ワンワールド世界１周航空券で2017年南米＆南極海クルーズ・ホーン岬からドレーク海峡へ。

2017/02/20 - 2017/02/21

ホーン岬（Cape Horn)　南緯55°59分
南アメリカ最南端、ティエラ・デル・フエゴ最南端の岬。

ホーン岬は、裸岩の断崖になっており、頂上の標高は424m。
近くは流速の速いホーン岬海流が流れ、荒天が多く航海の難所。
国際水路機関（ IHO)により、
岬を通過する経線が太平洋と大西洋の境界と定められている。
フエゴ島の更に南にオルノス島に在り、ドレーク海峡に面している。
尚、南アメリカ大陸本土の最南端はホーン岬では無く、フロワード岬。

離島ではディエゴ・ラミレス諸島が更に南に位置する。
このディエゴ・ラミレス島には、チリの海軍の兵士が数名居るとか？
この島は、チリの南極領への飛び石の様な重要な位置づけされているとかで
駐留兵士が３、4ヶ月交代で派遣されているらしい？
これは随分前の椎名誠さんのパタゴニアの本に書いてあった。
今の状況は分からない・・・

椎名さんは、チリの軍艦でディエゴ・ラミレス島に行かれたそう。
ケープ・ホーン、ドレイク海峡の大荒れを体験されたとか？

パタゴニア、ドレーク海峡から南極海辺りの南緯50度前後地帯は
荒れ狂う西からの偏西風の影響を受ける。
南緯40度から60度は暴風圏と呼ばれる。
たまに穏やかな日もある。
下記のように良く言われる。

＊40度　→　吠える
＊50度　→　 狂う
＊60度　→ 　叫ぶ
吠える40度で発生した巨大なうねりが太平洋を北上してHAWAIIの
ビッグウェーブになる事もあるとか・・・？？？


★スケジュール
　
成田→ニューヨーク→サンチャゴ・・・バルパライソから乗船（23泊24日）
ブエノスアイレス下船後→マイアミ（1泊）→ロンドン→パリ（3泊）
→ドーハ（1泊）→バンコク→羽田

エリア その他の観光地(チリ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船
• 航空会社: ラタム航空 JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝7時頃、カーテン開けると
遠くにホーン岬が見える。

ホーン岬周辺。
7Fのプロムナードに降りて見ると、
雲が多いけど青空も見えている。

ホーン岬周辺。
意外に穏やかな海。

ホーン岬周辺。
近付いて来たので、12Fのデッキに上がる。

ホーン岬周辺。
船は２時間程、
この周辺をゆっくり360度まわってくれると言う。

ホーン岬周辺。

ホーン岬周辺。
背後に見える大陸のような陸地の連なりは、
ウォージャストン島らしい。
大きな島らしいが誰も住んでいないらしい？

ホーン岬周辺。
ウォージャストン島らしい？

ホーン岬では、２時間程ゆっくりクルージングしてくれた。

ホーン岬周辺。
ホーン岬にも何処かにチリの軍隊の
南米大陸最南端のミニ基地が在るという。

ホーン岬周辺。
水先案内の船。

ホーン岬周辺。
世界最南端の小さな教会も有る。
小さく写っている。

ホーン岬周辺。
少し、拡大して見る。
世界最南端の小さな教会が確かに見える。

ホーン岬周辺。
誰もいない。
断崖も険しい・・・

ホーン岬周辺。

ホーン岬周辺。

登山家はいつかはヒマラヤへと思うかと。
ヨット乗りにとってはホーン岬がそれに当たるとか？
では、山派の私も１度ヒマラヤに行かなくては・・・

ホーン岬周辺。

ホーン岬周辺。
海難の世界的メッカで、マゼランの帆船時代から数百年の間、
この岬は幾多の海の悲劇を見ていると言われる。

ホーン岬周辺。

ホーン岬周辺。
風が強くて植物も余り育たないとか・・・

ホーン岬周辺。

ホーン岬周辺。
そろそろ、ホーン岬クルージングは終わりのようです。

ホーン岬を後にします。

段々お天気が回復して来て、青空も海の青さも素晴らしい！

この先も無事に航海出来ます様に！

カメラも違いますが・・・
海の色が、下記2012年の時と比べますとかなり濃いブルーでした。

2012年2月のホーン岬。

白波が立っているので、少し波が荒かったのかも？

この日の夕暮れ。

水平線に太陽が沈んで行きます。

ウシュアイアから3日後に南極海に入る。