2021/02/20 - 2021/02/20
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entetsuさん
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河口湖方面へ観光。これまで見た中で一番美しい富士山を見てきました。
グルメでは「よしだうどん」、観光地では「忍野八海」、神社では「北口本宮冨士浅間神社」としっかり押えるべきポイントは押さえてきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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-
ご覧のような快晴がこの日を含めた3日間続いた中日、2/20日(土)です。
これはさぞ富士山が綺麗だろうと考え、前日に計画してマイカーで出かけました。 -
自宅を出て2時間余り。途中やや混んだ場面もありましたが、概ね順調に走ってきました。
道中、チラチラと富士山の雄姿が見え始め、心浮き浮きやって来ました。
もっとその姿をくっきりと見るべく、ロープウェイに乗りましょう。富士山パノラマロープウェイ(カチカチ山ロープウェイ) 乗り物
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「富士山パノラマロープウェイ」。
高低差220mを3分で結ぶロープウェイを利用して、天上山(てんじょうやま)公園まで行きましょう。
料金は往復で@900円です。 -
ロープウェイを降りて最初に撮った感動の一枚!
天上山 名所・史跡
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場所を変えてもう一枚。
乾燥し空気中に水蒸気が殆ど含まれず、晴れ渡った冬場ならではの景色。
富士の輪郭までくっきり!
こんなに綺麗に見える富士山をかつて見たことが無いです。 -
うさぎ神社。
天上山は、太宰治の小説でも有名な昔話「かちかち山」の舞台といわれています。かちかち山に登場するウサギをお詣りしています。 -
イチオシ
天上の鐘。
富士山のパワーを全身に感じながら鐘を鳴らしたり、撮影するのにも絶好のロケーションです。 -
さらに山の上に進み展望台までやって来ました。
甲斐国名将武田信玄の「顔はめパネル」。 -
展望台からの景色。
富士山側と反対の河口湖方面です。日本アルプスも見えます。 -
イチオシ
展望台から再度見る富士山。
凄い~。 -
拝んでいます。
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たっぷり富士山を楽しみ、ロープウェイで山から下ります。
この景色も中々ですね。 -
昼食です。
山梨といえば「ほうとう」ですが、せっかく河口湖・富士吉田近辺に来ているので、是非とも「吉田うどん」を食べたいとやって来ました。
一番人気といわれる「みうらうどん」。駐車場はほぼ満車。みうらうどん グルメ・レストラン
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それでも5分ほどで席に付くことが出来ました。
靴をぬいで板の間の座敷に座るタイプの店内です。座布団はあります。
メニューが壁に。安いね! -
こちらは厨房です。
次から次から来るお客さんをドンドン捌きます。 -
メニューにもある通り素うどんが300円からと安く、しかもメニューも豊富。
お店のおすすめだといわれる、肉うどん(中)を注文しました。
馬肉、ねぎ、キャベツがトッピングされています。 -
天かすは入れ放題、独特の薬味「すりだね」も適宜入れます。
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イチオシ
天かすとすりだねを入れ、完成形。
麺は、吉田うどんの特徴、極太面の乱切り。長さ、かたさ、太さがバラバラで、これはこれで様々な食感が楽しめる。
思ったほど堅くはないです。
つゆは、味噌と醤油を合わせているそうですが、あっさりとしていながら旨味が感じる独特な味。
なるほど、人気がある訳です。 -
家内も肉うどん(中)でした。
@450円で腹一杯! -
続いてやって来たのは「忍野八海」。
天然記念物かつ世界遺産富士山の構成資産の一部として認定されています。
家内は二度目、私は初の来場です。忍野八海 自然・景勝地
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駐車場に車を停めます。
この一帯は一律300円。 -
忍野八海(おしのはっかい)とは、山梨県南都留郡忍野村にある、その名の通り8か所の湧泉群(池)のことです。
富士山の伏流水湧きだしたものとされます。日本名水百選にも選出。 -
コロナの影響で緊急事態宣言発出中。
外国人には大人気のスポットで、家内が2年前に来たときは大勢居たそうですが、やはり殆ど居ません。
尤も、日本人も少ない。 -
写真では判りづらいけど、噂通りの透明感。
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富士山もバッチリ観えますよ!
