2019/08/12 - 2019/08/20
583位(同エリア901件中)
K2さん
この旅行記のスケジュール
2019/08/12
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車での移動
東名横浜町田IC(3:30)→東名高速道→神戸淡路鳴門道→徳島着(15:00)
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市内阿波踊り見学
2019/08/13
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市内阿波踊り見学、にわか連参加、総踊り見学
2019/08/14
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車での移動
徳島(8:00)→高松港(9:30)
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船での移動
高松港(10:14)→直島(11:04)
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船での移動
直島(14:20)→高松港(15:20)
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車での移動
高松港(15:30)→山人の里着(18:00)
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この旅行記スケジュールを元に
徳島阿波踊りは、一昨年に台風で後半中止、昨年にコロナ禍で全面中止でした。今年こそ全面的開催を願って、一昨年の徳島阿波踊りに参加して、台風襲来中に四国横断した旅行記をお送りします。
年々盛んになる地元商店街の阿波踊りを楽しんでいたのですが、一度は本場の阿波踊りを見たいと思って四国行きを決断しました。初めて見る徳島の阿波踊りは、伝統に優雅さとパワーを調和した踊りで圧倒されました。また、台風10号の暴風圏内の旅行を続行した無謀な冒険記でもあります。
Part1(徳島編)は阿波踊りを主に、直島から高知までの旅行記、Part2(四国横断編)は高知から仁淀川、篠原町、足摺岬、しまなみ海道、などの要所を巡った旅行記です。
[Part1] 8/12~8/15
8/12 横浜町田IC(3:30)→東名・新東名→伊勢湾岸→新名神→山陽道
→神戸淡路鳴門道→徳島着(15:00)(自車ドライブ)
眉山公園、市内阿波踊り見学、東横INN泊
8/13 知人宅訪問
にわか連参加
藍場浜演舞場で有名連、総踊り見学、東横INN泊
8/14 高松港⇔直島(瀬戸内アート)フェリー往復
山人の里泊(美馬);台風避難
8/15 美馬IC→高知道→高知着
桂浜、ホテル高知プラザ泊
[Part2] (四国横断編)8/16~8/19
を続けてご覧ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 船 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回の四国周遊紀行の絵MAPです。8/12に明石海峡を渡って四国に入り、徳島、高松、高知、篠原、宇和島、竜串、松山、今治、道後、坂出と廻り、8/19に四国から瀬戸大橋を渡って帰路に着きました。この間に台風10号が豊後水道を北上し、8/15の暴風圏はMAPに記載のように四国全体を覆っていました。幸いなことに、阿波踊りの2日目までは雨が降らずに、阿波踊り体験と念願の総踊りを観覧できました。しかし、その後は予定していた剣山登山、仁淀川カヌーが不可能になり、代わり直島(瀬戸内海アート)、篠原町(隅研吾建築)に変更して、生涯記念になる四国周遊紀行になりました。
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8/12 自宅を午前3時に出発して、名古屋、大坂でお盆渋滞に巻き込まれたものの、やっと本土から四国への橋渡しの明石海峡大橋に午後1時過ぎに辿り着きました。青空の元で明石海峡大橋を渡る風は今までのロングドライブを癒してくれました。
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明石海峡大橋を渡って淡路SAで一休み。続く大鳴門橋を渡れば四国に入り、今日の終着地、徳島へ午後3時までには到着見込みとなり、まずまずの滑り出しです。徳島市内のホテル駐車場が先着順なので、休憩をそこそこに徳島に向けて出発です。
淡路サービスエリア 道の駅
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宿泊の東横インホテルに無事に到着し、立体駐車場に車を入れ一安心です。市内ロケーション、通常宿泊料金、駐車場の3拍子揃った、このホテルの予約が半年前に取れて、徳島行が決まったと言っても過言ではありません。部屋に落ち着くと、既に初日の阿波踊りが始まり、鳴り物や掛け声がいやでも耳に入ってきます。長距離運転後の一休みを取りたかったのですが、居ても立っても居られずに外へ飛び出しました。
東横イン徳島駅眉山口 宿・ホテル
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まずは車で眉山公園に行き、頂上から一望できる徳島市街を把握することから行動開始です。ゆったりと流れる吉野川の手前に広がる市街全体を見渡し、今夜は市内全所で熱演される阿波踊りの期待に胸が高まります。
眉山公園 公園・植物園
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夕暮れになると、市内の多数の演舞場、踊り広場、踊りロードでは阿波踊りが一斉に始まりました。新町橋の踊り広場(浮ステージ)では幼稚園連がかわいく踊っていました。観覧席は満員大賑わいで大喝さいが起きています。
