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ネットで旗山老街の記事を目にしたのをきっかけに、<br />昔から気になっていた高雄市に行って参りました。<br /><br />文化や経済に於ける台湾第二の都市は その名に違わぬ歴史があり、<br />旅情に満ちたとても魅力的な街でした。<br /><br />今回は観光の中心を郊外に絞り、中南部の旗山区・美濃区に足を延ばしています。<br /><br />前編では、<br />夜市観光~蓮池譚の龍虎塔でお参りをし・清朝統治時代の鳳山県旧城を巡ったのち・<br />多くの客家人が住む美濃区で客家料理をいただくところまで、となっています。<br /><br />

初めて!高雄〈前編〉龍虎塔・旧城と客家料理

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2019/02/15 - 2019/02/16

623位(同エリア4059件中)

旅行記グループ 初めて!高雄の旅

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にゃま

にゃまさん

この旅行記のスケジュール

2019/02/15

2019/02/16

この旅行記スケジュールを元に

ネットで旗山老街の記事を目にしたのをきっかけに、
昔から気になっていた高雄市に行って参りました。

文化や経済に於ける台湾第二の都市は その名に違わぬ歴史があり、
旅情に満ちたとても魅力的な街でした。

今回は観光の中心を郊外に絞り、中南部の旗山区・美濃区に足を延ばしています。

前編では、
夜市観光~蓮池譚の龍虎塔でお参りをし・清朝統治時代の鳳山県旧城を巡ったのち・
多くの客家人が住む美濃区で客家料理をいただくところまで、となっています。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
同行者
家族旅行
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
タクシー 徒歩
航空会社
ピーチ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 関空から高雄へはPeachでひとっ飛び。3時間足らずで到着です。

    関空から高雄へはPeachでひとっ飛び。3時間足らずで到着です。

  • 今回の旅は我々夫婦と義母、夫の従姉妹の配偶者、という混成4人組。<br />皆、初めての高雄に期待度MAXです。<br /><br />高齢の義母の為に、高所やハードな歩きが必要なスポットには立寄らず<br />全ての移動はチャータータクシーを利用しました。

    今回の旅は我々夫婦と義母、夫の従姉妹の配偶者、という混成4人組。
    皆、初めての高雄に期待度MAXです。

    高齢の義母の為に、高所やハードな歩きが必要なスポットには立寄らず
    全ての移動はチャータータクシーを利用しました。

    高雄国際空港 (KHH) 空港

  • ホテルに向かう途中、車窓から見えた衛武営国家芸術文化中心。<br />大きなコンサートホールです。

    ホテルに向かう途中、車窓から見えた衛武営国家芸術文化中心。
    大きなコンサートホールです。

    衛武営都会公園 広場・公園

  • タクシーは澄清路に入り、<br />

    タクシーは澄清路に入り、

  • 鳥松区のホテルに到着しました。<br />澄清湖の畔に建つ ザ・グランドホテル・カオシュン(高雄圓山大飯店)。<br /><br />系列なので当然ですが、外観は台北の圓山大飯店と激似。<br />但し 歴史的背景は無く、景勝地のリゾートホテルといった趣です。

    鳥松区のホテルに到着しました。
    澄清湖の畔に建つ ザ・グランドホテル・カオシュン(高雄圓山大飯店)。

    系列なので当然ですが、外観は台北の圓山大飯店と激似。
    但し 歴史的背景は無く、景勝地のリゾートホテルといった趣です。

    ザ グランド ホテル カオション ホテル

  • 客室前の廊下が広い!

    客室前の廊下が広い!

  • お部屋も広いー!

    お部屋も広いー!

