2021/02/11 - 2021/02/13
2245位(同エリア6777件中)
まさとしさん
樹氷を見に山形の蔵王温泉に行くことにした。天候に左右されるので場合によってはロープウェイで山頂を往復するだけになるかもしれないが、天候に恵まれればスキーで樹氷の中を滑り降りたい。
そして山形の北に位置する尾花沢市にある銀山温泉にも足を延ばしたい。「おしん」のロケ地でもあり「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所の一つともいわれている。
外国人にも人気の温泉地だ。
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東京駅。やまびこに連結された山形新幹線。
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発車5分前に乗車開始だ。
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福島が板谷峠を越えて雪化粧になった。
ちなみに今回は山形までえきネットで購入した50%引きの切符の利用となる。
https://www.youtube.com/watch?v=K1yT8K5Y5oM -
米沢駅に到着した。
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定刻通り山形駅に到着。雲は多いが天気は悪くない。
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山形の駅ビル。
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蔵王行きのバスまで乗り継ぎはあまり時間がない。ロッテリアで軽く食べることにした。
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14時20分発の蔵王温泉行きのバスは乗り場に行列ができていて思ったより混雑している。とはいえ半分くらい席が埋まっただけだ。明日休めば4連休。普段のこの時期なら臨時バスが出るくらいの混雑だろう。そう考えると空いている。
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山形駅から蔵王温泉までは50分。案外近い。蔵王のバスターミナルには15時過ぎに到着。
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蔵王温泉のバスターミナル。
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辺りは一気に雪深くなった。バスターミナルからゲレンデまでは結構歩くことになる。
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今日も雪が降ったようで道路脇は新雪だ。であも天候は回復して青空が広がっている。
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蔵王ではゲレンデの真下に面した「G-SQUARE」という宿に泊まることになる。
スキーに没頭する目的の旅行なら最高のロケーションだ。でも今回はスキーというよりは温泉と樹氷だ。でもゲレンデに近いに越したことはない。G-SQUARE 宿・ホテル
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宿はフロントが無人で自動チェックイン機での対応になっている。トラブルになると厄介な感じだ。割引リフト券の質問をしようと電話したが繋がらなかった。トラブルがないことを祈りたい。
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部屋は6500円で朝食付き。
奇跡的に予約を押さえることができた。部屋はシンプルだが広くて機能的。 -
部屋の窓から上の台ゲレンデを眺める。祝日だというのに滑っている人はまばらだ。
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蔵王温泉の町は湯煙が至る所に立ち込める温泉の街。硫黄の匂いが漂う理想的な温泉街だ。スキーリゾートのイメージが強いが温泉の街としても見逃せない。
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蔵王温泉の源泉施設。
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雪景色に湯気が上る風景は風情があっていい。
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至る所から湯気が上る蔵王温泉のメインストリート。
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下湯共同浴場。横には足湯もある。
蔵王温泉 下湯共同浴場 温泉
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せっかくなので樹氷のライトアップを見に蔵王ロープウェイに乗ろうと思ったら今日はライトアップのナイター運行はやってないとのこと。金土日のみらしい。今日は祝日だったのでやっているはずだったがコロナの影響で日数を減らしているらしい。仕方ない。もともと樹氷に人工的な光を当てるアトラクションなのでそこまで興味はなく、本来見るつもりはなかった。余計なお金を使わずに済んだが、滅多にない星空の見えそうな好天だったので少し残念ではある。ロープウェイは明日の朝8時半からの運行だ。
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至る所に湯気が立ち込める蔵王温泉には三つの公衆浴場があり「下湯」に立ち寄ることにした。酸性のお湯で浴室では石鹸は使ってはいけないらしい。
蔵王温泉 下湯共同浴場 温泉
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5人入れば満員の小さな檜風呂だ。硫黄臭が強くなかなかいい湯だ。
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中心部の川は温泉が流れ湯気が立ちこめる。
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温水が流れるこの滝はどんどんびき(見返り滝)と呼ばれている。
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夕食は予想はしていたが、コンビニ弁当になってしまった。唯一のコンビニであるローソンがまさに街のホットステーション。温泉街で営業している食堂はほとんどなく、入るタイミングを逃してしまった。結局今日はまともな食事にありつけなかった。
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夕暮れの高湯通り。蔵王温泉で一番賑やかなとおりだが行き交う人はまばらだ。
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上湯共同浴場。
蔵王温泉 上湯共同浴場 温泉
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温泉で回る水車があるが機能していなかった。
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排水溝から湯気が上る夕暮れの蔵王温泉。
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酢川温泉神社への階段に経つ鳥居と湯煙の立ちこめる蔵王温泉街。
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雪深い蔵王の車道。
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夜の蔵王温泉。
