いわてTSUNAMIメモリアル

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2020/11/28 - 2020/11/29

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Scottさん

今年の9月に、通称「いわてTSUNAMI　メモリアル」（東日本大震災津波伝承館）が完成し、また、三陸鉄道が台風被害後、復旧したので訪ねた。前者は奇跡の一本松に隣接する陸前高田市松原地区震災復興祈念公園内に建設されたものだ。後者は昨年2019年10月の台風19号で被害を受けていたが、20年3月に全線復旧していた。
行程は以下の通りです。
　2020年11月28日（土）：東京1004（はやぶさ15号）－1204二戸1415 (バス)―1525久慈1606(三陸鉄道)―宮古(1442-1451通過)―1744釜石泊11月２９日（日）釜石発644―733盛907―(ＪＲバスＢＲＴ)9:52奇跡の一本松（いわて津波メモリアル）1117―1146気仙沼1215―柳津通過―1434前谷地1457―1516石巻15５４―（仙石東北ライン快速）―1459仙台（はやぶさ60）―1832東京

「いわてTSUNAMIメモリアル」は、岩手県が設立運営する形の国立の震災伝承遺構施設である。岩手県内の津波被害、復興状況をまとめている。高田市の市街地が１５ｍの津波で流された場所に立っている。
なお、国の東北整備局が、震災伝承遺構の一覧をまとめているので、参考にされたし。震災伝承施設一覧｜震災伝承施設 (mlit.go.jp)
また、この施設のURLは下記である。
東日本大震災津波伝承館 (iwate-tsunami-memorial.jp)

今回二戸から久慈まではＪＲバスで奥羽山脈を越え、久慈からは三陸鉄道で南下した。途中釜石の「酒場かまりば」（旧呑ん兵衛横丁から移転）を訪ね、盛からはＪＲのＢＲＴで陸前高田の伝承館を訪ねた。なお今回は、ＧｏＴｏトラブルが適用され、釜石での宿泊代が３５％安くなり、１５％分の地域共通クーポンを受け、旅行中に使ってきた。

「釜石漁火酒場かまりば」は2017年1月に、釜石駅近くから釜石中心部に移転したものである。

エリア

陸前高田・住田(岩手)

東北新幹線二戸駅前から出るＪＲイーストバスのスワロー号久慈行き。約１時間１０分。１日に５往復あり、接続時間によっては、八戸、八戸線経由より早いこともある。また盛岡駅から久慈に走るバスもある。
１１月下旬だが、一足先に雪化粧だ。
久慈駅前には、８年前に放映されたＮＨＫの朝ドラ「あまちゃん」もポスターがある。
三鉄久慈駅構内には、訪問者がどこから来たかシールを張るボードがある。以前から東京はじめ関東からが多い。
ＮＨＫドラマのモデルになったうに丼屋（宮本信子役）は健在だったが、午後に訪ねたが、うに丼は売り切れていた。朝早々に売り切れるという。次の駒に連絡先を示すので電話をしてくれれば、予約対応も可能らしい。次回は電話で予約してから来よう。
うに丼を予約すならこの電話へ。
ドラマでもよく出てきた三陸鉄道久慈駅ホーム。
宮古を過ぎてしばらくすると、列車は「ドン」という音とともに急停車。運転手が車両点検したところ、鳥が前面ガラスに当たったものと判明。ガラスに大きなヒビが入っていた。
大きくヒビの入った全面ガラスを補修し、釜石まで移動。約４０分の遅れ。
４０分遅れで釜石駅に到着。大きな遅れでなくてよかった。

今回はＧｏＴｏトラブルの適用期間で、ホテル代が３５％分割引になり、１５％分の地域共通クーポンがもらえた。
釜石市中心街にあったのん兵衛横丁があったところ。
酒場「かまりば」。前の写真の場所のすぐそばだ。
釜石駅前にそびえ立つ製鉄所。大震災後、会社名が「新日鐵(新日本製鐵)→新日鐵住金→日本製鉄」と変わり、そのたびに工場の外壁の表示も変わってきた。
なお、鐵の字は、今回の日本製鉄から画数の少ない鉄の字に変わったようだ。
ラグビーの街釜石らしく、釜石駅構内にはラグビーのモニュメントがある。
釜石からは、レトロタイプの車両になった。
沿線ではまだまだ復旧工事が行われていた。
盛駅発車前。
建設中の堤防だが、上端は５０ｃｍくらいと薄い。