  • ベランダも大きくて開放感たっぷり。

    ベランダも大きくて開放感たっぷり。

  • 部屋にはレイク・ビューとシティー・ビューがあり、<br />今回は3部屋並びのシティ・ビューを取りました。

    部屋にはレイク・ビューとシティー・ビューがあり、
    今回は3部屋並びのシティ・ビューを取りました。

  • 階段の踊り場から見えた澄清湖。 早速出掛けてみる事にします。

    階段の踊り場から見えた澄清湖。 早速出掛けてみる事にします。

  • ホテルのプールサイドから伸びる木の桟道を渡ります。

    ホテルのプールサイドから伸びる木の桟道を渡ります。

  • 湖と直結するこの桟道は「澄清湖圓山・景観木桟道」といい、<br />宿泊者が利用できますが終日開放ではないようです。

    湖と直結するこの桟道は「澄清湖圓山・景観木桟道」といい、
    宿泊者が利用できますが終日開放ではないようです。

  • 風光明媚な澄清湖には 澄清八景と呼ばれる名所があり、<br />ここはその第二景「曲橋釣月」。

    風光明媚な澄清湖には 澄清八景と呼ばれる名所があり、
    ここはその第二景「曲橋釣月」。

  • 名前の通り九つの角を持つ「九曲橋」が架かっています。<br />ジグザグに曲がる事で魔除けになるのだとか。<br />何故ならば 中国の魔物は真直ぐにしか進めないから、らしい。

    名前の通り九つの角を持つ「九曲橋」が架かっています。
    ジグザグに曲がる事で魔除けになるのだとか。
    何故ならば 中国の魔物は真直ぐにしか進めないから、らしい。

    九曲橋 建造物

  • 小休憩の後、ローカル夜市で有名な瑞豐夜市に出掛けました。<br />入口からこのとおり、食べ物ブースが列をなしています。<br /><br />ドリンクや小吃のお店が多く、<br />&quot;日式なんちゃら~&quot;とか&quot;大阪焼(お好み焼)&quot;なんてのもありました。

    小休憩の後、ローカル夜市で有名な瑞豐夜市に出掛けました。
    入口からこのとおり、食べ物ブースが列をなしています。

    ドリンクや小吃のお店が多く、
    "日式なんちゃら~"とか"大阪焼(お好み焼)"なんてのもありました。

    瑞豐夜市 散歩・街歩き

  • 小龍包美味しそう!<br />ただ、テイクアウトで歩きながらは ちょっとツラい。<br />(夫は歩きながら食べてたけどね)

    小龍包美味しそう!
    ただ、テイクアウトで歩きながらは ちょっとツラい。
    (夫は歩きながら食べてたけどね)

  • そんな訳で、腰を据えられる牛排店で一旦落ち着くことに。<br />テーブルと椅子のある屋台ステーキのお店「廚閣炭焼牛排」

    そんな訳で、腰を据えられる牛排店で一旦落ち着くことに。
    テーブルと椅子のある屋台ステーキのお店「廚閣炭焼牛排」

  • 猪排(ポーク屋台ステーキ)をいただきました。<br />120NT$・450円位かな?  とりあえずお腹は満足です。

    猪排(ポーク屋台ステーキ)をいただきました。
    120NT$・450円位かな? とりあえずお腹は満足です。

  • 滷味(ルーウェイ)。台湾版おでん。<br />食べ方がよく分らず、眺めるだけですが。

    滷味(ルーウェイ)。台湾版おでん。
    食べ方がよく分らず、眺めるだけですが。

  • 奥に行くとゲームや射的なんかがメインでした。

    奥に行くとゲームや射的なんかがメインでした。

  • そこそこ遊んだあとは、早めにホテルへ帰って翌日に備えます。

    そこそこ遊んだあとは、早めにホテルへ帰って翌日に備えます。

  • 翌朝のビュッフェ朝食は飲茶のセレクト。美味しかった!

    翌朝のビュッフェ朝食は飲茶のセレクト。美味しかった!

  • 前日、ホテルに依頼していたチャータータクシーに乗り込んで<br />先ずは蓮池譚の龍虎塔から観光スタート。<br />高雄といえばココっていうくらいメジャーな名所ですね。

    前日、ホテルに依頼していたチャータータクシーに乗り込んで
    先ずは蓮池譚の龍虎塔から観光スタート。
    高雄といえばココっていうくらいメジャーな名所ですね。

