初は有料道路だったようですね。

霞ケ浦大橋 名所・史跡

霞ヶ浦から移動してやってきたのは阿見町にある信太の里という蕎麦屋さん。阿見町役場の比較的近くにあるのですが、県道から一本入った畑の中にある隠れ家的なお店です。

信太の里 グルメ・レストラン

「信太の里」と書いて「シダノサト」と読みます。難読地名ですが古代から明治維新直後までこの地域にあった群の名前なのでそこから取ったのだと思います。１８９６年に信太郡は河内群と合併し稲敷郡となっています。
信太郡は現在の阿見町、美浦町の全域と土浦や牛久の一部でした。
ちなみに苗字だと秋田に多いようです。

信太の里 グルメ・レストラン

入るとこんなアットホームな雰囲気の玄関です。阿見町の観光ブックも置いてあって、これを元に次の行先を考えたりしていました。メニューもあったんですが、この玄関に出ていた信太の里セットを頼むことにしました。

信太の里 グルメ・レストラン

信太の里セットは蕎麦、たけのこご飯、天ぷら、煮物のセットでした。
値段考えるととてもボリュームもある一品でした。

信太の里 グルメ・レストラン

自家製麺なんでしょうね。この石臼を蕎麦挽き機として使っているのかわかりませんが、入り口に展示？されていました。

信太の里 グルメ・レストラン

店の前から眺めた景色です。左手の森の裏が阿見町役場になりますが、町の中心部とは思えない長閑な景色です。
この畑でソバや野菜を作っているのかもしれないですね。

信太の里 グルメ・レストラン

信太の里から車で数分の位置にあるＪＡ直売所の愛菜園へやってきました。茨城と言えば干し芋！ということでここで購入しました。普通のサイズの倍はある感じの丸ごと干し芋はとても美味しかったです。

愛菜園 お土産屋・直売所・特産品

愛菜園から車で数分の霞ヶ浦の湖畔に近い予科練平和記念館にやってきました。ここに来るまでに体調不良を起こしちょっと大変な目にあってしまいましたが、とりあえず自分でできる処置をして回復してなんとか車でやってこれました。一人旅なので何かあるといろいろ大変です。降りる前に１時間半ほど休憩して体調もなんとかなりそうなのでせっかくなので見学をしてみます。

この地には現在も霞ヶ浦駐屯地がありますが、戦前・戦中は予科練が置かれていました。ここはその記念館になります。戦争博物館では第二次世界大戦の悲惨な事実のみを取り扱うところが多いですが、ここは予科練での生活もかなり多く展示しており現代とそう変わらない１０代後半の青年達が日常どう過ごしたかを知ることが出来新鮮な気持ちで見学ができました。
予科練出身者が多く戦死や特攻した事実、土浦空襲の悲惨さなども資料やビデオで学ぶことが出来ます。

予科練平和記念館 美術館・博物館

零戦２１型が展示されていました。とても精密に造られていますがこれはレプリカです。予科練平和記念館の開設５周年で造られたものだそうです。予科練の生徒たちが将来零戦に乗る事を夢見てたことから零戦を作成することになったそうです。

予科練平和記念館 美術館・博物館

レプリカの作成の様子が写真で展示されていました。相当本格的に造りこまれた事がわかります。
庫の跡予科練平和記念館を見学しましたが、中は撮影禁止なので中の写真はありません。

予科練平和記念館 美術館・博物館

原寸大の回天のレプリカです。予科練平和記念館と雄翔館の間に展示されていました。回天は特攻機に比べると知名度が低いですが第二次大戦で実際に起きた悲劇の一つです。
もう少しこの歴史も知られると良いなと思います。

予科練平和記念館 美術館・博物館

予科練平和記念館に隣接する陸上自衛隊土浦駐屯地の中にある雄翔館という施設です。ここに入る前に自衛隊員による検温がありましたが、特に氏名の記入や身分証明書の提示は必要なかったです。
こちらも第二次大戦に関する資料展示が多いです。予科練平和記念館に比べ土浦での出来事よりも特攻に焦点を当てた展示が多くなっていました。

