2020/12/28 - 2021/01/02
3654位(同エリア4360件中)
アンマchanさん
- アンマchanさんTOP
- 旅行記6冊
- クチコミ0件
- Q&A回答2件
- 11,429アクセス
- フォロワー0人
2020年末~2021年年始、京都で「Stay Home」ならぬ「Stay Hotel」で過ごした日記。
今回、「Stay Hotel」のため、キッチン付きのホテルを選んだ。
どのくらい「Stay Hotel」していたかというと、帰宅当日にこの旅行記を投稿する準備ができるくらい、というところだろうか。
※1 一部の写真(特にお店)は、過去のものを使用しています。
※2 基本的に一人旅のため、いわゆる「密」の状況にはなっていません。
※3 お店を含む全施設では、各施設の「感染予防対策」に従っています。
※4 時短営業についての記述については「噂話」レベルのものであり、正確な情報ではありません
※5 (2021.01.17 追記) 旅から帰って2週間が経過しましたが、発熱や体調不良などはありません
- 旅行の満足度
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
【12月28日(月) 1日目】
[12:40 東京駅]
午前中、会社の大掃除をして、通常ならそのまま打ち上げの飲み会になるところだが、今年は、そのまま解散。所謂「半ドン」状態になる。
なので、そのまま東京駅に向かい、新幹線に乗る。
車中、山下澄人著「しんせかい」を読む。
15時前、「あとがき」寸前に京都に到着。慌てて降りる。
慌てていたのがいけなかったのか、ホームで乗車券がないことに気がつく。
いくら探しても無い物は無いので、諦めて改札で自己申告。改めて京都までの乗車券を購入することになる。
[15:40 ホテル シタディーン京都烏丸五条] https://www.citadines.com/ja/japan/kyoto/citadines-karasuma-gojo-kyoto.html
チェックインを済ませ、部屋へ。
キッチン付きの部屋、しかもダブルということで、いつものホテルよりもリッチ感がある。 -
まな板もあるし、食器用洗剤とスポンジも完備。
-
箸、菜箸、お玉など。さすがに包丁はないが、代わりにキッチンばさみはある。
お鍋、フライパンもある。
食器なども揃っている。 -
部屋には「DVDプレイヤー」も置いてある。
-
早速、服などをクローゼットに入れ、PCや持ってきた本をセッティング。
PCとテレビをHDMI接続しておく(僕のPCは、Blu-Ray Disc の再生もできるので)。 -
-
そこまでやって、すぐにホテルを出る。
四条通はなかなかの人出である。
木屋町を上がり、先斗町へ入る。
[16:30 先斗町 酒Bar] -
お店の前、ちょうちんの明かりが消えている。しかも入口に張り紙が…
不安になって張り紙を読もうとしたら、ガラス戸から見える店内からマスターの安原さんが手招きしている。
どうやら、営業しているようだ。結局、張り紙は、時短営業の告知だった。
京都市内の飲食店は、一部補助金対象外のチェーン店を除き、21時「完全閉店」(お客さんがいない状態)にするよう、指導されているらしい。
とりあえずお店に入る。一人の女性客が先に座っていた。
早速、ビールを注文。安原さんにも一杯ご馳走。
「珍しい」
「いや、来た早々に辛いことがあって…。人に親切にして厄払いでもしようかと」
と、乗車券をなくしたことを話した。一応、同情してくれた。
「お年玉企画」ということで、「1枚で何でもショット一杯無料券」、5枚セットで 3,000円で販売とのこと。「一杯 600円以上のショットならお得。ビールだと一杯 770円(税込み)なので、1,350円お得」。 -
早速、購入。
ちゃんとポチ袋に入れてくれる。
結局、この無料券でご馳走したビール代も支払った。厄払いになっただろうか?
