余韻の桜と花の埼玉こども動物自然公園（東園）お外のコアラのピリーくんに会いたい！～出勤は５分の差で逃す＆クオッカ４頭や谷のカモシカ親子

2021/04/03 - 2021/04/03

３月に入ってから暖かい日が続いたため、埼玉こども動物自然公園（略して「埼玉ズー」）の男子コアラの部屋の窓が開けられ、屋外展示も開始されるようになりました。
インスタグラムなどでそのことを知って、私も早く、屋外で過ごす埼玉ズーのコアラが見たくてたまりませんでした。
残念ながらビーくんが今年2021年２月にたった１才９ヶ月で亡くなってしまったため、埼玉ズーの屋外コアラといえばピリーくんだけになりましたが、私自身はピリーくんが外で過ごす姿はほとんど見たことがなかったのです。
できれば、飼育員さんに抱っこされて屋外に出る出勤の様子や閉園間際にお部屋に戻る退勤の姿、そして叶うなら、ビリーくんの亡きパパのように、ユーカリの木から降りて冒険する姿、カメさんと過ごす姿が見たいと思いました。
実は、私の前回の３月20日の埼玉ズー再訪時、ピリーくんの屋外出勤があったのですが、それが珍しく遅い14時30分頃でした。
なので、まさかそんな遅い時間にピリーくんの屋外出勤があるとは思わず、私はそのとき、コアラ舎の外に居合わせていたのに、知らなかったとはいえ、そのまま去ってしまいました。ああ、なんというニアミス！
そのことに後で気付いてとても惜しくなり、ぜひ次回はリベンジしたいと思っていました。

というわけで、実はこの週末は骨休みの週末にすることも考えていたのですが───というのも、先週３月第４週末には伊豆に２泊２日のレッサーパンダ遠征に出かけ、翌週４月第１週末には３泊３日の名古屋・福知山・鯖江のレッサーパンダ遠征を予定していたので───やはり埼玉ズーを再訪することにしました。

とはいえ、今回の再訪は、はじめはむしろ、前回東園のコアラやクオッカやカピバラに時間をかけたので、北園をゆっくり回りたかったのが一番の理由でした。
子牛とか子ヤギとかマヌルロックのロータスくんとか、解禁されたエコハウチューのグンディの赤ちゃんとか。
でも再訪を決めたこの土曜日の天気が好転してきて、ピリーくんの屋外展示の可能性が高まってきたので、期待してしまいました。

結果的には、ピリーくんの屋外展示はあったのですが、出勤シーンは５分の差で見損ねました！
ああ、またしてもなんというニアミス！
ピリーくんが何時に屋外に出勤するかわからなかったので、一息つきたくて、ランチ休憩を取るためにコアラ舎の外に出てしまった５分後に、ピリーくんは出勤したのです！
なら、外で活動するピリーくんが見たい！
と思いましたが、どうやらお部屋でも朝からずっと目覚めていたピリーくんは、外に出てすぐにお昼寝に入ってしまって目覚める様子はありませんでした。
なので、いったんはあきらめて、シカとカモシカの谷をまわってから、当初の第１目的の子たちに再び会いに行くため、北園に戻りました。

だけど、前回に続いてまたしてもニアミスだったのが残念でしかたがありませんでした。
なので、16時近くになった段階で、レッサーパンダのリュウくん・セイくんの夕食を見るよりも、夕方、ピリーくんが目覚めて活動している姿、そして飼育員さんに抱っこされて退勤する姿が見たくて、３度目の正直と思って、東園に戻りました。
でも、ピリーくんは、なかなか目覚めませんでした。
このまま閉園時間になってしまうのかなとあきらめかけた時、ぎりぎりになって目覚めて、ユーカリを食べ始めました！
ただ、閉園時間近くになってもピリーくんが夢中になってユーカリを食べていたため、飼育員さんはいったん迎えに来たのですが、このまま食べ続けさせてあげたいとのことで、退勤シーンは見られませんでした。
たしかにあんなにおいしそうにユーカリを食べているのに、部屋にもユーカリがあるとはいっても、無理やり引きはがして部屋に連れていくのはかわいそうなので、納得できました。
実は、コアラはガラス越しで会うことが多かったので、ピリーくんがユーカリを食べる咀嚼音と、かみ砕いたことで漂うユーカリの香りを嗅げたなんて、初めての経験でした！
それだけでも十分な収穫といえます。
それに、おいしそうにユーカリを食べるピリーくんを、まるでアナログの映画のフィルムのように連写しまくれたのも、けっこう楽しかったです（笑）。

