2020/12/12 - 2020/12/12
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よよさん
私の一人旅デビューは大学4年のときの東北旅でした。その時に最初に行った中尊寺。四半世紀ぶりにびゅうトラベルで予約して行ってみることにしました。
旅行1週間前にハウスクリーニングの人が来てなんとなく気まずいので、NHKをつけていたところたまたま「小さな旅」で平泉が!縁を感じました。そこで取り上げられていた達谷窟(たっこくのいわや)と弁慶力餅(お菓子)に目が釘付け。やることリストに力強くメモしました。
☆1日目
中尊寺、毛越寺、達谷窟←今回はこちら
☆2日目
猊鼻渓、厳美渓
運動が好きじゃないのに、2日間で自転車(しかも電動じゃない!)で30キロくらい走行しました。まだまだ体力はある、とちょっと自信がつきました。
そして一関、平泉が餅天国とは知りませんでした。餅好きなので予想外の幸せを味わえました。
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いきなり旅行とは関係ないのですが…出発前夜に、「明日は弁当がいるんだった。」と息子に言われ軽くショックを受けました。坊っちゃん早く言ってくれ。わざわざ夜に2回目の買い物に行き当日の朝も5時からちゃんと作った私はえらい。
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東北新幹線なんて10年ぶりくらいです。東海道新幹線と違ってあんまり人がいません。
しかし若者4人組が席を回転して話し始めたのを見てどんよりした気持ちに。
車掌さんが回ってきとたときに「他のお客様から苦情が来たら云々」言っていたのでこのチャンスを逃すまいと「私、気になるからやめてほしいです。」と言って席を直してもらいました。会話も控えめになりよかったー。東京駅 駅
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車内紙のトランヴェール、沢木耕太郎の旅のつばくろが面白かったです。忘れないようにその場ですぐに図書館の予約を入れました。こちらの地図、関東と東北が四国みたいに書いてあって新鮮です。それにしても縦でも横でも東京ってほんと小さいー
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一関下車、やはり寒い。割と薄めのコートにしちゃったけど大丈夫かな、と思いましたがこのあと体を動かしまくることになったのでちょうどよかったです。東北本線の乗り継ぎがよく待ち時間はほとんどなかったです。
平泉に着き、マイノートに記念スタンプを押したりグズグズしていたら私の前でレンタサイクルが在庫切れとなってしまいました。隣のレンタサイクル屋さんはもうお休みに入ったそうな。冬だから?コロナだから?
観光案内所で聞いたら中尊寺と毛越寺は徒歩圏内、気持ちを切り替えて町並みを楽しんで歩こう!と思いました。 -
中尊寺通り
まだ早めだから空いてるのかしら、ひっそりしていました。味がある建物が多くて干し柿や白菜を並べている風景にも出会いました。京都や奈良よりもずっと静かです。紅葉も終わったしこういうものなんでしょうか。 -
ずらし旅を心がけているので11時くらいでしたがお昼にします。夢乃風さんで藤原三代お餅膳を。姿からもう色とりどりで可愛くてしかたないです。手前のお椀も雑煮なので、箸休めの味付き大根おろしとお新香以外全部餅、こんなランチ初めて!餅が大好きだからたまりません。次はどの味食べよっかなー、とニヤニヤしてしまいました。最後にみたらしにしたのが悔やまれる…甘いので締めればよかったです。食べる前にシュミレーションしておくといいと思います。
夢乃風 グルメ・レストラン
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お腹が満たされたところで寒いけど頑張って出発。中尊寺に着いた、と思ったすぐのところにに弁慶のお墓があったので手を合わせました。
弁慶は衣川の戦いで全身矢に刺されながら往生したところから「立往生」という言葉が生まれたそうですよね。白虎隊(この間会津に行ったばかりなので)も義経と弁慶の話も私はやっぱり感動したくないなーと個人的には思います。子どものためなら死ねるけど他の誰かとか使命のためには私は死なないや。 -
いよいよ4半世紀ぶりの中尊寺、私、覚えているかしら。
中尊寺 寺・神社・教会
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月見坂には立派な杉の木が。21歳に来た時は夏の雨の日で結構濡れて土産物屋さんの2階でおそばか何か食べてやっとほっとしたことを思い出しました。