註:酒Barは閉店しました。安原さんは京都市役所近くに新しいお店を開きました。
[18:30 五黄の寅]
一旦ホテルへ帰り、シャワーを浴びて着替えて「五黄の寅」へ向かう。
(五黄の寅:https://kbjs401.gorp.jp/) -
ここで Yちゃんと待ち合わせ。
「あら、センセイ。いらっしゃい」
カウンター奥に案内される。
以前から気にはなっていたのだが、何故「センセイ」と呼ばれるようになったか?もちろん僕は、そう呼ばれる職業には就いていない。
「何回聞いても、『旅の者です』と言って名前を教えてくれないから。雰囲気からそう呼ばせてもらうようになった」
…なるほど。確かに僕は名前を聞かれると「旅の者」と答えていた。
今では、お世話になっているほとんどのお店で名前がバレていて、常連さん扱いしてくれるのは嬉しいことなのだが、そうなると勝手なもので「旅行者」として扱って欲しくなってくるのである。
だから、先の「酒Bar」でも、入店第一声は「観光客がやってまいりました」と言っていた(今はやり過ぎて飽きたので、言っていない)。
「シノのところから?」 オーナーが聞く。
「いや、さっき着いたところなんで…」
このやり取り、他のお店でも続くことになる。
そうこうしているうちに、Yちゃん到着。
「五黄の寅」は、炭火焼のお店。
「今、炭の状態が最高です」
と店員さんにけしかけられ、「おちぼの炭火焼」を注文。 -
Yちゃんに、最近の状況を聞く。
どうも、このコロナ禍で失業したらしい。
「今年中は、(自営業の)実家の手伝い」
早くコロナが収まって、楽しく飲みたいね、などと話している間に21時が近くなる。
他のお店も閉まるので、はしご酒ができない。
仕方がないので、Yちゃんとお別れして、ホテルへ戻る。
とは言え、結構飲み過ぎてしまったらしい、ということが翌朝判明する。
【12月29日(火) 2日目】
[7:00 起床]
キッチンにカップ麺を発見。どうやら、帰りに買ってしまったらしい。
未開封だったので、とりあえず、朝なのにカップ麺を食べる。
「しんせかい」の「あとがき」と「解説」を読み、全て読了。
テレビではしきりに「年末年始、大雪の可能性」と報じている。
8時過ぎにホテルを出て、烏丸通を南下。京都駅の地下をくぐり、九条まで。
向かうは、「T・ジョイ京都」という映画館。 -
ここで、「ビルとテッドの時空旅行」という映画を観る。
-
B級っぽい内容がたまらない。お客さんも少なかったので、遠慮なく笑う(もちろんマスク着用)。
終始バカっぽい内容なのに、最後、音楽で世界を救う(というのがまたB級っぽくてたまらない)のシーンで、不覚にも泣きそうになる。
[11:00 ヨドバシカメラ京都]
映画の帰り、ヨドバシカメラ京都に寄る。スマホからHDMI出力できる変換器を購入しようと思ったのだが、2,000円以上するのと、「Display Alt Mode が必要」と書かれていて、何のことだかわからなかったので、結局購入しなかった。
[11:30 カプリ食堂]
(カプリ食堂:https://capri.red/)
烏丸通を歩いて北上。昼前の時間だからか、北上する車が多く、渋滞している。
歩いていたら、ランチ営業開始時間きっかりに「カプリ食堂」に到着。入店。 -
いつものとおり、「280円昼飲みメニュー」からビールを注文。マカロニサラダも追加。
「すみません。マカロニサラダ、ちょっと時間が掛かります」
ポテトサラダに変更する。
「うちの店も、21時までなんですよ。直接見たことないんですが、なんか、パトロールもされてるらしくて…」
何だか戦時中のような様相になってきているようだ。
店員さんは話しながら、マカロニサラダを仕込んでいく。
「でも、何故か、時短始めたとたんに、お客さんが入るようになって」
人間の性なのか、制限が掛かると行きたくなるらしい。禁止されると破りたくなるのと似ているかも。
仕込みが終わった、できたてのマカロニサラダを注文。
ドリンクは、2杯目からハイボールへ。
帰りにホテルを通過して、フレスコに行き、缶ビールやコーヒーなどを購入。ついでに東京ではめったにみられない「うまかっちゃん」というインスタントラーメンも購入。 -
しばらく部屋で休憩。
[16:15 酒Bar]
常連の年配ご夫婦と、若い女性一人がいて、盛り上がっている。 若い女性は、付き合っている男性と「別れる。今から LINE で伝える」と息まいていて、マスターの安原さんが止めている。
今日もドリンクチケットで飲む。
まったりゆっくり飲みたいが、飲み屋さんが21時で閉店しまうので、早めに移動しなければならない。
「明日も待ってるから」
「雪が降らなければ、ね」と言うと、
「雪? 降らない降らない」との返事。地元の人の経験を信じて良いものか?