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徳島大学の学生達は学部やサークル単位でいくつも連を組んで、若さ一杯に飛び跳ねて阿波踊りを披露していました。さすがに理工学部電連は白、赤、青、黄、緑の色とりどりのLEDを灯しての熱演でした。
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甲冑姿で殿、姫が踊る連です。指定場所以外の路地裏でも踊りまくっている連を多数見かけ、全体で何連が繰りだしているのでしょうか。踊っている人達の方が見物客より多い感じがします。まさに「おどりゃにあそんそん」とは、このことだと実感しました。
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8/13 午前中に徳島在住の知人夫妻宅を訪問して、20年来の旧交を温めました。その折に、台風で明日から阿波踊りが中止になると聞かされて、エエー!!です。今宵限りと阿波踊り連の皆さんは熱が入ってきました。私達はにわか連の呼びかけに参加して、阿波踊りの手ほどきを受けました。2拍子の基本ステップは易しいのですが、両手両足のしぐさを同時には、なかなか上手くできません。
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予定時間がきて、にわか連も眉山頂上の灯りが見える大通りの新町橋無料演舞場に移動し、さあ堂々と阿波踊りの披露です。初めて、しかも徳島阿波踊り本場での体験で、心臓がドキドキです。
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連の中で周りと一緒に真似して踊っていれば、だんだん様になってきて、度胸が付いてきました。
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沿道の見物客もありがたく、にわか連を歓声で迎えてくれます。小さな子供も一緒に踊って、「ア、ヤットサー ア、ヤットヤットー」の掛け声も出せるようになって、実に楽しい阿波踊り体験です。
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流石に、身近に見る女踊りの女性たちの日頃鍛えたしぐさが全然違います。一汗かいた後に、平和連の方と一緒に記念写真を撮らせてもらいました。
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さて、最後は藍場町有料演舞場に行って、有名連の阿波踊りと総踊りの見学です。チケットは売出し開始時にネットでGETしました。今夜の藍場町有料演舞場のスケジュールです。期待する有名連が並ぶ1時間半の阿波踊りの後に、総踊りが待っています。
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さすがに、次々に鳴り物を先頭に入ってくる有名連の阿波踊りは、一糸乱れずに貫禄十分で、各連の独自の伝統的な踊りを披露して行きます。しかも、踊り手の皆さんが疲れを見せずに、実に素晴らしい笑顔を振りまくっています。
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有名連の先頭で入場してきたの娯茶平連でした。その娯茶平連の三味線を先頭で仕切る女性に、一目で痺れてしまいました。入場時にきれいな透き通る声の阿波踊りの謡が聞こえてきたのです、「踊る阿呆にみる阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々・・・」。そして、謡が終わると、その女性が三味線の列の中央に加わったのです。有名な娯茶平連の安藤さんと後で知り、あでやかでキリットした姿が目に焼き付きました。本旅行記の表写真はこのシーンをモチーフに描いた絵です。
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徳島の本場阿波踊りで気づいたのは、鳴り物の役割です。三味線と笛、鉦、締め太鼓、大太鼓で奏でるお囃子は踊り子たちを心地よく乗せて躍らせます。三味線の弦の音が響く鳴り物は心地よいですね。やたら大太鼓と鉦を大音量で鳴り響かせるのが最近の主流でしょうか、私の地元の阿波踊りでは三味線と笛の音がかき消されてしまっています。
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葉月連の力強く躍動的に踊る男踊りと優雅にしなやかに踊る女踊りが、お互いを追いかけて急旋回する振り付けは、さすがに踊り子が多いと迫力が有ります。
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最近は女性の男踊りが流行なのでしょうか。そごう連は美しどころを揃えて、男踊りも健康的に艶やかです。
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幾つもの有名連の阿波踊りを堪能した後に、お目当ての総踊りの開始です。最初に参加有名連の高張り提灯が演舞場に入場してきて、次いで三味線を先頭に笛、鉦、締め太鼓、大太鼓の順で鳴り物が進んできます。
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演舞場中央の舞台脇に各有名連の高張提灯が勢ぞろいし、その横に鳴り物が整列して女踊りを待ち構えます。
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イチオシ
いよいよ総勢1500余名と言われる大集団の踊り子が入場です。編み笠姿の女踊りが長蛇の列を組んで、一糸乱れずにそろって踊って来ます。「ア、ヤットサー ア、ヤットヤットー」の掛け声が演舞場全体に響き渡ります。このシーンが見たくて徳島に来たと言っても過言ではありません。感激、感激・・・!です。
