菅平高原旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 車で長野県北部の日帰り温泉と菅平でのスキーを楽しんだ。当初はGOTOトラベルでのスキーの予定だったが、その中止のために宿をキャンセルし、日数を短くした。しかし異常な高温のため、スキーは菅平の2日間だけとなり、5日間はあけび温泉と高山村の七味温泉、山田温泉大湯、子安温泉、松代温泉の日帰り温泉巡りとなった。さらに気象庁の1月30~31日の豪雪予想から、予定を切り上げて帰った。

信州北部の日帰り温泉巡りと菅平のスキー

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2021/01/23 - 2021/01/29

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montarou

montarouさん

車で長野県北部の日帰り温泉と菅平でのスキーを楽しんだ。当初はGOTOトラベルでのスキーの予定だったが、その中止のために宿をキャンセルし、日数を短くした。しかし異常な高温のため、スキーは菅平の2日間だけとなり、5日間はあけび温泉と高山村の七味温泉、山田温泉大湯、子安温泉、松代温泉の日帰り温泉巡りとなった。さらに気象庁の1月30~31日の豪雪予想から、予定を切り上げて帰った。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
3.0
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
楽天トラベル

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  •  1月23日の昼に上越市を通過、ここの積雪量はすごい。それでも道路や家々の除雪は完了していた。1970年頃まで、毎年の膨大な雪を地域住民の無賃労働で処理していた。住民にとって豪雪は邪魔物だが、ゆっくり溶ける雪は水量変化の少なく、安定した発電のための重要な資源になっていた。豪雪地帯生まれの田中角栄は、豪雪による水力で得た電力を、他の地域に運んで使うなら、地域の固有資源である水資源の使用に応じた対価を払うべきと考え、電源三法を創案したと聞く。この当時、法案成立の前年からの石油ショックとエネルギー不安、原子力とロケット開発に特化した科学技術庁初代長官の正力松太郎や、代議士の中曽根康弘、源田実らの核エネルギー推進派に後押しされてきた原発の増設地を探している時代でもあった。<br /> ところで、現在もエネルギー動乱の時代、フランスは原発、ドイツは自然エネルギーだが当分はロシアからのパイプラインの安価なメタンガスだろう。日本は馬鹿げた細さのステン温度計が原因で文殊の事故を起こし、福島第一原発でも、馬鹿でも予想できる海岸沿いの危ない非常用電源の水没で、それぞれ数兆円、数十兆円の損失を出した。さらに今冬も、高価な液化メタン不足による電力危機で、放射性水素の処理も進まない東京電力の株価が高騰したと言う。最近、日本では水素、水素と言うが、水素は何からつくり、どのように貯蔵するのかね。<br />

     1月23日の昼に上越市を通過、ここの積雪量はすごい。それでも道路や家々の除雪は完了していた。1970年頃まで、毎年の膨大な雪を地域住民の無賃労働で処理していた。住民にとって豪雪は邪魔物だが、ゆっくり溶ける雪は水量変化の少なく、安定した発電のための重要な資源になっていた。豪雪地帯生まれの田中角栄は、豪雪による水力で得た電力を、他の地域に運んで使うなら、地域の固有資源である水資源の使用に応じた対価を払うべきと考え、電源三法を創案したと聞く。この当時、法案成立の前年からの石油ショックとエネルギー不安、原子力とロケット開発に特化した科学技術庁初代長官の正力松太郎や、代議士の中曽根康弘、源田実らの核エネルギー推進派に後押しされてきた原発の増設地を探している時代でもあった。
     ところで、現在もエネルギー動乱の時代、フランスは原発、ドイツは自然エネルギーだが当分はロシアからのパイプラインの安価なメタンガスだろう。日本は馬鹿げた細さのステン温度計が原因で文殊の事故を起こし、福島第一原発でも、馬鹿でも予想できる海岸沿いの危ない非常用電源の水没で、それぞれ数兆円、数十兆円の損失を出した。さらに今冬も、高価な液化メタン不足による電力危機で、放射性水素の処理も進まない東京電力の株価が高騰したと言う。最近、日本では水素、水素と言うが、水素は何からつくり、どのように貯蔵するのかね。