[17:30 和鉄板ぞろんぱ]
(和鉄板ぞろんぱ:http://www.zoronpa.com/rokkaku/index.html) -
カウンター席の真ん中に案内される。
入り口側は常連の女性2人組がすでに盛り上がっている。奥側は「予約席」の札が。
このお店も当然時短営業。他のお店も21時までだろうから、この後、行けて1~2軒だろう。
ということで、「おまかせ小鍋」を注文。 -
「シノさんとこ行きました?」
ここでもまた「シノさん」である。
「いや、明日行こうかと思ってる」
時短営業について、ここでもパトロールの話になる。
「1回見つかっただけで、補償金が全額出なくなるんですよ」
結構シビアだ。
「で、正月開けたら、通常営業してる店が、結構出るんちゃうかなぁ、と」
つまり、大晦日に(酔客がごねたりするのもあって)21時で閉店できず、それが見つかってしまった場合、補償金が全額出なくなるので、時短する必要性が無くなり、結果、通常営業に戻る、ということだ。
で、このお店の「時短対策」はというと。
「15時から営業してます」
なるほど、営業開始時間を2時間早めているわけだ。
ということは、大晦日15時にここに来て、その後、「笑ってはいけない」が部屋で見られるかもしれない。
で、店員さんたちと「笑ってはいけない」の話で盛り上がる。
そうこうしているうちに、奥の予約席に女性2人客が案内される。
やはり常連さんらしい。
その後も、常連さんや近所と思われる方たちが入店してくる。
コロナ禍でこういう言い方は失礼なのかもしれないが、普段幅を利かせている観光客がいないために、常連客や近所の人が羽を伸ばしているとも言える。しかし、これもコロナが長引けば、どうなるかわからない。
「じゃぁ、大晦日、お待ちしてます」
その声に見送られて、僕は次のお店へ。
[19:15 大八寿司]
(大八寿司:http://www.sushidining-daihachi.com/)
久しぶりに「大八」へ行く。
カジュアルとはいえ、お寿司屋さんなので、常連さんより若いカップルが多い。 -
さっき小鍋を食べてきたので、「ネギトロ巻き」を注文。
「お酒は? 松の司?」
大将の今宿さん、さすが心得ている。というわけで、素直に「松の司」を注文。 -
「シノさんとこの帰り?」
ここでも、やはり「シノさん」である。
[20:30 ホテル]
〆に「うまかっちゃん」を作って食べる。
21時にベッドに入る。
早く寝すぎたせいか、夜中に目が覚めて、眠れなくなった。
仕方がないので、持ってきたDVDを小音量で再生しながら、ベッドの中でゴロゴロする。
いつの間にか眠っていた。
【12月30日(水) 3日目】
[6:00 起床]
外を見ると、雪ではない。が、結構強めの雨が降っている。向かいに見えるコンビニに行くのも躊躇する。
Blu-Ray Discに焼いてきた、WOWOWドラマ「竹内涼真の撮休」を1話目から見る。
途中、雨が小降りになったようなので、向かいのコンビニにパンを買いに行く。
パンを食べながら、「竹内涼真の撮休」の続きを見る。
さすがに、8話全部を一気に見るのは疲れるので、5話見てストップ。
ドキュメント72時間の総集編などもダラダラ見ながら、持ってきた本をパラパラと捲る。
結局、「どこでもDiga」(スマホから自宅のハードディスクレコーダにネットワーク接続し、録画した番組を見られるアプリ)が使えないようだ。番組表や録画一覧は見られるので、動画データのやり取りができないのかもしれない。
接続できればスマホとホテルのテレビを接続して大画面で見ようと思って、昨日、Type-C-HDMI変換ケーブルを見に行ったのだが、買わなくてよかった、ということか。
15時前までダラダラと過ごし、ホテルを出る。
[15:15 酒Bar]