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夜、「上湯」の共同浴場にいってみた。
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ここは割と広めの檜風呂で建物も新しい。のぼせた。
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(翌朝)
6時半。散歩に出た。
今日は天気が良く放射冷却の影響で立ち込める湯気も多く感じる。 -
上湯共同浴場前を通って川原湯共同浴場へ向かった。
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川から湯気が上る。
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川原湯共同浴場近くの源泉。
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蔵王温泉に3つある共同浴場で唯一昨日行かなかったのが川原湯共同浴場だ。しかしここは狭い。川原湯は3人入ったら満員で真水の水道もないシンプルな公衆浴場。すでに先客がいた。
蔵王温泉 川原湯共同浴場 温泉
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営業開始前のゲレンデ。快晴。今日の天気は期待できそうだ。
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8時半に宿に戻った。朝食は和食と洋食のバイキングで量も多い。さすが日本の朝食だ。
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8時半からリフトが動き出す。リフト券は4時間券(半日券)を購入することにした。樹氷を見るだけなので4時間もあれば十分だろう。
ウェアは1日借りるがレンタル代金は宿の割引があり思ったより安く済んだ。
ベストレンタルという店でウエアとスキーセットで5500円だった。
宿をチェックアウトをして荷物は地下に置きゲレンデで向かった。 -
蔵王スカイケーブルのチケット売り場でリフト券を購入。4時間で4000円とデポジット500円。クレジットカードでの支払いが可能だった。
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蔵王スキー場のリフト券。リフト乗り場の改札にかざすとリフトに進める。いちいちカードを係員に見せなくていいのは効率的だ。
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しかし天気がいいのは文句なしだが日差しが強すぎて大変なことになりそうな予感がしないでもない。でもそれは贅沢な心配だ。
樹氷が見られる蔵王地蔵山頂までは蔵王ロープウェイの山麓線と山頂線を乗り継いで向かうことになる。
しかし温泉街から出る蔵王ロープウェイの山麓線は本数が少なく混雑が激しい。複線交走式ロープウェイというのも混雑に拍車がかかる。樹氷目的のスキーを持たない観光客も多く、通常なら整理券を発行するくらいの混雑になるらしい。
なのでスキー客は山麓線を避けて山頂線の発着する樹氷高原駅までリフトを乗り継いで向かった方がいい。山頂線は循環式のゴンドラなので流れはよく混雑はそこまでひどくはないはずだ。 -
蔵王スカイケーブルの山頂駅付近の蔵王大権現堂。
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ゲレンデの樹木は粉雪に覆われとてもきれいだ。
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上の台ゲレンデからは「蔵王スカイケーブル」、「見返りペア」、「中央第2ペア」、「パラダイスペア」のリフトを乗り継いで蔵王ロープウェイの樹氷高原駅へ向かった。
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パラダイスペアを降りると樹氷が見られる樹氷原コースに合流する。
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蔵王ロープウェイ樹氷高原駅までリフトを乗り継いで1時間弱。スキー場は全体的にガラガラだが樹氷が見られるこのロープウェイだけが混雑している。とはいえ10分ほど待てば乗ることができる。
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蔵王ロープウェイ山頂線は複式単線自動循環式(DLM)フニテル。強風に対応するため二本のケーブルにぶら下がるタイプで箱根のロープウェイで一度乗ったことがある。どうやらこのタイプのロープウェイは日本で箱根と蔵王にしかないらしい。
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樹氷を見ながら高度を稼ぐ。
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標高1661メートル。地蔵山頂駅にやってきた。
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山頂駅のテラスからロープウェイと樹氷原を見下ろす。
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地蔵岳山頂方面を眺める。標高1736メートル。ロープウェイを降りた客はさらにこの山頂を目指して歩き出す人も多い。
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山頂駅付近。スキーをしない観光客も半数くらいいる。
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山頂の地蔵。
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樹氷原のコースは樹氷高原駅まで8キロ。
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結局山頂ゴンドラには3回乗車した。雲ひとつない天気で最高のコンディション。満足だ。
絶景の樹氷原コースを滑走。
https://www.youtube.com/watch?v=LN-cPTNxVoo&t=2s -
パラダイスゲレンデの下から地蔵岳を見上げる。
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4時間券をフルに活躍し主要なコースは滑れたように思う。上級者の国体コースも滑っておくことにした。
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上級者の国体コース。誰もいない。基本的に樹氷原コース以外のゲレンデには人はほとんどいない。
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レンタルスキーを返却、荷物をまとめて山形に戻るのだが最後に温泉に寄ることにした。その前に昼食だ。蔵王名物の餅屋に入ることにした。
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餅定食を注文。うまい。
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蔵王温泉の共同浴場には露天風呂がなかったが、最後に露天風呂のある「源七露天の湯」に立ち寄ることにした。
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ここは値段が高い(550円、共同浴場は200円)だけのことはあり、風呂は広くて体を洗う場所もある。湯上がり後のくつろぎスペースもあるのでゆっくりできる。
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「源七露天の湯」の内湯と露天風呂。
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15時20分発のバスで山形に戻ることにした。
