2021/03/07 - 2021/03/07
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Tokyo 634さん
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ご覧いただきありがとうございます。
青春18きっぷで行く、飯田線乗りつぶし旅のパート2です。
今回は、本長篠~天竜峡間の様子です。
本長篠~天竜峡間は、天竜川に沿うルートで、急峻な山々を抜けるため、秘境駅も数多く、とても見どころたくさんの区間です。
飯田線乗りつぶし旅①はこちら
https://4travel.jp/travelogue/11682170
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全線の乗り通しには6時間以上かかるJR東海のラスボス、飯田線に乗車しています。
前編では、比較的平野を走る豊橋~本長篠間を紹介しました。
いよいよ今回は、飯田線で最も険しい山越えの区間、急流・天竜川が作る地形と秘境駅など見所が満載の区間を通過します。本長篠駅 駅
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本長篠駅を発車しました。
車内では車掌が全乗客の検札し降車駅を訪ねていました。
また、途中駅から乗ってきた乗客の元に駆け付けて運賃を収受し、すぐに車掌室に戻ってドア開閉を行うという飯田線名物(?)の「車掌シャトルラン」を見ることができます・・・
絶対に不正乗車をさせないという心意気がすごいです。駅間が短く時より車掌氏がダッシュしていたのでとても大変そうでした。
心なしか飯田線の車掌は若い方が多い気がします。 -
9:46 @三河川合駅(愛知県新城市)
三河川合駅で対向列車待ち合わせのため8分停車。
この先、三河川合~天竜峡間は、三信鉄道として開通した区間です。
三信鉄道は、もともと天竜川にダムを造るために作られた路線でした。中央構造線の通るとても険しい地形に鉄道を通すのは相当な難工事だったようです。三河川合駅 駅
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三河川合駅のすぐ横まで山が迫っています・・・
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三河川合駅で列車交換。対向列車も213系でした。
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10:08 @出馬駅(静岡県浜松市天竜区)
出馬と書いて「いずんま」と読みます(汗)
初見では読めません...
出馬駅から再び静岡県に戻ります。飯田線は愛知県と長野県を結ぶ路線ですが、途中で静岡県も通ります。出馬駅 駅
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浜松市の天竜区あたりは「天竜杉」としても有名な林業が盛んな地域。
至る所にスギの木がありますが、この時期は花粉がすごいですね・・・() -
たまにぽつぽつと集落があるような山あいの地形を進みます。
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10:22 @中部天竜駅(静岡県浜松市天竜区)
中部天竜駅に到着。当駅では20分も停車します。
この駅で乗務員交代が行われるようです。中部天竜駅 駅
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中部天竜駅の駅舎はこんな感じ。
中部天竜駅は、浜松市天竜区・佐久間の中心駅で割と栄えています。
有人駅で、日中時間帯はJR全線きっぷうりば(みどりの窓口)も営業しています。 -
中部天竜駅の駅前はこんな感じ。
住宅もけっこうありますね。 -
駅から徒歩数分のところに、天竜川が流れています。
飯田線は中部天竜より先、飯田方面では天竜川を横目に進みます。 -
駅近くには三遠南信道・佐久間川合ICがありました。
三遠南信道は、現在建設が進む高速道路で多くの区間で飯田線と並走します。
線形も悪く時間のかかる飯田線に比べて、三遠南信道は最新技術でいくつものトンネルを貫いているので移動時間も飯田線に比べて短くなります。
長らく、鉄道優位だったこの地域の輸送も、車による輸送に置き換わってしまうのでしょうか。 -
中部天竜駅には、2009年をもって閉館した「佐久間レールパーク」がありました。
長年活躍した貴重な車両が展示されていたようですが、リニア鉄道館に統合されてしまいました。 -
213系と背後にそびえ立つ山々をぱしゃり。
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対向列車がやってきたのでもうそろそろ発車です。
20分の停車時間もあっという間でした。 -
11:02 水窪駅(静岡県浜松市天竜区)
水窪駅では特急列車待避のため4分停車します。
水窪とかいて「みさくぼ」と読みます。「みずくぼ」ではありません。水窪駅 駅
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水窪の街並み。
集落から駅まで行くにはつり橋を渡るんですね(汗) -
特急伊那路号が通過していきました。
先ほど乗った373系で運転される特急伊那路号は、豊橋と飯田を結んでいます。
この特急伊那路号、定期運転されている特急列車の中で、日本で一番遅い特急としても知られています。
やはり、戦前戦後の時代に作られた線形の良くないルートが多くを占めるのでしょうがないことですね・・・
