2020/11/05 - 2020/11/05
129位(同エリア338件中)
naoさん
大阪府の北西部に位置する箕面市は、落差33mの箕面大滝や、「勝運の寺」、「勝ちダルマの寺」として、受験・商売・就職・スポーツなど、あらゆる場面での『勝運』を祈って全国から訪れる参拝者が後を絶たない勝尾寺がある町として知られています。
京都の羅城門から九州の太宰府に至る重要な街道として、古くは山陽道と呼ばれていた西国街道が、奈良時代以降に現在の箕面市の南部を東西に横断するように整備され、萱野地区内に「草野駅(かやののうまや)」、箕面地区に「豊島牧(てしままき)」、瀬川・半町地区には本陣や旅宿が置かれました。
江戸時代には大坂を経由せずに京と西国を結ぶ近道として、ひろく西国諸大名の参勤交代に利用された西国街道は、多くの人々が往来する交通の要衝として賑わいました。
そんな西国街道沿いの、西から萱野、粟生新家、小野原の各地区には、年々市街地化が進む現在の箕面市にあって、かつての街道筋らしい落ち着いた佇まいの町並みが残されています。
平安時代に、京都と地方を行き来する官人(役人)用に馬と食糧を提供する「草野駅(かやののうまや)」が置かれていた萱野は、今は「萱野三平記念館(涓泉亭)」として公開されている萱野三平旧邸を中心に、旧家のお屋敷が点在する落ち着いた町並みが続いています。
なお、萱野三平は忠臣蔵でお馴染みの、赤穂藩家老・大石内蔵助率いる赤穂浪士の「四十八番目の義士」と呼ばれる人で、赤穂藩主・浅野内匠頭への忠義と、仇討ちに反対する父親への孝行との狭間で苦悩した末、討ち入りに加わることなく自宅の長屋門の一室で自刃し、27歳の生涯を閉じました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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箕面市萱野の、西国街道沿いの町並みにやって来ました。
西国街道は奈良時代以降に整備されたもので、平安時代には、京都と地方を行き来する官人(役人)用に馬と食糧を提供する「草野駅(かやののうまや)」が置かれました。 -
腰壁に下見板を張った、立派な長屋門のあるお屋敷です。
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敷地と道路の高低差を石垣で吸収したお屋敷です。
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その石垣は、敷地全面にわたって積まれています。
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こちらが、そのお屋敷の長屋門です。
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白漆喰塗籠めの瓜型の虫籠窓のある町家です。
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「芝公堂」の看板が掲げられた町家です。
一見、普通の住宅のように見えるんですが・・・。 -
こちらが忠臣蔵でお馴染みの、赤穂藩家老・大石内蔵助率いる赤穂浪士の「四十八番目の義士」と呼ばれる、萱野三平の旧邸を活用した「萱野三平記念館(涓泉亭)」になります。
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萱野三平の旧邸は、西国街道沿いの長屋門から・・・
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敷地の奥まで土塀がめぐらされています。
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では西国街道に戻って、改めて萱野三平旧邸の長屋門です。
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重厚な扉とくぐり戸のある門前には・・・
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萱野三平の旧邸であることを示す石標が立てられています。
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突然ですが、こちらは箕面市の汚水桝の蓋です。
箕面大滝と市の木「イロハモミジ」の紅葉がモチーフになっています。 -
西国街道の町並みを見返した光景です。
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西側から見た萱野三平旧邸の全景です。
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こちらは、「萱野三平記念館(涓泉亭)」としての正面入口になります。
なお、「萱野三平記念館(涓泉亭)」には駐車場が用意されているので、こちらに車を停めさせていただきました。 -
板塀越しに見えているのは西国街道に面する長屋門です。
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では、館内へ。
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正面入口を入ってすぐの所に掲げられているのは、萱野三平の俳号「涓泉(けんせん)」からとったと思われる「涓泉亭」の石標。
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正面に見える長屋門のこの部屋が、赤穂藩主・浅野内匠頭への忠義か、はたまた仇討ちに反対する父親への孝行かと思い悩んだ萱野三平が、討ち入りに加わることなく自刃し、27歳の生涯を閉じた場所だと伝えられています。
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萱野三平が最後に残した辞世の句の句碑。
『晴れゆくや 日ごろ心の 花曇り』 -
長屋門内部の様子。
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長屋門内部に立てられた石碑。
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萱野三平旧邸の内庭。
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では、町並みへ戻ります。
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西国街道沿いの町並みです。
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「見事」としか言いようのない、素晴らしい長屋門です。
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いびつな形状の敷地を、上手に使いこなしている町家です。
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かつてこの辺りが「芝村」と呼ばれていた時代に設置されていた高札場跡です。
この高札場跡は、当時村の中でも人通りの多い場所に設置されていたんだそうです。 -
意匠を凝らした塀がめぐらされている町家です。
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きれいに手入れされたウバメガシの生垣をめぐらせたお屋敷です。
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土蔵造りの町家です。
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附属屋にも木戸が設けられているお屋敷です。
屋根付きの重厚な門は、正式な行事の際にしか使われないんでしょうね。 -
屋根付きの重厚な門に続く瓦葺の塀。
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秋の訪れを告げる柿の木。
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色づき始めた柿の葉。
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先ほどと同じような附属屋のあるお屋敷です。
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こちらのお屋敷は長屋門をしつらえておられます。
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長屋門にたがわぬ豪壮なお屋敷です。
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こちらのお屋敷の土蔵には・・・
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丸窓が開けられています。
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南側の農地から見た町並みの光景です。
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こちらの主屋には、白漆喰塗籠めの虫籠窓が開けられています。
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赤い実をつけたナンテンと虫籠窓。
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赤い庇がお茶目な土蔵です。
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こちらは、晒葺の門のある立派なお屋敷です。
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さて、この辺りが萱野の町並みの西端になるので、ここで引き返します。
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西国街道から外れて脇道に入ると、こんな石垣に出くわしました。
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その石垣には、こんな土蔵が載っています。
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お隣のお屋敷にも石垣がめぐらされています。
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石垣の上に建つ主屋に、瓜型の虫籠窓が見えています。
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弧を描くようにめぐらされた石垣。
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めぐってきた石垣の先に附属屋があり、その附属屋の左手に門が構えられています。
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やさしく微笑むお地蔵さん。
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