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先の高張提灯列のゲート下を、いつまでも途切れない大人数の女踊りが進んで行くのは圧巻のシーンです。
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続いて力強く、ダイナミックな男踊りが追いかけるように踊り抜けて、総踊りのフィナーレを迎えます。
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総踊りが終わっても興奮は冷めやらずに、観客は踊り舞台(道)に降りて総踊りを追いかけます。私達も一緒に演舞場から退場です。
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8/14 今日の阿波踊りが中止になったため、瀬戸内海アートの直島へ振り替え。演舞場の取り壊しが始まった徳島市内を抜けて、高松港に急行。フェリー乗り場で、直島に行ってもとんぼ返りになるよ、夕刻早々に欠航予定だが良いかと言われましたが、まだ青空が見えて海は荒れていません。港の駐車場にポツンと自車1台しか残っていないのに不安を感じましたが、思い切って直島に向けてGOです。
直島 自然・景勝地
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船が直島の港に近づくと、真っ先に草間弥生作の黒いドットの赤カボチャが目に入ってきました。瀬戸内海をバックの野外アートは良いですね。早速、作品に合体して記念写真です。
直島 自然・景勝地
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作品「風のバイオリン」です。青空の元、白さが目立つネットで作成したオブジェです。潮風に耳を澄ますとメロディが聞こえてきた気がしました。
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台風で最終フェリーが出るまでの短時間に、海辺のアートを急ぎ足で訪問。中でも直島銭湯は面白いです。銭湯には浸かれずに見学のみというので、外観だけを鑑賞して、有名どころのうどんやスイーツを食し、高松戻りのフェリーに飛び乗りました。次回機会があれば、瀬戸内海アートの各島を巡りたいです。
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高松港に戻ってきた午後3時半には、行きの青空は消えて台風暴風圏に入った黒い雲が走る空模様になり雨が降りだしました。急いで車を宿泊地の美馬に向けて走り出しました。
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この時、台風10号は着実に四国に向けて北上中。今夜の宿、美馬へ車で急ぐが、とうとう山中で台風の暴風雨が始まり、スマホからは避難警告のアラームが鳴りっぱなしになり、生きた心地がしませんでした。やっと辿り着いた宿の山人の里が避難所にもなっていたので一安心です。
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8/15 昨夜に暴風雨で逃げ込んだ山人の里は、廃校の小学校を改築した、地域住民が運営の簡易宿泊所です。翌朝に外から見ると台風に十分耐えられる立派な木造小学校でした。
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私達の部屋は5年3組の3ベッドで広く、ここは共同設備のキッチン&食堂(食器有)やシャワー室は完備されていて、格安の料金も魅力です。海外で素泊まり体験のある方にはお勧めの宿です。私達以外に2組の家族が宿泊していて、阿波踊りの時にここが穴場で毎年泊まっていると言っていました。
山人の里 宿・ホテル
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一組の家族が、本土への橋が止まらない前に渡ると未明に出発したと聞き、私達も午前6時に急ごしらえの朝食を食べて、高知への高速道路閉鎖の前に入ろうと美馬ICへ急いで出発です。当初の予定では剣山登山でしたが、叶う訳が無く、台風がこれから四国上陸の予報なので、何とか今日中に高知に辿り着くことだけを祈りました。
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高知自動車道ではさすがに風雨が凄くて、20もあるトンネルが暴風雨を避けられて非常に有り難かったです。対向車にほとんど会わずで暴風雨の中を走り、やっと高知の南国SAに辿り着きました。SAの駐車場には私達の車が1台だけ。無事にここまで来れたことを感謝するしかありません。
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高知市内に午前中に着き、連絡を取って早めにホテルを開けてくれたので助かりました。ところが、市内はマヒ状態で市電、バスが全面ストップ、全レストラン、スーパーが閉店のため、持参の食料で昼食を取るしかなく、誰もいない景勝地に出かけました。桂浜は高波のため立入禁止で、竜王岬には高波のしぶきがもろに掛かっていました。
ホテル高知プラザ 宿・ホテル
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公園内の坂本龍馬の像が荒れ狂う太平洋を平然として眺めていました。彼の名言、「人として生まれたからには、太平洋のようにでっかい夢を持つべきだ。」を思い出し、本場のカツオの叩きが食べれなくても、明日からの四国横断の旅に希望をもつことにしました。
(Part2へつづく)桂浜 自然・景勝地
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