2009/05/02 - 2009/05/06
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まさとし/国連加盟国全て訪問済さん
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4/24 東京(1830)~UA891~バンコク(2310) バンコク・空港待機
4/25(土) バンコク(715)~FD3770~ヤンゴン(800) White House Hotel
4/26(日) ヤンゴン White House Hotel
4/27 ヤンゴン(1215)~ 列車中泊
4/28 ~マンダレー Nylon Hotel
4/29 マンダレー(1800)~ バス車中泊
4/30 ~シュウェニャウン~ニャウンシュエ(インレー湖/サンセットクルーズ) Gypsy Inn
5/1 ニャウンシュエ(インレー湖クルーズ) Gypsy Inn
5/2(土) ニャウンシュエ(カックン・タウンジー) Gypsy Inn
5/3(日) ニャウンシュエ(1200)~ バス車中泊
5/4 ~ヤンゴン Okinawa G.H.
5/5 ヤンゴン White House Hotel
5/6 ヤンゴン(835)~FD3771~バンコク(1020) White Lodge
5/7 バンコク(650)~UA890~東京(1500)
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インレー湖3日目はカックーという仏教寺院へ行くことになる。
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朝7時半。同じ宿の旅行車と3人で出発だ。まず車でタウンジーの政府機関へむかった。
ミャンマーのピックアップトラックの後を走る。
タウンジーはインレー湖周辺で一番大きな町だ。政府機関でカックーへの入域の手続きを済ませた。カックーへは現在外国人旅行者が自由に立ち入ることはできない。ガイドを雇う形で訪問が可能だ。
そんなわけで政府機関でガイドの紹介をされた。ガイドはパオ族の女性で民族衣装を身にまとっていた。カックー周辺はパオ族の居住地で年配の人にはミャンマー語が通じないようだ。パオ族はバダウン族(首長族)なども構成するカレン族の一派だ。 -
車で走ること2時間。カックーに到着したようだ。
カックーには列車も通っていて1日1本列車が走っているらしい。
写真はカックー駅。 -
カックーの正面ゲート。
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ゲートをくぐるとそこには刺々しい仏塔群が広がっていた。
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昨日行ったインテインのパゴダとは段違いのストゥーパの多さだ。ストゥーパは新しいものから古いものまでいろんなタイプのものがあり、すべてみるのは不可能だ。
寺院は現在も信仰の対象で遺跡とは呼べないが、ミャンマー人の生活にとけ込んでいる。 -
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寺院の中にはかわいい小僧が行き来していた。
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悟りをひらく仏陀像。
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帰りにパオ族のマーケットに立ち寄った。牛のマーケットになっていて牛一頭が400$とのこと。
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ここでガイドの知り合いのおばさんにパパイヤを焼いたお菓子をいただいた。
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パオ族のおばさん。
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パオ族のマーケットにて。同行の旅行者たちと。
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タウンジーに戻りガイドとはお別れだ。運転手に丘の上のパゴダに連れて行ってもらった。
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タウンジーはかなり標高が高いので日中でも肌寒く感じる。
パゴダからの眺め。 -
その後タウンジーのマーケットに行ってみた。タウンジーはかなり規模が大きく、マーケットもそれに見合う規模だ。いろんなものが売られているが食事ができる。
とりあえずモツの麺を食べることにした。 -
イチゴのシェイクなども食べそれなりにタウンジーのマーケットを楽しむことができた。
しかし腹が心配だ。 -
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ビルが建ち並ぶタウンジーの町並み。
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露店が並ぶタウンジーのマーケット。
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ミャンマー人がよく顔に塗っている粉「タナカ」が売られていた。これは日焼け止めの効果があるそうだがミャンマー以外では見たことがない。
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店先に鶏肉が吊されていた。
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4時前にニャウンシュエに戻ってきた。まだ日は高く日差しも強い。
日が暮れ、夜は日本人仲間で夕食に向かった。みんな明日出発なので最後の晩餐だ。
夕食はせっかくインレー湖に来たのだからということでインレーフィッシュ(魚)を注文してみた。すると巨大魚が出てきた。