  •  23日の午後、ミゾレが降る信州上田に到着。24日の朝も上田市街はミゾレ、シャーベット状の積雪が3㎝ほどで、気温も高い。それでも軽雪のスキーを期待し、ダボスに向かう。路上に薄い圧雪があったが、1時間余りで菅平に到着。多量の積雪を期待していたが、菅平は表日本のようで、さらに里雪型だったようで積雪が少ない。しかも、ひどい湿雪が降っていて、ガスで遠望もない。菅平は初めてで、残念だが、駐車場を確認しただけで、今日のスキーは諦め、日帰り温泉に向かった。須坂まで下り、高山村から薄い雪道の松川沿いを登り、七味温泉に向かった。

     23日の午後、ミゾレが降る信州上田に到着。24日の朝も上田市街はミゾレ、シャーベット状の積雪が3㎝ほどで、気温も高い。それでも軽雪のスキーを期待し、ダボスに向かう。路上に薄い圧雪があったが、1時間余りで菅平に到着。多量の積雪を期待していたが、菅平は表日本のようで、さらに里雪型だったようで積雪が少ない。しかも、ひどい湿雪が降っていて、ガスで遠望もない。菅平は初めてで、残念だが、駐車場を確認しただけで、今日のスキーは諦め、日帰り温泉に向かった。須坂まで下り、高山村から薄い雪道の松川沿いを登り、七味温泉に向かった。

  •  12時ごろ、標高1250mほどにある七味温泉に着いた。除雪車の運転手の指示で、三つの建屋の真ん中の駐車場に車を止め、下流側の紅葉館に入った。

     12時ごろ、標高1250mほどにある七味温泉に着いた。除雪車の運転手の指示で、三つの建屋の真ん中の駐車場に車を止め、下流側の紅葉館に入った。

  •  入口には「タヌキが入るので、ドアを必ず閉めて下さい」とあった。無給餌のサルが入浴する地獄谷温泉と違い、ここのタヌキは温泉に浸かることはないと聞いた。野犬、野良猫、鳩、カラス、トンビ、外来生物への給餌は例外なく禁じるべきで、他の野生動物へも原則禁止で、事情を勘案した許可制にすべきであろう。ここの湯に他の客はなく、フロントの前の部屋にある、日帰り入浴料を入れる箱があり、1人500円を入れて湯に向かった。

     入口には「タヌキが入るので、ドアを必ず閉めて下さい」とあった。無給餌のサルが入浴する地獄谷温泉と違い、ここのタヌキは温泉に浸かることはないと聞いた。野犬、野良猫、鳩、カラス、トンビ、外来生物への給餌は例外なく禁じるべきで、他の野生動物へも原則禁止で、事情を勘案した許可制にすべきであろう。ここの湯に他の客はなく、フロントの前の部屋にある、日帰り入浴料を入れる箱があり、1人500円を入れて湯に向かった。

  •  更衣室の前は、室内風呂で、その奥が露天風呂となっている。何と言っても、この露天風呂が、素晴らしい!素晴らしい! 雪があるので、なおさら良い。 ここの濁り湯は薄緑を帯びた乳黄色で、湯色からも気分が安らぐ。

     更衣室の前は、室内風呂で、その奥が露天風呂となっている。何と言っても、この露天風呂が、素晴らしい!素晴らしい! 雪があるので、なおさら良い。 ここの濁り湯は薄緑を帯びた乳黄色で、湯色からも気分が安らぐ。

  •  七味温泉の泉質は、65度の含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉[硫化水素型]とあったが、湯温を下げる過程で、硫化水素が酸化したのか揮発したのか、硫化水素の匂いは弱かった。他に、四角の木桶に「炭色の湯」と黒い濁り湯があった。これは高温の硫黄泉と低温の二価鉄泉を混ぜて、温度調整し、同時に黒い硫化鉄の懸濁ができた湯のようだ。この辺りでは、水溶性の二価鉄を含む地下水が方々から流出していて、河川には赤い三価の酸化鉄の沈殿が大量にみられる。