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忍野村全体は、かつては宇津湖と呼ばれる巨大な湖でしたが、西暦800年における大噴火において、宇津湖は流れる溶岩によって2つに分断され、忍野湖と山中湖が誕生しました。
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やがて、片方の忍野湖は富士山噴火活動期を経て、徐々に涸れてしまいますが、富士山の伏流水に水源を発する湧水池がいくつか残りました。その代表的な湧水池が忍野八海です。
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「八海」の名は、富士講の人々が富士登山の際に行った8つの湧泉を巡礼する八海めぐりからきています。
多数ある湧泉のうち8つに限ったのは、8を尊ぶ仏教的思想に基づくとされます。 -
富士山の湧水。
しかも何年前の雪どけ水かも判らない・・・。 -
この透明度です。
ニジマスの影が水底に写っています。 -
イチオシ
忍野八海と富士山。
夏場では殆どもやが掛って見ることが出来ないという富士山。今日はバッチリですね。 -
空気が澄んでいるのがよく分かる~。
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忍野村の観光を終えて、次のスポットに向かいます。駐車場に戻りましょう。
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途中、忍野村の観光案内所に寄りました。
忍野村観光案内所 名所・史跡
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観光案内所にはパンフレットや地図などの観光案内が置いてありますが、地図をみていたらボランティアのスタッフさんが「説明しましょうか?」と話しかけてくれて、熱心に色々教えてくれた上にこれを下さいました。
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忍野八海の名水ペットボトル4本。
長男・次男夫婦へのいいお土産になりました。 -
忍野村のマンホールはこんなデザイン!
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駐車場からも立派な富士山。
富士山ばかりですが、富士山を見に来たのでご容赦下さい。 -
イチオシ
次に来たのは「北口本宮冨士浅間神社」(きたぐちほんぐうふじせんげんじんじゃ)。
北口本宮冨士浅間神社 寺・神社・教会
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こちらも、富士山世界文化遺産構成資産のひとつです。
この神社は1900年以上の歴史があり、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東方への遠征の折にこの地で富士山の神霊を遥拝し、「富士の神山は北方から拝せよ」と仰せになり、祠を建てて祀ったのが始まりとされます。
こちらが一の鳥居、扁額には富士山とありました。 -
参道を進みます。流れている空気がピンと張りつめ、緊張感が増します。
杉の木は大きく育ち歴史を感じるとともに、さすがに全国の富士講の最上位に位置する「北口本宮冨士浅間神社」です。寄進された灯籠がずっと並んでいます。 -
暫く進むとこのような石の土台がありました。
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説明板によると「仁王門礎石」とあります。
この神社には、神仏混淆時代には、三重塔・鐘楼・仁王門など、仏教色の濃い壮麗な堂塔があったといいます。 -
明治初年、「神仏分離令」施行の際に撤去され、現在その建っていた跡を確認することませんが仁王門の礎石は往古のままに残されています
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この巨石は?
