2020/12/16 - 2020/12/17
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2020/12/16
2020/12/17
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水城館
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ピーチのキャンペーンを利用して、福岡へ行くことにしました。
以前から興味のあった、柳川、大宰府などに寄ることができました。
■ルート
・12月16日 成田⇒福岡⇒柳川
・12月17日 柳川⇒吉野ヶ里遺跡⇒大宰府⇒福岡⇒成田
■フライト
・成田08:50⇒福岡11:10(MM523)
・福岡17:30⇒成田19:25(MM526)
■費用
・成田⇔福岡 6,320円(シンプルピーチ)
・柳川藩主立花邸 料亭旅館 御花 9,870円(和室8畳朝食付23,800/GoTo▲8,330/クーポン▲3,500/ポイント▲2,100)
・トヨタレンタカー5,270円(C2早割・基本4,620/オプション1,650/クーポン▲1,000)
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー 私鉄 Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
■1日目 12月16日(水)
福岡空港到着後、西鉄福岡⇒西鉄柳川と移動しました。
(西鉄福岡13:30⇒西鉄柳川14:19)
柳川名物と言えば「うなぎのせいろ蒸し」。
駅前に、うなぎ店が大きく店を構えています。西鉄柳川駅 駅
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また、柳川と言えば「掘割」です。
柳川は初めてなので、川下りを体験します。 -
柳川駅近くの「水郷柳川観光」を予約しておきました。
到着後、30分ほど待ったものの、結局他に乗る人がなく貸し切りになりました。
駅近くの川から出発になります。 -
北原白秋の詩が刻まれた碑です。
草で隠れて全体が見えませんが、
「色にして老木の柳のうちしだる我が柳河の水の豊けさ」
と出身地を詠んだものだそうです。
乗船チケットにも印刷されていました。
「柳川」は「柳河」という字をあてていたのだそうです。 -
正面に見えるのは「柳川城堀水門」で、その先は内堀とのこと。
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ギリギリを通っていきます。
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河童の像。
船頭さんから説明を受けたのですが、意味を忘れてしまいました。 -
こちらは海苔の倉庫だそうです。
そういえば、有明のりの産地でした。 -
日が傾いてきて、良い雰囲気になってきました。
しかし、とてつもなく寒いです。 -
船が目の前を通過しても、写真の「さぎ」は、身じろぎもせずじっとしています。
「さぎ」だけに、ああして動かないことで魚を騙しているんだ、とは船頭さんの説明。 -
倉庫の並びのところで、右に大きく曲がって、
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さらに内堀の奥へと進みます。
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見えてきたのは、うなぎの供養塔。
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その先に神社があり、よくテレビで見かけるの柳川の風景は、この神社で結婚式を挙げ、川下りをしているものだそうです。
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船頭さんが一番幅が狭いと言っていた場所です。
本当にギリギリを通過します。 -
その先、左に大きくカーブする場所に「くもで網」がありました。
実際に使っているのかどうかは分かりません。 -
くもで網のすぐそばには、まちぼうけの碑があります。
ここで船頭さんが、まちぼうけの歌を歌ってくれました。
聞けば誰しも、ああ、あの歌と分かるやつです。
作詞が北原白秋だということを初めて知りました。
さらに、ウサギが木の切り株にぶつかるのを待っているという意味での「まちぼうけ」ということも、あらためて知りました。 -
この堀を直進し突き当たった場所が、今日泊まる「御花」になります。
荷物を予め送らせてもらったので、ほぼ手ぶらで観光し、下船後そのままチェックインできました。 -
16:00頃、御花にチェックイン。
宿泊者は、すぐ近くの「かんぽの宿柳川」の温泉を利用できると聞いて、まずは温泉に入りました。柳川藩主立花邸 料亭旅館 御花 宿・ホテル
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夕食は、宿の人に勧められた「夜明茶屋」にしました。
御花から歩いて5,6分です。
半分は鮮魚店、半分は居酒屋のような感じです。夜明茶屋 グルメ・レストラン
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有明海の珍味が食べられることで有名なようです。
これは「わけのしんのす」と呼ばれるイソギンチャクの唐揚げ。 -
「わけのしんのす」の「わけ」は、若い衆という意味。
店員さんの説明では、若い衆でも男性とのこと。
「しんのす」は、お尻の穴。
つまみとしては美味しいのですが、何故そんな名前を付けたのでしょう。
食欲が減退しました。 -
こちらは「ウミタケ」。
名前からは想像できませんが、貝の水管だそうです。
水管が貝殻の何倍も長く伸びた、異様な形をしている貝です。
烏賊の干物より日本酒に合います。 -
左はエイリアンの異名を持つ「ワラスボ」と、右は「ムツゴロウ」のお造りです。
少し、勇気を必要とする食べ物でした。
地元の人は煮たり揚げたりして食べることが多く、刺身は、珍しさから観光客が食べることが多いそうです。 -
店員さんの説明では、三枚におろされたこの状態で、30分ほど生き続けるのだそうです。
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無念そうにも見える「ムツゴロウ」の顔。
本体は、すぐ唐揚げにしてもらいました。 -
「ワラスボ」の説明。
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今日は幻のカニが入ってますけど、どうします?
