2020/07/18 - 2020/07/21
21位(同エリア341件中)
ミランダさん
新型コロナウィルスで右往左往させられた今年、3月からの第一次ロックダウンでじっと家の中に籠っていた私達ですが、夏になって規制が緩んだ時に、意を決して、ロンドンの自宅から英国南西端のコーンウォールにあるルーという海辺の町へ出かけました。列車の旅でしたが、道中は英国のコロナ対策の甘さに恐怖。着いた町も観光客で混みあっていて、不安を感じましたが、明るい陽射しの中、久しぶりの解放感も味わえました。
この小旅行の後半の記録です。
今年は大好きな旅行にあまり行けませんでしたが、去年までは盛りだくさんでした。どうぞこちらから、ご覧ください:https://mirandalovestravelling.com/ja/
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
イチオシ
ルーでの三日目は、主にビーチでのんびりと過ごしました。
この写真は宿の近所の橋を渡りながら、川上の方を見て撮ったものです。 -
これがルーのビーチ。
イースト・ルーの繁華街、フォー・ストリートを過ぎた先に広がっています。まだ午前中の早い時間だったせいか、ほとんど人がいませんでした。 -
この日もとても良い天気。岩場にタオルを広げて腰かけ、日光浴を楽しんでいたら、少しずつ、ビーチに人々が集まってきました。
写真は若者のグループが海に入って行った様子です。7月後半の夏の盛りですが、気温は20度そこそこなので、水温が高いはずもありません。触ってもみませんでしたけれど。 -
ビーチ沿いに、海に向かってバルコニーがあるアパートが見えました。「ああいうところを借りて、数週間過ごすのもいいかも」と夫と話したのでしたが、このアイデアが後のイタリア・サルディニア旅行につながります(https://mirandalovestravelling.com/ja/)。
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イチオシ
人がだいぶ増えてきたので、重い腰を上げて、ビーチに面した丘に上り、散歩道を歩きました。写真は、散歩道から見下ろしたビーチの一角です。
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イチオシ
木陰の多い気持ちの良い散歩道でした。
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少し行くと、また別のビーチに出ました。こちらは人がまばらです。
後で調べたら、プレイディーという名のビーチだったようです。 -
この辺りの家々は、ルーと異なり、もっと新しく、お金持ちの別荘風。中には写真のように、庭に大砲が置かれている家がありました。何のためだか不明ですが。
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しばらくゆっくりした後は、またルーの町に戻りました。
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さて、この日のメインの食事はOld Sail Loft というレストランにて。午後5時からと中途半端な時間だったのですが、この時間しか空きがなかったのです。それほどまでに人気があるのね、と期待が高まります。
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レストランは、確かにロフトでした。
最初はまだ人が入っていなくて、安心感がありましたが、徐々に混んできて、やがて満席に。 -
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二人とも、前菜はホタテ貝にしました。
これは普通に美味しかったかな。 -
これはメインに食べた二人前のシーフード・プラッター。
注文するときに、夫が「生なの?」と尋ね、ウエイトレスがそうだと言ったくせに、全部、火を通してあるか、燻製でした。とてもイギリスらしいプラッターです。
せっかくパンの上に蟹みそが乗っているのに、その上にチーズを乗せているものだから、チーズの味が勝っちゃって、蟹みそが味わえずガッカリ。
シラスの揚げ物はまあまあでしたが。
国民性の中には、味の好みという要素も含まれるのでしょうから、これはどうしようもないものなのでしょうね。
デザートは、凝ったものは避けた方が良い気がして、バニラと塩キャラメルのアイスにしました。
プロセッコ1本を含め、全部で£91ほど(約12800円)。 -
食べ物の写真が続いてなんですが、これは翌朝、ゲストハウスで夫が食べた朝食、ハドック(小型のタラ)とポーチト・エッグ。
最後の朝なので、帰りの長旅を前に、二人ともしっかりした朝ごはんを頼みました。 -
私は無難に、厚めのベーコンと目玉焼きとトマト。トーストも食べました。
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10時にチェックアウト。英国のB&Bとかゲストハウスは、日本の旅館と同様、チェックアウトの時間が早いのが難点です。
帰りの列車が昼過ぎだったので、荷物を置いて最後の散歩。今まで歩いていなかった、川上の方向へ。
こちらは緑が豊富で、人が少なく、落ち着いた雰囲気でした。 -
川沿いの家。
川に沿って大きな駐車場がありました。おそらく、週末にプリマス辺りから大勢の人々が遊びに来るからでしょう。 -
あまり先へ行く時間はなかったので、ほどほどで引き返し、町の中で夫が散髪(夫はよく旅先で髪を切ります)。何せ、コロナのせいで2月上旬から切っていなかったので、まるで70年代の若者のように伸び放題でした。
この床屋は小さかったですが、理容師がちゃんとフェイスシールドをしていて安全そうだったので、飛び入りで入って切ってもらいました。
代金は£12とロンドンの三分の一。ただ、支払いがキャッシュのみとのこと。3月以来、ずっと使っていなかったキャッシュを久しぶりに使いました。 -
最後に、ルーのカモメの話を少し。
この写真は宿の近所で見かけた看板で「カモメに餌をやるべからず。カモメは獰猛です」と書いてあります。
宿に荷物を取りに行った時に、宿主と話したのですが、彼らは冬場にスペインのテネリフェ島に行くとのこと。「景色の良いところでゆっくりコーヒーが飲めるから」というので、「お宅のバルコニーでも飲めるでしょ」と言ったら、「ダメダメ。カモメが来る」との応えでした。戸外で飲食していると、カモメが食べ物を奪うのだそうです。 -
ルーの町にはカモメがたくさんいて、常にキーキーと鳴いています。
ある晩、夜中に目覚めたら、夜中にもキーキーいっていました。眠らないのかしら。
有名なヒッチコックの「鳥」の原作は、ダフネ・デュ・モーリアが書いた小説です。彼女はコーンウォールに何度も来ていたそうで、ここのカモメに着想を得たのは間違いないと思います。 -
そして、小さいルーの駅から、予定通り列車を乗り継いでロンドンに帰りました。
行きには列車のコロナ対策のずさんさにハラハラしましたが、帰りはその様子を知っていましたので、驚くこともなく落ち着いて対処しました。
その後2週間たっても元気でしたので、コロナの災害は受けずに済んだようです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- mom Kさん 2021/01/26 22:52:12
- ルーですね
- ミランダさん、初めまして、こんばんは。全く視界にも入っていませんでした。次はセントアイビスに直行しないで、ルーにも泊まります。また一つ素敵な未来が待っています。ありがとうございます。おいしいお写真には、よりくぎ付け。
- ミランダさん からの返信 2021/01/27 00:05:49
- Re: ルーですね
- mom Kazukoさん、コメントをどうもありがとうございます。
ルーはまだデボンに近い方にある町ですが、すでにコーンウォール州らしい雰囲気が満載です。セントアイブスも素敵ですよね。
魚介類の料理の仕方は、イタリアやフランスの方がずっと上手だと思いますが、新鮮さでは負けないので、選べば美味しいものが食べられます。
mom Kazuko さんのルッカの旅行記を拝見しました。私もルッカは大好きです。フィレンツェのZazaにも行ったことがある気がします。
早く美味しいモノを食べに、イタリアに行けるようになってほしいですね!
(ミランダ)
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