しかし、その分景色は素晴らしいので、ゆったりと景色を楽しむことができる列車でもあります。 -
11:11 @大嵐駅(静岡県浜松市天竜区)
大嵐駅に停車。「おおぞれ」駅です。
初見だと絶対に「おおあらし」と呼んでしまいますね...大嵐駅 駅
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このあたりはトンネルが多く、携帯も圏外になりがちです。
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トンネルを抜けるとそこはポツンと秘境駅。
木造の味のある駅舎が特徴的ですね。 -
11:16 @小和田駅(静岡県浜松市天竜区)
木造の駅舎が特徴的なのは小和田駅。秘境駅として超有名な駅です。
なぜこんなところに駅が?と思うほど周りには何もありません。
多客期に運行される「飯田線秘境駅号」も停車する駅で、訪れる人はほぼ全員観光客です。小和田駅 駅
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11:22 @中井侍駅(長野県下伊那郡天龍村)
小和田~中井侍間で県境をまたぎ、長野県に入ります。中井侍駅 駅
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中井侍駅もなかなかの秘境駅。
ホームが狭く、すぐ目の前が崖です(汗) -
11:32 @平岡駅(長野県下伊那郡天龍村)
天龍村の中心駅、平岡駅です。駅前には宿泊施設もあり、飯田線巡りに便利ですね。平岡駅 駅
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11:39 @為栗駅(長野県下伊那郡天龍村)
為栗駅到着。
「してぐり」と読みますが、初見では読めないと思います・・・為栗駅 駅
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急流として知られる天竜川ですが、このあたりはダムにせき止められているので穏やかな流れです。
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11:47 @田本駅(長野県下伊那郡泰阜村)
中井侍駅と同様、田本駅も崖の下にあります。
さらにこの下は天竜川の渓谷なので、どうやって作ったんだ?と疑問に思いました・・・
当駅も秘境駅として有名で、2018年度の1日平均利用者数はなんと1人でした。田本駅 駅
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蛇行する天竜川に沿って上流に進みます・・・
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12:07 @天竜峡駅(長野県飯田市)
豊橋から約4時間、終点の天竜峡に到着しました。
長かったけれど、見どころがたくさんであっという間でした。天竜峡駅 駅
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天竜峡駅の駅舎はこんな感じ。
観光地・天竜峡に隣接しているため土産物店などもありました。
今回はここまで。次回は飯田線への乗車もいよいよ終盤。
秘境感あふれる風景から一転、日本の名峰を眺めながらさらに進みます。
ご覧いただきありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- まるきゅーさん 2021/05/08 21:18:16
- 飯田線良いなあ~
- はじめまして。まるきゅーといいます。
よろしくおねがいします。
飯田線は新城を出てからが本当に秘境と言う感じがしてきますね。
そして頻繁に検札するって東海(御殿場線、飯田線など)と東日本の福島総合運輸区くらいしか無いでしょうかね。天竜区の中心駅は中部天竜より西鹿島な気もしますが...
そして1話目から気になっていたのですが、211系ではなく213系だったような気がします。
3ドア(静岡や長野)は211で、2ドア(岡山、飯田線)は213だった気がします。
まるきゅー
- Tokyo 634さん からの返信 2021/05/08 21:42:56
- 飯田線は面白い・・・
- まるきゅー様、こんばんは。コメントありがとうございます。
飯田線の秘境感は、実際に乗って味わうのがおすすめです。
東京からだと日帰りは新幹線とか使わないと厳しいですが、オススメ路線ですね~
東海は、検札もしっかりとやってる上、指差喚呼もちゃんとやる基本に忠実な鉄道会社だと思います。
長らく、JR東海にお世話になっていましたが、東日本の乗務員と比べると乗務員のやる気が違います(笑)
天竜区の中心駅は、おっしゃる通り区役所など行政の機関もある西鹿島周辺です。西鹿島駅周辺は、浜松市街地の北限のようなところである一方で佐久間駅は西鹿島駅から1山越えたようなところにあります。正確に言うと、佐久間駅は天竜区・佐久間地区の中心駅といった方が正しかったかもしれません。
無意識に211系だと思い込んで旅行記を作ってたので、投稿してから読み直して、あれ?って気付きました(汗)
ご指摘ありがとうございます...
2ドア車は213系でしたよね~
115系と113系みたいな微妙な違いですね((
次回は秘境駅を抜け、打って変わって広がるアルプスの山々の様子などをお届けします。また、公開したらご覧ください。
——
Tokyo634
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