     七味温泉の泉質は、65度の含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉[硫化水素型]とあったが、湯温を下げる過程で、硫化水素が酸化したのか揮発したのか、硫化水素の匂いは弱かった。他に、四角の木桶に「炭色の湯」と黒い濁り湯があった。これは高温の硫黄泉と低温の二価鉄泉を混ぜて、温度調整し、同時に黒い硫化鉄の懸濁ができた湯のようだ。この辺りでは、水溶性の二価鉄を含む地下水が方々から流出していて、河川には赤い三価の酸化鉄の沈殿が大量にみられる。

  •  帰りは千曲川沿いに上田にむかった。途中の戸倉に、素晴らしい萱ぶき屋根の大きな家があり、立ち寄ってみると、昔の酒造りの家で、4百年ほど前に建てられたと言う。それは、関ケ原の戦いから豊臣が滅びるまでの間、真田家が大活躍した時代である。

     帰りは千曲川沿いに上田にむかった。途中の戸倉に、素晴らしい萱ぶき屋根の大きな家があり、立ち寄ってみると、昔の酒造りの家で、4百年ほど前に建てられたと言う。それは、関ケ原の戦いから豊臣が滅びるまでの間、真田家が大活躍した時代である。

  •  横の無料駐車場に車を止め、建屋に入った。内は土産物店と蕎麦屋だが、客はなく、寂しい。ただ建屋の柱組みはすばらしい。造酒屋の内部の見学は無料だが、平凡な展示であった。

     横の無料駐車場に車を止め、建屋に入った。内は土産物店と蕎麦屋だが、客はなく、寂しい。ただ建屋の柱組みはすばらしい。造酒屋の内部の見学は無料だが、平凡な展示であった。

  •  その後、上田城跡にある上田市立博物館を訪れたが、ここも見学者は僅か2~3人。本館は江戸時代以後の展示で、別館が真田昌幸、幸村(信繁)関係の展示となっていた。しかし展示物は少なく、ビデオ説明も地方史的な戦場の説明が主であった。上田と言えば“戦国末期の真田親子の奮戦”である。市立博物館といえど、上田以外での活躍も含めた真田を主題としない限り、博物館や城跡への県外観光者は増えないだろう。

     その後、上田城跡にある上田市立博物館を訪れたが、ここも見学者は僅か2~3人。本館は江戸時代以後の展示で、別館が真田昌幸、幸村(信繁)関係の展示となっていた。しかし展示物は少なく、ビデオ説明も地方史的な戦場の説明が主であった。上田と言えば“戦国末期の真田親子の奮戦”である。市立博物館といえど、上田以外での活躍も含めた真田を主題としない限り、博物館や城跡への県外観光者は増えないだろう。

  •  翌25日は快晴、勇んで菅平に向かう。奥ダボスの駐車場に8時前に到着。まだ数台が停まっているだけで、カンジキ(リング状の木やアルミパイプを靴の下に履き、あまり沈まずに雪の上を歩く道具)で四阿山に登る人もいた。山頂まで4~5時間との事、ただし平坦な斜面が多く、ガスると道を誤るかも、ただ大きな谷も雪崩の心配もなさそうなのでGPSだけで十分だろう。気温は高いが、昨日の降雪で、朝のゲレンデの状態は、まずまずであった。木々には雪が残り、客は非常に少ない。早速、最上部に登る。

     翌25日は快晴、勇んで菅平に向かう。奥ダボスの駐車場に8時前に到着。まだ数台が停まっているだけで、カンジキ(リング状の木やアルミパイプを靴の下に履き、あまり沈まずに雪の上を歩く道具)で四阿山に登る人もいた。山頂まで4~5時間との事、ただし平坦な斜面が多く、ガスると道を誤るかも、ただ大きな谷も雪崩の心配もなさそうなのでGPSだけで十分だろう。気温は高いが、昨日の降雪で、朝のゲレンデの状態は、まずまずであった。木々には雪が残り、客は非常に少ない。早速、最上部に登る。