というわけで、後編の旅行記は東園とシカとカモシカの谷の写真でまとめました。
今回の再訪では、遠征と遠征の合間の週末なので、軽く回るつもりだったのに、結果としては、北園と東園を２往復するという、がっっりコースになってしまいました@

＜桜の満開は過ぎたけど、天気の良い土曜を狙った埼玉こども動物自然公園再訪の旅行記のシリーズ構成＞
□（前編）エコハウチュー解禁！～グンディの赤ちゃんやビスカチャカップルやお部屋レッサーパンダのみやびちゃん
■（東園）お外のコアラのピリーくんに会いたい！～出勤は５分の差で逃す＆クオッカ４頭や谷のカモシカ親子

埼玉こども動物自然公園の公式サイト
http://www.parks.or.jp/sczoo/

＜タイムメモ＞
09:15　車で家を出る
09:50過ぎ　第２駐車場に到着
10:00過ぎ　年パスで埼玉こども動物自然公園に入園
（開園09:30）
10:10　コツメカワウソ（オス・チーム３頭）
10:10-10:15　ぴょんぴょん村
10:15-10:25　なかよしコーナー
10:30-10:35　子牛・カナダヤマアラシ
10:35-10:45　レッサーパンダ
（屋外リュウ・セイ／室内みやび）
10:45-10:50　マヌルネコとマヌルロック・子牛
10:55　フラミンゴコーナー（外から）
11:05-11:25　コアラ舎★
（ちょうどユーカリ交換時）
11:30-11:40　クオッカ★
（ダイ／リコ・ビビ・ピオニ）
11:40-11:45　ガマグチヨタカ・ワライカワセミ★
11:50-12:25　コアラ舎★
12:25-12:40　ランチ休憩★
（ピリーの屋外出勤は13時過ぎだろうと思って）
（ピリーは12:30頃に屋外出勤！）
12:40-12:50　コアラ舎★
（屋外ピリーはすでにお休み）
12:55-13:00　カピバラ・ワラビー広場★
13:05-13:15　コアラ舎★
（屋外ピリー目覚めず）
13:20-13:35　コバトンロードからシカとカモシカの谷★
13:45　動物慰霊碑を詣でる★
13:50　ポニー
13:50-13:55　キリン
（ルンも大放飼場に合流して４頭同居）
14:05　コツメカワウソ（メス・チーム４頭／昼寝中）
14:05-14:10　ぴょんぴょん村
14:10-14:25　なかよしコーナー
14:25-14:30　子牛
14:30-14:35　カナダヤマアラシのとうこ
14:35-14:40　マヌルネコとマヌルロック
14:40-15:10　レッサーパンダ
15:10　シロフクロウ
15:10-15:25　エコハウチュー（昼の部のみ解禁）
15:25-15:40　レッサーパンダ
15:40　マヌルネコとマヌルロック
15:55-17:00　コアラ舎★
（ピリーが目覚めるのを待つ）
（ピリー目覚めた後は冒険せず食事コース）
（食事中だったので飼育員さんによる抱っこ退勤なし）
17:00過ぎ　動物園を出る
（閉園17:00）
17:30　駐車場を出発する
18:15-19:10　鶴ヶ島のサイゼリアで夕食
19:30頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

