
2021/01/31 - 2021/01/31
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xiaomaiさん
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礁溪温泉の柴犬一家にまた会いたくなり、急遽、蘭陽への旅を決行。今回は柴犬と戯れるだけでなく、大自然にも触れる旅となった。
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台北市東端の南港から宜蘭までプユマ号で1時間。
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列車は街中、山間部、海岸部を走り抜ける。
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宜蘭に到着し、下調べしておいた食堂へ行く途中にあった、日本式家屋とまっすぐ伸びる椰子の木。
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「阿棟切仔麵」
260宜蘭縣宜蘭市康樂路59之4號 -
店内は広々としている。
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きしめんのような粿仔條。あっさりしたスープでいただく。
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油豆腐は甘いソースで。
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宜蘭戯院。宜蘭地方は歌仔戯発祥の地。映画館であった可能性もある。
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康樂路は活気のある市場となっている。
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漁場に恵まれた宜蘭の市場には新鮮な魚が並ぶ。
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豚足がゴロンと置かれている肉屋
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ピーナッツに焼き芋。目的があり(後述)、ここで焼き芋を購入。
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南興街も賑やかな市場通り。
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市場ビルの屋上にある、註生娘娘を主神として祀る南興廟。
南興廟 寺院・教会
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子供の生育と出産の女神にお参りする人々がこの日も次から次へと訪れていた。
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早く子供を授かりたい若い夫婦が祈っていた。
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そして、お目当てだったこの子(南興宮で飼われている犬)が登場。
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まずは女神様にご挨拶。
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黒くて大きいと怖がられやすいけれど、この子はとてもおとなしい。
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廟の人に焼き芋をあげてもよいかと尋ねたところ、食べたがればあげてもよいとの返事。ところが、匂いを嗅ぐだけで食べなかった。その様子を見ていた廟の人も「栄養があっておいしいのに、どうして食べないの?」と話しかけていた。結局、購入した3つを自分ですべて食べるハメに......。
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日向ぼっこ
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気持ちよさそうに横になって寝てしまった。邪魔をするのはかわいそうだから、その姿をしばらく眺め、南興廟を後にした。
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大きな商業ビル(蘭城新月)の前に移築された宜蘭監獄にあった崗哨。もともとは木造だったけれど、1984年に鉄筋コンクリートになった。
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1920年ごろに植えられたガジュマル。
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赤煉瓦の壁。日本は1895年に宜蘭の統治を始め、街の改造に着手。南門の外に行政の中心となる宜蘭庁署を移し、西側に宿舎を配置。東に刑務所、北に軍隊駐屯地を置いた。高さ207cmの赤煉瓦の壁は宿舎に設けられたもので、優れた人文景観として残されている。
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1906年に建設された宜蘭庁庶務課長宿舎。日本時代、庶務課は宜蘭庁で最大の権利と責任を持つ部署だった。終戦後は県政府の主任秘書(事務局長に相当)の宿舎として使われた。
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今は宜蘭設治記念館となっているこの建物は、日本時代、宜蘭庁長、宜蘭郡守の宿舎であった。戦後は、宜蘭県長(県知事)の官邸として使われ、1997年に修復が工事が進められ、今日ある姿に整えられた。
訪れた日はあいにく開館されていなかった。宜蘭設治記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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でも、周りの壁が低いため、建物や日本式枯山水の庭は見ることができた。
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1906年に乙等官舎として建造され、1926年に宜蘭農林学校長の宿舎となった建物。現在は蘭陽地方の文学を知るための宜蘭文学館となっている。
宜蘭文学館 博物館・美術館・ギャラリー
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実際は、お値段お高めの喫茶店。
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入り口
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縁側に座ってのんびりするのもいいかと思ったけれど、先を急ぐことにした。
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赤煉瓦の壁に高く聳えるヤシの木。
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北横公路と負郭路が交わるところにあった味のある理髪店。
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高齢のベテラン理髪師が経営されているのだろう。
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やってきたのは臺灣戲劇館。9時から17時まで開館しているのだけれど、12時から1時間ほど昼休みとなる。
