2020/11/08 - 2020/11/09
225位(同エリア310件中)
じゅりさん
いよいよ都民にもGOTOトラベルキャンペーンが適用になり、
あまり人と会わずに済むおこもり系温泉でひたすらのんびりしよう!
あと、ついでに富士山も見たい!ということで
西伊豆は土肥温泉の、富岳群青に行ってきました。
富岳群青は以前泊まった時に富士山が見えず、いずれ再訪したいと思っていた宿。ですが2020年に入ってから口コミの評価が暴落していて、正直ちょっと心配な思いを抱きつつ訪問。
はたして結果は…
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 一休.com
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-
まだまだ外出を控えている人が多いのか、1時間程度で首都高を脱出でき、スムーズに海老名~足柄までやってきました。
車で旅行に出るのはかれこれ1年ぶり。
夫は久々の長距離運転と高速のSAでテンションが上がっています。 -
足柄下りSAは2階の展望台から富士山が見えるとの評判ですが…
この日は雲が多くて富士山は1ミリも見えず。
せっかく足湯カフェもあって、いい絶景スポットなのに。残念! -
夕食の量が多いと予想されるのでお昼は控えめにしようということで、足柄SAの「わっぱや」で足柄牛つくねわっぱを夫と半分こ。
味は…うん、なんか普通。これはただのお肉のわっぱの方がよかったかな? -
東伊豆と違って、西伊豆はけっこう行くのに時間がかかるイメージ。
海老名SAと足柄SAに止まった以外はどこにも寄らずに車を走らせたのに、富岳群青に到着したのは15時ちょっと前となりました。
ちょうどチェックイン時間帯で次々とお客さんが到着していましたが、中から従業員の方が出てきて順番にお出迎えしてもらえました。 -
夕朝食の時に使う個室に1組ずつ通され、チェックイン手続き。
前回訪問した時はロビーでチェックインした気がするけど、コロナ影響でなるべく客同士の接触を減らそうという意図ですかね。 -
チェックインの際にお茶ときんつば、あと鉄板の伊豆土産「桜えびの舞」をいただきました。
「従業員が全員外国人になった」との情報を事前に見ていましたが、チェックイン手続きほか、私たちの滞在中に接した宿の方は全員日本人(少なくとも日本語でコミュニケーションが成立する人)のようでした。
口コミに危機感を感じて体制を刷新したのかな。 -
チェックイン手続きを済ませたらいよいよ客室へ向かいます。
玄関を入ったところに消毒液のディスペンサーが置いてありました。これもご時世か。 -
客室の海側は一面窓になっていて、外のバルコニーには露天風呂が。
そして…!おおっ、諦めていた富士山が山頂だけちょっと見える!!
足柄SAで全く見えなかったので、残念だけど今回は運がなかったなと諦めていたのです。
少しでも見られてよかった…うれしい… -
今回宿泊したのは「山の音」というお部屋。
皮張りのソファと木造りの露天風呂の部屋です。
1室1室内装が違います。あと、露天風呂も部屋によって木と石造りの違いがあります。
木だとお湯でぬるぬるするんで、私は前回泊まった石造りのお風呂の方が好みでした。 -
突き当りのクロゼットの中には浴衣・パジャマ・バスローブが。
浴衣はどににでもある色浴衣。パジャマとバスローブはオリジナルのようでした。
温泉につかりまくったので滞在中はバスローブばかり着てたなー。
それと、写真には写っていませんがこの下にはアリ撃退スプレーが置いてありました。アリが出るんか…
(滞在中は若干室内に虫が出ましたが、アリは出ませんでした) -
こちらはベッドエリア。
マットレスが固めで寝心地よし。枕はそばがらと柔らかいのの一体構造で、自分で好きな高さ・接触面に調整できるタイプです。
この手前には琉球畳の和室コーナーがあります。 -
洗面所はこんな感じ。
タオル類は数組あってじゃんじゃん使っても大丈夫でした。
女性用アメニティやシャンプー類はC.O.Bigelowというブランド。ボタニカル系の香りはよかった。使い心地は可もなく不可もなく。 -
内湯にはジャグジーがついています。浴槽内に段差があって半身浴もできる。
-
客室内の飲み物は飲み放題。
冷蔵庫の中にはミネラルウォーターのほかお茶、サイダー類、ビール、ミルクプリンなどが入っていました。
ネスカフェのドルチェグストもありましたが、カプセルが全部コーヒーだったので、コーヒー苦手な私は飲めず。
前は紅茶のティーバッグとかがあった気がするんだけど、やめちゃったのかな。 -
一通り室内探検が終わり、いよいよ客室露天風呂につかります。
ここの温泉は絶妙に私好みのぬる湯。たぶん40℃くらい。
熱いのが好きな人には物足りないでしょうが、私にとっては最高です!!