    左営蓮池潭/龍虎塔 滝・河川・湖

  • 『ご利益戴きたかったらな、龍の口から入って虎の口から出るんやで』

    『ご利益戴きたかったらな、龍の口から入って虎の口から出るんやで』

  • 仰せのとおり龍の口から入ります。<br />寄付をすると絵葉書を貰えました。

    仰せのとおり龍の口から入ります。
    寄付をすると絵葉書を貰えました。

  • 塔の中はこのような螺旋階段になっていて、

    塔の中はこのような螺旋階段になっていて、

  • 階層を上るごとに素晴らしい風景が。

    階層を上るごとに素晴らしい風景が。

  • 最上階からの眺望、厄除けの九曲橋と向かいの慈済宮。

    最上階からの眺望、厄除けの九曲橋と向かいの慈済宮。

  • 龍虎相見えるの図。

    イチオシ

    龍虎相見えるの図。

  • 正直、外観の印象でテーマパークみたいに捉えてたんですが、<br />なかなかどうして、験の良いパワースポットじゃあないですか。

    正直、外観の印象でテーマパークみたいに捉えてたんですが、
    なかなかどうして、験の良いパワースポットじゃあないですか。

  • お出口は虎の口からどうぞ。<br />ここ龍虎塔は、妙に気分のアガる晴れやかな場所でした。

    お出口は虎の口からどうぞ。
    ここ龍虎塔は、妙に気分のアガる晴れやかな場所でした。

  • お向かいに建つ慈済宮は 保生大帝を祀るお医者さんの神様。

    お向かいに建つ慈済宮は 保生大帝を祀るお医者さんの神様。

    慈済宮 寺院・教会

  • 門前には果物やドライフルーツのお店がたくさん出ていました。

    門前には果物やドライフルーツのお店がたくさん出ていました。

  • さてここからは私の独断で選んだ場所が続きます。<br />(夫を除く同行2名は退屈だったかも。スマンのぅ)<br /><br />清朝統治時代・1826年に築かれた<br />台湾で最初の石造城郭・鳳山県旧城。<br />現在も東門・北門・南門が残り、城域に西門砲台跡が存在します。<br /><br />先ずは東門(鳳儀門)から―。

    さてここからは私の独断で選んだ場所が続きます。
    (夫を除く同行2名は退屈だったかも。スマンのぅ)

    清朝統治時代・1826年に築かれた
    台湾で最初の石造城郭・鳳山県旧城。
    現在も東門・北門・南門が残り、城域に西門砲台跡が存在します。

    先ずは東門(鳳儀門)から―。

    左營東門 (鳳儀門) 史跡・遺跡

  • 東門は最も保存状態が良く、城壁は約500メートル続いています。

    東門は最も保存状態が良く、城壁は約500メートル続いています。

  • 空堀もしっかり確認できました。

    空堀もしっかり確認できました。

  • 鳳儀門の名は  幸運の不死鳥に肖った鳳山丘陵に因む、<br />と、中の説明版に書いてありました。

    鳳儀門の名は 幸運の不死鳥に肖った鳳山丘陵に因む、
    と、中の説明版に書いてありました。

  • 内側の扁額は「東門」

    内側の扁額は「東門」

  • 中から見ています。団地との取り合せが面白い。

    中から見ています。団地との取り合せが面白い。

  • 門の中は自然公園になっていて、旧城巡礼の遊歩道が続いていました。<br />次回来ることがあれば城域を歩いて回ってみたいなぁ。

    門の中は自然公園になっていて、旧城巡礼の遊歩道が続いていました。
    次回来ることがあれば城域を歩いて回ってみたいなぁ。

  • 南門(啓文門)は車窓観光。<br />東門から600mほど南西に進んだ環状交差点の中心に在りました。

    南門(啓文門)は車窓観光。
    東門から600mほど南西に進んだ環状交差点の中心に在りました。

    左營南門 史跡・遺跡

  • 移動の途中、忠信路8巷の&quot;旧市街&quot;に立寄りましたが写真がありません。<br />運転手さんから「民家エリアなので控えてほしい」旨説明がありました。<br /><br />そのまま旧城巷の通りを進み、北門(拱辰門)へ。<br />門内に旧城の歴史が標されています。

    移動の途中、忠信路8巷の"旧市街"に立寄りましたが写真がありません。
    運転手さんから「民家エリアなので控えてほしい」旨説明がありました。

    そのまま旧城巷の通りを進み、北門(拱辰門)へ。
    門内に旧城の歴史が標されています。

  • 北門を内側から。

    北門を内側から。

    左營北門 (拱辰門) 史跡・遺跡

  • 内側の扁額は「北門」。大清道光伍年、の文字が見えます。

    内側の扁額は「北門」。大清道光伍年、の文字が見えます。

  • 外側の扁額は「拱辰門」で、彩色された一対の門神の彫刻がありました。<br />これは、北側が鬼門に当るので守護のためなんだとか。<br />※(夫の写真を拝借しています)

