上海＆杭州の2都市を土日で駆け巡る。最先端の流通偵察＆シャングリラステイ

2019/12/14 - 2019/12/15

【旅の目的】
□アリババのお膝元、杭州の最先端流通を偵察
□ついでに上海もちゃっかり観光
□湯包、上海蟹を堪能
□杭州では、シャングリラにお泊まり。ホテルステイも堪能

【旅程】
□12/13 NH036 18:00ITM→19:15HND
NH967 22:00HND→00:35(+1)PVG
■ステイ:Da Zhong Pudon Airport Hotel Shanghai
□12/14 CRH　G1357(15:01上海虹橋→15:54杭州東）
■ステイ：Midtown Shangri-La, Hangzhou
□12/15 NH952 16:20HGH→19:40KIX

エリア 杭州(中国)

約1時間半、車内を楽しみ「杭州東」に到着。
杭州の駅も巨大すぎて、国土の広さを実感。

実際大きすぎて、地下鉄の駅を探すのも一苦労。

今宵のお宿は、「Midtown Shangri-La, Hangzhou」。
アジアはラグジュアリーホテルが日本や欧米では考えらえない値段で泊まれるのが嬉しい。

この広々とした素晴らしいお部屋が朝食付きで1,884元(約30,000円）。

https://www.shangri-la.com/en/hangzhou/midtownshangrila/

中国テイストを取り入れつつも落ち着きにあふれた、上品なインテリア。
こんなデスクならお仕事も捗りそう。

少し遠目とはいえ、西湖ビューのお部屋にアサインしてくれた。

クリスマスの装飾も素敵だった。

少しホテルで休んだら、街へと繰り出す。

そう、この旅の目的は杭州の流通施設ウオッチなのだ。
（我ながら趣味がマニアックすぎる。。。）

杭州はアリババお膝元の都市ゆえに、地下鉄が切符を買わずにAlipay・we chat payで乗れたり、デジタル化が大変進んでいる。

杭州地場の百貨店「銀泰」もアリババに買収され、"デジタル百貨店"として人気を集めている。

レストランの店頭はこんなディスプレイがデフォルト。

古臭い百貨店なのに、内装はこんなにギラギラしている。
随分テコ入れされたんだろうなー。

お洋服も店頭はショールームとしての機能を果たし、商品はその場でネットオーダーしている模様。
実際、店は賑わっているがショッピングバッグを提げた人は皆無だった。

街を歩いていると、政治色あふれる（想像）掲示も、なめらかな電照看板。
街の勢いを感じる。

続いて、西湖湖畔に広がる「湖浜銀泰」へ。
建物の造りもバブリー。

遅くまで非常に賑わい、このエリアは大変洗練されている。

ディナーは大衆点評で上位に食い込んでいた「老頭兒油爆蝦」をチョイス。

卓上のQRコードから注文→決済。と進んだオーダー形式が採用されていた。
私たちはAlipayもWe chat payも無いので、普通にオーダー。

東坡肉にジャガイモの炒め物。

つやつやで美しい。
1人1個頼もうとしたら、ラスト1人前だったのでやむなくシェア。

メインは川エビを甘辛く炒めた「油爆蝦」。
ビールが進んで仕方ない(笑)

お昼は蟹、夜は蝦と甲殻類を堪能した一日だった。

食後のデザートは

HEYTEAでチーズフォームティー。

全然並んでないのに1時間ほどかかると言われ不思議に思っていたら、みんなアプリで注文。店頭でピックアップするみたい。

時間はかかったけれど、店内のお席で待てたし、日本では飲めないのでヨシ。

翌朝。朝食ビュッフェ。

新しいホテルのビュッフェは、什器も素晴らしい。

サラダに

ドライフルーツやナッツ

シャルキュトリー＆サーモン

パンたち

パンケーキやワッフル等西洋料理セクション。

チャイニーズセクションでは、その場で作ってくれる麺（もちろんカスタマイズOK）に

ほかほかの蒸篭

薄餅もその場で焼いて好きなトッピングを入れてくれる。

冷製メニューを前菜に

メインの薄餅に鹹豆漿。
付け合わせは洋なベイクドトマト＆ソーセージ。
と、洋中折衷のコースを仕立てられるのが楽しい！

もともとビュッフェはそんなに好きじゃないけど、良いホテルの朝食ビュッフェは別格。

ホテル隣接の超洗練されたモールの装飾。
ハイブランドの並ぶ、綺麗なところであっても、某米企業の著作権を侵害していないか心配になる装飾をしちゃうところが憎めない(笑)

チェックアウト後、「武林門民航售票処」から空港リムジンバスに乗車。
バスの切符買うだけでもパスポートを登録され、徹底された管理社会である旨を感じる。（人民は身分証で購入）

フライト前に、杭州空港の「小柳生煎」で焼き小籠包を買ってから出国審査。
上海での入国時スタンプの日付を変え忘れていたようで、なかなか通してもらえない。
結局、Eチケットの控えを見せて事なきを得たけれど、頼むで…。

羽田経由で上海から杭州を駆け抜ける週末。
とっても濃厚で楽しかった！

この数か月後、まさか世界的にウイルスが大流行するとは…。
今思うと、このタイミングで個性的な旅が出来て、本当によかった。