駿河湾のむこうに浮かぶ富士山を眺めながら、冷たい富士山サイダーをごくごく。
ああ~いつまでも浸かってられる… -
とはいえ30分も入っているとさすがにのぼせるので、バスローブを羽織って露天風呂の隣にあるデイベッドで一休み。
立ち上がると眼下に道路や民家があることに気づきますが、温泉やデイベッドからはちょうどそれらが見えないよう絶妙な高さに設計されています。 -
デイベッドに寝転がって、涼しい風を感じながらぼーっと空を眺めます。
流れる雲を眺めているとまさに無心になれる…
こんなに何もせずのんびりするのは本当に久しぶり。
とても贅沢な時間が流れていきます。 -
そうこうしているうちに16時を過ぎ、夕暮れとなりました。
もう一度露天風呂につかりながら、刻々と色を変える夕空を眺めます。
オレンジと青灰色の夕霞の向こうに、幻のように立ち現れる富士山がとても印象的で
ああ~これだけでも来た甲斐があった…としみじみしてしまいました。 -
ちなみに日が暮れると露天風呂の灯篭がつきます。
うさぎっぽいモチーフだけど、なんだろこれ。 -
温泉を堪能した後は牛乳ならぬミルクプリンをおやつにいただきました。
こちらもご当地もの。伊豆は自然の恵み豊かですね。 -
夕食タイムになり、客室を出てお食事処に向かいます。
通路では巨大キャンドル風なLEDランタンの灯りがゆらゆら揺れています。 -
青くライトアップされた回廊の向こうに見えるのが
チェックインにも使用したお食事処です。 -
夕食はフレンチ中心の創作系。
アミューズはフォアグラのムースと、かぼちゃのクーリ。
丸いのがフォアグラで、その下にかぼちゃのクーリが敷かれています。
クーリとは何ぞや?と調べたところ、ピュレみたいな裏ごししたものだそうで。
食事のサーブもすべて日本人の従業員が行っていましたが、正直言って動きもメニュー名の読み上げも非常にたどたどしい感じで、質問しても詳しい解説は期待できなさそうだな…と思い、自分でググりました(汗) -
前菜はキノコと鮑にグレートリュフを散らしたもの。
柳松茸、たもぎ茸という珍しいキノコが使われていました。トリュフはちょっと香りが弱かったかな。 -
フレンチの流れに突然ぶっこまれるお造り。
色々なお野菜で作られた"つま"の加工がとても繊細で、みずみずしく食べても美味しい。
ただお魚自体はすべて地場のものというわけでもなく、あえてここでマグロとか出さなくてもいいのでは?という印象。 -
お酒はワインと日本酒を両方いただきました。
宿の名前を関する日本酒は、お食事にとても合わせやすい飲み口。
肉系→魚系→肉系…と続くので、一皿ごとにワインを変えるようなハイペースで飲むのはとても無理でも、日本酒なら肉でも魚でも一定のマリアージュが見込めるところが好き。 -
魚料理は伊勢海老と金目鯛のブイヤベース風ソース。
どちらも伊豆でとれたもので、お魚の味が濃厚に凝縮されていておいしい!
やはりその土地の素材を使って趣向を凝らした料理はいいですね。 -
メインは静岡産黒毛和牛のロースト。
火の入れ方が絶妙。フィレだからというのもあるけど、びっくりするほどしっとりとして繊細な歯ごたえと味わいでした。
野菜のローストも素材がよいのか、甘くてみずみずしかったー。 -
ここで桜海老のリゾット。お米も「きぬむすめ」という伊豆産のお米だそうです。
桜海老の香ばしさが染み込んで、これもよかった。
量が控えめなのもうれしいところ。 -
アヴァンデセールはアイスクリームに南伊豆産のストロベリーグアバのピュレ。
ストロベリーグアバって初めて聞きました。
グアバとは別種の果物だそうですが、これはこれでトロピカルな酸味のある爽やかなピュレでした。 -
メインのデザートはマロンソルベとマカロン。
それだけだとどっしり重い味わいになるためか、酸味要素としてカシスのピュレとみかんが加えられていました。
ガラスのプレートの下には栗やナッツ類が敷きつめられていて、秋全開のデコレーションです。 -
最後はお茶とプティフール。
一口サイズながらも、チョコレート系中心の濃厚な味わいの盛り合わせです。
バターケース風の陶器の中に、砕いたカカオのような不思議な食材が敷き詰められていて、夫がしきりにポリポリ食べては正体を解き明かそうとしていました。
(結局よくわからなかった)
コースの前半はやや不安な立ち上がりでしたが、後半はどれもおいしく、最終的には大満足なディナーとなりました。 -
2時間ほどかけてゆっくり夕食を取り客室に戻ってくると、ドアベルを鳴らす音が。
お夜食のお届けでした。着替える前でよかった。
陶器のふたを開けてみると指1本分程度の小さなクレープ包み。これなら過剰にお腹いっぱいにならずに済みそうです。
しかし謎だったのがその味!