    外側の扁額は「拱辰門」で、彩色された一対の門神の彫刻がありました。
    これは、北側が鬼門に当るので守護のためなんだとか。
    ※(夫の写真を拝借しています)

  • 北門の城壁は100mほど続いているそうです。

    北門の城壁は100mほど続いているそうです。

  • 上ってみましょう。

    上ってみましょう。

  • 上部はレンガで綺麗に補修されており、遠くに龍虎塔が望めました。

    上部はレンガで綺麗に補修されており、遠くに龍虎塔が望めました。

  • 旧城観光を終え、車は高雄市中部へ向かっています。<br />バナナ果樹園があちこちに見えてきました。

    旧城観光を終え、車は高雄市中部へ向かっています。
    バナナ果樹園があちこちに見えてきました。

  • 美濃区は高雄の市街中心部から約50㎞ほど北東に位置しています。<br />特産品は手漉き紙・美濃唐傘などの伝統工芸品や、<br />お米やトマト、豆、白玉大根などの農産物。<br />かつてはタバコ葉の一大生産地だったそうです。<br /><br />住民の多くが客家人という街で、<br />通りには名物の客家料理店が軒を連ねていました。<br />

    美濃区は高雄の市街中心部から約50㎞ほど北東に位置しています。
    特産品は手漉き紙・美濃唐傘などの伝統工芸品や、
    お米やトマト、豆、白玉大根などの農産物。
    かつてはタバコ葉の一大生産地だったそうです。

    住民の多くが客家人という街で、
    通りには名物の客家料理店が軒を連ねていました。

    美濃 散歩・街歩き

  • その名物料理が、バン(米へんに反)條と呼ばれるライスヌードル。<br />訪れたのは運転手さんおススメの店「美濃呉バン(米へんに反)條」

    その名物料理が、バン(米へんに反)條と呼ばれるライスヌードル。
    訪れたのは運転手さんおススメの店「美濃呉バン(米へんに反)條」

  • バン(米へんに反)條は、見た目がきしめんに似ていて、<br />湯・乾(スープの有り無し)と、炒(炒めたもの)があります。<br />写真は乾バン(米へんに反)條。

    バン(米へんに反)條は、見た目がきしめんに似ていて、
    湯・乾(スープの有り無し)と、炒(炒めたもの)があります。
    写真は乾バン(米へんに反)條。

  • これは、炒バン(米へんに反)條。薄味の焼うどん風で、麺はもっちり。

    これは、炒バン(米へんに反)條。薄味の焼うどん風で、麺はもっちり。

  • 麺の他にも、たくさんの客家菜メニューがありました。

    麺の他にも、たくさんの客家菜メニューがありました。

  • 燙魷魚。茹でイカです。

    燙魷魚。茹でイカです。

  • MENUから察するに海鮮湯のような。

    MENUから察するに海鮮湯のような。

  • 冬瓜封。冬瓜の煮物です。<br /><br />どのお料理も素材を活かし滋味に富んでいます。<br />ご馳走さまでした。

    冬瓜封。冬瓜の煮物です。

    どのお料理も素材を活かし滋味に富んでいます。
    ご馳走さまでした。

  • 美濃の農村風景。ええトコや。

    美濃の農村風景。ええトコや。

  • 食事の後に訪れた「美濃民俗村」は、<br />客家擂茶や特産物のショッピングが楽しめる施設です。

    食事の後に訪れた「美濃民俗村」は、
    客家擂茶や特産物のショッピングが楽しめる施設です。

  • 中は客家の街並みが再現されていました。

    中は客家の街並みが再現されていました。

  • 巨大冬瓜。土台に使われてるのは客家花布です。

    巨大冬瓜。土台に使われてるのは客家花布です。

  • 油紙に伝統柄を施した美濃唐傘。<br />ワークショップもあるようでした。<br />ミニ傘やサンダルなど可愛いものいっぱい有ったのですが、<br />帰りの荷物を考えて断念しました。<br /><br />さて、午後からは旗山区へ向かい、<br />日治時代の街並みや工場でレトロ三昧、の予定です。<br />〈後編に続く〉

    油紙に伝統柄を施した美濃唐傘。
    ワークショップもあるようでした。
    ミニ傘やサンダルなど可愛いものいっぱい有ったのですが、
    帰りの荷物を考えて断念しました。

    さて、午後からは旗山区へ向かい、
    日治時代の街並みや工場でレトロ三昧、の予定です。
    〈後編に続く〉

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