2020/12/05 - 2020/12/06
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shinkさん
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週末に天草までの旅行をしてきた。天草といえば、隠れキリシタンの歴史が世界遺産に登録されたこともあり、長崎県にあるのかと思っていたのだが熊本県だった・・。
それくらいの印象で行ってしまって不勉強過ぎたと反省したのだけど、実際に街中を散歩していたり人と話をしていても、くまモンがあちこちにあるくらいで、それ以外は町の空気感みたいなのに熊本っぽさをあまり感じなかった。
帰り際に話しをした人に「天草弁って長崎の言葉に近いんです」ということを聞いてなんだか腑におちたというか、この雰囲気は熊本よりも長崎っぽいんだなと納得できた。どこがどう長崎なんだといわれてもうまく説明できないのだが、なんとなくここは長崎の文化圏の延長にあるような気がする。
ところで、今回の旅はタイトルにある通り、行きは飛行機で向かい帰りはバスで福岡まで戻ってくるという旅だったのだが、なんていうかものすごい「なんですかこれ、また来いっていう挑戦状なんですか」という感じの旅の結末になったのです。
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はい、ということで朝の福岡空港です。二日酔いだなあと空港の出発ロビーから滑走路路眺めていたのだが、プラモデルみたいな飛行機が着陸してきたのがみえた。
この写真のまん中に見えるでしょうか。これは模型を合成したのではなく、こういう大きさの飛行機です。福岡空港 空港
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空港でチェックインするときに「今日は満席に近くて窓際の席がとれず」って申し訳なさそうにいわれた。
そして、ここが出発直前のロビーです。ちょっと、僕に見えない乗客とか乗っているんじゃないだろうね。これで満席に近いんでしょうか。 -
飛行機まではバスで移動。
ということで、こちらが乗る飛行機です。
これ、さっき出発ロビーにいるときに着陸してきた模型みたに小さな飛行機じゃないか。さっきはなんだあれとか思ってしまってごめんなさい。僕の命預けるので、がんばって飛んで欲しい。 -
ひさびさにプロペラ機に乗るなあ。でも、この飛行機ってジェット気流でプロペラをまわすハイブリッドプロペラ機みたいなやつだった気がする。出発前はさんざん「機体はめっちゃ揺れます」と脅されたのだが、全然ゆれを感じなかった。僕が寝ていただけだからかもしれないけれど。
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座席の前に使い古されたクリアブックがささっていてなんだろうかと思ったら機内誌だった。なかなかここまで気合いいれて機内誌を作っているなんてと、これはかなり面白かった。30分のフライトだし、機内誌を作らないっていう選択の方が合理的な気がするのだが、これが案外おもしろいのです。ぜひ、乗ってみて読んでみて欲しい。
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あっという間に天草空港に到着しました。
のどかだがハードルの高い空港 by shinkさん天草空港(天草飛行場) 空港
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飛行機から空港のターミナルまでは徒歩移動です。数年前に行ったルアンプラバン空港以来だなあ。もはやこのスタイルも貴重な存在になりつつある。
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天草ではレンタカーを借りて移動するのが便利なのです。ということで地元のレンタカー会社に電話で予約しておく。予約受付が携帯電話の番号で大丈夫なのだろうかと思っていたのだが、無事に折りたたみ式の携帯電話をもったおじさんと合流。車を借りることができました。
レンタカー会社のおじさんは「えー、車で来るの?船がいいんじゃない?あの飛行機、すぐ欠航するよ」って謎の予言をしていたのだが、飛行機でやってきました。 -
これ電気自動しゃないんですよね?っていうくらい小さな軽自動車(エンジン式)に乗って移動をします。やって来たのは天草にある小さな温泉。
穴場的な温泉、アルカリ性の泉質は最高 by shinkさん天草ゆ楽園 グルメ・レストラン
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事前に写真でみたときはドーム型の建物がデザイナー建築みたいでかっこよかったのだが、なんかその写真でみたときと随分印象が変わったような感じがする。どちらかというとビニールハウス。
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このドーム型の内部は休憩施設になっていて、すごい気持ちがよかった。正面にみえる休憩場所なんて教会の祭壇みたいだ。あの場所で休むのはちょっと気が引ける。
それにしてもこの温泉。アルカリ性の泉質ですごい気持ちがよかった。この温泉近くにあったら回数券買って通うのになあ。あちこちの温泉入ったけれど、史上最高に近い温泉だったと思う。穴場的な温泉、アルカリ性の泉質は最高 by shinkさん天草ゆ楽園 グルメ・レストラン
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温泉をあとにして次の場所へ向かいます。明らかに和牛っぽい牛が草をはんでいた。
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やって来たのは天草南部にある崎津地区。静かで小さな漁村です。
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ここには海に面した教会があって地元の信仰を支えている。
ベトナムでみた教会のように地元の文化とキリスト教が融合した感じがあって、昔はこんな堂々と教会を建てることは叶わなかったと思うが、独自の世界を築いてきたのだなって思える建物だった。﨑津教会 寺・神社・教会