  •  菅平は初めてであるが、北アルプスの遠望は素晴らしい。上部ゲレンデからは、穂高岳、槍ヶ岳、白馬岳、妙高山までのパノラマ、さらに立山と剣岳までも頭を出していた。

     菅平は初めてであるが、北アルプスの遠望は素晴らしい。上部ゲレンデからは、穂高岳、槍ヶ岳、白馬岳、妙高山までのパノラマ、さらに立山と剣岳までも頭を出していた。

  •  ゲレンデに人影は疎らで、新雪は柔らかく、楽しく滑れる。ただ昼近くになると、気温が上がり、日が当たる部分から湿り雪のゲレンデとなった。2時ごろには、全面がベタ雪となったので、早めに帰る。

     ゲレンデに人影は疎らで、新雪は柔らかく、楽しく滑れる。ただ昼近くになると、気温が上がり、日が当たる部分から湿り雪のゲレンデとなった。2時ごろには、全面がベタ雪となったので、早めに帰る。

  •  翌26日の朝も快晴。8時に奥ダボス到着。今日も客は少なく、コロナ感染の心配はない。奥ダボスの頂に登ると眺望は昨日と同じ、良い眺望だった。ただ人工降雪を動かした部分は滑りやすいが、圧雪だけの部分はガリガリで、圧雪部分を外れると、表面の凍った雪が引っ掛かり、滑りにくい。昼に近づくとゲレンデは好天の春スキー状態になった。

     翌26日の朝も快晴。8時に奥ダボス到着。今日も客は少なく、コロナ感染の心配はない。奥ダボスの頂に登ると眺望は昨日と同じ、良い眺望だった。ただ人工降雪を動かした部分は滑りやすいが、圧雪だけの部分はガリガリで、圧雪部分を外れると、表面の凍った雪が引っ掛かり、滑りにくい。昼に近づくとゲレンデは好天の春スキー状態になった。

  •  昼食後も出たが、ガリガリ部分と溶けた所が、まだら状態で、良くない。1時に切り上げて、再度、高山村の子安温泉に向かう。菅平から下る谷底は、鉄さびで赤茶色になっていた。真冬の谷水は、地下水の割合が高く、この地域では水溶性の二価鉄を多量に含んでいるようで、水に溶けにくい三価鉄が沈み、赤茶色となっていた。地球創成期の海は主に二価鉄を含んでいたが、シアノバクテリアが酸素をつくり出すと、三価鉄が沈殿し、豪州の巨大鉄鉱床などが出来たという。

     昼食後も出たが、ガリガリ部分と溶けた所が、まだら状態で、良くない。1時に切り上げて、再度、高山村の子安温泉に向かう。菅平から下る谷底は、鉄さびで赤茶色になっていた。真冬の谷水は、地下水の割合が高く、この地域では水溶性の二価鉄を多量に含んでいるようで、水に溶けにくい三価鉄が沈み、赤茶色となっていた。地球創成期の海は主に二価鉄を含んでいたが、シアノバクテリアが酸素をつくり出すと、三価鉄が沈殿し、豪州の巨大鉄鉱床などが出来たという。

  •  子安温泉の入口まで来ると、残念ながら火曜日は休みとあった。それで松川をさらに登り、山田温泉の大湯に向かった。大湯の約百メーター上流の駐車場は無料。大湯には受付があるので、野沢温泉や湯田中の外湯より建屋は少し大きい。湯は透明で、小さいぬる湯が別にあった。ただ、大湯は熱すぎるので、もっぱら、ぬる湯に浸かっていた。

     子安温泉の入口まで来ると、残念ながら火曜日は休みとあった。それで松川をさらに登り、山田温泉の大湯に向かった。大湯の約百メーター上流の駐車場は無料。大湯には受付があるので、野沢温泉や湯田中の外湯より建屋は少し大きい。湯は透明で、小さいぬる湯が別にあった。ただ、大湯は熱すぎるので、もっぱら、ぬる湯に浸かっていた。