※そのうち、これまでの埼玉こども動物自然公園の旅行記のURL集は、前編の旅行記「余韻の桜と花の埼玉こども動物自然公園（前編）エコハウチュー解禁！～グンディの赤ちゃんやビスカチャカップルやお部屋レッサーパンダのみやびちゃん」の末尾にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11687643

エリア 東松山(埼玉)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

埼玉こども動物自然公園（略して「埼玉ズー」）の東園入口前にあるコバトンロード入口

春らしく華やかな気分になれました。
ちなみに、前回の埼玉ズー再訪で咲きかけていたコバトンロード入口にあった八重桜は、見事な葉桜になっていました。
ちょっと残念。

11時に東園にやってくるまでの北園の動物写真は前編の旅行記にまとめました。
「余韻の桜と花の埼玉こども動物自然公園（前編）エコハウチュー解禁！～グンディの赤ちゃんやビスカチャカップルやお部屋レッサーパンダのみやびちゃん」
https://4travel.jp/travelogue/11687643

11時５分過ぎにコアラ舎に到着

本日11時の段階のコアラ舎情報をチェック

暖かくなったのでミナミコアリクイのチャオくんが出ている頻度が高くなりました。
残念ながら、コタロウくんの「とびだすコアラ」とピリーくんの屋外展示はお休みとなっていました。
でも、このコアラ舎情報は、飼育員さんがコアラ舎にやって来て展示状況を変えることで、変更されることがあります。

ひょっこりリリーちゃん

女子コアラ大部屋ではちょうどユーカリ交換が始まったところで、きのうのユーカリが撤去されたのでコアラたちが見えやすくなっていました。

かきかきリリーちゃん

リリーちゃんは、2018年３月28日生まれ。
平川動物公園生まれで多摩動物公園に移動したコロンくんと、偉大なドリーちゃんの娘です。

よっこらしょと移動

今回ふりかえってみると、リリーちゃんの美ちりに注目した写真は撮れていませんでした。
そろそろリリーちゃんのママ姿が見たいですが、ヒトの女性にもあるように、お母さんになったら体型が変わったりするかな。
私のお気に入りのリリーちゃんの美ちりは、ママになっても維持できるかな。

こちらのおちりは誰のもの？

向かって右上に白い三角っぽくなった輪っかが特徴的です。

クインちゃんのおちり！

クインちゃんは、2015年３月25日生まれ。
2015年１月にオーストラリアのクイーンズランド州から来園したトリオのうちボウくんとドリーちゃんから生まれた最初の子で、王子動物園にいるシャインくんと、こはるちゃんのママです。

ハニーちゃん、今日はこの時間にお目覚め！

ハニーちゃんは、2014年８月３日、はちみつの日の生まれで、ライチちゃんと、東山動物園生まれのピースくんの子。
やっと授かった息子のビーくんは、2021年２月にたった１才９ヶ月で亡くなりました。
埼玉ズーは若いコアラの男の子の急死が多くて、とても哀しくてなりません。

もりもり食べてね、ハニーちゃん！

ハニーちゃん自身は、乳離れはしていたものの、まだママが恋しい時にライチ・ママを亡くしました。
ちっちゃい頃はお姉さんコアラたちにもまれていましたが、たくましく成長しました。

ハニーちゃんがもりもり食べているところにやってきたのは

新たにやってきた子は進路にハニーちゃんがいるのに気付くと

ぴょーんとハニーちゃんの後ろの木にジャンプしたふくちゃん！

ハニーちゃんは、おやっという顔をしていったんユーカリを食べるのを中断しました。

まだ夢の中のこはるちゃん

こはるちゃんは、2019年４月２日生まれ、コロンくんとクインちゃんの子。
2019年こ生まれのトリオの中では１番年上のお姉さんでした。

うっすら目を開けたけど

こはるちゃんはまた寝てしまいました。

少し移動してユーカリを食べていたふくちゃん

ふくちゃんは、2019年６月12日生まれ、偉大なるドリー・ママの末っ子で、美コアラの誉れ高いコタロウくんとの子です。
まだ完全に乳離れしていない時にドリー・ママが亡くなってしまったため、こはるちゃんのママのクインちゃんが、ちょうどこはるちゃんが１人立ちし始めた頃だったので、ふくちゃんを育てました。

