八甲田・酸ヶ湯温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
毎年の行事、厳冬期八甲田。<br />今年は不確定ながら高所を目指しているため、1月末の八ヶ岳、今回の八甲田と、厳冬期の耐寒訓練を兼ねてトレーニングに励んでいる。<br />高所候補のパキスタンはやはり諸条件無理そうなので諦めたが、まだ9月の可能性は残っている。<br />それにしても年々寒さに弱くなっていく気がする…

厳冬期登山 今年も恒例の八甲田

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2021/02/11 - 2021/02/14

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willy

willyさん

毎年の行事、厳冬期八甲田。
今年は不確定ながら高所を目指しているため、1月末の八ヶ岳、今回の八甲田と、厳冬期の耐寒訓練を兼ねてトレーニングに励んでいる。
高所候補のパキスタンはやはり諸条件無理そうなので諦めたが、まだ9月の可能性は残っている。
それにしても年々寒さに弱くなっていく気がする…

旅行の満足度
5.0
ホテル
4.5
同行者
友人
交通手段
自家用車

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  • 到着日(夕刻)はどんよりしていたが、活動初日からドのつくピーカン、しかも無風。しかも気温も高い。この八甲田で滅多にないコンディションではないか。<br />昨年は猛吹雪に閉じ込められ、車で出るのも遭難覚悟、バッテリーが衰弱するほどの厳寒だったのに。<br />

    到着日(夕刻)はどんよりしていたが、活動初日からドのつくピーカン、しかも無風。しかも気温も高い。この八甲田で滅多にないコンディションではないか。
    昨年は猛吹雪に閉じ込められ、車で出るのも遭難覚悟、バッテリーが衰弱するほどの厳寒だったのに。

  • 綺麗だ、静かな時は(住んでいないモノの言いぐさだけど)

    綺麗だ、静かな時は(住んでいないモノの言いぐさだけど)

  • まずはロープウェイで山頂へ。ここまでは普通に観光の人もくる。

    まずはロープウェイで山頂へ。ここまでは普通に観光の人もくる。

  • こんな絶好のコンディションでモンスターに囲まれる。

    こんな絶好のコンディションでモンスターに囲まれる。

  • むこうにみえる最高峰大岳。夏道のトレイルがわかる。

    むこうにみえる最高峰大岳。夏道のトレイルがわかる。

  • まずは山岳コースでひとすべり。フワフワの雪は最高。

    まずは山岳コースでひとすべり。フワフワの雪は最高。

  • 明るすぎて何をとっているかわからないままシャッターボタンを押す<br />(写真はすべてiPhone)

    明るすぎて何をとっているかわからないままシャッターボタンを押す
    (写真はすべてiPhone)

  • おりてから午後は少しスノーシューで散歩

    おりてから午後は少しスノーシューで散歩

  • 空は青黒いほど

    空は青黒いほど

  • 蔵王が有名だけど、わたしは八甲田に軍配をあげる(どちらも見て。蔵王ファンには悪いが)<br />モンスターは巨大で根周り5メートルくらいありそう<br />モミとかトドのような針葉樹しかこうなれない。<br />世界的にも珍しく年々減少しているそうだ。

    蔵王が有名だけど、わたしは八甲田に軍配をあげる(どちらも見て。蔵王ファンには悪いが)
    モンスターは巨大で根周り5メートルくらいありそう
    モミとかトドのような針葉樹しかこうなれない。
    世界的にも珍しく年々減少しているそうだ。

  • 夕陽の時間まであそんで絶景を堪能

    夕陽の時間まであそんで絶景を堪能

  • 厳しい大自然がみせるほんのひと時の美

    厳しい大自然がみせるほんのひと時の美

  • いい1日だったと神様に感謝して温泉にGO

    いい1日だったと神様に感謝して温泉にGO

  • 翌日は登山<br />気温が高い為雪崩にびくびくしながら通過した沢筋を振り返ると、遠くに秀麗な岩木山

    翌日は登山
    気温が高い為雪崩にびくびくしながら通過した沢筋を振り返ると、遠くに秀麗な岩木山

  • 画面は全く見えない。<br />何を撮ってるかわからないのでとにかくシャッターボタンをおす<br />手も冷たくてスマホのタッチも反応が鈍い

    画面は全く見えない。
    何を撮ってるかわからないのでとにかくシャッターボタンをおす
    手も冷たくてスマホのタッチも反応が鈍い

  • こんなすさまじい海老のシッポはみたことない<br />いつもここまで到達できなかった<br />風が厳しすぎてとても稜線まででられなかったから

    こんなすさまじい海老のシッポはみたことない
    いつもここまで到達できなかった
    風が厳しすぎてとても稜線まででられなかったから

  • ジェット機のエンジンみたいに発達している<br />恐ろしい風なのだ

    ジェット機のエンジンみたいに発達している
    恐ろしい風なのだ

  • そして避難小屋の平原まででた<br />絶景

    そして避難小屋の平原まででた
    絶景

  • 至近距離で囲まれる<br />ありがたい

    至近距離で囲まれる
    ありがたい

  • 一歩一歩楽しみながら登れる幸せ<br />この最後を詰めるときがすごく楽しい<br />ここはヒマラヤと仮定しながら歩く<br />それほどの絶景<br />

