2020/12/02 - 2020/12/04
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マリアンヌさん
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休暇取得期限が迫りやって来た松本。コロナ感染拡大のニュースが報道される中、東京発の旅行について菅総理・小池都知事の会談があるも65歳以上の方の自粛のみで中止・キャンセル料支払いについては告知がなく・・・
東京から来て松本の方に申し訳ない気持ちを抱えながら、手洗い、手指消毒、マスク必携の旅となった。
2日目は、1泊目の松本市内からバスで浅間温泉まで移動した。
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松本から浅間温泉までバスで30分弱。
まずは、「おやきとコーヒー」へ。 -
野沢菜のおやきとほうじ茶をオーダーして二階へ。
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うふ♪私が好きなシャンデリア。
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こちらでチェックイン。バッグは部屋に運んでくれた。
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おやきのお店から歩いて5分位。
今晩のお宿、松本十帖。 -
こんな入り口から入ります。
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松本十帖プロジェクトは、 貞享3(1686年)創業の歴史を持つ 「小柳」の再生プロジェクトであり、 浅間温泉のエリアリノベーションプロジェクトとのこと。
旧「小柳」の敷地内には2つのホテルがある。一つが老舗「小柳」の名を残したホテル、そしてもう一つが「豊かな知と出会う」をコンセプトにしたブックホテル「松本本箱」。 -
一般的にこのようなプロジェクトには補助金も多く投入されているが、この「松本十帖」プロジェクトは完全な民間企業によるプロジェクト。資金は全て銀行借入によるもので、「補助金を使わない活性化プロジェクト」、しかも「中小企業によるプロジェクト」として多くの方からご注目をされているそう。
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「新しい知との出会い」をコンセプトにした『ブックストア松本本箱』。店内は『本の道』『げんせん本箱』『オトナ本箱』『こども本箱』『三六五+二(367)』の5エリアに分かれている。
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こんな読書のための座る場所も。
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絨毯のところから土禁。
このピンクの椅子は、座るとロッキングチェアのように揺れる。 -
「おこもり空間」
この押し入れ的なスペース、いい感じだった。 -
こういう狭い場所って落ち着くよね。
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選書の基準は「知らなかった世界に触れ合える本」。知識と興味の入り口になる写真集や画集、エッセイや入門書を中心に1万2000冊を取り揃えているそう。選書をしたのは日本を代表するブックディレクターの幅允孝(はばよしたか)さん率いる『BACH』と、日本出版販売の選書チーム『YOURS BOOK STORE』。
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オトナ本箱。暖簾をくぐると・・・
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こんなお洒落な空間が広がっている。
「本に溺れる」をコンセプトにした『オトナ本箱』は、以前の大浴場を利用したブックバス。「オトナの写真集」をテーマに、さまざまな色気のある写真集を選書しているそう。 -
実はここ、リノベ前の浴室。左右の本棚の下には、あえて水道の蛇口がそのままになっている。
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はーい!浴槽で読書。
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こちらも小さい元浴槽。
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このピンクのタイルは脱衣所の椅子的に使われてたのかな。
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そして階下にはこども本箱。
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浴槽はボールプールになっている。絵本がずらり2000冊。こどもはもちろん、オトナも童心に帰って絵本を楽しんでとのこと。
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本棚が迷路のようになっていて、子供が喜びそう。
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今晩のお部屋。
ゲストのなかには「まだ工事中?」という方もいるが、解体時に現れたコンクリート躯体をそのまま使うのは、デザインホテルとしても奇抜な部類。それを実現したのは『SUPPOSE DESIGN OFFICE』の設計力とのこと。 -
ベランダからの眺望。
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そしてお風呂がついている。見通しが良くて景色はよく見えるんだが、こちらの裸も見えちゃうよね。深夜と早朝コッソリ入りました(笑)
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シャワースペース。
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暮れなずんできた。
ちょっともうひとつのホテル小柳の一階ショップに行ってみることに。 -
浅間温泉商店へ。
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ちょっと洒落た雑貨やお土産が売られてる。
松本で行けなかった店のコンフィチュールを購入。 -
夕食は19:30に予約した。
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夕食は、信州の食をカジュアルに楽しむグリルダイニング。薪火レストラン「三六五+二(367)」で。
薪の上のアミューズ
信州の秋野菜盛り合わせ
グリル野菜
カリフラワーのスープ
薪火グリル
パエリア
デザート -
夕食後は、小柳の湯へ。
「小柳」の由来は、「柳の湯」という上級武士の湯の隣にあった下級武士の湯、という意味。柳の湯は今も松本十帖のすぐ隣に残っていて、歴史を解説する立札もあるそう。そんな歴史に想いを馳せ、敷地の真ん中、正面入り口前に「小柳之湯」を復活させたそう。 湯船は源泉かけ流し。下級武士で賑わった頃の「小柳之湯」に思いを馳せてみてと。 -
「柳の湯」があるのは、「小柳之湯」に浸かって庭方向の直線上。さらにその先には松本藩主の湯だったのが「枇杷の湯」がある。格式ある殿様の湯、そして上級武士の湯、下級武士の湯と一直線に並んでいる浅間温泉。 ちなみに「柳の湯」は一般の方は入浴できないが、「枇杷の湯」は日帰り温泉施設として開放されているそう。
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2021シーズンから自家醸造をスタート予定の(シードル)醸造の蔵。
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こんな夜景を眺めながら部屋付きお風呂へ。
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目が覚めたら朝湯、贅沢だわ。
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そして翌朝、朝食は8:30に予約。
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スープにサラダ、フォカッチャ、クロワッサン、ココットに入ったグラタン、レンズ豆etc.お腹いっぱい。