ハニーちゃんはさっきの位置でまったり

ユーカリの筒の上にすわっているらしく、ユーカリを座布団にしていました。

ふくちゃん、他のユーカリを探しに移動する

トリオの中で１番小さかったふくちゃんは、姉貴分だったこはるちゃんよりも大きく育ちました。

ふくちゃん、ぱくぱく

パパ似の美コアラっぷり@

ひたすらユーカリを食べるリリーちゃん

おっ、このサイドビューはリリーちゃんの背中から美ちりのラインがよく分かるかもしれません。

ユーカリが少しずつリリーちゃんの口の中に吸い込まれていく

コアラがユーカリを食べているところは、無心になっていつまでも見ていられます。癒やされます。

最後までユーカリを食べきったおちょぼ口@

コタロウくんの部屋は開いていたけれど、コタロウくんの姿は奥の方

コタロウくんは外が好きなのか、窓が置いていない時や外に出ていないときもよく窓辺にいたものですが、この時は奥にいました。

ぷっくらおなかのピリーくん

男子コアラ室は窓が開いていないと姿はほとんど見えませんが、この日はピリーくん屋外展示はまだでしたが、窓は開いていました。
朝晩の気温差が激しい時期だったので、朝イチで屋外出勤ということはなかったようです。

コアラ舎にいるシマオイワワラビーたち

子どももちんまり

たぶん2020年８月生まれの子。

クオッカに会いに、カンガルーコーナーへ

今後クオッカの観覧がまた整理券制度になるかはわかりませんが、せっかく土日も自由観覧なので、クオッカに会いに行かないわけにはいきません。

カンガルーコーナーで放し飼いの女子カンガルーたち

種類はアカカンガルーですが、メスは灰色っぽいです。
女子カンガルーたちのお気に入りの場所がクオッカアイランドになってしまい、通路をあまり渡らなくなっていた女子カンガルーたちですが、本日はクオッカアイランドの横で休んでいる子たちもいました。

カンガルーコーナーの一角にあるクオッカ・アイランド

土日祝日のクオッカの観覧時館は10時から13時。

クオッカ・アイランドの入口近くの様子

ここに本日の展示当番が表示されるようになりました。
本日も、広いエリアにリコちゃんとピオニちゃん母子とビビちゃん、奥の狭い方にダイくんが出ていました。

隣が気になるダイくん

女の子たちがいるのがわかっているのかな

ぼくもお隣に合流したいな～って思っていたかどうか

上から見たアングルですが、口元がほんのり笑っているように撮れたと思います。

リコちゃんとビビちゃん

離れて撮れていますが、向かって右のビビちゃんの方が少し茶色で、左のリコちゃんの方がグレーがかっているのは、こうやって両方いっぺんだとわかりやすいです。

春の若草を食べるピオニちゃん

にっこりおちょぼ口

あの葉っぱが食べたくて背伸びするけど

届かないのであきらめました。
木には成長してもらいたいので、木の葉っぱは食べちゃだめだよ～。

走り出すピオニちゃん

クオッカは走るときはとても速いです。

ピオニちゃん、ママのそばへ

2020年８月に初顔出ししたピオニちゃん。
まだママたちよりすこーし小さいです。
ママたちと同じ大きさになったら、見分けがつくかな？
それとも、このぷっくら頬で、あどけない顔つきは変わらないかな？