結局思いだしたのはこのことだけで数々のお堂も金色堂すらも全然記憶にありませんでした。人の思い出ってそんなものなのかもしれない。先日友達が旅先の思い出としてぱさぱさクッキーを食べたことを語っていて「えーそこー?」と笑ったけど私も同じようなもの。そして当時は「雨が降ってやだなー」と感じたけれど実は静かな杉並木にしとしと雨が降るうっそうとした風景が一番心に残っているのでした。
また25年後に来たらどんなことを感じるかな、とよぎったところで「あ、この世にいない可能性も。」と気づいてしまいました。今いる場所には2度と来ないかもしれないからその瞬間に集中することって大切だなと思い、たまに立ち止まって上を向いて息を吸い込んだりしました。 -
滑り止めに縄!東北に来たんだなあ、と実感。この旅行の次の週は各地で大雪になり、高速道路では何千台もの車両が立ち往生したというニュースもありました。いいタイミングで旅行ができたと思います。
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弁慶堂です。
敷地内にはたくさんのお堂があります。周囲で「5円玉に両替してたくさん持っておくといい。」と話している声が聞こえ「それもそうだなー。」と思いました。日ごろから5円玉を集めて旅行の時はそれを小銭入れに持ってこよう。参拝のたびに長財布をカバンから出してチャックを開けて小銭を出すよりスマートになるな。 -
中尊寺本堂。金色堂が本堂ではないんですね。
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そのあとは博物館のようになっている讃衡蔵へ。入口近くの三体の如来がすごく迫力がありました。真ん中のが釈迦如来坐像で本堂のご本尊だそうです。
隣にはショップがあり、珍しく手ぬぐいも買ってみました。旅慣れたお友達がみんな手ぬぐいを愛用しているので私もがぜん興味が出たのです。ポストカードは旅行中家族や友達に書いて全部投函しました。勝手にリモート拝観推進運動です。 -
さていよいよ金色堂。距離があるので細かなところまでは見えませんが全体が金に輝き、六地蔵、持国天、増長天、そして阿弥陀三尊像とひしめき合って豪華でした。びっくりしたのが真ん中、左右の壇の中にはそれぞれ奥州藤原氏3代の遺体(ミイラ!)が安置されていること。壇には蒔絵や螺鈿が施されとてもきれい、さすが偉い人の棺です。ここでは自動アナウンスの説明が音量もあって聞き取りやすくて良かったです。空いていたので3回くらい説明を聞きました。
敵味方なく生きとし生けるものの霊を慰めるために中尊寺を建立した清衡は素晴らしい人だったのでしょう。 -
旧さや堂(金色堂の覆いのお堂)の近くには芭蕉先生が。
五月雨の 降り残してや 光堂
江戸時代の芭蕉先生が金色堂が美しいままに存続してるのに感動し、さらにその句を令和の時代の私達が読んで「芭蕉と同じ感動を味わっているんだなあ。」と思うとまたいいですね。
それと同時に感動って時間が経つと色あせていくけどこういうふうに俳句でその時々の印象をシンプルに強烈に刻み込んでおく能力があるのは羨ましいなとも思いました。私はその才能はないので少ないボキャブラリーでせっせと旅行記を書いておくことにします。 -
次に向かったのは毛越寺。
毛越寺 寺・神社・教会
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夏草や 兵どもが 夢の跡
俳句は全然詳しくないですがこの句は大好きです。 -
本堂です。本尊は薬師如来。
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こんなに立派な庭園は初めてかもしれません。紅葉が終わってしまい寒々しい日でしたが冷たく澄んだ空気を吸い込んで歩くのは気持ちよかったです。
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こちらの地蔵菩薩の表情は温かみがありました。
見学を終えこの後のスケジュールを考えてみました。とても行きたい達谷窟はここから5キロ以上。今から時間的にあうバスはないようです。すでに15時近くになっており、明日か次回に持ち越すかして本日は断念することにしました。残念な思いを抱えながら平泉駅に向かうと…レンタサイクルが返却されているではないか!これは行けということ!と迷わず再出発しました。 -
田畑が広がる一本道、ひたすら自転車を飛ばします。ほとんど人が通らず日も落ちてきて寂しい感じになり「歩かなくてよかったー。」とつくづく思いました。
途中すごい岩が。「かつら岩」というものらしいです。 -
今度は水の音が聞こえてきたと思ったら、姫待滝とのことでした。
自転車は小回りが利いていいです。 -
ずいぶん遠く感じましたがやっと着きました、達谷窟(たっこくいわな)。胸が高鳴ります。
達谷窟毘沙門堂 寺・神社・教会
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おお!岩場にはまり込むように建つ毘沙門堂、すごく神秘的です。来られてよかった~、レンタサイクルありがとう!