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チェックアウトしてバスで松本駅へ。冠雪の山が見えた。
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大糸線11:20発で島内駅へ。
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アンティークショップ ヴィクトリアンクラフトにやって来た。
http://victoriancraft.jp/ -
旅に出てまで、何故か趣味のアンティーク(笑)
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もうクリスマスだよね。
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館内は、撮影OK,
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いろんなトナカイ。
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イチオシ
シャンデリア、素敵。
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ディスプレーを見るだけでも楽しい。
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ステンドグラスが美しい窓辺。
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ウィリアム・モリスの生地でオーダーできるスツール。
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館内は英国もの中心。
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こちらもウィリアム・モリス生地のティータオルやコージーなど揃えてあった。
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ウォッシュスタンド。
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カップは、まあまあのヴィンテージ。
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ちょっといい感じの家具。
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クリスマス装飾。
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このボードもちょっといいかな。
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ステンドグラスや椅子もかなり揃えてる。
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白アスパラガス用の美しい皿。
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非売品のタイプライター。
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形の面白いカップボード。
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レトロ風なソファー。
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味のあるアコーディオン。
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好きなものって見ているだけでも癒される。
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撮影Okとのことで撮りまくってる。
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ミシンもオブジェとして素敵よね。
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ウォッシュスタンドのタイルが可愛い。
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ぐるっと一階に戻ってきた。
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灯りのコーナーも。
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出窓から青空が望める。
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ヴィンテージグラスのドレッシングセット。ドレッサーまわりに置いたら可愛いよね。
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併設のサンタカフェへ。
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真っ白なカップボードがお出迎え。
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こんな内観。
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窓辺の席へ差す光が美しい。
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九条ネギ、きのことベーコンのキッシュとカフェオレボウルをいただいた。
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サイクルショップ。サイクルロードレース観戦ファンの私。
このあたり、美しい山をみながら走ったらどんなに気持ちいいだろう。 -
そして松本に戻り、地域共通クーポンを使おうとチェックしたセレクトショップmonbus
https://monbus-life.com/ -
素敵な雑貨が揃ってる。
移住者のオーナーとアンティーク談義が盛り上がり、楽しかった。また海外に買い付けに、私は旅行に行ける日が戻るといいねと・・・ -
イギリスヴィンテージのホーンジー。
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自分へのお土産、ひのきのヴァレッタ、カフェオレボウル(地域共通クーポンで)、ウィリアム・モリスのティータオル。
松本の新たな側面を見れた小さな旅だった。
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この旅行記へのコメント (6)
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- cokemomoさん 2020/12/15 19:01:54
- 知らなかった松本
- マリアンヌさん、こんにちは。
松本に浅間温泉の2泊3日、お天気もよくて楽しまれたようでよかったです♫
上高地への足掛かり&松本城のイメージしかなかったので、ご紹介の写真の数々に衝撃!松本って街歩きが楽しめる素敵なところなんですね。
本箱は2~3泊してみたい。
できれば1日は雪に閉じ込められて、時々窓の外を眺めながら読書三昧。
ヴィクトリアン・クラフトでマリアンヌさんから発せられた
>カップは、まあまあのヴィンテージ。
さすがです!思わずニヤリとしてしまいました。
マリアンヌさんのコレクションは凄いですものね(@@)あの品揃えだと「ふ~ん」って感じなのかな。
写真を拝見しながらウィリアムモリスの黄色い実(カカオ?なんだろ)の布のテーブルクロスがとても欲しくなりました。
寒くなったし、日々落ち着かないことも多いでしょうけれど元気に過ごしてくださいね。
- マリアンヌさん からの返信 2020/12/28 14:26:03
- Re: 知らなかった松本
- cokemomoさん こんにちは。
お返事がすっかり遅くなってごめんなさい。
私も松本って若い時に行ったことあるのだけど、松本城しか印象に残ってないよ。当時は今ほどお洒落な街ではなかった気がする。
自遊人グループの松本本箱、なかなか良いでしょう?
本のラインナップはちょっと薄いんだけど(1泊で読める感じだとパラパラってことかな)部屋にも持ちこんでOKだし、楽しめます。
気に入れば購入もできます。
箱根本箱もあるのでチェックしてみて!
