2020　大川の紅葉散歩（都島橋から蕪村公園にかけて）

2020/11/16 - 2020/11/16

大阪市内を流れる大川（旧淀川）一帯の紅葉が見頃を迎えたので、この日は都島橋から、上流側の淀川と大川の分流部にある淀川河川公園辺りまでぶらり散歩してきました。

この稿では、都島橋から蕪村公園にかけての旅行記を綴ります。

エリア 大阪

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

大川に架かる都島橋にやって来ました。

都島から見た大川北側の光景です。

はじまりは都島橋からで、大川の左岸を上流に向かって歩きます。

左岸に下りるスロープで見かけたクローバーの花。

左岸に下りて、都島橋の方を振り返った光景です。

陽の光を浴びて、桜の葉裏にスポットライトが当たっています。　

見えている二重のアーチ橋は、昭和５９年（１９８４年）に架けられた飛翔橋です。

大川の左岸には、中之島公園と吹田市千里の万博記念公園を結ぶサイクリングロードの「北大阪サイクルライン」が通っています。

大川に枝を伸ばす桜の紅葉。

プラタナスが真っ黄色に黄葉しています。

プラタナスの葉のすき間から差し込む陽の光。

「グランピングBBQ船」と銘打って運行されている貸切の屋形船が通り過ぎようとしています。

「グランピングBBQ船」では、大川のクルージングを楽しみながら、２階のテラスで水上バーベキューが堪能できるようです。

二重のアーチが美しい飛翔橋です。

歩行者専用橋として昭和５９年（１９８４年）に架けられたこの橋は、大阪市内有数の河川敷公園である毛馬桜之宮公園の景観との調和を図ることはもちろん、上を通る阪神高速道路と、下を通るサイクリングロードの「北大阪サイクルライン」にも支障のない高さとすることが求められました。

このため、二重のアーチ橋構造を採用し、色合いも白色と肌色を基調にしたとのことです。

この辺りは、伊丹空港への着陸コースになっているので・・・

ひっきり無しに飛行機が飛び交います。

一方、大川に目を落とすと多数の船が航行しています。

こちらは砂運搬船。

砂運搬船に砂を満載すると、沈没するんじゃないかと心配するほど喫水が下がります。

そんな心配もお構いなしに・・・

悠々と航行していきます。

川岸に接岸している砂運搬船。

砂をおろした後なので、喫水線が現れています。

砂運搬船の錨。

クローバーの花。

桜の落葉を押しのけて花を咲かせています。

ケヤキの黄葉と・・・

伊丹空港を目指す飛行機。

砂をおろした砂運搬船が帰って行きます。

モーターボートの乗船場。

木のチェアーはくつろぐために置かれているんでしょうね。

羽繕いに忙しい鳩。

毛馬桜之宮公園の中で、「おもいでの森」と名付けられた一角です。

小高い丘に上がる階段や・・・

散策路がめぐっています。

ちょっとベンチでひと休み。

柔軟体操のできるベンチ。

仲良く手を繋いで歩く熟年のご夫婦。

こういう光景に出会うと、なんだかほっこりした気持ちになります。

大川左岸とクロスして延びる阪神高速道路守口線の高架。

緩やかにのぼる春風橋を渡って蕪村公園へ。

この落葉は春風橋の手すりでひと休みですか！

春風橋から下流側を見返した光景です。

大きな弧を描く阪神高速道路守口線の高架。

こちらは、大川と城北川の合流部にある城北抽水所です。

城北川は、大雨で水位が上昇した寝屋川の洪水の一部を大川へ導く放水路（バイパス水路）の役割を担っています。

城北抽水所を過ぎると下りになる春風橋。

さすがにサイクリングロードなだけあって、下っている路面にスピード注意の標示がされています。

大きな曲線美を見せる阪神高速道路守口線の高架。

毛馬橋が見えてきました。

蕪村公園は、毛馬橋の手前（南）から始まります。

城北公園通りに面する蕪村公園のゲート。

レンガのアーチが額縁の効果を発揮しています。

桜の紅葉。

毛馬橋の下をくぐって北側に出ると、淀川と大川の分流部にある毛馬閘門、毛馬水門、毛馬排水機場など、水位調整や治水機能を担う一連の施設が見えてきました。

こちらは、くぐって来た毛馬橋です。

毛馬橋の北側にも広がる蕪村公園には・・・

摂津国東成郡毛馬村（現在の大阪市都島区毛馬町）に生まれた江戸時代の俳人、与謝蕪村の歌碑が点在しています。

では、蕪村公園の先の淀川河川公園へ向かいます。

空を見上げると、またまた飛行機が・・・。