2008/08/28 - 2008/08/30
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まさとし(国連加盟国すべて訪問済)さん
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現在の中国東北地方と呼ばれる地域はかつて日本の領土だった。そのような事情から現在でも当時の遺産を多く眼にすることができる。今回はそれら日本時代の産物を求め各地を回ってみました。
①8/27 東京(1010)→NH903→大連(1210)(あじあ号15:00~、ロシア人街、中山広場) 大連(大連賓館)
②8/28 (大連ふ頭)大連(1134)→長白山号→瀋陽(1457) 瀋陽(宿泊先不明)
③8/29 瀋陽(1040)→調兵山(SL見学) 調兵山(駅前賓館)
④8/30 調兵山(1130)→瀋陽(1800)→長春 長春(春誼賓館)
⑤8/31 (長春市内観光)長春(1148)→ハルピン ハルビン(1925)→ 夜行
⑥9/1 →延吉(図們日帰り) 延吉(考世茂ホテル)
⑦9/2 延吉(長白山日帰り) 延吉(台咲大厦客房)
⑧9/3 延吉(市内観光) 延吉(台咲大厦客房)
⑨9/4 延吉(1215)→OZ352→ソウル(1545) ソウル(1710)→OZ106→東京(1930)
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大連から瀋陽まではノンストップで所要4時間弱。形は高速列車だが在来線を走るので所要時間は他の列車とたいして変わらない。僕の席は進行方向逆で通路側。座席は背もたれが大きいのでほとんど車窓を見ることができない。リクライニングはあるようだが、僕の席は壊れていて倒れない。でも昨日は睡眠不足なのでこんな状態でも居眠りはでき、時間がたつのは早く瀋陽にはすぐに到着した。
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東京駅にも似た赤レンガ造りの瀋陽駅(旧奉天駅)。この駅舎は現在も使われていて、当時の雰囲気を感じることができる。
北京や朝鮮半島からの路線が交差するこの駅は満州鉄道では最大の駅だった。
とりあえず今夜の宿は駅に隣接する和平飯店にしようと思った。しかしこのホテル英語が通じず理由はわからないが泊らせてくれない。めんどくさくなって他のホテルに行くことにした。 -
瀋陽北駅に「東横INN」があるので行ってみた。偽物ではなく日本の系列店だ。値段は安く無料インターネットを使えるようなので今後の情報収集のため何かと便利だ。バスで行くのは大変なのでタクシーで向かった。
かなりの距離を走り、瀋陽北駅に到着した。しかしホテルの建物はなくなっていた。あるはずの場所は更地になっている。「東横INN」はいろいろ問題を起こしたので海外展開には失敗したのだろうか。しかし建物ごとなくなっているとは思わなかった。
他に当てはない。瀋陽北駅周辺は新しく再開発された街なので大きなビルばかり。歩いて手頃なホテルを探すのも大変だ。途方に暮れてしまった。 -
そんな中、駅前で宿の客引きのおばさんに声をかけられ、188元(3160円)で宿があるというのでついていくことにした。
客引きの宿の値段相場にしては高めだが場所が場所だからしかたないんだろうか。
案内された宿は駅前の巨大なオフィスビルの21階。このビルの中だ。 -
オフィスビルだが大丈夫か心配だ。
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案内された部屋は21階ということで部屋からの眺めは最高だ。瀋陽北駅周辺を一望できる。
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部屋の中もテレビや浴室、ミニバーなど一通りそろっていてスタイリッシュな内装でどこかのデザインホテルのような雰囲気だ。ここに188元(3160円)で泊まれるのは得をした感じだ。
しかし宿の人がドアをノックされても出ないようと念を押されたり、宿の名前がわからなかったりと少しインチキくさい雰囲気もある。こういう場所を北朝鮮の脱北者が身を潜めるために使われていたりするのではと思ったりする。
でも宿にありつければそんなことは関係ない。 -
瀋陽北駅は瀋陽の鉄道の表玄関になっている。駅舎は近代的で完成しつつある高速鉄道もこの駅が拠点だ。
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瀋陽北駅周辺は奇抜な建物が目を引く。丸い建物はコインをイメージしたもので銀行が入っている。
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瀋陽駅周辺は日本統治時代に作られた街だが、今では瀋陽の中心部的存在になっている。瀋陽の昔ながらの中心部は故宮周辺だ。しかし今回行く機会はなかった。
駅前にある建物は満州時代そのままで周辺には店がたくさんあるので街に活気があり、瀋陽北駅とは対照的だ。 -
瀋陽駅の街にも大連同様中山広場というロータリーがあり、この広場に面して満州時代の建物が残っている。
中山広場で印象的だったのは毛沢東の銅像だ。まさに金日成と同じポーズをとっている。
翌朝は遅めの出発だ。部屋がビルの21階でエレベーターはなかなか来ないので外へ朝飯を食べに行くのも大変だ。道路を挟んだビルにスーパーと食堂が入っているのでここでラーメンを食べることにした。
チェックアウトはフロントなど存在しないので電話で担当者を呼ぶことになっている。電話口の向こうは何を言っているのかわからず会話にならなかったが、しばらくして担当者がデポジットの返金分を持ってやってきた。そのままチェックアウト。
出勤してくるビルで働く従業員とすれ違いながらビルを後にした。
スーツケースを持っていると大変だが,市バスで北駅から瀋陽駅へ向かった。時間が少し遅いのでそれほど混雑することもなく瀋陽駅に到着した。そのまま昨日確認した調兵山へのバス乗り場へ向かった。 -
昨日確認したバスは頻繁に出ているはずだが、バス乗り場に調兵山行きのバスはない。少し不安になってきたがすぐにバスは到着した。
バスはすぐに満席になり出発した。瀋陽北駅付近のバスターミナルも経由したが、ここから乗っていたのでは座れない。ここを通ることすら知らなかったのだが。 -
バスは北に向け走り出した。途中満州事変のきっかけになった柳条湖事件の現場を通過した。戦争のきっかけになったという点では重要な場所だ。
ここは現在は博物館になっている。 -
バスは約2時間走り,午後1時に調兵山に到着した。バスターミナルは街から離れた場所にあり近代的な建物だ。ここから大連などにもバスが出ているようだ。瀋陽へは日中でも30分に一本あるようなので帰りのバスの心配はなさそうだ。
