2020/12/26 - 2020/12/27
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hry-campanellaさん
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コロナ禍での年末、分散参拝として早めの初詣に日光東照宮へ。
東武鉄道では2017年に「SL復活運転プロジェクト」として、半世紀ぶりにSLが運行しています。(下今一駅と鬼怒川温泉駅間)
「御宿 一富士」さんは、家庭料理の美味しい行きつけのお宿です。
11月以降第3波の感染拡大にも関わらず、政府はGotoトラベル事業を継続していましたが、12月22日に「12月28日から一時停止」が発表されたことにより、今回は適用最終日の旅行となりました。
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10時過ぎ、東武鉄道北千住駅より「スペーシアきぬ」で出発
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約1.5時間で下今一駅に到着。駅舎はSLの走っていた時代にタイムスリップしたようなレトロ調に改装されている。
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跨線橋を渡って転車台広場へ。
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隣接する転車台広場は、テーマパークのよう。SL展示館も併設されている。
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「C11型325号機」が転車台に入線し、一旦機関庫へと収まる。
この転車台はSL復活に合わせて、山口県の長門市駅から移設したもの。 -
「東武鉄道下今市駅旧跨線橋」(国の登録有形文化財)
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旧跨線橋内部は、木の壁とスレートの屋根で昔の趣きたっぷり。
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SL大樹5号「C11型325号機」がホームに入線
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SL大樹の2台目として真岡鉄道から譲渡され、今日が初めての営業運転となる。
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大桑駅でSL大樹4号「C11型207号機」の通過待ち。
こちらはJR北海道から借り受け、2017年から大樹として運行している。 -
竹炭の「黒いアイス」
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国鉄時代の14系客車、コロナ禍でも車内はほぼ満席だった。
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終点の鬼怒川温泉駅に着くと、機関車の方向転換のためバックで客車と並ぶ。
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鬼怒川温泉駅の転車台は、広島県の三次駅から移設したもの。
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今日はちょうど「C11型325号機」の運転開始日で、SLが到着すると駅前でビッグバンドの演奏が始まった。メーテルらしきヴォーカルも。
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駅から鬼怒川の下流側に歩き、鬼怒楯岩大吊橋を渡ってみる。
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全長140m、高さ37mからの絶景。
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上流側に歩き、「ふれあい橋」を渡る。
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橋の上から後ろを振り返ると巨大な鬼が睨んでいる。
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「あさやホテル」に立ち寄る。巨大で豪華な吹き抜けのロビーに圧倒される。
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移動式パイプオルガンの自動演奏が響き渡る。
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宿泊先の「御宿一富士」は、家庭料理の美味しく、貸し切り露天風呂ある温泉宿
鬼怒川温泉 御宿 一富士 宿・ホテル
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夕食は家庭料理でどれも美味しいけれど、品数が多くて食べきれないほど。
鹿のたたき、地鶏鍋(那須鳥)、湯葉刺し、ぜんまいの煮物、かき揚げ、酢の物(ニラの茎)、巻湯葉の煮物、山女塩焼き、サトイモのゆずみそ焼き、お豆と雑穀ごはん、なめこ味噌汁、かぶときゅうりの浅漬、柚子とイチゴのジェラート
「岩魚の南蛮あんかけ」(下)はリピーターへのサービスだそう。 -
外湯の箱庭にて
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朝食は、お惣菜の盛り合わせ、豆腐と芋がらとほうれん草の味噌汁など。
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チェックアウトし、徒歩で駅へ。
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鬼怒川温泉駅前の「はちやバウム」実演
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この店の紙袋を持って電車に乗る人が沢山いた。
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鬼のいる広い駅前に、転車台ができた。SLの方向転換するだけでもイベントになる。
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乗換連絡が悪いので、下今一駅から少しだけ「特急きぬ」に乗ることに。
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特急の出発間際にSL大樹1号「C11型325号機」が到着する。
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鬼怒川を渡り、男体山と日光連山が良く見える。
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下今一駅で急行に乗り換え、東武日光駅へ。
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駅前広場に路面電車が展示されている。(東武100形電車)
日光軌道線は、1910年(明治43年)から現古川電工の電気製鋼所の貨物輸送として開業した。戦禍を免れ、1947年(昭和22年)に東武鉄道と合併し観光輸送が増えたが、車の普及により利用者が減り、1968年(昭和43年)に廃線となった。 -
バスで二荒山神社前で下車し、神社に寄る。