おいしい草がないかな～

いいもの、見つけた？

葉っぱだけでなく、茎ももぐもぐ

まぁるい体型が可愛いすぎです、ピオニちゃん！

ちっちゃなおてての爪は長く

ママの方を見る

くりくりおめめで次に目をつけたのは

茎が好きだね、ピオニちゃん

ビオニちゃん、葉っぱも食べる

葉っぱにパクつくピオニちゃん

春の草にご満悦@

ほかになにかいいものがないかと、目を凝らす

ピオニちゃんが手にしているのは松ぼっくりのかけら？

ピオニちゃん、うれしそうです。

でも手にした松ぼっくり（？）を食べるわけじゃなさそう

もっといいものみーつけた！

松ぼっくりのようなものは、そばに捨て置かれていました。

春の繁殖期には可愛い目隠しがなされたオーストラリアガマグチヨタカのケージ

夫婦、仲良く並んで、ほんのり目を開けて

前回は奥の子が大あくびしているところが見られましたが、今回はしばらく見ていても特に動きはありませんでした。

ワライカワセミ、前とうしろ

ワライカワセミ、ヨコ向きで、目がぱちくり

羽根の白い斑点模様を作っている羽毛が、うっすら青みがかっているところも神秘的です。

コアラ舎に戻ってみると、ピリーくんが活動中！

上に登るピリーくん

にこにこ顔で

すたすた移動

うれしそうにユーカリをほおばる

ピリーくんは、2018年４月20日生まれで、リリーちゃんと同級生。
これまで４男を出産したジンベランちゃんの唯一生き残っている男の子。
そして私のお気に入りのエミちゃんの忘れ形見のピノっちの忘れ形見でもあります。

鼻の下が亡きパパみたいにピンク@

もっとおいしそなユーカリはないかな

おやおや、ピリーくん、もうユーカリ・ポットの上に落ち着いちゃうの？

たんだん気温が高くなってきて、天気もよいので、ピリーくんの屋外展示場への出勤があるに違いないと思い、しばらくコアラ舎内でうろうろすることにしました。
今度こそピリーくんの出勤シーンが見たいです。

ホウシャガメさんたち

ピリーくんのパパのピノっちは、屋外展示の時に地面におりて、カメさんのエリアに侵入して、カメさんと遊んでいた（？）ところを、よくコアラ・ファンさんに目撃されていました。

ホウシャガメさんたちも食事中

再びピリーくんのところに戻ってみると

ピリーくんももぐもぐ食べていました。

大きな葉っぱがみるみるピリーくんの口の中に吸い込まれる

次の葉っぱを手にしているところも可愛いです。

ユーカリをたくさん引き寄せて

赤くて若い葉っぱに手を伸ばす

もぐもぐ中の可愛いポーズと顔@

このときも、ピリーくんをたくさん撮りましたが、その中で１番可愛く撮れたと思う写真です。
お耳がふわっとしていて、ピンクなところも可愛いです。
口角が上がって笑顔に見えるところも、ピノっちパパとジンベラン・ママ似だと思います。

ミナミコアリクイのチャオくんにごはん

でも、チャオくん、この時はそんなに食べていませんでした。

食事が残っているのに小屋の中に入ったと思ったら

すたすた出てきて

やっとごはんを食べる

今回は、長い舌が出ているところまで撮れませんでした。

まったりピリーくん

天気がいいので、飼育員さんがお掃除を終えたら、ピリーくんの屋外出勤があるのではないかと思って、待ちながら。

食後のチャオくんは、食後の運動で木登り

ひょいひょいひょい

葉がまださほど茂っていない段階なので、木登り中のチャオくんがよく見えます。

シマオイワワラビー家族は二手に分かれ

シマオイワワラビー戦隊、フォーメーションが決まった？

このあとお掃除をしていた飼育員さんが事務所のデスクに向かってお弁当を食べ始めたので、ピリーくんの屋外出勤はまだだろうと思い、おなかが空いたのでちょっとだけランチ休憩を取ることにしました。
あと５分待っていれば……！

コアラ舎前の広場に期間限定のキッチンカー！

クレープ屋さんですが、以前食べてみてとても気に入ったチーズ明太子餅クレープがあるお店でした！

チーズ明太子餅クレープでランチ休憩！

この日、一緒に回っていた地元のレッサーパンダ・ファンさんも絶賛していました。

後ろ向きに座ってたチャオくん

ふてくされているみたいで可愛かったです。

たった15分のランチ休憩の間に、ピリーくんが屋外に出ていた！

しかももう寝ていました！
このときずっと張っていたコアラ・ファンさんによると、私たちが去った５分後にピリーくんは飼育員さんに抱っこされて屋外出勤を果たしたとのことでした。
どうもお弁当を食べていた人とは別の飼育員さんがピリーくんを外につれていったようです！