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この丸い石は、富士講の開祖角行の立行石というのだそうです。
角行は富士山霊を遥拝し、酷寒の中で裸身にて石上に爪立ちして30日の荒行をしたとつたわります。
長谷川角行(藤原角行)は戦国時代に現れて、富士の人穴(富士宮市)や北口本宮参道の立行石等で荒行を重ねて法力を得、祈祷の力により諸病平癒などで庶民を救済しました。
「富士は世界の鎮守」、「天地の始、国土の柱、天下参国治、大行之本也」 として、富士信仰の心を士農工商の隔てなくあらゆる人に広めることとなりました。 -
進むと、赤い鳥居が見えてきました。
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通称「冨士山大鳥居」というそうです。
広島の厳島神社にある海中の鳥居よりも大きく、木造では日本最大級といいます。 -
鳥居の前には小さな川があります。
ここから先が神域ということですね。 -
富士の伏流水は驚くほど綺麗。
昔は、参拝前にここで身を清めていたのかもしれません。 -
鳥居に隠れた太陽が眩しい。
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日本最大級の木造鳥居。
土台も凄い! -
「隋神門」。
江戸時代中期に建造されたと言われます。重要文化財。 -
「神楽殿」。
神楽が奉納される舞台です。これも重要文化財。 -
「手水舎」。
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江戸中期の建立と伝わります。
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手水舎ながら龍や獅子といった彫刻が施され美しい姿です。
これも重要文化財です。 -
コロナ対策で、手水舎の柄杓は撤去されています。
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イチオシ
これが「拝殿・幣殿」です。
ご祭神は木花咲耶姫(コノハナサクヤビメ)。夫君の彦火瓊瓊杵命(ニニギノミコト)、父君の大山祇神(オオヤマツミ)も祀られています。 -
正面中央の唐破風造の向拝は、彫刻や彩色、錺金具などで豪華な装飾がされています。
こちらも重要文化財。 -
拝殿に向かって左にある大木が「冨士太郎杉」で、ご神木のひとつ。樹齢は約1000年といいます。根張りが大きく強くまさにパワースポットです。
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拝殿の右側にも巨木があってこちらはヒノキです。同様にご神木で樹齢約1000年。
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根元から途中で2本に幹が別れますが再び空中で1つにつながり、「夫婦ヒノキ」と呼ばれています。
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拝殿の周囲をぐるっと回ることが出来ます。
ちょうど拝殿・幣殿の後にあるのが本殿です。本殿の中には金色の襖のようなものが
少し見えました。 -
これは「東宮本殿」。
こちらも重要文化財です。
現社殿は、1561年(永禄4年)に武田信玄が川中島合戦の戦勝祈願して浅間本社として造営したものです。 -
本殿の真裏には「恵比寿社」があります。
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東宮本殿に対になって重要文化財の西宮本殿がりますが、修復工事中でした。
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西宮本殿の右手には、富士山への登山口があります。
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登山道入り口手前には境内社の祠が並んでいました。
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神馬舎です。
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摂社である諏訪神社の拝殿です。
この地で有名な「吉田の火祭(よしだのひまつり)」は、北口本宮冨士浅間神社と諏訪神社の両社による例大祭で、毎年8月26日の「鎮火祭」と、翌8月27日の「すすき祭り」の2日間にわたって行われます。
家内のお父さんがこの地の出身で、家内はこのお祭りを見たことがあるそうです。 -
神社の参拝を終え、富士の湧き水で煎れたコーヒーが飲みたいと思い、グーグルマップで調べてやって来たのが「珈琲茶論」。
これで、コーヒーサロンと読みます。
場所は富士急の富士山駅の駅前ロータリーにありました。 -
年配のマスターと奥様が切り盛りする純喫茶。
ガラガラかと思って入店しましたが、なんと常連さんや観光客でほぼ満席。
自家焙煎の豆を美味しい富士の伏流水で煎れたコーヒー。久々にいただいた美味しいコーヒーでした。お客さんの中には、昔懐かしいクリームソーダ(真緑の色)を飲んでいる方もいました。
(雰囲気を壊すようで、写真を撮るのは控えました)珈琲茶論 グルメ・レストラン
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最後にやって来たのは、こちら。
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道の駅「なるさわ」です。
家内の亡くなったお父さんがこちらの山梨県鳴沢村の出身でした。こちらや富士河口湖町や富士吉田市には今でも親戚がいるようです。道の駅 なるさわ 道の駅
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隣接している「なるさわ富士山博物館」。
富士山の成立ちや、マグマや地下水などこの地方にまつわる展示物があるようですが、時間の関係で観覧はまた次回に。なるさわ富士山博物館 美術館・博物館
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「道の駅なるさわ物産館」には地元産の新鮮な高原野菜や手作りジャムなどの加工品がありました。名物のほうとうとパンを買いました。
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駆け足で山梨県から富士山中心に観光してきました。
こちらの道の駅からもくっきりと富士山!
いい旅でした。
でも、早くコロナが落ち着く日々が来ることを祈っています。
海外に行きたいなぁ・・・。
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