    一歩一歩楽しみながら登れる幸せ
    この最後を詰めるときがすごく楽しい
    ここはヒマラヤと仮定しながら歩く
    それほどの絶景

  • 小岳

    小岳

  • お菓子(パン?)の甘食みたいな形<br />この絶好のコンディションを分かち合う人たち<br />わかるひとにはわかるよね~というか。

    お菓子(パン?)の甘食みたいな形
    この絶好のコンディションを分かち合う人たち
    わかるひとにはわかるよね~というか。

  • しかし、これ以上ないコンディションでも山頂は厳しい<br />静かに見えるが烈風<br />一瞬で冷え切るのですぐに最高の防寒体制に入るがどこにいても風は防げない<br />急いでテルモスから暖かい飲み物を飲み、食べてエネルギー補給をする。<br />立てば陸奥湾から下北半島の先まで、岩木山のみえる西側など全方向の絶景が撮れるのだが、とても無理なので座り込んだままあきらめた。

    しかし、これ以上ないコンディションでも山頂は厳しい
    静かに見えるが烈風
    一瞬で冷え切るのですぐに最高の防寒体制に入るがどこにいても風は防げない
    急いでテルモスから暖かい飲み物を飲み、食べてエネルギー補給をする。
    立てば陸奥湾から下北半島の先まで、岩木山のみえる西側など全方向の絶景が撮れるのだが、とても無理なので座り込んだままあきらめた。

  • 降りてきて振り返る大岳<br />大好きな八甲田<br />大好きな酸ヶ湯にも入り倒した<br />今年も怪奇なことはおこらなかった<br /><br />最終日の夜、例の地震がきて帰りを心配したが、夕刻までには東北道も全線開通して辛くも無事帰宅。

    降りてきて振り返る大岳
    大好きな八甲田
    大好きな酸ヶ湯にも入り倒した
    今年も怪奇なことはおこらなかった

    最終日の夜、例の地震がきて帰りを心配したが、夕刻までには東北道も全線開通して辛くも無事帰宅。

  • おまけで1月末の八ヶ岳・硫黄岳の記録も。<br />還暦記念山行だったので。<br />これまた激快晴で、途中のしらびそ小屋。<br />マスクだなんだと面倒なので入らないけど。

    おまけで1月末の八ヶ岳・硫黄岳の記録も。
    還暦記念山行だったので。
    これまた激快晴で、途中のしらびそ小屋。
    マスクだなんだと面倒なので入らないけど。

  • この週末大荒れで、予定の北アルプスがだめだったのでヤツに変更。<br />天気はいいがこの雪煙で風の強さがわかる。

    この週末大荒れで、予定の北アルプスがだめだったのでヤツに変更。
    天気はいいがこの雪煙で風の強さがわかる。

  • テンバは誰もいなくて16時到着時-15℃。がんばってラッセルして設営後、寒くて痛いのを我慢してラーメン作ってすする。夜から明け方は-20℃くらいいったかも。<br /><br />翌日は名物、硫黄の香りもすばらしい日本一高所の露天風呂にはいった。<br />この時期だれもいないから。<br />しかし、サルとおなじでなかなかでられない困った温泉なのだ、ここ。<br /><br />雪山はだれもいなくて静かで美しくて、寒いけど大好きだ。

    テンバは誰もいなくて16時到着時-15℃。がんばってラッセルして設営後、寒くて痛いのを我慢してラーメン作ってすする。夜から明け方は-20℃くらいいったかも。

    翌日は名物、硫黄の香りもすばらしい日本一高所の露天風呂にはいった。
    この時期だれもいないから。
    しかし、サルとおなじでなかなかでられない困った温泉なのだ、ここ。

    雪山はだれもいなくて静かで美しくて、寒いけど大好きだ。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • toyonakayamadaさん 2021/02/23 21:13:36
    絶景。冬の八甲田山。最高ですね
    2021年1月。青森県の八甲田山にてスキーを計画するも、コロナで断念。
    JALPAKのパンフレットでは、5月3日までスキーができるらしく、2泊3日で八甲田リゾートホテルを申し込むか迷っていました。が。貴殿の素晴らしい旅行記を拝見して4月末ごろ八甲田山スキーを申し込む決心がつきました。
    雪のモンスターを見たい、見ながらスキーがしたいです。
    これからの貴殿の旅行記を楽しみにしております。

    willy

    willyさん からの返信 2021/02/24 09:08:11
    RE: 絶景。冬の八甲田山。最高ですね
    toyonakayamadaさん

    ご訪問、ご投票とメッセージありがとうございます。
    さっと旅行記のタイトルだけ拝見しに行ったら、ウハウハするような記事が軒並みで、このあと楽しみに拝見したいと思います!我が家も2020年正月にかけてのドロミテが忘れられません。