仕込み中だったが、気にせず入る。
1杯でお店を出て、16:10頃に「漁師めし 雑魚や」に行く。
昨日前を通った時に、「29,30日。15時営業」という張り紙を見たからだ。 -
「雑魚や」は地元でも人気のあるお店で、僕も何度か満席で入れなかった経験がある。
年末の、通常の営業開始時間より前の時間なら入れるかも、と期待して、入口の呼び出しベルのボタンを押す。
中から女性の店員さんが出てきたが、「もう…、満席で…」と本当に申し訳なさそうに言われてしまう。
…やっぱり、考えが甘かった…
粘ってもしかたないので、諦めることにする。
他のお店に行こうかとも考えたが、結局、一旦ホテルに帰ることにする。
17時過ぎ、五条駅から地下鉄に乗り、今出川まで行く。
住宅街を歩いて、「カプリ食堂(LIMONE VERDE)」へ向かう。
それにしても寒い。寒すぎる。
[17:30 カプリ食堂(LIMONE VERDE)]
(カプリ食堂(LIMONE VERDE):https://capri.red/free/verde)
このお店は、昨日のお昼に行った「カプリ食堂」の2号店で、オーナーのようへいさんが担当している。 -
お客さんは一人もいない。
オーナーと話をしながら、ピザとビールをいただく。
途中で、常連のお客さんが来店。「雪、降ってますよ」
…本当だ。店内からでも雪が降っているのが見える。寒いはずだ。
ふと時計を見ると、19時が近い。あと 2時間ほどしか飲めない。慌ててお店を出る。
地下鉄で四条まで戻る。
[19:10 一政]
(一政:https://ichimasa-kyoto.gorp.jp/)
雪が降る中、数分歩いて、「一政」へ到着。 -
ドアを開けて中に入る。メガネが曇って前が見えない中、どこからか声がする。
オーナーの篠さんだ。
そう、いろんなお店で言われた「シノさん」とは、ここ「一政」のオーナーシェフ篠さんだったのである。
この「一政」から僕の居酒屋ネットワークが広がったので、それらのお店に行くと、必ず「篠さん」の名前が出るのである。
「ごめーん。今日、年内最後で常連さんの予約で満席」
ショック!
しかし、予約のお客さんが来るまで、という条件でカウンター席に座らせてもらう。
「よく来てくれました」
と言う店員さんに
「なんか、行くお店行くお店、みんなが『シノさんとこ行きました?』とか聞くから」
と答える。
「ありがたいことです」
鰹の塩たたきと日本酒を注文。 -
(↑ ちょっと食べて減っている)
篠さんは次々現れる常連さんと楽しそうだ。僕もその中に入れて頂き、ありがたい。
そんな楽しい時間を過ごし、予約のお客さんが来る時間が迫ってきたので、「来年もよろしく」と挨拶をして、お店を出る。
雪は止んでいる。
ホテルに戻る途中、「カプリ食堂」でテイクアウトを注文する。待っている間にビールも注文。
[21:00 ホテル]
テイクアウトしてきたつまみと、昨日買い置きしていた缶ビールで部屋飲み。 -
結構飲んできたので、缶ビール一杯でギブアップ。
22時前にベッドに入る。
【12月31日(木) 4日目】
[6:00 起床]
雪は積もっていない。
が、部屋でダラダラしている間に天気が悪くなり、8時前、小雪が舞っている。
磯崎憲一郎著「日本蒙昧前史」を少し読み始める。
9時過ぎ、雪はさらに激しくなる。
しかし、10時過ぎ、ホテルの部屋に眩しい光が射しこむようになった。
[11:00 フレスコ]
部屋飲みのためのお酒と食材を調達。やはり混んでいる。
[11:30 カプリ食堂]
すでに多くの人が行列を作っている、人気の蕎麦屋の横を通り、「カプリ食堂」へ。
ピザをテイクアウト。出来上がるまで、昼飲みのビールを飲みながら待つ。
ピザを持ち帰り、毎年恒例の「探偵ナイトスクープ」の総集編を見る。 -
