満開の時期から少し遅れてしまいましたが、わたらせ渓谷鐵道「わ鐵」に乗って、若干残っていた桜、花桃やその他のお花を楽しんできました。

春のわたらせ渓谷鐵道に乗車

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2021/04/10 - 2021/04/10

213位(同エリア436件中)

エリア

桐生(群馬)

大間々駅から午前１０時５４分発トロッコわたらせ渓谷3号に乗車する事にしました。今回は車で来たので、大間々駅の駐車場に止めて、駅の券売機で駐車料金500円を支払い発券。車のフロントガラスから見える所に置きます。
駅の窓口で一日フリー切符1880円と整理券520円を支払い、改札を入ってホームで係員さんが座席指定をしてくれるので先に席を確保。トイレを済ませて乗車します。ちなみに、乗車当日の９時から先着順で座席指定をしています。
向かいにはトロッコわっしー号。休日は電車の好きなちびっ子連れのご家族で賑わうのでしょうね。
初めて乗車するので、窓口でオススメしてくださった大間々駅から通洞駅まで乗車する事にしました。
車内はこんな感じでした。４月初旬暖かくなったとはいえ、窓無しで風が吹きさらしの席に２時間くらい乗るので防寒は必須です。特に上半身の肌が出ているところが寒いので、イヤーマフラー、手袋が役立ちしました。

残念ながら今回は桜、花桃の満開時期は過ぎてしまいましたが、前後休日も人気のようで残席がかなり少なかったので、早めにチケットを確保された方が良いです。
ちなみに、トロッコの整理券がローチケから予約出来たような気がするのでチェックしてみて下さい。
あと一週間早ければ、車窓から満開の桜や花桃がわんさか見れたそうです。
例年ならばかなり良いタイミングだっただろうに、、今年は思いのほか早く咲いてしまったので満開に予定を合わせるのが難しかったです。
このような親しみやすい感じの車内販売もありました。販売する駅の区間が決まっていたようなので買いそびれにはお気を付けください。
こちらのお弁当を購入。車窓から景色を眺めながら食べたのですが、風が強くて蓋が飛びそうになったり食べづらくて難儀しました。よく見たら前の車両（普通の座席）にも移動可能だったので、そちらで食べた方が良かったのかもしれません。
満開を過ぎてしまい葉桜になっていましたが、場所によってはまだ残っている木もちらほらありました。

あまり速度は出ていませんが、渓谷をどんどん抜けて走ります。これからは新緑や秋の紅葉の時期も良いかもしれませんね。
先程のトロッコお弁当の中身はこんな感じ。内容は季節によって多少違うかもしれません。事前予約出来るようですが、当日1000円で車内販売もしていました。ただし数に限りがあるので、人気のシーズンは売り切れ注意です。
しばらく進むと、温泉の入れる珍しい水沼駅に到着。何組か降りていかれたので、周辺散策後にこちらで温泉に入るのでしょうね。羨ましい。次回はそれもいいなぁ。
こちらの温泉センターは通常の入浴時間は10:30から19:00まで。売店、お土産あり。泉弁（温泉弁当）も販売しているようです。不定休なのでホームページをチェックして行かれた方が良いです。
渡良瀬川の上流「釜が淵の河童伝説」にちなんで「かっぱ風呂」熱めの温泉のようです。入館料は大人600円。個室8畳の休憩室（3時間）は別料金。

のどかな風景が広がっています。難しい事は考えずにひっくり返ってお昼寝したらいいかも。
キレイなお花があちこちに咲いており車窓から眺めてのんびり。寒いのだけちょっと我慢。
電車にカタコト揺られ、のんびりした時間を過ごせてとても癒されます。この辺りはまだお花が咲いていました。
花輪駅のうさぎと亀の像。動きながら写真を撮るのはなかなか難しいですが、なんとか撮る事が出来ました。
ぼんやりしていてお弁当を食べるのを忘れてしまいそうでした。

お水が澄んでいてキレイで川沿いにはキャンプ場があったりします。夏場はキャンプ好き家族で賑わうのでしょうね。
やや標高が高い山の上のところはまだ若干桜が残っていました。
のどかな里山の風景に癒されます。
車内アナウンスで「この先に滝があります。」
皆さんカメラを手にお写真タイム。ゆっくり走ってくれます。滝のすぐ近くを通過するので臨場感あり。
よく見たら下の方に虹が出ていました。キラキラしてキレイ。
ホームに入る手前あたりから撮り鉄の方達がベストポジションを求めて待機していました。
こうべってずっと思っていたらゴウド。
すでに桜はほとんど葉桜になってしまいましたが、このあたりが一番賑わっていました。
優しい駅員さんが手を振って応えてくださいました。ありがとうございます。

やや緑の部分が多いのはご愛嬌。一週間前は満開だったようです。ホントにタイミングが難しい。。
来年満開の頃に頑張ってまた見に来たいなぁ。
今年は暖かい日が早めに続いて、一気に色んな花が咲いてしまったようですが、桜以外のお花も楽しむ事が出来たのでそれはそれで良かったです。
神戸駅から沢入駅の間の草木トンネルが真っ暗な中を結構長い距離があるので、飽きないようにかこんな演出がありました。イルミネーション。乗車した時に天井に何やらあったので気になっていたのですが、こんなにキレイに見えるなんてちょっとビックリでした。乗客目線で色々と工夫されていました。
桜の木に囲まれたキャンプ場。休日でお天気も良いのでそこそこテントはありました。キャンプしながらお花見が出来ますね。
前方の一号車の普通席からの眺め。風が当たって寒くかったので最後の方はこちらに移りました。
通洞駅に到着。二時間くらい乗車しましたが楽しい時間を過ごす事が出来ました。
この辺りはまだ少し桜も残っているようです。
駅には分かりやすいお知らせが沢山貼ってありました。観光客にも優しい配慮ですね。
こちらから足尾銅山観光に向かうそうです。今回は時間の関係で行きませんでしたが、いつか見学したいです。

わたらせ渓谷鉄道は通称「わ鐵」と言われているそうです。
素朴な感じの通洞駅。レトロで味わい深い。
温泉に入れる宿泊施設もあるようです。日帰りで慌ただしくではなく、観光して温泉に入って、また次の日のんびり出掛けるのも良いかもしれませんね。ちなみにこちらは日光市。
周辺観光案内もキチンとあります。本数が限られているので係員さんに帰りの電車についての質問をしている方もいました。
外からの駅舎。山小屋みたいなかわいい建物でした。数分後に来る桐生行きの電車に乗り、大間々駅に戻りました。
帰りは普通の列車に揺られて帰ります。神戸駅、水沼駅あたりから乗車して来る方が多かったです。
今朝は起きるのが早かったので、帰りは電車に揺られウトウトしていたら大間々駅に到着。楽しい時間はあっという間でした。
ホームにキレイなお手洗いもありました。
大間々駅の駅前の駐車場は近くてとても便利。駅の方も親切でまた観光に来たいと思う場所の一つになりました。