生クリームとかバナナ的なものでも入っているのだろうと予想して一口かじったところ…
……
…甘くないもっさりした食べごたえのペーストが中に入っています。
食感はスイートポテトのようだけど甘くない…じゃがいも…?ううーん何これ…?
頭の上に大量に?マークを飛ばしたままお夜食終了。
一緒にいただいた冷蔵庫のぬまっちゃはお茶の味に深みがあって本格派でおいしかった。 -
翌朝。
日の出が見たくて頑張って6時台に起きたところ、朝靄のむこうにうっすらと富士山が!
いいものが見れました。 -
油断して二度寝したところ、あっという間に雲が出てきてしまい、
2日目は全く富士山が見えなくなってしまいました。
12時チェックアウトだったので部屋でのんびりしながら温泉に入ったりして粘ったのですが、結局この日は最後まで富士山は見えず。
やはり11月前半だとまだ天気は安定しないか。 -
朝食も品数がすごい。だけどそれぞれ少量なので、食べ終わっても満腹で死にそう…ということにはならず、健康的な範疇の満腹感でした。
-
三段重の内訳はこんな感じ。
ご飯のおとも系、野菜の炊き合わせなどです。どれも濃すぎず上品な味わいにまとめられていました。 -
朝食の後は部屋でゆっくりしたり、露天や内風呂のジャグジーを満喫して
お昼前にチェックアウトしました。
コミュニケーションが成立しないとか掃除の不行き届きなど、口コミでボロカスに叩かれていたようなサービスではなかったことには一安心。
ですが、やはり定価1泊15万の宿のサービスレベルには程遠いなあという印象でした。
ロケーションとお食事以外の要素がもっと改善されるといいですね。 -
チェックアウト後は土肥温泉から車で30分ほど南下したところにある堂ヶ島マリン遊覧船乗り場に向かいました。
が、本日波が高いため欠航!
どうも遊覧船は欠航率が高いみたいですね…残念… -
遊覧船でめぐる洞窟を徒歩でも見られるということで、周辺の遊歩道を一巡りしてみました。
すると乗り場から徒歩1分くらいのところに、さっそく海中洞窟から続く砂浜が!
隠し海岸といった雰囲気にロマンを感じます。 -
続いて、青の洞窟とも呼ばれる天窓洞を上から見下ろすスポットにやってきました。
遊覧船から見ると、この洞窟の穴から降り注ぐ日光で海が青く光って、たいそう神秘的な眺めのようです。
確かに波がざぶーんざぶーんと打ち付けていて海流が荒い。船で洞窟に入ったら危険だろうなというのが実際目にすると分かります。
「こんな天気いいのに欠航!?なんで!?」と疑ってごめんなさい。 -
さらに高台へと登ると、三四郎島が見える展望台がありました。
ここは陸地と島が地続きになるトンボロ現象で有名なところ。
潮の満ち引きの関係で秋冬は完全に潮が引くことはないそうですが、今もうっすらと白く島とつながるルートが見えています。
夏場なら、あそこが歩いて渡れる道になるんでしょうね。 -
亀岩という展望スポットにやってきました。
手すり沿いに進んでいくと、海と島々の絶景を楽しめます。
ちなみに向かって左手方向の岩場は海面近くまでどんどん降りていけます。
ただ本当に転落防止用の柵など何もなく、風も強いので、足を滑らせたら海へまっさかさまのスリルが… -
手すりの先端まで進んでいくと、波に洗われた地層がはっきり見えます。
伊豆半島ジオサイトの本領発揮といったところですね。
遊覧船には乗れませんでしたが、自然や景観を十分満喫することができました。これは一見の価値ありだと思う! -
お昼は遊覧船乗り場のすぐ目の前にある「魚季亭」で。
こちらは各種お魚を使ったぶっかけ飯が名物で、夫はアジ、私は鯛のぶっかけ飯を注文。
出汁茶漬けと思いきや、かなり味の強い中華風特製タレをかけるタイプ。これは新しいな…
タレで濃厚→温玉のせでまろやかに→最後は梅昆布だしであっさり という3種類の味が売り。特製タレはアジの方が合うと思いました。鯛にはちょっと強すぎるかも。
帰りは加山雄三ミュージアムの上にあるお土産屋さんや足柄SAで大量にお土産を買い(何せGOTOの地域共通クーポンが2人で12000円分も出たので…)、それでも使いきれずに東京に帰ってから成城石井で普段使いのお酒などを買って、やっと使いきれました。
静岡はなぜか東京都も隣接地域にカウントされていたので助かった。
海老名SAは意外と電子クーポン非対応のお店が多かったので、GOTOの公式サイトで対応店舗をよく調べて計画的に使わないと余ってしまいますね。
なんだかんだありましたが、久しぶりのドライブ旅行を満喫できました。
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