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到着したのが12時半過ぎで、スマホで宜蘭の情報を収集しながら13時を待った。
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1階には歌仔戯の衣装や
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神将が展示されていた。
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神将は祭りで見慣れているけれど、矮仔爺と玉犬の神将を見たのは初めて。
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芝居の神である西秦王爺と田都元帥。参拝の対象となっているのか、単なる展示物なのかは不明。
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2階に上がると、布袋戯(人形劇)の舞台。土日などに演じられるようだ。
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舞台裏
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2階にはさらに多くの人形が展示されている。
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漳州偶戲の人形
主として台湾北部で演じられ、3つある劇団はすべて宜蘭にある。音楽は北管を用い、人形の髭は取り外しが可能。(学芸員からの情報) -
泉州偶戲の人形
台湾南部で演じられるのが一般的で、南管の曲を用い、人形の髭は取り外すことができない。(学芸員からの情報) -
武松の虎退治
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近代劇の兵士
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三蔵法師御一行
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妖怪の人形
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妖怪の人形
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3階にも平面舞台。
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3回展示場入り口
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芝居で使われる楽器
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これは彰化南瑤宮でおじいさんが弾かれていた楽器。あの音色は本当に癒されるものだった。
https://4travel.jp/travelogue/11676200 -
歌仔戯の衣装
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楊麗花という、台湾の歌仔戯愛好者の誰もが知る大スター(の若かりし頃)
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楊麗花が着用した衣装
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誰もいないカウンターに衣装がかけられていた。見学者が借りて着用し、記念写真を撮るのだと思う。
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1階の学芸員さんにいろいろ質問したら、丁寧に教えてくださった。そして、カードと栞を記念にいただいた。
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台湾の伝統戯曲に興味がある人にはおもしろい博物館。駅から距離があるし、日本語の説明もないから、興味がない場合は、必ずしも行くべきところではない。
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前回休業日でない日に訪れたのに、やっていなかったこちらの牛肉麺の店。この日もやっていなかった。ご主人がリハビリに通っているため、しばらく休業していると後で知った。この店は宜蘭居住の礁溪温泉旅館スタッフに一押しで薦められていた。
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その近くにある阿娘給的蒜味肉羹は昼休み中。結局、食べようと思っていた2店舗とも食べられず。
阿娘給的蒜味肉羹 地元の料理
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「正好鮮肉小籠包」も宜蘭の名店。でも、小籠包を食べたいという気分ではなく通過。
正好鮮肉小籠湯包 中華
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朝訪れた樹齢100年のガジュマルまで戻ってきた。
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台湾のヤマザキパンは、日本にあるデパート内のパン屋としての扱い。
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宜蘭に来たら、お参りせずに帰れぬ昭應宮。
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1808年創建の媽祖廟
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正殿。人が非常に少ないか、まったくいない状態の廟は神明との距離が近く感じられる。
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儀式で使用されるひとがた。
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北門蒜味肉羹
宜蘭市舊城北路127號之1號北門蒜味肉羹-宣 地元の料理
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ニンニクのパンチが効いたおいしいとろみスープ。食べれば食べるほど、阿娘給的蒜味肉羹の味に似ていると感じた。この日の夜、阿娘給的蒜味肉羹オーナーのお姉さんが開いた店だと知った。なるほど......。
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三十年老店という名の店
宜蘭市聖後街36號號前 -
2本でたったの10元。
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鶏肉串
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龍鳳腿
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お客さんがひっきりなしにやってくる。安くておいしいから当たり前。
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この辺りは東門観光夜市となっている。賑やかな夜市が開かれるのを待たずに、鉄道で柴犬一家が待つ礁溪へ向かうことにした。
(続)
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