2021/01/04 - 2021/01/05
2494位(同エリア8431件中)
まさとしさん
和歌山県南部へ。
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6時に大阪難波の宿を出発。JR難波駅で18きっぷに日付を入れてもらい6時12分発で天王寺に向かった。天王寺からは始発の紀州路快速湯浅行き。後方4両が湯浅行きにある。前方は関空快速になる。
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和歌山を経て湯浅、湯浅では後続のロングシート車両がすぐに来るので乗り換えた。
紀伊田辺でさらに乗り換え。紀伊田辺からは車両が古くなる。紀伊田辺からは新宮行きで太地までは2時間以上と結構長い。 -
串本で8分停車するので列車を降りて気分転換。
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太地には12時45分に到着した。
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クジラの町らしいイラストが描かれている。
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太地駅から市内の循環バスでくじら家というレストランがある辺りまで乗ることにした。歩くと30分かかる。
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バスはハイエースで100円。1時間に1本くらい走っているので案外使いやすい。しかしくじら家は営業していたがコロナのせいで予約制で食べることはできなかった。
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少し戻ったところにある別の鯨料理の店「しっぽ」で鯨カツ定食を食べることにした。カツは夕食に出ないはずだ。
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鯨カツ定食(鯨カツ・さらし鯨・サラダ・ごはん・お味噌汁)。太地に来たことを実感。
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歩いてくじら館へ向かった。途中捕鯨船が保存されている。
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こちらはクジラのモニュメント。
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太地町営くじらの博物館は入場料1500円。この値段はエンターテイメントの質を考えると相当安い料金設定だと感じる。クジラのショーが14:30、イルカのショーは15:30からそれぞれ10分ほど行われるので必見だ。それ以外の時間は生け簀のくじらとイルカを見に行ったり水族館や博物館で時間を潰すことができる。
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博物館に展示されている世界最大の動物といわれる「シロナガスクジラ」の模型。全長25メートルくらいある。
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捕鯨に関する展示物。
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博物館のクジラの胎児のホルマリン漬け。
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生け簀に各種クジラがいて餌をあげることができる。
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水面に近づくと餌をもらえると思っているかやクジラが寄ってくる。
https://www.youtube.com/watch?v=gdefSDbDWAk -
珍しい白いハナゴンドウが飼育されている。
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クジラとイルカのショーはそれぞれ10分間行われた。ダイナミックな鯨のショー。洗練されたイルカのショー。どちらもよく訓練されていて感激した。
イルカのショーは全国各地で見ることができるが、くじらのショーはかなり珍しいように思う。
https://www.youtube.com/watch?v=aTg91u5zGGU&t=1s -
くじら館から歩いて宿泊先の国民宿舎「いさなの宿 白鯨」に向った。太地町が誇る大型宿泊施設だ。しかし建物は古く昭和の匂いを感じるが居心地はよさそうだ。
いさなの宿 白鯨 宿・ホテル
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部屋は和室で太平洋を一望できる。
鯨料理のコースがついた1泊2食付きで13460円。 -
チェックインを済ませて歩いて大地町の中心部へ向かった。スーパーがあり生鮮食品のコーナを見たら鯨の商品がたくさん置かれていた。さすが太地町だ。店内の鯨売り場は撮影禁止の表示が出ていて英語でも書かれている。こういうところは閉鎖的な雰囲気を感じるがあれだけ世界的な騒ぎになったこともあるので無理もない。太地の住民を守るために尊重しなくてはならない。
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スーパーで夜食のための鯨肉を少し買っていくことにした。鯨の皮(コロ)はそのままでは食べるのは難しいので家に持って帰ることにした。
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太地の町の入り江。
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クジラの骨を鳥居に使っている恵比寿神社。
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鯨が供養されている東明神社に立ち寄り宿に戻った。
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町中には和歌山選出の有名な人の選挙ポスターも。
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夕食までは温泉に入ることにした。鯨がメインだが紀伊半島南端は温泉も有名だ。
18時からの夕食はくじらフルコース。
前菜(鯨南蛮漬、鯨胡麻和え、うでものポン酢)
造り(尾の身、鹿の子、大根ケン、大葉、紅たて、生姜、ニンニク、菊花)
追肴(赤肉、皮(コロ)、畝須、カルハ?ッチョ) -