と店員さんに勧められて、メスのカニをお願いしました。
(名前は失念してしまいました) -
開けてみると卵がびっしり入っていて、当たりでした。
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先ほどの、「ワラスボ」と「ムツゴロウ」の骨の唐揚げ。
形とは裏腹に、美味でした。
これほど一度に珍味を食べたのは初めてです。
他にも、聞いたことのないものが沢山あり、また訪ねてみようと思います。 -
21:00頃、宿へ戻ります。
通りに人の気配は、まったくありません。 -
イチオシ
堀に沿ってライトアップされていて、良い雰囲気でした。
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御花のロビーです。
突き当りを右に進むと、展示や大広間が見られます。 -
館内には、ひな人形と「さげもん」と呼ばれる飾りが展示してあり、宿泊者は自由に見学可能。
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「さげもん」の説明。
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「さげもん」は、結構作りが凝っています。
夜明茶屋の店員さんは、祖母が作っていた「さげもん」は、1つ作るのに3,4日かかっていたと言っていました。 -
イチオシ
なかには「さげもん」の詰め合わせみたいな展示もありました。
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また、夜間に「大広間」と「松濤園」が開放されて、やはり宿泊者は自由に見学できます。
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ライトアップされ、全く音もせず、幻想的とも言える夜でした。
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イチオシ
とても寒かったのですが、この眺めにしばし見とれてしましました。
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歴史ある建物ならではの演出です。
この雰囲気を味わえただけでも、泊まった甲斐がありました。 -
■2日目 12月17日(木)
朝食は、普段は披露宴などで使っていそうな場所でした。
隣のグループとは、2m以上離れています。
こんな配慮がされているにもかかわらず、やはり非常識な人はいて、60歳以上とおぼしき4人グループ(全員男性)は、大声で話しながら食事をしていました。 -
有明のりが、1人1枚づつ付きます。
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純和風の朝食。
旅先では和食を選ぶことが多いですが、御花の朝食はこれまでの中でトップクラスです。 -
チェックアウト後、タクシー待ちをする間、少し周辺を歩きました。
こちらは、昨日下船した場所です。 -
柳川駅前でレンタカーを借り、吉野ヶ里へやってきました。
きちんと整備される前に、一度来たことがあります。吉野ヶ里歴史公園 (吉野ヶ里遺跡) 名所・史跡
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このような建物は、当時まだ復元されていなかったと思います。
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上から眺めた景色。
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下から見た印象より、意外と遠くまで見渡せました。
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この辺りは、王の居住空間を復元した場所とのこと。
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吉野ヶ里で最も神聖な場所とされる、北内郭の説明。
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高床式倉庫が並ぶエリア。
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先に見えるのは、北墳丘墓と呼ばれる場所です。
この途中は、甕棺が沢山出土したそうです。 -
北墳丘墓の内部です。
出土した瓶をそのまま復元して使っているとのこと。
相方は、ぞわぞわするので早く出たいと言っていました。 -
12:00過ぎ、吉野ヶ里を後にします。
遥か昔に何も分からず来た場所なので、再訪できて良かったです。 -
空港へ向かう途中、大宰府天満宮に寄りました。
太宰府天満宮 寺・神社・教会
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テレビや雑誌で見かける場所だなあ、と思いながら先へ進みます。
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普通であれば混雑しているのだと思いますが、待つことなく参拝が出来ました。
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太宰府天満宮から少し離れた、大宰府政庁跡に移動しました。
実は天満宮より、こちらの方に興味があります。大宰府政庁跡 名所・史跡
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澤田瞳子さんの小説「泣くな道真」を最近読んだので、大宰権帥(だざいのごんのそち)として左遷された道真も、この辺りをウロウロしたのではないかと想像すると、感慨もひとしお。
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ただし現在は、犬の散歩コースになっていました。
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時間に少し余裕があるので、水城跡にも寄ってみました。
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昔の東門跡に建つ水城館です。
この上の丘から水城跡が眺められます。 -
館内で解説映像を見せてもらった後、展示で位置関係を確認しました。
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写真の赤丸1と3の平地が狭くなった匕首に土塁を築いて城としたようです。
赤丸1が現在地です。 -
匕首を塞いでいるため、必要がなくなるとむしろ移動を妨げるので、様々な路線が通ることになったのではと想像します。
確認できるだけでも、国道、高速道路、西鉄、JRが城を貫いているのが分かります。これでは水城が見る影もないのは、当然かもしれません。 -
駐車場には、「古代官道跡」との標識がありました。
先の小説では、道真が博多津(はかたのつ)へ、官道を歩いて通ったことになっているので、やはり感慨ひとしおです。
この後、福岡空港でレンタカーを返して帰宅しました。
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