凍った湖の上を歩いてみた。

2021/01/26 - 2021/01/26

冬にタウシュベツ川橋梁を見に行ったときのお話。

エリア 糠平湖・然別湖周辺(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

ω┓･`)ノ　ども。umibozeですよ。
　先日ちょろっとドライブに出掛けたときのお話。
　愛車に油を飲ませて、進路を南へ。

　陸別の街を通り過ぎる。
　－１８℃か。陸別にしては大したことないな。

道の駅 オーロラタウン93りくべつ (旧陸別駅) 道の駅

　更にドライブを続けて山の中。
　白い枝の木々。空気中の水分が結露した霧氷だったり、枝から幹から全て真っ白でもっと綺麗なんだろうけど、これはただ雪が積もっただけかな。

　十勝平野を見下ろす。
　・・・天気が良くないな。

扇ヶ原展望台 自然・景勝地

　更に進むと、氷結した湖が見えてきましたよ。

然別湖 自然・景勝地

　温泉街に着くと、氷上に何やら人工構造物が。

　ここは然別湖畔の温泉街。
　ここでは毎冬、湖が氷結した上に、湖から切り出した氷でイグルーを作ってアイスバーを営業したり、氷上露天風呂だのスノーモービルやなんかのアクティビティを体験出来る、「然別湖コタン」なんて企画をやっているそうですよ。もう４０年くらいやっている様で。

　さて、早速コタンに入ってみましょうか・・・と思ったら、入り口に何か置いてある？

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しかりべつ湖コタン
１月３０日ＯＰＥＮ
１月２９日まで観光の方は立ち入り出来ません。
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（　゜д゜）・・・。

　この日は１月２６日。今期はまだ始まってなかった・・・。

ヽ（｀Д´）ﾉ　ｳﾜｧｧｧﾝ

　後でネイチャーセンターなんてところに寄ってみたら、そこのスタッフから、
＜ヽ｀∀´＞「３０日からなんです。例年だともう始まってるんですけど」
ですと。

然別湖コタン 祭り・イベント

　仕方ないので、敷地の外から覗き込んでみる。

　いっぱい作ってるねぇ。

　あそこで氷を切り出しているのか？

　２０２１年１月３０日からだねぇ。一応事前にググってみたんだけど、何日開始か見つけられなかったんだよなぁ。探し方が悪いのか？

然別湖ネイチャーセンター 名所・史跡

　用事が無くなったので、いつまでも山奥の湖の畔にいてもしょうがない。近くの道の駅へ移動してドレン抜き。
　道の駅うりまく。珍しく乗馬が出来る道の駅らしいけど、冬もお馬さんに乗れるのかな。

道の駅 うりまく 道の駅

　厩舎を覗くともぬけの殻。お馬さんはどこへ？

　お外で運動中？
　寒い中、黙ってじっと立ち止まっていて、寒立馬って感じかしら。このときの気温は、－１０℃くらいだったかな。

（* ´・ω・）～♪

　やって来た道を少し戻る。途中、気になっていた看板を撮影。

　「ポンチン川」・・・何故だろう。何故か気になってしまった川の名前。

　その川のそばの、また気になる名前のお店で遅めの朝食。

　「コクみそラーメン」（７５０円）。至って普通のラーメンでしたとさ。

ぼうず山 グルメ・レストラン

　満腹になったら、次の目的地へ。

　「この先注意！ヒグマ出没多発地帯です」

（；´・д・）　こんな冬の最中に、クマなんて出てこないよな。
　冬眠し損ねたクマは凶暴らしいからなぁ。

　糠平温泉街にあるネイチャーセンターに立ち寄りドレン抜き。

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お知らせ
糠平湖　氷厚　３５ｃｍ
　　　　積雪　２５ｃｍ
低温、強風、ガス穴に注意
日没　１６：３０
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（　´・д・）なるほど。

ひがし大雪自然館 美術館・博物館

　更に進み、国道脇の駐車帯に車を停める。
　ドロドロで汚えなぁ。何ヶ月洗車してないんだ。

　国道から、森の中の踏み分け道へ入っていきますよ。

（　´・д・）何だか妙な看板があるな。

　森の中を進む。

　開けたところに出たと思ったら、そこにテントが。
　「アイスバブルカフェ」・・・こんなところでカフェを営業しているそうですよ。奇怪な。

　そんなところに寄り道せず、更に進むと、道が二手に分かれる。右へ行くと、湖上のテント街(?)へ続いている様子。左へ行ってみるか。

　ちょっとした勾配を上がって視界が開けると、目当ての物が見えてきましたよ。

（　´・д・）タウシュベツ川橋梁・・・崩れずに、まだあったか。

　途中、湖岸から氷結した湖上に降りるところでは、ちょっとした高低差にオロオロしてみたり。

　氷結した湖上に降りて少し進むと、足下の氷がザクザクと崩れる。

（；゜д゜）はうっ！氷を踏み抜いたか！？湖に落ちてしまうのか！？

　と思ったけど、踏み抜いたのは表層の数ｃｍ程度で、その下にはまた分厚い氷が。安心してどんどん歩いて行く。

タウシュベツ川橋梁。

　タウシュベツ川橋梁に到着。

タウシュベツ川橋梁。

タウシュベツ川橋梁。

タウシュベツ川橋梁。

タウシュベツ川橋梁。

タウシュベツ川橋梁。

　ここまで来るのは１５年ぶりか。昔はこの橋の近くまで林道を通って車で乗り入れることが出来たんだけど、はんかくさい観光客がしょっちゅう林道で脱輪をやらかしたもんだから、林道が通行規制されて、容易に近づけなくなっていたのよね。

タウシュベツ川橋梁 名所・史跡

　キノコ氷。

　タウシュベツ川？
　薄く張った氷を踏み抜いた(?)下には川の流れがチョロチョロと。冷たいんだろうな。

（　´・ω・）Google Map で見ても、ちゃんと湖の上を歩いてますよ。

　タウシュベツ川橋梁を堪能した後は、帰る。

　ダムの下流のトンネルの上に、アーチ橋や覆道が見えた。これは旧国鉄士幌線の新線跡か？
（　´・д・）あんなところにあったのか。

　夏場にここを通っても、全くそんな物は見えなかったのに。航空写真で見ても、鬱蒼とした木々に遮られて、痕跡が見つけられなくて。

※同じ場所のストリートビュー。（画像はイメージですよ）

　トンネルを抜けた先も、頭上にアーチ橋。

　木々に葉が茂っていたら全然見えなかったのに、こんな近くにあったんだな。

その後、何だかんだで想定外の時間をくって、足寄の街に着いたのは間もなく20時になろうかという頃。この時間になると、こんな田舎の小さい街で開いている飯屋はほぼ無く、たまたま開いていたラーメン屋で遅めのディナー。

「チャーメン（あんかけ麺）」（980円税込）。
『こしょうをピリリと効かせた餡であっさりとした味です』だそうで。
（　´－д－）あんかけ焼きそばとは・・・違うのか？

この寶龍シリーズ。北海道中に店があるけど、店ごとにメニューが結構違うのね。全部系列店で関連があるのか、ねずみ算式に暖簾分けを繰り返してるのか、謎だな。

ラーメンの寶龍 足寄店 グルメ・レストラン