15:30に「探偵ナイトスクープ」が終了。そのまま部屋を出る。
人ごみを避けるため、細い路地を歩く。途中、四条通、錦市場を横切ったが、人通りはそれなりにあるものの特に混雑しているわけでもなさそう。特に、錦市場は例年、牛歩でしか進めないような状況なのだが、今年は普通の観光シーズンなみのようである。
[16:00 和鉄板ぞろんぱ]
和鉄板ぞろんぱに入る。「本日の一番乗りです」と言われる。
店員さんがニヤニヤしているので、「何?」と聞く。
「今朝、テレビの番組表を見て、『ナイトスクープ』が何時に終わるか見たんですよ。で、たぶん、この時間に来るな、と予想してたら、ピッタリの時間に来た」
…まぁ、僕の行動など、わかりやすい、ということだ。
寒ブリの刺身と日本酒を注文。 -
店長の永野さんが付き出しを持ってくる。
「あん肝の『シャンパン』煮です」。そんなものがあるのか?
鰤の刺身も出てくる。「この『シャンパン』をつけて、召し上がってください」
やたらと、「シャンパン」という言葉を出してくる。それは、2年前の大晦日→正月のカウントダウンで起こった「シャンパン事件」が発端なのだが、今年はその時のメンバーが揃いそうだったらしい(去年はなかった)。
「また『伝説の再来か!?』と楽しみにしてたんですけどね。カウントダウンができないので…。残念です」
(シャンパン事件については、「太田和彦さんの「ひとり飲む、京都」を読んだので (2020年 追記・再掲) (https://4travel.jp/travelogue/11437148)」をご覧ください)
時短で残念がっている人もいれば、それなりに喜んでいる人もいて、女性店員さんは「久しぶりに『ガキ使』が見れそう」と楽しみにしているらしく、「昨日、楽しみにし過ぎて、去年のDVD見返しました」。
さぁ、その「ガキ使」の時間が迫っている。しかし、その前に、もう一軒、行きたいところがあるので、早めにお店を出る。
[17:00 JAM]
(JAM:http://www.sakebar.jp/index.html)
四条大橋を渡って、川端通を少し上がると「JAM」という、日本酒好きの池田さんご夫妻が営む日本酒バーがある。 -
「こんな状況下でも、変わらず来ていただいてありがとうございます」とお礼を言われる。
まぁ、僕は単純に京都でお酒が飲みたいだけで、そんな大したことはしていないのだが…。
「新政 やまユ」を注文。 -
ちょっと飲んでいたら、カウンターの中で、ご夫婦の小さな言い争いが始まった。
それはすぐ収まって、旦那さんが買い出しに出掛けたのだが、その後、奥さんが「『アホ』って言われると腹が立つ」と言い始めた。
旦那さんは京都の人なのだが、新潟出身の奥さんからすると「関西弁の『アホ』だけは、どうしても馴染めない」らしく、「アホ」と言われると本気で腹が立つらしい。
「だからこの前、「今度『アホ』って言ったら、ここ(名前の書いた離婚届)にハンコを押せ」と脅しました」
…「アホ」問題、かなり根が深そうである。
[18:30 ホテル]
色々と準備をして、「ガキ使」の時間を迎える。
午前中にフレスコで買った「おでんセット」を鍋であたため、それ以外のおつまみも揃え、テレビを見始める。 -
ビールの後は、日本酒。
京都の「英勲」という日本酒だが、なんと「フレスコ限定純米吟醸酒」である。 -
楽しく「ガキ使」を見ていたのだが、16時から飲んでいるのもあり、途中寝てしまったようだが、最後まで見た。
いつの間にか正月になっていた。
【2021年1月1日(元旦) 5日目】
[6:30 起床]
例年、遅い時間までどこかのお店で飲んでいたのだが、今回はできなかったので、朝、ちゃんと起きられた。珍しい、というか、京都で年越しするようになって初めてのことかもしれない。