しかし味はいまいち。川魚独特の臭みがあるのはしかたない。その臭みをたくさんの香辛料でごまかしている感じだ。少し量が多くみんなで分けることになった。 -
インレー湖出発の日。昼過ぎに宿から7キロ離れたシュウェニャウンの町をバスが出発する。
インレー湖のジプシーインには3泊したが、久々に家族経営特有のアットホームな対応を受け、またたくさんの日本人旅行者と知り合え一緒にいろいろな場所へ行くことができ充実した3泊4日だった。
写真は宿のオーナー。 -
このゲストハウスもみんな出かけて今は一人。
午前中は宿の前の運河を眺めるボーとしていた。しばらくすると帽子売りの女性が近づいてきた。帽子は800チャット(80円だ)。買ってしまった。
見た目は蓮の樹脂でできたロータス風だ。 -
ヤンゴンへ向かうバスはシュウェニャウンから出るのでそこまで行く必要がある。シェアタクシーで行くのが安いのだが人数が集まらないと出発しないので時間が読めない。時間までに到着できないと問題なのでタクシーで向かうことにした。
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11時にタクシーで宿を出発した。マンダレーから到着した際、バスを降りた同じ場所でバスを待つことになった。他にもバスを待つ客がちらほら見受けられる。しばらく時間があるので昼食だけすませておくことにした。 バスは12時ちょうどに到着した。車内は今のところ空席が目立つがこれから埋まってくるのだろう。バスは峠を越え山岳地帯を行く。 -
それに平行して鉄道も通っている。鉄道路線はループやスイッチバックを繰り返す興味深い路線だ。
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バスはアウンバンの町で休憩となった。
僕の乗っているバスは富士箱根鉄道バスの中古だ。 -
他にも日本のローカルなバスの中古車が多く見られる。
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バスはカローなどの町を経て補助席まで満席にして一路ヤンゴンを目指した。
インレーへと続く幹線道路は大型トラックとのすれ違いもままならない細い道路で距離の割に時間がかかる。日が暮れた頃、平地に入った。
深夜休憩のたびに補助席の乗客は席を立たずゆっくり寝ていられない。ミャンマーのバスではねることは前提にされていないのか。基本的に休憩のたび全員バスから降ろされる。 -
翌朝の早朝5時にヤンゴンの長距離バスターミナルである「アウンミンガラー・バスターミナル」に到着した。ここは空港より遠い場所にあり、タクシーだとかなり高くつく。幸いにも簡単に市バスは見つかり始発ということで後ろのゆったりした席に座ることができた。バスは終点がスーレーパゴダなので下りる場所の心配もしなくていい。
バスは1時間ほどでスーレーパゴダのロータリーに到着した。ちょうど朝日がパゴダに照りつけまぶしい。 -
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ヤンゴンではインレーで一緒だったEさんがこの近くのオキナワゲストハウスに泊っているはずなので僕も今夜はここに泊ろうと思う。
Eさんは今日の正午過ぎのバンコクエアウェイズでミャンマーを離れる。僕が部屋に案内されているときEさんと顔を合わした。1日ぶりの再会だ。 -
久々に戻ってきたヤンゴンの町。インレー湖に比べるとやはり暑い。
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インド人が多く住む地区にあるヒンドゥー教寺院に行ってみた。
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ヤンゴンの日常。歩道橋からの撮影。
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Eさんとサクラタワーという20階建ての高層ビルの最上階にあるレストランでヤンゴンのパノラマを眺めに行ってみた。
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エアコンの効いたスペースは別世界だ。窓の外にはシュウェダゴンパゴダが見下ろせる。
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そうこうしているうちに昼前になったので宿に戻りEさんは出発だ。一緒に行動できたのはつかの間だった。
出発前近くの茶屋でシャンヌードルを頼んだらビルマ風の脂っこいのが出てきた。インレーで食べたシャンヌードルとは別物だった。
午後は一人になり、外にいても暑いだけで夜行バスはほとんど眠れなかったので昼寝することにした。
夜アウンサンスーチーの家の隣にあるホテルに行ってみた。ヤンゴン大学やアメリカ大使館もすぐそばにある閑静な住宅街だ。
向かった先はシティーレイクビューホテル。閑静な高級住宅地にあるにもかかわらず、ここだけ廃墟のような建物だ。建物は老朽化しているが湖に沈む夕日が見られる最高のロケーションにある。アウンサンスーチーもこの夕日を毎日見ているのだろうか。98年の8月にヤンゴンに来たときアウンサンスーチーの演説が毎週行われ、この界隈は外国人や現地人の野次馬でにぎわっていた。しかし現在、スーチー宅前と周辺の道路は閉鎖され、ひっそりとしている。
そんな中シティレイクビューホテルはスーチー宅前を通り抜けできないため袋小路になってしまった。この環境ではタクシーを呼ぶのもままならない。
シティーレイクビューホテルは1泊15ドル。ヤンゴン中心部のホテルと設備比べるとリーズナブルだが現在は立地の悪さから閑散としていてホテルへ移設のディスコやレストランなどの設備は荒れ放題だ。どう考えても客を迎え入れるような雰囲気ではないレストランで食事をしてみた。値段は高くないが味もいまいち。ただここで受けたビルマ伝統マッサージはレベルが高いと感じた。1時間半で7ドル。タイのように痛くもなくなかなか良かった。
思うように外出ができないこのホテルだが時間に余裕があれば利用価値は高い。このロケーションは素晴らしいので機会があれば泊ってみたい気はする。
