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 茨木市北部の山里は古くから人が生活をしている。室町時代には中国で修業を積んで帰国した絶海国師が将軍に直言したことによってこの地に飛ばされて住んでいた。<br /> また、江戸時代は隠れキリシタンの里であった。<br /> 現在はスポーツ公園がありすごい滑り台が設置されている。このような里を自転車で回ったら楽しいのだろうが、今回は自動車で回ってみた。

茨木市北部の忍頂寺周辺で歴史を味わう。

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2021/02/05 - 2021/02/05

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カメポンニュ

カメポンニュさん

 茨木市北部の山里は古くから人が生活をしている。室町時代には中国で修業を積んで帰国した絶海国師が将軍に直言したことによってこの地に飛ばされて住んでいた。
 また、江戸時代は隠れキリシタンの里であった。
 現在はスポーツ公園がありすごい滑り台が設置されている。このような里を自転車で回ったら楽しいのだろうが、今回は自動車で回ってみた。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
1.5
同行者
友人
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車 徒歩

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  •  自家用車で茨木から北上して茨木市立キリシタン遺物史料館へ行く。前からどんな所か気にはなっていたのだが訪れる機会がなかった。亀岡へ抜ける道から少し山道に入る。車1台ぐらいがやっとのところもある道だ。こんなところにあるのかと思うと森を抜けて集落に飛び出した。隠れキリシタンの里というのもよくわかる。<br /><br />駐車場は狭い。

     自家用車で茨木から北上して茨木市立キリシタン遺物史料館へ行く。前からどんな所か気にはなっていたのだが訪れる機会がなかった。亀岡へ抜ける道から少し山道に入る。車1台ぐらいがやっとのところもある道だ。こんなところにあるのかと思うと森を抜けて集落に飛び出した。隠れキリシタンの里というのもよくわかる。

    駐車場は狭い。

  • 駐車場の前に看板が上がっている。

    駐車場の前に看板が上がっている。

  • 看板の左を登ると史料館である。一寸しゃれた造りだが普通の民家ともいえる。

    看板の左を登ると史料館である。一寸しゃれた造りだが普通の民家ともいえる。

  • 入り口には注意書きがある。<br /> コロナ対策で10名までしか入れないとのことだ。今日は平日の午前中なので私だけだ。安心してはいる。<br /> 滞在時間は20分ということだ。こんなに短くて十分に見られるのかと思いながら玄関を開けた。中は普通の民家風である。係の人は一人で横の部屋から出てきてあいさつをして「アルコール消毒をお願いします。」という。そして展示室に行ってすぐに部屋に戻った。中のビデオのスイッチを入れたようである。<br /> 展示室の入り口はいたってシンプル。展示室の手前に写真撮影禁止との張り紙がある。カメラをカバンに入れる。<br /> 中の展示を眺めて、ダイジェスト版のDVDを見る。確かに20分あれば十分だ。

    入り口には注意書きがある。
     コロナ対策で10名までしか入れないとのことだ。今日は平日の午前中なので私だけだ。安心してはいる。
     滞在時間は20分ということだ。こんなに短くて十分に見られるのかと思いながら玄関を開けた。中は普通の民家風である。係の人は一人で横の部屋から出てきてあいさつをして「アルコール消毒をお願いします。」という。そして展示室に行ってすぐに部屋に戻った。中のビデオのスイッチを入れたようである。
     展示室の入り口はいたってシンプル。展示室の手前に写真撮影禁止との張り紙がある。カメラをカバンに入れる。
     中の展示を眺めて、ダイジェスト版のDVDを見る。確かに20分あれば十分だ。

  • 史料館を出て隣の家を外から見る。この家から展示していた絵が出てきたらしい。

    史料館を出て隣の家を外から見る。この家から展示していた絵が出てきたらしい。

  •  史料館の周りの山中にはいろいろとキリシタン関係のものを見ることができるらしいが今日は地図を持っていないので次の忍頂寺スポーツ公園に向かう。テニス場やグランドがあるが子供向けに斜面を利用したちょっとワイルドな滑り台がある。階段だけでなく、斜面をいろいろな方法で登ることができる。

     史料館の周りの山中にはいろいろとキリシタン関係のものを見ることができるらしいが今日は地図を持っていないので次の忍頂寺スポーツ公園に向かう。テニス場やグランドがあるが子供向けに斜面を利用したちょっとワイルドな滑り台がある。階段だけでなく、斜面をいろいろな方法で登ることができる。