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東照宮五重塔の「心柱特別公開」では初層の心柱が見られる。高さは35m。
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撮影禁止なので、パネルの写真を。心柱は4層から鎖で吊り下げられ、下端は礎石から浮いている。地震や強風による免振効果がある。
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塔の初層の四辺には十二支の彫刻が施されている。新年は丑年。
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東京スカイツリーには五重塔の心柱構造を参考にした「心柱制御」地震緩和システムが導入されている。また、この辺りの標高は東京スカイツリーの高さと同じくらいという。
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神厩舎(しんきゅうしゃ)は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)
東照宮は、平成25年から5年かけて主な建築の修復工事が行われた。 -
昔から猿が馬を守るとされているところから、猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されている。「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名。
修復で顔が変わってしまったという向きもある。 -
御水舎(おみずや)
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輪蔵
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陽明門(ようめいもん)(国宝)
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いつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」ともよばれ、故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻が施されている。
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廻廊(かいろう)は、陽明門の左右に延びる建物で、外壁には花鳥の彫刻が飾られている。(国宝)
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一枚板の透かし彫りには、鮮やかな孔雀の彫刻が多い。
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陽明門の天井には、2枚の飛龍図
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陽明門の裏側
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霊獣の装飾が多数ある。
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唐門(からもん)(国宝)
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胡粉摺りの白が特徴で、修復したばかりでよく映えるが、早くも傷みが見える所も。
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右手から奥の御本社に上がるが、当時は特定の幕臣や大名しか入れなかった。内部は見学できるが撮影禁止。
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神輿舎(しんよしゃ)
春秋の祭りに使われる三基の神輿が納められている。 -
祈祷殿(きとうでん)の天井には「天女奏楽の図」
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奥宮に通じる「坂下門」の「眠り猫」(国宝)
将軍の参拝の時しか開かれなかった。 -
「眠り猫」の裏側には2羽の雀
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奥宮への参道は、一段ずつ大きな石材で作られた重厚な石段
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家康公の宝物が納められている「奥社銅神庫」
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奥社の唐門
扉以外は一つの鋳型で作られていて、鋳抜門(いぬきもん)ともいわれる。 -
徳川家康公の墓所の「奥社宝塔」(御墓所)
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キリンビールの奉納
東照宮には動物の彫刻や絵画は多く、キリンビールのラベルでおなじみの想像上の麒麟は、陽明門や拝殿に49頭施されている。 -
拝殿将軍座の間の御杉戸に描かれた麒麟や眠り猫をデザインした「一番搾り」
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東照宮の参道を下る。
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参道脇の輪王寺
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東照宮の麓にある朱塗りの「神橋」
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路面電車を模した路線バスが走る。
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神橋近くの「日光金谷ホテル」に立ち寄る。
明治初期に外国人賓客をもてなすために開業した、現存する日本最古のホテル。 -
エントランスは、石造りに木製の回転扉
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回転扉の上には豪華な装飾
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洋風の内装にも宮大工の技が取り入れられている。
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帝国ホテルにも使われている大谷石造りの内装
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ロビーには革張りのゆったりしたソファーに巨木の一枚板のテーブル
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歴史を感じる調度品は今も実用している。
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中庭を望めるカフェで休憩
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「アップルパイ」と「チーズケーキ」
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ホテルの送迎バスで東武日光駅へ戻り、帰路へ。
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