コアラの屋外展示場の様子

だらーんと寝ているピリーくん

この時期、ユーカリもまだ葉が少ないので、ピリーくんの姿がよく見えただけでも、まし？

気持ち良さそうに寝ている

おちり側から見たところ

ひょっとしてピリーくんが目覚めないかと思ってしばらく様子を見ていましたが、ピリーくんは熟睡していたので、あきらめました。
本日はほんとは北園でゆっくり過ごそうと思っていた再訪なので。
それにコアラ・ファンさんによると、ピリーくんは午前中からずっと起きていたそうなので、目覚める可能性は低そうでしたから。

カピバラ・ワラビー広場では

カピバラ温泉は３月いっぱいで終わったので、女子カピバラたちは外でまったりしていました。

落ち葉じゅうたんの上で気持ち良さそうにお昼寝

落ち葉をいっぱいくっつけたまま、大あくび@

このベネットアカクビワラビーの女の子は、ほほがぷっくり

どうやら治療中の子がいたようで、この子がそうではないかと思いました。
後日、公式フェースブックに、治療中だったコミネちゃんが亡くなったとありました。
でもこの子はマコちゃんでした。この子と仲良しのコミネちゃんが亡くなってしまったようです。
さぴしいね、マコちゃん。

「４月８日にベネットアカクビワラビーのメスのコネミが死亡しました。11歳でした。
体調を崩したため、３月下旬から治療を続け、効果がみられていましたが４月に入り段々と採食量が少なくなり残念ながら死亡しました。
歳の近いマコと放飼場で一緒に休んだり、エサを食べたりする様子がよく見られました。
これからも長生きしてもらいたいと思っていたので非常に残念です。
コネミ、今までありがとう。」
（埼玉ズーの2021年４月８日の公式フェースブックより）

アメくんはどこかな～と探す

こちらはお姉さんたちのようでした。

アメくん、じっとこっち見る

だいぶ大きくなってきました。
まだあどけなさがりあますが、だんだんと見分けが難しくなり、イヤータグがなければ間違えそうになりました。

女の子たちの方を気にしていた秋馬くん

後ろの子は前の子のおちりに顎を乗せている……わけではない

アングル的にそう見えたのが面白くて、ぱちり。

念のために再びコアラ舎に戻ってみたところ

こはるちゃんが気持ち良く寝ていました。
前に見たときと場所が違うので、いったんは起きて移動したようです。

ユーカリの下で寝ていたジンベランちゃん

ジンベランちゃんはユーカリ交換前からあの位置にいました。
新しいユーカリが補給されて、ばさっと頭にかかっても、起きなかったようです（笑）。

ビーくんは気持ち良く寝たまま

両手をだらり、ほっぺが引っ張られて、可愛い@

少し寝相が変わっていましたが、目覚める様子はありませんでした。

カモシカのパドックとバックヤード

コバトンロードからシカとカモシカの谷をまわったのですが、カモシカ親子の姿は見えず、パドックまでやってきました。

パドックの柵にあった埼玉ズーのニホンカモシカの紹介・その１

埼玉ズーではクロベくんとナデシコちゃんの間に私が知る限りではこれまで４頭の子どもが生まれました。
そのうち2017年６月生まれのサツキちゃんは飯田市立動物園へ、2018年６月生まれのモモちゃんは茶臼山動物園にお嫁入りしました。

パドックの柵にあった埼玉ズーのニホンカモシカの紹介・その２

現在埼玉ズーにいる子どもたちです。
2019年６月９日生まれのナグリくんはパドックで過ごしていて、2020年６月9日生まれのメグルくんはまだ１才未満なのでナデシコ・ママと一緒に過ごしていました。