予科練記念館(雄翔館) 美術館・博物館

雄翔館のとなりには庭園があります。戦争で犠牲になった人を悼み出身地を表すように各都道府県から運んだ石と木で造られている庭園だそうです。中心の石と築堤は日本列島を表しているそうです。

予科練記念館(雄翔館) 美術館・博物館

雄翔館から車ではすぐの位置にあるのですが、土浦市にある霞ヶ浦総合公園にやってきました。スポーツ施設なども併設している公園ですが、霞ヶ浦に隣接する公園で自然にふらえる公園でもあります。
天気が残念・・・。
この辺りで体調はだいぶ回復してきたのでもう少し旅を続ける事にしました。

霞ヶ浦総合公園 公園・植物園

藤棚が綺麗に咲いていました。ちょっと天気が悪くて残念ですが、藤棚とヨーロッパ型の風車が良い雰囲気にマッチしていました。

霞ヶ浦総合公園 公園・植物園

この公園、区画によりテーマが違うのかいろんな風景が造られていました。これは日本風の水車ですね。近くには蓮が植えられていて(咲く時期より早かったけど)その中には古代蓮もあるようでなかなかゆっくり見ると楽しいのかな、という感じの公園です。

霞ヶ浦総合公園 公園・植物園

手前は日本風の水車、奥はオランダの様なヨーロッパ型の水車。なんともアンマッチだけどどちらも美しい風景でした。

霞ヶ浦総合公園 公園・植物園

天気がイマイチなので色がイマイチ生えないですがチューリップがたくさん咲いていました。天気が良かったら絶景なんだと思います。
なんかお花畑を見に行きたい気分です・・・(´・ω・`)。

霞ヶ浦総合公園 公園・植物園

風車に登ってみました。展望台の様になっていて３６０°眺める事が出来るようになっていました。
天気よければ最高の眺めなんでしょうね・・・。ちなみにこの写真で見るより実際は暗い雲になっていてちょっと怖い雰囲気でした・・・。雷もなっていましたね。

霞ヶ浦総合公園から車で３０分程走ってやってきたのは鹿島海軍航空隊基地跡。存在は知っていて見学したいと思っていたのでやってきましたが、道がわかりにくくて結構迷ってしまいました(結構方向音痴)。
水上機専用の練習隊としての舞台で霞ヶ浦から離着水を行っていた様です。

先ほどの写真で右側に見えていた柱をアップして撮影しました。銘板は取られていますが門柱です。鹿島海軍航空隊と銘板が入っていたのでしょうか・・・。
下に記載しますが米軍により戦後施設のほとんどが解体された後この地は東京歯科大の施設として利用されており、戦後割と早い時期の写真が残っています。その写真にはこの門柱が残っているのでその時期に造られたか、航空隊の時代の物かは不明です。

廃墟になっているこの建物は上記の通り戦後１９４６年から１９９７年まで東京歯科大附属病院霞ヶ浦分院として利用されていたそうです。元々は鹿島海軍航空隊の本部だったようで１９２４年に基地が開かれた時のものか、以後に造られたかは不明ですがしっかりとした鉄筋コンクリートの建物です。
庁舎は基本二階建てで三階部分には塔屋が建っています。
２０数年前まで現役の病院として利用されていたとは思えない雰囲気でした。

門柱を入ってすぐのところにはいくつか建物が残っていて、自動車庫の跡のようなものもありましたがそれ以外の所は草原が多くなっています。フェンスはしっかりされているので道路以外の部分には入れないですが、それでも雰囲気はよくわかります。
２０２０年には「映像研には手を出すな！」の実写撮影に使われたそうです。実写版見てないけど。

いろいろな資料を読み込むとボイラー棟のようです。この施設の裏には国の研究所があるようで整地されていますが、ボイラー棟や病院跡、発電機棟などが残っています。１９７１年頃までは(と言っても５０年前か)研究所もなくもっといろいろと施設が残っていたようです。