しかも創建1200年で平泉最古の寺社だそうです。ますますすごい。 -
お堂を出たところには岩面大佛。この写真では見えにくいですがあんなに高い場所にあることを示したところで…
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ズームしてみます。おお、感動!前にアンコールワットに行った先輩から見せてもらった写真の中の木の根っこに覆われた仏頭を思い出しました。自然の中の仏像もすごくいいです。
平泉に来たらぜひこちらにも。おススメです! -
自転車を飛ばして平泉駅に戻ってきました。最後に寄ったのが吉野屋というお菓子屋さん。NHK「小さな旅」で平泉出身の若い男子が実家からここの弁慶力餅を送ってもらい故郷を懐かしみながら食べている、というエピソードを見ました。「そういう話も餅も大好き、私も食べたい!」と思っていたのです。そのほかにアップルパイも購入して興奮しました。
ショーケースには和菓子だけでなくケーキも並んでいました。4代目の若い職人さんが新しい商品づくりにも果敢に挑んでいるようですよ。
さてやり切った満足感とともに自転車を返却し、東北本線に乗ります。 -
一関に戻り今回のホテル、サンルートにチェックイン。私の旅行史上最も駅チカでした。古いけど清潔だしノスタルジックな感じが逆にいい!
飲み物用のカップが紙コップなのが味気なかったけど今は仕方ないですよね。ホテル松の薫一関 宿・ホテル
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鍵もいいー!これ売ってたら買うのになー。カードキーより味があるし、出かけるときにフロントの人に預けて一言かわすのもいい。
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早めに18時前に夜ご飯です。ホテルのフロントで教えてもらった居酒屋でないご飯が食べられるお店のうちの1つ、松竹さんに行きました。ホテルのすぐ横でお腹がすきすぎておかしくなりそうだったので助かりました。
こちらはソースカツ丼が有名みたい。ロースとヒレが選べますが迷わずロースでしょう。「脂よ、僕に来い」(高村高太郎の「冬よ僕に来い」風に。)
先日会津で食べたソースカツ丼とまた違いますがすごく美味しくてペロリです。
そしてこちらはコロナ対策が素晴らしく4人がけは前と横の両方にアクリル板が。ホテルもそうですが飲食店もほんと頑張ってらっしゃるよな、と目頭が熱くなりました。空いた時間に一人で行って黙々と食べて電子決済してすぐ出る、としてなるべく私は外食を自粛せずに続けたいです。(旅行だって同じなんだけど、行くとしたらもう隠れキリシタンみたいな気持ちになりそう(-_-))和風レストラン 松竹 グルメ・レストラン
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まだ何か食べられそうなのでスーパーを覗いてみることに。
お酒は弱いけどほんの少し飲んでみたくなり135mlのスーパードライなども購入。 -
そしてかもめの玉子、2割引ゲット。やった。他にも買ったけど結局夜に食べたのはかもめの玉子、ビールだけ。かもめの玉子ってこんなに美味しかったっけ!もう1パック残ってたから買いしめればよかった。
ああ、楽しい一日だった。頭と体を使う充実感は最高、すぐ寝てしまいました。
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