明日(1/2)の朝東京に戻るので、当日慌てないように、この先不要だと思われるものを整理して荷造りしておく。
8時前にホテルを出て、阪急の烏丸駅から松尾大社へ向かう。 -
例年なら参道に屋台が並ぶのだが、今年はない。
そのためか、朝早いためか、そんなに混んでいない。
ここはお酒(あるいは醸造)の神様を祀っているので、お酒や醤油などの奉納が多い。 -
-
お酒に関するお守りもあり、酒飲み用の「服酒守」はもちろんだが、おもしろいことに、お酒の販売店や飲食店向けの「販酒守」や醸造蔵向けの「醸造守」もある。
僕が毎年購入するのは、もちろん「服酒守」であるが、まずは、去年1年間持ち歩いたものを納め、それから新しいのを購入する。
そして丁寧にお参りをして、お神酒をいただく。
今年の干支が書かれた升にお神酒を入れてくれるのだが、今年は、コロナ対策のため蓋つきのカップに予めお酒が入っていた。 -
これが本当に2021年最初のお酒になった。
例年は、二日酔いで飲みきるのに苦労するのだが、今年はすんなりと飲めた。
ちなみに、2021年は、「辛丑(かのとうし、しんきんのうし、しんちゅう)」。
Wikipediaによると、「干支の組み合わせの38番目。陰陽五行では、十干の辛は陰の金、十二支の丑は陰の土で、相生(土生金)である」とのこと。
おみくじを引いたら「末凶」だった…
「旅行(たびだち)よろしからず」らしい。
松尾大社を出て、歩いて10分くらいのところにある「梅宮(うめのみや)神社」にもお参り。 -
ここもお酒の神様が祀られている。
去年は、お参りを待つ列が長蛇になっていて断念したが、今年は人がおらず、落ち着いてお参りができた。
境内には数匹の猫(首輪をしているのでたぶん飼い猫)がいて、参拝客に愛想を振りまいたり、そうでなかったりしている。
10時頃、一旦ホテルに帰り、読書したりして、11時過ぎに再び外に出る。
五条通を東に進み、五条大橋を渡り、宮川町あたりを歩く。
お正月の宮川町、とても静かだ。 -
そこから、安井金比羅宮でお参りをし、八坂神社でお参りをする。
どちらもそこそこの人出だが、やはり、例年より、かなり少ない。
帰りに昨日行った「JAM」に立ち寄る。
[12:15 JAM]
おめでたい名前の「玉川 福袋」を注文。 -
外を見ると、チラチと小雪が舞い始めて、やがて強くなり、短時間で止んだ。
「今年もよろしくお願いします」と挨拶を交わし、お店を出る。
[13:45 カプリ食堂]
ホテルへの帰り道、新年の挨拶に「カプリ食堂」に寄る。
家族連れ、カップル、テイクアウトを待つ人で賑わっている。
厨房は一人で大変そう。
テイクアウトを渡し終えて、少し余裕を取り戻したタイミングで、「カプリ風オムレツ」を注文。 -
「卵で包まないのは変わってるでしょ? まぁ、手間の問題もあるんですが、それを『カプリ風』って誤魔化してるというか」
店員さん、苦笑い。
しかし、そういう創意工夫が料理だし、お店のオリジナリティだと思う。
…いけない! 色々話し込んでいるうちに、14:30を超えてしまった。
慌ててホテルに帰り、サッカーの「天皇杯」を見る。
とりあえず、昨日残ってしまったお酒とつまみを用意して、観戦。 -
応援するガンバ大阪は、川崎フロンターレに 0-1 で負けた。
スコアは 0-1 だが、試合は終始、川崎ペースであり、川崎の圧倒的強さを見せつけられた感じ。
ここまでくれば、もう「降参」というしかない。
それでも、負けというのは素直に悔しく、ショックを抱えながら、「酒Bar」に新年の挨拶に行く。
[17:10 酒Bar]
新年なので、マスターの安原さんにビールをご馳走し、一緒に乾杯する。
17時過ぎ、1席空けた「ソーシャルディスタンス」では、もう満席状態。
僕以外は、常連さん。