パドックで過ごしていたナグリくん

ナグリくんのおちり@

あれ、ナグリくん、片方の角が短いね

角は折れてしまったのでしょうか。
カモシカはウシの仲間なので、角はこのまま生え替わることはありません。

谷の中でパドックから見える位置いたナデシコ・ママとメグルくん

母子はいつもの場所にいなかったので、今回はニホンカモシカは見損ねたもしれないと残念に思っていたところでした。
こちらを見ているのは、ナデシコ・ママです。

顔はふわふわで真っ白いメグルくん

じっとこちらを見るメグルくんの顔はまだあどけない

もうすぐ１才のメグルくん。
毛がふわふわなせいもあるかもしれませんが、もうママよりも大きくなっていました！

シカたちはパドックに集合

谷と出入り自由でしたが、今回はどおりで谷で見つからなかったはずです。

角がまだ生えていないね

13時40分頃、動物橋を渡って北園に戻る

自由広場の桜を少しフレームインさせました。

自由広場脇の桜はだいぶ薄くなって

埼玉ズーの随所に桜がありますが、自由広場脇の桜が１番本数が多くて見事です。
でも残念ながら、見頃は過ぎていました。
彼方に見える塔は埼玉平和資料館（ピースミュージーアム）で、どうやら入園は無料のようです。

動物慰霊碑を詣でる

亡くなった動物たちに冥福を祈るとともに、これ以上、飼育動物たちが、飼育下の寿命よりも若くして亡くならず、往生を遂げてくれるように祈りました。

このあとの北園での動物写真は前編の旅行記にまとめました。
「余韻の桜と花の埼玉こども動物自然公園（前編）エコハウチュー解禁！～グンディの赤ちゃんやビスカチャカップルやお部屋レッサーパンダのみやびちゃん」
https://4travel.jp/travelogue/11687643

15時55分に再びコアラ舎へ

16辞過ぎにレッサーパンダのリュウくん・セイくんの夕食タイムがあるのですが、前回と今回続けてピリーくんの出勤シーンがタッチの差で見られなかったことが残念だし、ピリーくんが屋外で過ごすところが見たかったので、夕方になったらピリーくんが目覚めてくれるのを期待して戻ってきました。
これを見ると、ピリーくんの屋外展示だけでなく、コタロウくんの「とびだすコアラ」もフタユビナマケモノのノンちゃんの部屋の窓も開けられたようですが、コタロウくんとノンちゃんは見られませんでした。

ピリーくんがいる屋外展示場

まだ寝てた～

ミナミコリクイのチャオくんは、そわそわ

飼育員さんがやってきて、皿に残ったごはんを、あちこちの枝に塗りつける

しばらくうろうろしていたチャオくんは

ここから木に登り

よっこらしょ！

しっぽも活用しています。

開脚～！

届くかな。

木の割れ目に塗られたごはんを、ぺろぺろ

ぺろぺろ～

もともとミナミコアリクイはこういうところのアリを食べるのだろうと思うので、少しでも野生下に近づけたごはんの食べ方といえるかもしれません。

女子コアラ大部屋でも、コアラたちは活動的

お耳がふさふさなふくちゃんです。

ふくちゃん、枝の間にはさまって落ち着く

こはるちゃん、好みのユーカリを探す

こはるちゃんは、目覚めのときに、枝からぶら下がって伸びをして、後足で背中をかいかいする習慣があります。
すごく面白いです。
コアラ・ファンの間では、「こはるちゃんのみょーん」と呼ばれています@

むしゃむしゃ

目を細めて味わう

ユーカリにぱくつく可愛い横顔

ジンベランちゃーん！

寝ているようでしたが、本日やっと顔を拝めることが出来ました。

ジンベランちゃんも枝にはさまった形で落ち着いている

ジンベランちゃんは、2013年２月23日生まれで、2015年１月にオーストラリアのクイーンズランド州からやってきたトリオのうち、いまでは唯一の生き残っている子です。
４度出産して全部男の子でしたが、うち３頭は幼くして亡くなってしまい、いまは唯一、ピリーくんが元気に過ごしています。