小鍋(はりはり鍋、赤肉、さえずり(舌)、ラーメン)
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酢の物(鯨ベーコン、てっぱ、玉葱、人参、パプリカ、酢味噌)
汁物(本皮、赤出汁)、白ご飯、香の物、 -
揚け物(鯨竜田揚げ、パプリカ、青唐辛子、花葛切、抹茶塩)
ありとあらゆる鯨料理が出てきて満足。 -
最後にデザート、
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クジラの部位の説明を見ながら食べるとわかりやすい。
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箸置きもクジラ。
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翌朝の朝食。干物は火であぶって食べる。
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バスで太地駅へ向かった。この時間のバスはハイエースではなく小型バスが使用されていて乗客も多い。クジラ館は経由せずまっすぐ駅へ向かった。バスに乗っていた乗客の大半は道の駅の関係者だったらしくバスを降りて行った。
紀伊勝浦方面行きの列車は8時35分だが15分遅れ。朝から困ったものだがのんびり行こう。 -
紀伊勝浦駅到着。
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紀伊勝浦駅と新宮駅間は名古屋と大阪双方からの特急が乗り入れる。
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紀伊勝浦駅舎。
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駅前は古びたアーケード商店街。かつては観光客で活気にあふれた温泉地だったことが窺えるが今は寂れた田舎町だ。紀伊勝浦駅から駅前の通りをまっすぐ歩いて港へ向かった。
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港には源泉掛け流しの足湯があり無料で利用できる。
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勝浦地方卸売市場。
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那智勝浦の魚港はマグロの漁獲量日本一の港があることで有名だ。港にある勝浦漁協地方卸売市場ではマグロの競りが行われている。
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到着したのが9時ということで終わっているのかと思ったが、まだまだ沢山の巨大なマグロが所狭しと並び、活気のある取引の様子を見学することができた。
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市場の横にはマグロを食べられる土産物ががあったが、ここでは食べることはせず駅へ戻ることにした。マグロは日本中にあるのでここでしか食べれないものにこだわりたい。なので新宮へ移動することにした。列車は全体的に遅延気味だ。紀伊勝浦から新宮へ普通列車で向かった。
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新宮の駅前でさんまの姿寿司とめはり寿司の昼食を食べに向かった。しかし駅前の店は正月休みで閉まっていた。残念。今日空いている店は他に無さそうなので紀伊勝浦に戻ることにした。新宮は観光の街ではないからだろう。
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紀伊勝浦駅に戻り、その足でまぐろ丼が有名だ大和へ向かった。大和は駅前から港の近くに移転したようだ。駅前だと駐車場が少ない。今では車の顧客が中心だろうからこの移転はいい判断だ。もはや列車の利用客は限定的だろう。
お食事処 大和 グルメ・レストラン
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食事処・大和では一番豪華な大和DX丼を注文。大トロ、中トロ、赤身、中落ち、びんちょうまぐろなど入っていて満足度は高い。やはりとれたての生マグロはとろけるような旨さだ。
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卸売市場市場によったらすでにマグロのセリは終了していた。紀伊勝浦駅下車は二度手間になったがそれぞれ満足できた。
紀伊勝浦を13時33分発の普通列車で紀伊田辺、御坊で乗り換え和歌山へ向かうことになる。長時間の移動になる。列車の遅れは解消しつつあるようだ。 -
紀伊田辺からは新型車両が使用されていて快適だ。
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和歌山駅到着。
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歩いて和歌山ラーメンの丸高び向かった。
丸高 グルメ・レストラン
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中華そばとしめ鯖の早寿司を注文。
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和歌山から紀州路快速で大阪へ戻った。
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この旅行記へのコメント (3)
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- jaaaaaayさん 2021/09/06 11:52:27
- こんにちは!
- 私太地町に住んでいる鯨関係を研究しているものです。現在鯨の食文化について論文を書いています。とても興味深い記事です。
まさとしさんが撮った鯨肉の写真を論文に掲載したいと思いますが、許可を頂けますでしょうか(30枚目の「スーパーで夜食のための鯨肉を少し買っていくことにした」の一枚です)?
もちろんこのホームページのリンクも掲載します。
よろしくお願いします。
- まさとしさん からの返信 2021/09/06 12:04:13
- Re: こんにちは!
- コメントありがとうございます。写真等使って頂いて大丈夫です。お役に立てて何よりです。
- jaaaaaayさん からの返信 2021/09/07 14:47:20
- Re: こんにちは!
- ありがとうございます!
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