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和風の池にマリア様とか・・。
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すぐ近くにある神社から見た崎津の風景。神社の鳥居越しにみえる教会の風景とか、ここでしか見られないものだと思う。ダイバーシティってこういうことだ。
崎津諏訪神社 寺・神社・教会
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お昼は崎津教会から歩いて30秒ほど、港に面した一軒家レストランの海月でいただくことにした。このお店の前の猫・・・すごい大きな声で文句いってんだが、お店のなかには入ってこないという。しつけがされているんだが、ガラが悪いんだかという猫です。すぐ横の椅子のところには猫用のクッションがあるのでかわいがられてはいると思う。
海月 グルメ・レストラン
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スペシャリテはこのトラフグの白子寿司。表面を炙って出てくるのですが、下にあるお米と混ぜてリゾットのようにしていただきます。これがチーズリゾットのようで美味しいのです。
海月 グルメ・レストラン
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九州といえば鯖もうまい。シャリが小さめなので、ちょうどいいくらいに寿司を楽しむことができます。
海月 グルメ・レストラン
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お店出たら、うらめしそうにしている猫と目があった。食べものの恨みって恐いっていうものな・・気をつけて旅をすすめよう。
海月 グルメ・レストラン
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さて、崎津協会の遠景。どう見ても日本の漁村なのだが、そこに尖塔の教会があるというのが不思議な風景だ。
﨑津教会 寺・神社・教会
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対岸には小さな公園がありそこからも眺めてきた。小さくて静かな美しい港町だったなあ。またいつか来たい。
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崎津教会とともに世界遺産に登録されている大江教会。この天草の教会群が世界文化遺産に登録されたのは、キリスト教徒が禁止だった時代。密告をすると多額の報奨金が出るにも関わらず、誰も隣人を密告することはなく、そして見つかっても地元の役人が「ちょっと変わった風習で祈っているだけだ」と見逃したという話しが残っていて、それが世界遺産登録の要因となっているみたい。
大江教会 寺・神社・教会
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天草をまわってみて思うのは山がちで痩せた土地はいまだに畑も少なく漁業を中心とした生活は、昔はいまより遙かに大変だったと思うが、それでも目先の利益じゃなくて共同体をまもって生活を継続させてきたというのは(もしかしたらきれいごとばかりじゃないかもしれないけれど)、すごく大事なことなんじゃないかと思う。
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大江教会をあとにして天草の西側をドライブしていきます。この絶景のビーチとか風景がいちいちダイナミックで美しい。
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海の青さ、透明度がすごい(語彙力)。
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ところで、天草は痩せた土地で農作物が少ないという話しがあるけれど、その代わりにというわけではないが、この土地には陶石が多く存在している。有田焼も伊万里焼も天草の陶石をつかって作られているらしい。
島内には多くの窯があり、いくつか見てまわったのが、素朴ながらヴィンテージの有田焼っぽい雰囲気のものがあったりして、帰りの荷物がいっぱいになるまで買ってしまった。内田皿山焼窯元 名所・史跡
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とまったのはアマクササンタカミングホテルというところ。一年中クリスマスというのが売りのホテルらしい。室内は北欧デザインっぽい雰囲気でまとめられている。
アマクサ サンタカミングホテル 宿・ホテル
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窓を開けると上天草島との間を通る海峡。これ海なんだよな。
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奥には立派な自動車道路が通っているのだが、歩行者には坂がキツすぎる。ということで、この可動式の歩行者用の橋があって対岸に行くことができる。対岸にはドラッグストアなどがあり、便利そうなところだった。。
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さて。夜の町に繰り出します。人通り少ないけれど美しい夕焼けが見られたなあ。
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訪れたのはこちらの居酒屋。「市役所のそばにはいい居酒屋がある」という個人的な法則に基づき選んでみたが、いい居酒屋でした。店内は地元の方で満席。予約なしで訪れた人たちをかなり断っていた。なので、行くのであれば予約した方が安全です。
居酒屋 そら グルメ・レストラン
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予約のときに「刺身の盛り合わせは頼んでおいた方がいいよ」っていわれたので迷うことなくオーダーしておく。これで一人前1200円とのこと(2020年現在)。