  • このローラー滑り台がなかなかのものである。

    このローラー滑り台がなかなかのものである。

  • こんな注意書きがある。自己責任で滑らねばならない。

    こんな注意書きがある。自己責任で滑らねばならない。

  • この距離なので安全用の柵がない。調子に乗って変な体勢で滑ると転落してしまう。でも、ちゃんと使うと結構スピードが出て気持ちがいい。平日で誰もいないので爺さんが滑って楽しむ。ただ、元に戻るのに登りがきつい。年寄りより子供向けの遊具であるのが体感できる。

    この距離なので安全用の柵がない。調子に乗って変な体勢で滑ると転落してしまう。でも、ちゃんと使うと結構スピードが出て気持ちがいい。平日で誰もいないので爺さんが滑って楽しむ。ただ、元に戻るのに登りがきつい。年寄りより子供向けの遊具であるのが体感できる。

  •  滑り台で息が上がってしまう。倒れる前に車に戻り銭原地区へと進める。道が広いところに車を停めて願証寺跡を探す。ここからは室町時代の遺物に触れる。<br /> ちゃんと道標がある。ありがたい。

     滑り台で息が上がってしまう。倒れる前に車に戻り銭原地区へと進める。道が広いところに車を停めて願証寺跡を探す。ここからは室町時代の遺物に触れる。
     ちゃんと道標がある。ありがたい。

  • 棚田にそって登っていくと山のほうに入る道標がある。

    棚田にそって登っていくと山のほうに入る道標がある。

  • ここからは山道になる。

    ここからは山道になる。

  • しかし、すぐ右手の坂の奥に祠が見える。

    しかし、すぐ右手の坂の奥に祠が見える。

  • ここが願証寺跡である。

    ここが願証寺跡である。

  • 中の祠にはすごいオーラを放つ石仏が祀られている。

    中の祠にはすごいオーラを放つ石仏が祀られている。

  • ここから元の道に戻り府道を渡って向かいの集落に入る。「又地蔵の杉」がある。古そうな杉の根元に小さなお地蔵さんが4体祀られている。<br /><br />

    ここから元の道に戻り府道を渡って向かいの集落に入る。「又地蔵の杉」がある。古そうな杉の根元に小さなお地蔵さんが4体祀られている。

  • この杉はなかなか大きい。樹齢は何年だろうか。

    この杉はなかなか大きい。樹齢は何年だろうか。

  •  ここから府道に戻り、絶海国師の隠棲の地を目指す。のどかな道をてくてくと下る。気持ちいい。道標に従って棚田を登る。

     ここから府道に戻り、絶海国師の隠棲の地を目指す。のどかな道をてくてくと下る。気持ちいい。道標に従って棚田を登る。

  • ここが絶海国師が住んでいたというところである。倒木が邪魔である。

    ここが絶海国師が住んでいたというところである。倒木が邪魔である。

  • 苔むした碑が立っている。

    苔むした碑が立っている。

  •  絶海国師の謂れが書いてある。いつの時代も権力者に直言をして気に入ってもらえないと飛ばされるのだろう。私は権力者の顔色を窺いながら生きていくのはつまらない人生だと思う。絶海国師さんは素晴らしい生き方だと思う。

     絶海国師の謂れが書いてある。いつの時代も権力者に直言をして気に入ってもらえないと飛ばされるのだろう。私は権力者の顔色を窺いながら生きていくのはつまらない人生だと思う。絶海国師さんは素晴らしい生き方だと思う。

  •  ここには岩をくりぬいた風呂おけがある。<br /> この岩を見るとこの辺りに分布する花こう岩である。室町時代に入浴をしていたのだろうか。水はどこから持ってくるのか、どのようにして沸かしたのかなど色々と興味深い。夏なら水風呂でもいいが冬場はかなり気合がいる。命がけでの入浴になってしまう。また、中の水の入れ替えもなかなか手間がかかりそうである。<br /> などと思いながら車へと戻っていった。

     ここには岩をくりぬいた風呂おけがある。
     この岩を見るとこの辺りに分布する花こう岩である。室町時代に入浴をしていたのだろうか。水はどこから持ってくるのか、どのようにして沸かしたのかなど色々と興味深い。夏なら水風呂でもいいが冬場はかなり気合がいる。命がけでの入浴になってしまう。また、中の水の入れ替えもなかなか手間がかかりそうである。
     などと思いながら車へと戻っていった。

  • 途中で振り返ると棚田が心を癒してくれた。

    途中で振り返ると棚田が心を癒してくれた。

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