かきかきしてるの、だーれだ？

いつのまにここまで移動していたふくちゃん！

クインちゃんも目覚め

すたすた移動するクインちゃん

そして屋外では、ついにピリーくんが目覚めるか！？

幹で一部隠れてしまっていましたが、可愛い大あくびをとらえることができました。

あくびの後、ちょっときょろきょろして

また寝ちゃった～

ピリーくん、ぜひその木から降りて、地上を冒険するところを見せてほしい～。

カメさんがいったんお部屋に帰ったけど、また出てきた@

きっとピリーくんが遊びに来るのを待っているんだよ。
ピリーくん、カメさんと遊ばないかな。

シマオイワワラビーたちはチュウ！

まだ寝起きでぼんやりしていたピリーくん

起きようかな、どうしよっかな～ってかんじのピリーくん

お耳がへにゃとなって可愛い@

やっと移動する気になったピリーくん

この段階で16時35分でした。

横木に下りたピリーくん

可愛くにっこりポージング@

すたすたと移動する

行き先はユーカリのもと

ユーカリの前で可愛くポージング@

可愛くおちょぼ口を店ながら、ユーカリもぐもぐ

ピリーくんの咀嚼音がかすかに聞こえてくる静けさの中で

このときピリーくんを見守っていたのは私を含めて４人でした。

実においしそうにユーカリを食べるピリーくん

ごはんをおいしく食べられることは幸せだよね！

ピリーくんがユーカリを噛むことで、いい香りまで漂ってくる

コアラにはガラス越しの部屋でしか合ったことがなかったし、埼玉ズーの男子コアラ室の窓が開いていることはあっても距離があるので、咀嚼音が聞こえたり、ユーカリの香りが漂ってきたりしたのは、初めての体験でした！

もりもり食べるピリーくん

でも見守る私たちは、ピリーくんが下に降りて冒険しないかな～とひそかに期待していたりしました。

美味しそうにユーカリを食べるピリーくんも可愛くて仕方が無い

でも、閉園時間まで目を覚まさなかった可能性もあったし、ユーカリを食べるにしてもこっち向きになってくれなかった可能性もあるので、可愛いピリーくんが見放題だっただけでも良かったといえます。

細かな表情の違いにも注目してしまう

ピリーくんはほんとにいい顔してユーカリを食べます。

細長いタイプのユーカリがピリーくんの好みかな

手でユーカリを引き寄せ、お耳が風に揺れて

どっしりとした座り方も可愛い

ピリーくんが飼育員さんに抱っこされてお部屋に戻る姿も見たかったのですが、ピリーくんが夢中になってごはんを食べていたので、迎えに来た飼育員さんは、このまま食事を続けさせてあげたいと言って、無理に部屋に連れて帰ることはしませんでした。

このアングルだとけっこう頭でっかち@

ピリーくんの退勤シーンが見られなかったのは残念ですが、たしかにこんなにおいしそうにごはんを食べているのに、無理矢理部屋に帰してしまうのはかわいそうなので、飼育員さんの気遣いに賛成でした。

最後に女子コアラ大部屋を覗いてみると

ハニーちゃんも枝におさまって落ち着いていました。
そこへ……。

ふくちゃんが登ってきたので、阻止するハニーちゃん

ハニーちゃん、ここはあたしの場所よ、と言わんばかりに、ふくちゃんの顔をぐいっと押し返す

写真だとのんびりして見えますが、どちらもけっこう動きは激しかったです。

ふくちゃんがあきらめ、ハニーちゃんはその場を死守

最後に思いがけず面白いシーンが見られました！

中央エリアの花壇のチューリップと桜のコラボ

動物と子どもたちのオブジェと桜のコラボ

そして閉園時間ちょい過ぎて埼玉ズーを出る

おわり。