刺身の量もそうだが、種類も多くて絶対これ儲け出ていないでしょっていうレベルです。地元の魚で揃えているのでサーモンとかがないのもいい。「夏場で魚があまり採れないとか、時化で漁ができないとか・・どうしようもないときくらいしかサーモンが入ることはない」という心意気です。居酒屋 そら グルメ・レストラン
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焼酎の種類も多くてかなり飲んだなあ。
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鳥のたたき。これも数百円なんですよね・・。値段おかしいと思う。
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「大地のすり身天ぷら」っていう料理名。大地のすり身というから、じゃがいもとか畑で採れたものなのか・・・?と思っていたのが、生産者の方の名前らしい。魚のすり身です。薩摩揚げっぽさがあるけれど、ふわふわで美味しかった。よく知らない大地さん、すごいいい魚のすり身を作ってくれています。ありがとうございます。
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二次会。とりあえず友人がこっちで飲んでいるということで顔だしたのだが、ここら辺から記憶があまり定かではない。
丸高 中央新町店 グルメ・レストラン
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おれ、こんなにおでん食べたんだ!というのを後で写真で気づいたくらいです。結構食べましたね・・ぼく。
丸高 中央新町店 グルメ・レストラン
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翌朝。深酒した記憶があるのだが、案外すっきりと目ざめる。
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さて、少し窯元をめぐってみることにします。ナビに従っていったら裏口に車をとめてしまい、洗濯物干しているおばさんと鉢合わせするということになったのが、ここ「水の平焼」。しかし、いい感じの古びたデザインと新しい雰囲気の作品がそろっていて普段使いできるものだし、ここで一番いろいろ買ってしまったな。
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天草の町に戻ってきました。祇園橋という本渡の街中にかかっている橋。江戸後期つくられた橋でいまは渡ることができないのだが、ひなびた町の風景にあっている感じがする。今回の旅ではほんとに街中をあちこち散歩したなあ。
祇園橋 名所・史跡
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ランチは蛇の目寿司。蛇の目寿司って北から南まであちこちにあるのだが、のれん分けされたフランチャイズではなく、ゲン担ぎ的なものもあるみたいだ。天草の蛇の目寿司は上品な寿司だったな。
蛇の目寿し グルメ・レストラン
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カウンターではなく個室でいただいたので、寿司が一気に出てきた。これはこれで、どれから食べようか迷ってしまう。宝石箱をあけたみたいできれいだなあ。
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飛行機の出発まで時間があったので、「本渡温泉センター」に行ってみた。上天草に渡ってすぐのところにある農協の建物に併設されている温泉施設なのです。よって、外観は農協というか公民館というか、田舎の銀行みたいだ。そして、海沿いに建っているオーシャンビューの温泉。
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休憩施設からも海を眺めることができる。温泉も、海にこんなに近いのに塩泉ではなくてアルカリ性の泉質ですごく気持ちがいい。天草の温泉ってほんとに泉質がよくて、そしてなにより入浴料金が安い。すっかりのんびりしてしまった。
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空港に向かう前に立ち寄ったのは市街地にある「まるきん」という甘味処。
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このお店の鯛焼き、今川焼き(大判焼き)サイズなのだが鯛の柄が入っていてこのサイズ感とか見た目がかわいい。甘すぎない味わいが食べ歩くのにちょうどいいのです。
ということで、鯛焼きを食べながら車で空港へ向かいます。 -
知ってはいたのだが、天草から福岡までの飛行機は欠航していた。こんなに天気いいのに、エンジントラブルだなんて。そして、昨日はJAL系列の飛行機で来たので、天草まで飛行機で来ておきながら天草エアラインの機材に乗らずに帰るなんて。
レンタカー屋のおじさんの「ほら・・いったでしょ?帰りバスなの?大変だねえ」という言葉がしみる。。 -
ということで、こちらが乗れなかった天草エアラインの飛行機です。見た目かわいい。いつか乗ってみたい。
ということで、天草空港から福岡まではバスで移動。 -
天草から福岡ってバスで4時間かかるのか!ほぼ、ずっと寝続けていたので気づいたらすっかり夜になっていたのだが、飛行機で30分のところ4時間かかるとはね。
福岡からの帰りの飛行機にもばっちり乗り遅れまして、欠航証明をだして後ろの便に振り替えて羽田まで。ぎりぎりのところ乗りこんだのでバスでの移動も飛行機の写真もまったくなくて、羽田空港について気がついたくらいです。
ほんのちょっと前まで海を眺めながら温泉に入っていた気がするくらいだ。旅の最後で随分とドラマチックにバタバタしてしまった天草旅行。またいつか来たいなあ。次はもっと計画的に旅行しようかと思う。
バスでちらっと起きたときに見えた夕陽のきれいさにも圧倒された。あの風景どこだったんだろうか。またここへ来なくては。
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