帰りのタクシーが心配だった。たまたま15分ぐらい待って客を乗せてきたタクシーでスーレーパゴダに戻ることができた。
オキナワゲストハウスは既に停電していた。夜間は電気が通っているという話だったが、これではエアコン付きの部屋も意味がない。8ドルの安い部屋にしておいて良かった。
翌日。
今日丸一日ヤンゴンで過ごすことになる。
本当ならヤンゴンに戻ってくるのは出国日の前日が良かった。しかしミャンマーの交通事情は最悪でヤンゴンに戻ってくるバスが途中で故障して到着が大幅に遅れてしまった場合、帰りの飛行機に乗れないなどということがあるかもしれない。そんな最悪の場合を想定してヤンゴンには1日早く戻ってきた。そんなわけでヤンゴンには2泊することになり、今日は予定のない一日となる。結果として今回のミャンマーでのバストラブルはなく、運が良かったのだが、まだまだミャンマーのバス事情は安心できる状態ではない。
今のオキナワゲストハウスに連泊してもいいのだが、日中は共有スペースが快適なホワイトハウスホテルの方が居心地がいいので移動することにした。
ホワイトハウスホテルは徒歩圏内。9時過ぎに到着したらいつものように朝食を食べていいといわれたがオキナワゲストハウスで食べているのでパス。でも軽く紅茶とフルーツをもらうことにした。久々のホワイトハウスホテルは結構泊っている人が多いようだ。
午前11時前。いつものように停電だ。部屋にはいられない。停電の時間はその日によってまちまちで予想できない。
とりあえずエアコンの効いたネットカフェで2時間ほど時間をつぶし、昼食はビリヤニ。ミャンマーでの食事はインド料理に始まってインド料理に終わってしまった。ミャンマーの欠点は食事と停電、そして移動だろうか。移動はそれなりに楽しめるかもしれないが。 -
夕方イギリス時代の建造物を見学にむかった。当時の重厚な建物はそのまま使われている。
写真は最高裁判所の建物。 -
最高裁判所。
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周辺には植民地時代の建物が多いが大半はメンテナンスが行き届いておらず、老朽化が進んでいる。しかし建物自体はしっかりしているので現在も使われている。
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スーレーパゴダ周辺はバスターミナルになっている。
そこに停まっているバスはすべてが日本製の中古車だ。 -
中野や杉並区で見かける関東バスは僕が日本でもっとも利用したバスの一つだ。
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再び植民地時代の建造物。
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中には巨大な廃墟になった建物もある。
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町中で見かけるモツ煮込みの屋台。値段は安すぎて覚えてない。10本以上食べたが30円ほどだったような気がする。
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ヤンゴン中心部では夕方にも市場が開かれていて魚介類も豊富に売られている。
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フルーツが色とりどり夕日に染まり美しいコントラストを醸し出していた。
これが世界最貧国の経済制裁を受けている国なのか信じがたい光景だ。それほどこの国は食べ物が豊富だ。東南アジアの北朝鮮などと比較されがちだが、それは次元が違うに他ならない。 -
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ありとあらゆる果物が並べられている。
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ミャンマーではインド人が多い影響かラッシーの店は多い。停電で電気が機能していないミャンマーで冷えた飲み物はほとんどの飲む機会がない。そんな中、冷えたラッシーはのどに心地よい。
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日が暮れ、ヤンゴンは思ったより涼しい。夕食は屋台でハト?の唐揚げを買って宿で食べることにした。
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3匹で1ドルもしたのは割高だ。食べる身もほとんどない。
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ミャンマー出国の日。
6時半にホテルで空港へのタクシーを頼んでおいた。するとフロントのオヤジが運転していくらしく、ホテルの前に路駐されていた車に案内された。
値段は5ドルなのでちょっとした小遣い稼ぎなのかよくわからない。オヤジは日本語を話せないが日本に10年ほど働きに行っていたらしい。その金で中古車の輸入をやっているらしく日本のタダ同然の中古車がここでは20万円で売れるらしい。 -
早朝ということで道は空いていて30分もかからないうちに空港に到着した。エアアジアのチェックインカウンターも空いている。早めのチェックインなので通路側を確保できた。事前座席指定は金がかかるシステムのエアアジアでは早めにチェックインをした方がよさそうだ。荷物は持ち込みとして航空券を購入したので預けたら3ドルの追加料金がかかった。何かと料金システムが複雑だ。
チェックインをすますともう外へは出られない。お腹が空いているが空港ターミナル内の高い食堂で食事をするしかなさそうだ。
とはいえこの食事が2ドルだった。 -
エアアジアのバンコク行きは8時35分発。タラップを上り機内に入った。
この便はすいていて空席が半分以上だ。座席は決まっていたが、どこに座ってもいい雰囲気だ。 -
ヤンゴン空港のターミナルビル。
また時季を選んでこの国には戻ってきたい。
所要1時間半でバンコクに到着。
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