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バスはほぼ満席。山形到着前には補助席も必要な混雑具合だ。
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山形には45分で到着した。
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今日の山形の気候は5度くらいあり東京と変わらない。今夜の宿泊先はアパホテル。少し駅から離れているが歩いて向かった。一泊3510円。
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夕食は米沢牛を食べることにした。山形駅近の建物の2階に「案山子」という米沢牛専門店だ。
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ここで米沢牛ステーキ丼定食(ライス大盛)を注文。
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そして米沢牛肉寿司(6巻)も注文した。高級食材を自分で焼くメニューは避けたいと思ったのでこれらを注文した。焼き具合は店員に任せたほうがいい。結構な出費になったが山形に来て米沢牛を食べないと話にならない。それにしても案山子という店は早い時間なのに予約客で満員になってしまった。人気店のようだ。
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(翌朝)
アパホテルは簡素だから無料の朝食サービスがあり朝食代が浮いた。 -
今日も天気は良好だ。
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山形駅ビル。
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山形駅から普通で大石田駅に向かった。新幹線の路線を走る標準軌の各駅停車に乗るのは初めてだ。といっても乗り心地に差は感じられない。
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山形を出ると霧が出てきた。かなりの濃霧でスピードを出すのが心配になるレベルだ。列車のダイヤが乱れなければいいのだが。約50分で大石田駅に到着。ここまで来るとかなり雪深い。山形ではほとんど雪は積もっていなかったが、地形的にもたいして変わらない気もするがこうも違うのだろうか。ここでは1メートル以上の積雪があり行き違い列車の車両上半分しか見えない。
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大石田駅付近の踏切を通過する山形新幹線。
https://www.youtube.com/watch?v=77IYEM_JPvE -
大石田駅からバスで銀山温泉に向かうのだが大混雑だ。後続のつばさの客もいるので混雑が集中するようだ。踏切を通過する山形新幹線を撮影しに行って戻ってきたら出発時間ギリギリでにもかかわらずバスは小型の路線バスでなかなか厳しい。コロナでこれだと普段ばどのような状況だったのか。また外国人旅行者がなんでこんなにいるのか不思議だ。日本在住なのが隔離処置を受けてまで旅行できる時間のある人たちなのかはわからない。とにかく今は旧正月なので中国人が多い。
なんとか全員バスに乗れたが積み残しもあり得る雰囲気だ。立ったまま銀山温泉に向かった。30分ほどなのでそこまで辛くはない。 -
銀山温泉は雪化粧しているが天気は良くて爽やかだ。少し動くと汗ばむ陽気だ。
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湯煙が立ち上る銀山温泉。
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川沿いの足湯。やはり雪深い場所に立ち上る温泉の湯気は風情があっていい。
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銀山温泉の町並み。大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、昔ながらの独特な景観が広がっている。
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源泉。
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昼食は銀山温泉の一番奥にある建物。橋を渡ったところにある「滝見館」という店に入った。
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尾花沢産のそば粉を使ったざる蕎麦を注文。
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山形名物のさくらんぼ。
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鴨つけ汁も追加注文してみた。
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銀山温泉は江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来していて銀の坑道跡が残っている。
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銀抗洞
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雪解け水で歩きにくい。
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銀山温泉の町並み。大正浪漫の郷愁を感じるノスタルジックな町並み。
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足湯。
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温泉に入ろうかと思ったが銀山荘は臨時清掃で入ることはできなかった。
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「しろがね湯」という共同浴場はあるが500円と高く、露天風呂もなくてゆっくりできなさそうだ。せっかくなので入ることにした。
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お湯は熱めだ。泉質は蔵王とは違い酸味のないさっぱりしたお湯だ。
20分前には銀山温泉のバス停に向かうことにした。帰るのバスは山形新幹線のつばさに連絡していないので多少空いているとは思うが早めに行くことに越したことはない。しかし早く行ったのは正解で行き以上に大混雑だった。早めに並んでいたので座れたが大変だ。週末だから混雑が激しいのか。バス会社も対策したほうがいいだろう。 -
銀山温泉から30分で大石田駅に到着。
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大石田駅で30分の時間があり、普通で山形駅へ向かうことになる。
大石田駅では大規模な除雪作業が行われていた。やはりこの数日間で相当雪が降ったようだ。 -
反対ホームの列車は上の方しか見えない。
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朝の霧が原因かわからないが若干列車は遅れ気味だが5分遅れで山形に到着した。コインロッカーから荷物を取り出しトイレに行って十分時間がある。山形から東京への山形新幹線は新庄から来る速達タイプの列車でで山形を出ると福島まで米沢に停車するだけだ。とはいえ所要時間が極端に短くなるわけではないが。
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東京には18時48分着。
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