  •  この温泉で面白いのは、写真のかけ湯口で、トイには温泉が流れていて、その出口の縦板の上部を引くと、縦板の下部が上がり、湯が出てくる仕掛けだった。

     この温泉で面白いのは、写真のかけ湯口で、トイには温泉が流れていて、その出口の縦板の上部を引くと、縦板の下部が上がり、湯が出てくる仕掛けだった。

  •  26日から長野市泊まり。27日も異常高温が続いていたので、スキーを諦め、市場巡りと、日帰り温泉にした。朝は中野市のオランチェに行く。

     26日から長野市泊まり。27日も異常高温が続いていたので、スキーを諦め、市場巡りと、日帰り温泉にした。朝は中野市のオランチェに行く。

  •  オランチェは人気があり、早朝から多くの人が来る。例年の冬は、無料のキノコ汁を振舞ってくれるが、今年はコロナのため中止だった。大きさ中程のリンゴ3個の袋も、沢山入ったキノコなど、大半の値段が108円と安い。ここで買い入れ、4箱を郵送する。

     オランチェは人気があり、早朝から多くの人が来る。例年の冬は、無料のキノコ汁を振舞ってくれるが、今年はコロナのため中止だった。大きさ中程のリンゴ3個の袋も、沢山入ったキノコなど、大半の値段が108円と安い。ここで買い入れ、4箱を郵送する。

  •  次に、湯田中に近い中野の農産物直売場に向かった。ここの建物は大きいが、客はすくない。ここでも無料のキノコ汁を振舞ってくれていたが、今年は中止だった。昼食後に、また日帰り入浴を目的に、高山村の子安温泉に再挑戦。

     次に、湯田中に近い中野の農産物直売場に向かった。ここの建物は大きいが、客はすくない。ここでも無料のキノコ汁を振舞ってくれていたが、今年は中止だった。昼食後に、また日帰り入浴を目的に、高山村の子安温泉に再挑戦。

  •  子安温泉は村落の外れの杉林の中にある。源泉は地下三百米ほどで、三十年ほど前、個人が掘ったと聞いた。客を見ると、まさに地元民の温泉。源泉は36度で、加熱している。源泉は透明だが、多量の二価鉄を含むため、空気酸化されて難溶性の三価鉄の薄茶色の濁り湯となる。面白いことに、源泉はヨウ素を含む。ソフトな金属の塩を除くと、ヨウ素塩の多くは水に溶けやすいため、海水が特殊な状態で分別濃縮された地層に含まれる。このためチリと千葉県周辺がヨウ素の世界2大生産地となっている。もっとも長野県の過去は海底だったことから、ヨウ素を含む温泉が出ても不思議はない。

     子安温泉は村落の外れの杉林の中にある。源泉は地下三百米ほどで、三十年ほど前、個人が掘ったと聞いた。客を見ると、まさに地元民の温泉。源泉は36度で、加熱している。源泉は透明だが、多量の二価鉄を含むため、空気酸化されて難溶性の三価鉄の薄茶色の濁り湯となる。面白いことに、源泉はヨウ素を含む。ソフトな金属の塩を除くと、ヨウ素塩の多くは水に溶けやすいため、海水が特殊な状態で分別濃縮された地層に含まれる。このためチリと千葉県周辺がヨウ素の世界2大生産地となっている。もっとも長野県の過去は海底だったことから、ヨウ素を含む温泉が出ても不思議はない。

  •  高山村はブドウ栽培が盛んで、複数のワイナリーがある。ここは斜度のある扇状地で、水はけが良く、内陸の高地で日中の寒暖差が大きく、良い品質のブドウが生産されようだ。ただ冬は低温になるため、ブドウの幹にワラが巻いてあった。ブドウの枝は、2次元に広げる方法、機械収穫用かは知らず線上に植える方法、そして1本の幹を2本(写真)あるいは4本に分け、棚の左右に伸ばし、それらから小枝を出す3種の栽培法があった。世界では気候と地形に応じ、それ以外にも多数の栽培法があることは面白い。