って自遊人の回し者か(笑)
旅行に行ってまでアンティークショップに行くって私らしいでしょ。
カップに関しては少しはわかるから、ふ~んって感じでした(^_-)-☆
ウィリアムモリスの柄は、いまだにお洒落で部屋に取り入れたくなるよね。
壁紙だとちょっと濃くなるから、クロスやスツールなんかいいよね。
革張りの座席の高い椅子(バーカウンター的な)が欲しかったんだけど、我慢しました。ベランダ用に欲しいのです。高くないと景色が見えず、ベランダで過ごせる季節などほんの一瞬しかなにのだけど懸案事項です。
終活しなけりゃいけない妙齢にもかかわらず物欲が消えない私です(笑)
コロナ下大変な年末年始ですが、得意のお料理などして穏やかにお過ごしくださいね。
マリアンヌ
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- ことりsweetさん 2020/12/09 22:31:17
- 松本
- マリアンヌさん、こんばんは。
真冬前の松本の旅見せていただきました。
松本の松本十帖、素敵なところですね。
なんといってもあの本箱の部屋!
のんびり、いい本と出合えそうです。
私はこども本箱も気になります。
絵本が好きなので。
monbus、こちらも素敵なアンティークショップですね。
毛糸やバスケット、食器、いい感じです。
写真からしてゆったりした造りの
ショップみたいですね。
いい出会いがあったのでは?
私も以前日帰り旅で行ったときセンスいいな~と感じ
ショップ1軒ずつに魅力を感じました。
マリアンヌさんの記事から
またまた行きたくなってきました。
松本の方たちの知性やセンスの
高さを感じます。
ことりsweet
- マリアンヌさん からの返信 2020/12/10 09:52:36
- Re: 松本
- ことりさん こんにちは。
いつもありがとうございます。
松本本箱、コンセプトがなかなか面白いでしょう?
こども本箱の絵本は手にとりませんでしたが、きっと興味深いものもあると思います。まだプレオープンということで、さらに充実していくかと思います。
お風呂もついてるし、よろしければお出かけ下さいね。
セレクトショップはきっと他にも素敵な店があるのでは?
私はカフェのチェック中心だったので。
長野といえば教育力高いというイメージですし、中でも松本はことりさんがおっしゃるとおり知性やセンスを感じる街だと思います♪
マリアンヌ
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- yunさん 2020/12/08 22:26:49
- 本箱!
- こんばんは マリアンヌさん
前編の松本記を、おととい「松本十帖」のお部屋で拝見していたyunです。
松本から浅間温泉へ移動…とありましたので、もしや~と思っておりました。
ホテルに泊まって、読書に時間を費やすというアイデアを存分に楽しみ、
ヒノキの香りに癒されながら、山々を眺めての入浴
(部屋の灯りを消しておけば、外からは見えないと信じて6回も入っちゃった)
食事も、発酵食品の要素を感じ、私は好みに合いました。
私もコロナ状況を気にしつつの旅でしたが、ホテル内では人同士の間隔が確保され、とてもゆったり過ごせましたね。
素晴らしい湯量を誇る「浅間温泉」ですが、廃業になったホテルも見かけました。
「十帖」さんの地域興しへの想いが、実ると良いな~と思います。
英国アンティークショップをしっかりリサーチされて、さすがマリアンヌさん♪
少し足を延ばせば、こんなショップがあったのですね。yunは勉強不足でした。
蔵の風情、山々の遠景など、松本城、なかなか素敵な街ですよね。
国内でも、海外でも、心配・遠慮なしの旅を早く再開したいですね。
エネルギー充電不足で困り中のyun
- マリアンヌさん からの返信 2020/12/09 10:39:18
- Re: 本箱!
- yunさん こんにちは☆
え~!yunさんも松本十帖にいらしてたの?
ほとんどニアミスじゃないですか。
自遊人ホテルは「里山十帖」を初めて知ったのですが、車が運転できない私は(西欧回ってる時と同じ不利じゃん)宿泊施設にただいるだけだなと思い「本箱」に決めました。
本箱の本の種類はまあまあだったけど、おこもり空間でちょこっと読書しました。部屋にも持っていっていいということで楽しめました。
しかしヒノキの香りに癒されながら、山々を眺めての入浴は、最高でした。
え~!yunさん6回も入っちゃったの?確かに灯りを消してもスリリングではあるけどネ(^_-)-☆
私は貧乏根性で「小柳の湯」にも行って計3回。もっと入れば良かったな。
空間もお洒落で食事の時も十分な間隔をとってくれたし、ゆったり過ごせましたね。今度は箱根本箱かな?
歴史ある浅間温泉だけど、正直さびれてる感があり、松本十帖が起爆剤になるといいですね。
いやぁ何処にいっても西洋かぶれ。旅行に行ったららもっと現地をなのにね。
言い訳になるけど車があれば近隣ドライブも素敵なんだが、公共交通機関のみとなると一人でトレッキングという趣味ではなくてルーチンカフェめぐりになっているマリです。
世界の前進を祈って♪
マリアンヌ
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