彼ら/彼女らの普段通りの何気ない話は、観光客の僕にとって新鮮な感じがする。その中でビールが飲めることを、改めて嬉しく思う。
18時前にお店を出る。
途中、「和鉄板ぞろんぱ」の前を通る。
外から見えるカウンター席には、お客さんがいるようだ。
「和鉄板ぞろんぱ」を通過して、今日というか今回最後になる、「串鉄板ぞろんぱ」に行く。
[18:30 串鉄板ぞろんぱ]
(串鉄板ぞろんぱ:http://www.zoronpa.com/muromachi/index.html)
このお店は、「和鉄板ぞろんぱ」の系列で、「ぞろんぱ」のオーナーの東さんが経営している。
案内されたカウンター席に着くと、オーナーやオーナーの奥様、店員さんたちが次々に新年の挨拶に来てくれる。
常連として認められていることを、とてもありがたく思うが、大勢のお客さんの前なので、少し恥ずかしい。
串鉄板をいくつか焼いてもらいながら、日本酒を飲む。
隣の女性3人組は常連らしく、店員さんたちを交え、賑やかに飲んでいる。
後から案内されてきた若いカップルは、どうやら観光客のようだ。
オーナーが「また、うちに来てくれてありがとうございます」と挨拶している。二人は、平安神宮に初詣にいったらしい。
そんなこんなで、20時を過ぎた。
最後に、「年越しちゃった焼きそば」(僕が勝手に命名)を注文する。 -
至ってノーマルな焼きそばだが、かなり美味しい。
夢中で食べ、満足してお店を出る。
帰り道、「カプリ食堂」の前を通ったが21時前、当然だが閉店していた。
部屋で最後の残り物処理をして、22時頃就寝。
【1月2日(土) 6日目】
[6:00 起床]
とりあえず、荷物の整理をし、時間までこの旅行記を書く。
チェックアウトを済ませ、京都駅に向かう。
時間があったので、東本願寺に行き、この後の帰宅までの無事を祈る。
[8:30 京都駅]
新幹線に乗る。帰りは指定席である。切符をしっかり確かめる。
2日の朝とはいえ、のぞみ号の上りの指定席、「空席が目立つ」というレベルではなく、「まばらに乗客がいる」という感じ。
座席に座ってすぐに「日本蒙昧前史」の続きを読み始める。
10分くらいしてふと窓の外をみると、一面の雪景色。結構積もっているようだ。
あまりの景色の変わりように、何があったのか理解できず、しばらく窓の外を見続けた。
米原を過ぎたあたりで本に目を戻し、数分後に外を見ると、雪の「ゆ」の字も見られない景色になっていた。
静岡を過ぎて、絶景ポイントに差し掛かる。
おなじみの「富士山が見えます」の車掌さんのアナウンス。
普段なら、満席で自由に席を移れないが、今回は皆、座席を移動して、熱心に撮影している。
[11:40 品川駅]
新幹線を降りる。ここから自宅まで、いくつか乗り換えて帰る。
今回の年越し旅も無事終了である。
「Stay Hotel」という自身の自粛とお店の時短営業の結果、早寝早起きして、日中はほとんどホテルに籠るという生活になった。
しかし、キッチンで簡単なつまみをつくったり、テイクアウトしたり、読書をしたり、録りだめたビデオを見たりと、自宅での「Stay Home」と同じようなことを、ホテルでやるという特別感があり、それなりに楽しめた。
とはいえ、折角の京都、自由に飲み歩きたいとも思う。
今年一年も、コロナの影響が続くだろうが、お世話になっているお店(もちろんそれ以外のお店も)には、収束まで何とか耐えて頑張ってほしいと切に思う。そして、一日も早いコロナの収束を願う。
収束した暁には、また楽しくお酒が飲みたいと思う。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
二条・烏丸・河原町(京都) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
40