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街の中心まで歩いていくのは無理で地図もないので自分の場所を把握できない。タクシーで鉄道駅に行くことにした。料金は5元(84円)。メーターはあるが使ってないようだ。
調兵山は広い大通りに無機質な建造物が建ち並び,交通量も少なく歩いている人もいないのでずいぶん殺風景な感じだ.中国の地方都市ではよくある雰囲気だ。タクシーは10分も走らないうちに調兵山駅に到着した。 -
駅前もだだっ広く殺風景だ。地方都市とはいえ高層ビルは多い。
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周辺に何軒か宿があるので駅に一番近い「駅前賓館」という宿に泊ることにした。値段は100元(1680円)。従業員の対応は悪くない。
SL目的でここに来る外国人は多いようで英語は通じないが外国人慣れしているのだろう。 -
部屋の窓からは少しだけ駅のホームを見下ろすことができて客車が停まっているのを確認できる。
調兵山駅へ来た理由は現役で走るSLを見ることだ。
中国にはまだ定期列車としてSLを使用されている場所が所々に残っている。
その中でも比較的アクセスしやすいこの場所に来てみることにした。ただ2008年までに廃止されるという情報もあったのでまだSLが運行されているのかはわからない。
とりあえず駅に行ってみた。ホテルの従業員によるとSLはまだ走っているとのことだ。期待していいのだろう。 -
駅構内には時刻表が掲示されていて時間を確認できるがSLの有無は把握できない。しばらくすると列車の発着が集中する時間帯(14時前後)になる。
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ホームに行ってみるとSLが蒸気をあげながら停車しているのが見えた。
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SLの製造年月日のプレートを見ると1999年製だ。案外新しい。
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調兵山の駅構内の様子。
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しばらくすると立て続けにSLが駅に到着した。転車台がないためこの駅では後ろ向きに客車を引っ張る姿を眼にする。
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駅に入るのは自由で写真を撮っていても注目を浴びることはない。
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廃止になるといわれ続けた中国最後の蒸気機関車による定期運行路線はまだまだ健在だ。でもこのSLがすべてディーゼル機関車に置き換えられる日はそう遠くない。ほとんど情報がなく、2008年までにはすべて廃止されるという情報もあった。現在もSLが走っているかは未確認でここにSLを見に来るのはある意味賭だった。でも今回はるばる来て良かったように思う。
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石炭を積み込む車両。SLが到着するたびに石炭が積み込まれる。
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この列車は一元(17円)均一で乗車できる。
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夕方また発着列車が集中する時間帯がある。それまで調兵山の街を歩くことにした。駅から少し離れた場所に繁華街があり、それなりににぎやかだが面白味には欠ける。食事には困らなさそうだ。
中国のなんの変哲もない町は歩いていても疲れる。はっきり言ってSL以外何もない町だ。 -
夕方再び駅に向かった。17時から18時前後まで再び列車の発着が集中する。
しかし日が暮れてからは写真撮影にはいまいちの状態で自分の目でSLの入れ替え作業を見守ることにした。 -
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ディーゼル機関車にひかれる列車のも存在する。
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夕食は中心部で小龍包とおかゆを食べ満腹だ。
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早朝のSLは7時前後に集中する。その後町に中心でご飯を食べホテルに戻り少し寝ることにした。午後1時半のバスで瀋陽に戻った。
ふたたび瀋陽駅。
瀋陽に到着後しばらく時間があるので駅前の荷物預かり場で荷物を預かってもらうことにした。10元(168円)も取られた。 -
駅前の古い建造物。
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中山広場のロータリーや太原街のショッピング街で時間をつぶした。
旧藤田洋行のビル。 -
旧奉天郵便局。現在も郵便局として使われている。(太原街郵便局)
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ここにも満鉄直営のヤマトホテルが遼寧賓館という名で残っている。
値段は安くないので昨日に続いて連泊はできない。外観とロビーだけでも見学しておこう。 -
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遼寧賓館のロビー
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瀋陽の目抜き通りは大勢の人でにぎわっている。
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太原街には伊勢丹も店を構える。
午後4時半に瀋陽駅前のマクドナルドでGさんと待ち合わせをしている。
グローバル携帯のおかげで難なくGさん合流。今後の予定を話し合い、今夜長春へ移動することにした。
電車で行きたかったので瀋陽北駅へ向かったが、予定していた電車は満席。北駅の近くにバスターミナルがあるのでバスで長春へ向かうことにした。 -
すぐに出発する長春行のバスを予約することができた。値段は85元(1428円)と高めだ。
バスはガラガラだ。
途中渋滞に巻き込まれ予想より時間がかかり5時間もかかった。でも明日の朝から長春を観光できるので移動しておいてよかった。
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