    しかし八甲田はスキー好きなら大興奮間違いないと思います。まあ、スキーはどこでもそうですが、なにしろ天気次第というところで、今年は本当にありがたいコンデイションでした。(わたしが初めて訪れた10年前は大雨でした)

    4月だとモンスターが残っている可能性は低いかと思いますが、お天気がいいことを切に祈ります。
    八甲田ホテルもすばらしいホテルで、見せかけでない本物のCOMFORTと質の高さを味わわせてくれるお宿だと思います。もう一度と思いながらつい毎度酸ヶ湯になってしまい、なかなか実現しないのでうらやましいです!
    ぜひ楽しんできてください。

    willy
  • 鯨の味噌汁さん 2021/02/19 11:16:05
    鍛えてますねー
    いやいやお見事っす。高所に備えて八甲田山、しかもパキスタンが候補…ってカラコルムにいかはるん?…いいなぁワシも行きたい。(でも山はイヤ、眺めるだけー)

    ワシらの世代はスキーですよね。あの笹かまぼこみたいなのんに乗って滑るのは平成に生まれた連中だす。
    ちなみにワシ気絶するくらいの豪雪地帯で中学高校やった人間ですが、クラスで一番スキーが苦手でした。(⇒雪がないところからの転校生。実にへたくそ)

    東京にでてきたとき「エチゴの出身だったらスキーうまいでしょ」といわれて困ったなー。新潟県人あるあるだけど。

    willy

    willyさん からの返信 2021/02/19 11:51:18
    Re: 鍛えてますねー
    鯨さん

    メッセージありがとうございます。すごく嬉しいです。
    お気づきかと思いますが、最近またいちから読み直させてもらってますよ!
    ほんとにおもしろくて、自由に旅できない鬱憤が発散できてます。

    高所第一候補はラダック(9月)なんですが一人だと費用もちょっと大変で、次にみつけたのがツアーのパキスタン・カラコルム(6月)。仮予約していたんですが先日打診がきて、ただでさえ19日の日程に帰国後2週間の待機も適用となるとのことで、さすがにいくら還暦記念とはいえ会社も許してくれそうもなく断念(ちなみに辞める予定でしたがまだ働いていいとのことで継続決定)。

    そうでしたね、鯨さん、越後でしたね。わたしも雪のない玄界灘育ちですが、学生時代は貧乏でやったことがなく、結婚してから始めたらゲキはまりで、山登りをおぼえてからは山スキーも手をだすようになり、今に至るでございます。
    雪は住むとなると大変だとわかっちゃいますが、やはり綺麗で魅了されます。


    willy
  • picotabiさん 2021/02/18 13:15:52
    サイコーのお天気!!
    willyさん おひさしぶりです。毎年八甲田に行ってるんですね。
    去年末から相方母との3人暮らしになるのでスノボを処分したのですが、めちゃくちゃいい天気の写真見て滑りたくなりました。。ドピーカンで無風の八甲田は珍しいので持ってますね! 不思議体験もなくてよかったです。あー行きたい。八ヶ岳登山もすんごい快晴で、日頃の行い良すぎです。 雪の中の誰もいない露天風呂、いいなー。出たくない気持ち、めっちゃわかります。

    willy

    willyさん からの返信 2021/02/18 13:46:25
    Re: サイコーのお天気!!
    picotabiさん

    お久しぶりです。ご訪問と投票ありがとうございます。
    そうなんです、毎年。何と言われようとこれだけはどうしても(笑)
    今年は山頂までいけて大満足でした。スキー(わたくし、バブル期若者なのでスキーなんです)も本当にサイコーでしたよ。スノボ、きっとお上手でしょうね。ぜひ復活を。わた雪にシュプールが気持ちよさそうでしたよ。

    去年は帰る日だけ晴れて、山スキーしてきた人が10年に1度でしたと話していましたが、今年は2日間まるっと3日目帰る日も青空でした。勝ったね♪と思いました。道路もなんと路面がでていましたよ。雪降ってなきゃなんて楽なのと思いましたが、帰った翌日からご存知大寒波なので本当にラッキーでした。

    温泉、そういえば去年はあすなろ温泉初体験でしたが、なかなかでした。次は東北温泉を目指しています。八ヶ岳・本澤の野天は夏は大盛況で近づけないから冬しかないんですよね~。出るときは決死の覚悟(笑)

willyさんのトラベラーページ

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