     高山村はブドウ栽培が盛んで、複数のワイナリーがある。ここは斜度のある扇状地で、水はけが良く、内陸の高地で日中の寒暖差が大きく、良い品質のブドウが生産されようだ。ただ冬は低温になるため、ブドウの幹にワラが巻いてあった。ブドウの枝は、2次元に広げる方法、機械収穫用かは知らず線上に植える方法、そして1本の幹を2本(写真)あるいは4本に分け、棚の左右に伸ばし、それらから小枝を出す3種の栽培法があった。世界では気候と地形に応じ、それ以外にも多数の栽培法があることは面白い。

  •  今日は小布施温泉泊まり、あけび湯の泉源は43度なので、加熱し次亜塩素酸ナトリウムで消毒をしている。泉源は無色で、硫化水素イオンを含むようだが、pH8のアルカリ性なので硫化水素の匂いはあまりしない。ここには室内湯と露天風呂がある。

     今日は小布施温泉泊まり、あけび湯の泉源は43度なので、加熱し次亜塩素酸ナトリウムで消毒をしている。泉源は無色で、硫化水素イオンを含むようだが、pH8のアルカリ性なので硫化水素の匂いはあまりしない。ここには室内湯と露天風呂がある。

  •  28日も青空で温かく、スキーには悪天だ。気象庁は、これから風が強まり冬型になり、29日から冬型が強まり、毎日1m以上の積雪があると予報しだした。しかし信じられず、西向きのX-JAM高井富士か焼額山なら風が弱いと考えて出かけた。しかし湯田中の手前で、X-JAM高井富士行っても無駄と分かり、焼額山に向かった。しかし焼額山の入口のチケット売り場が閉まっているし、高温で駐車場の雪の状態さえ悪い。このため、また日帰り温泉の松代温泉の松代荘に向かった。ここの泉源は風呂の横で、泉源から吹き出した沈殿物が堆積し、写真のように凄い塊になっていた。

     28日も青空で温かく、スキーには悪天だ。気象庁は、これから風が強まり冬型になり、29日から冬型が強まり、毎日1m以上の積雪があると予報しだした。しかし信じられず、西向きのX-JAM高井富士か焼額山なら風が弱いと考えて出かけた。しかし湯田中の手前で、X-JAM高井富士行っても無駄と分かり、焼額山に向かった。しかし焼額山の入口のチケット売り場が閉まっているし、高温で駐車場の雪の状態さえ悪い。このため、また日帰り温泉の松代温泉の松代荘に向かった。ここの泉源は風呂の横で、泉源から吹き出した沈殿物が堆積し、写真のように凄い塊になっていた。

  •  源泉は44度と高くないが、湧出量が多く、かけ流しとなっている。源泉は透明というが、大量の塩類を含み、二価鉄イオンも含むため、茶色を帯びた黄土色の濁り湯になっている。料金は510円だが、近々に露天風呂が完成するようで、料金も600円になると言う。建物も清潔でなかなか良い温泉だ。<br /> <br /> 今夜は長野市泊まりで、明日は焼額山に行こうと思ったが、29日朝、気象庁が大雪予想を強めたので、スキーを諦めて、宿をキャンセルして帰路についた。しかし予報ほどの大雪は降らず、残念なスキー行だった。

     源泉は44度と高くないが、湧出量が多く、かけ流しとなっている。源泉は透明というが、大量の塩類を含み、二価鉄イオンも含むため、茶色を帯びた黄土色の濁り湯になっている。料金は510円だが、近々に露天風呂が完成するようで、料金も600円になると言う。建物も清潔でなかなか良い温泉だ。
     
     今夜は長野市泊まりで、明日は焼額山に行こうと思ったが、29日朝、気象庁が大雪予想を強めたので、スキーを諦めて、宿をキャンセルして帰路についた。しかし予報ほどの大雪は降らず、残念なスキー行だった。

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