調べてもよくわかりませんでしたが地下施設か何かの遺構でしょうか。公道からフェンス越しに撮影の為近づくことはないないですし、資料も少なく詳細はわかりませんでした。

霞ヶ浦湖畔までやってきました。このなだらかなスロープは離着水した水上機を霞ヶ浦と陸上を行き来させるもので鹿島航空基地時代のものの様です。この手前には村営の大きな駐車場があって災害時の防災拠点になるようになっていました。
当日は雲も厚く風も強かったのでちょっと不気味な雰囲気の写真になってしまいました。

鹿島航空隊基地の隣接地に記念碑が建っていました。後ろのコンクリート建造物も軍事用途の物に見えますが資料を見る限りではこの場所に何かあった記録はないようです。ただどう見ても戦中の施設に見えますが・・・。

道路を走っていると立派な山門を持つ神社があったので駐車場に停めてまた戻ってきて撮影。人もそんなに多くない地域でこんな華美な山門を持つ神社があったのは驚きでした。
ここは入り口としては機能していないようなので鳥居をくぐり中へと入ってみます。

大杉神社 寺・神社・教会

境内に入ってみてもどのお堂も華美で綺麗に装飾されている神社でした。結構お守りなどの種類も多く販売(って言っていいのか)にも熱心の様です。私は利用しなかったんですが、帰ってから調べてみるとトイレもすごい装飾のようですね。

大杉神社 寺・神社・教会

大杉神社に隣接して建っているこの一見神社の様な建物は安穏寺と呼ばれる神社です。江戸時代までは神仏混合で同じ神社だったのだと思います。
華美な大杉神社と比べ装飾は少ないものの、本殿は綺麗に掃除されていて大切に扱われている様子が見えました。

大杉神社 寺・神社・教会

日露戦争の慰霊碑です。日露戦争は一応勝利したということとその後の太平洋戦争のイメージが強く忘れがちですが、特に陸戦では大きな犠牲を出した戦争です。稲敷付近からも出征して亡くなられた方が多くいたのだと思います。
大杉神社に隣接する安穏寺境内にに石碑が建立されていました。

大杉神社 寺・神社・教会

最後によったのはあみプレミアムアウトレット。とりあえず様子を見に来たかっただけではあるのですがちょっと見学。雰囲気は御殿場のアウトレットと似ている感じでした。

あみプレミアムアウトレット アウトレット

この時点では雨が少し収まっていましたが、直前まで大雨でしたし夜になったのもあって人は少なく空いていました。
御殿場のアウトレットは何回か行きましたが、こちらもブランドが多種あり買い物目的で来たら一日時間が使えそうな感じです。

あみプレミアムアウトレット アウトレット

あみプレミアムアウトレットにもフードコートはありましたが、ＳＣやＳＡなどのフードコートと違っておひとりさまはとても食事をしにくい雰囲気だったので車で移動して茨城ではよく見る家系ラーメンたくみ家にやってきした。

横浜家系ラーメン たくみ家 (牛久店) グルメ・レストラン

塩ネギラーメンの大盛を注文しました。ネギは別皿でこちらもボリュームがあります。しっかりした味付けでとても美味しかったです。そして大盛を食べても苦しくならない、こってりだけど胃もたれしないと思ったいいラーメンでした(笑

横浜家系ラーメン たくみ家 (牛久店) グルメ・レストラン

帰りの湾岸線です。松戸まで国道６号を走り外環道の側道で市川に向かい千鳥町から湾岸線に入りました。市川あたりからかなりの土砂降りで視界が悪く制限速度で走るのがちょっと難しいくらいでした。ドライブレコーダーのキャプチャーなのでちょっとわかりにくい画像になってしまっています。
ただちょっと時間かかりましたが事故もなく無事に帰れました。茨城っていうと遠いイメージですが、首都高使えばそんなに遠くないなって感じでした。またいつか行ってみたいですね。