登録有形文化財第１号「会津東山温泉　向瀧」　はなれの間

2020/11/28 - 2020/11/29

会津若松の奥座敷　東山温泉。
数ある旅館・ホテルの中でもひときわ名を馳せる「向瀧（むかいたき）」。

江戸時代は会津藩の指定保養所だった温泉を引き継がれ明治時代に創業し１２５年の歴史。
宮内庁の指定保養棟として多くの皇族・著名人が宿泊された由緒あるお宿。

そして、平成８年に創設された登録有形文化財では第１号として認定されたとのこと。

今回、１部屋限定の「はなれの間」に宿泊できました！

エリア 東山温泉(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

会津若松市の中心から車で１０分程度に位置する会津東山温泉。
向瀧は、その入り口側にあります。

中庭を取り囲むような形でお部屋が並びます。

会津東山温泉　向瀧 宿・ホテル

こちらが夜の正面玄関付近の光景。

この建物の外観そのものが観光名所といった雰囲気。

正面玄関付近。

床はどこもピカピカです。

今回宿泊するのは、１室限定のはなれの間。
大人気でかなり以前に申し込み、なんとか予約がとれました。

この階段を上ったところが、

はなれの間。

ぐるっと廊下がお部屋を囲む形。

窓が大きく、お庭の眺めが最高です。

そして、障子戸を開けると、畳敷きのお座敷。

こちらがメインのお部屋。

和室は３間続きです。

メインのお座敷の床の間。

こちらの書は、なんと「野口英世博士」のもの。
こちらのお宿の常連だったそう、

「美酒佳肴」
美味しいお酒にうまい肴。まさにこのお宿にぴったりの言葉。

到着の際に、お抹茶をいただきまいた。

障子戸は、下半分がガラスにもなっていて、障子の上げ下ろしができます。

敷地と建物の全景はこんな感じ。

中央の上部にあるのがはなれの間の建物。

お部屋の配置図。

裏側の廊下。

御化粧室。

とても立派で綺麗。快適ですね。

中庭からのはなれの間。

はなれの間から直接中庭に出ることができます。

部屋に戻り、浴室へ。

この階段をはさんで向かい側が、

はなれの間専用の浴室です。

この階段を下りると、

脱衣所。

バスタオルもたっぷり準備されていました。

こちらが浴室。

独特の天井。

もちろん源泉かけ流し。

ただ、お湯はかなり熱めで、加水してなんとか適温に。

宿に灯がつきはじめると、また格別の雰囲気。

旅情たっぷりですね。

こちらは、大浴場のきつねの湯。会津藩の指定保養所として江戸時代から利用されているお湯とのこと。

部屋に戻ります。

３間あるうちの真ん中にあるのがこのスペースが格式を高めているそう。仲居さんは、こちらから出入りするとのこと。

畳べりの柄模様が、ぴったり合わせられています。匠の技。お見事です。

中庭からのはなれの間。

なんとも幻想的な光景。

ソファに座ってゆったり。

３間続きのお部屋はほんと広々。

ちょっと落ち着かないので、襖をしめてみたりして。

夕食までの間に、外に出てみました。

この向瀧の銘板がシンボル。

温泉街を撮影。

お月様がとっても綺麗。

そして夕食。

朝＆夕ともに部屋食です。

名物の鯉のうま煮。
１人前がとっても大きくて、夫婦二人で１ついただき、もう一つは真空パックにしてもらいお土産に。

やっぱりこちらでも地酒の利き酒セット！

夜は入り口に格子戸を閉めていただきました。

翌朝。

朝食。

お味噌汁は、あたためながら。

朝食の後、またお庭に出てみました。

今回は晩秋でしたが、春夏秋冬の四季折々の表情がありそうですね。

チェックアプトまで、お部屋からしばしお庭の眺めを堪能。

日差しが出てきました。

お宿の正面で、夫婦で記念撮影をしていただきました。

向瀧さん、期待以上に大満足。何度も訪れたいお宿になりました！！