2018/08/11 - 2018/08/11
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Sahraさん
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2年前と古い旅行記で恐縮ですが、新型コロナウイルスで予定がぽっかりあいたので、
備忘録も兼ねて少しずつ作成することにしました。
2018年夏のヨーロッパ旅行はトゥール⇒ブロワ⇒パリ⇒ブリュッセル⇒ロンドンと周遊しました。旅の始まりは、念願の古城めぐりから。ブリュッセルは2年前に続いてフラワーカーペットを見に訪れました。お天気にも恵まれ、青空の下でお城や庭園、街歩きと沢山観光に励みました♪
主な日程はこちら↓
8/8 (水) 伊丹⇒8/9(木) 羽田⇒フランクフルト⇒パリ⇒トゥール泊
サン・ガシアン大聖堂 ランジェ城
8/10(金) シュノンソー城 アンボワーズ城~ブロワ泊
8/11(土) シュヴェルニー城 シャンボール城 ブロワ城~ブロワ泊
8/12(日) ブロワ⇒パリ 凱旋門 エッフェル塔周辺散策 買物~パリ泊
8/13(月) 買物&街歩き セーヌ川クルーズ 夜の凱旋門~パリ泊
8/14(火) パサージュ巡り ノートルダム大聖堂等 マレ地区散策~パリ泊
8/15(水) ヴェルサイユ宮殿 美術館巡り パレロワイヤル~パリ泊
8/16(木) パリ⇒ブリュッセル フラワーカーペット 教会等~ブリュッセル泊
8/17(金) 午前中ブルージュへ フラワーカーペット 王宮等~ブリュッセル泊
8/18(土) ブリュッセル⇒ロンドン V&A博物館 買物&街歩き~ロンドン泊
8/19(日)バッキンガム宮殿 庭園&美術館巡り タワーブリッジ~ロンドン泊
8/20(月)バラ園 アフターヌーンティー ロンドン⇒8/21(火)羽田⇒伊丹
4日目は朝、早起きしてブロワの街を散策後、巡回バスでシュヴェルニー城 シャンボール城 ブロワ城と3つのお城を見学しました。夜は再びブロワ城で光と音楽のショーを鑑賞し、朝から晩まで1日中お城巡りを堪能できました。
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今日は巡回バスに乗って3つのお城を巡ります。その前に朝のお散歩♪
階段の上からロワール川に向いて立つドニ・パパンの像、17世紀の物理学者・発明家であり、蒸気機関の発明者の一人とされています。 -
ロワール川に架かるジャック・ガブリエル橋を渡ります。右手に見えるのは、17世紀に再建されたサン・ルイ大聖堂です。小高い丘の上に建っているので、どこからでも眺めることができます。
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橋を渡って対岸からブロワの街を眺めます。川沿いには中世の古い建物が立ち並び、とても美しい街並みです。正面に見える大聖堂が立派、ひときわ存在感があります。
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橋から左側の景色です。右手には木々に囲まれたブロワ城、左手にはサン・ニコラス教会が見えます。こうして眺めると、昨日坂道を上って行ったブロワ城はそれ程高いところではないようです。
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橋から引き返してブロワ城周辺を散策します。街の人が集まっているので近づくと、朝一が開かれていました。ヨーロッパ滞在中に、こういったところで食材を買ってみたいと思っていますが、まだ実現に至らず、今回も機会なく残念(>_<)泣く泣くこの場を後にしました…
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昨日お城に隣接する庭園から眺めた聖ヴァンサン・ド・ポール教会の内観です。地元の方のための教会という雰囲気で、内部もシンプルな造り、美しい天井が印象的でした。
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こちらが外観、昨日夕方訪れたときに撮ったものです。木に囲まれているので、近くだと全景が収まりませんでした(^^;
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「L'Orangerie du Chateau」
ミシュラン星付きレストランです。門が開いていたので少し見学、お花も綺麗に手入れされ、シャトー(城)という名前通り素敵なレストランです。バスの出発時間が近づいてきたのでお散歩終了、バス乗場へ向かいます。 -
バス乗り場に行くと予定の時刻になってもバスが来ず、時刻表を見ると調べていた時刻と違い、既に出発した後でした(+_+)ちゃんと確認するべきでした。次のバスは25分後、見学にはさほど支障なさそうです。今回は予定通りいかないことばかり…ちょっと凹みながらベンチで待ちました。
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10時10分発のバスに無事乗車し、11時10分、最初のお城シュヴェルニー城に到着しました。門をくぐり、入場料を購入します。
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お城正面へ向かう途中、左手に城内の施設が見えました。
周辺にはタンタン常設展会場「ムーランサール城の秘密」、お城を描いたステンドグラスが飾られている「トロフィーの間」や狩猟犬がいる犬小屋があります。 -
シュヴェルニー城の正面に着きました。左右対称で均整のとれた美しい外観です。現在のお城は1634年、アンリ・ユローによって造られました。同一の家系が相続し、現在も城主が生活をしています。外観は当時の状態のまま保存され、1914年から一般公開が始まりました。真っ直ぐ進めば城内へ入城できますが、先に庭園を見学します。
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ぐるっとまわってお城裏手、北側にある「師弟の庭」へ。
イギリス風とフランス風の2つの様式が組み合わさった新しいスタイルの庭園です。こちらも左右対称の調和がとれていて美しいです。 -
「オランジュリー」
18世紀には冬期間オレンジ用の温室として使用されました。第2次世界大戦時に戦火を逃れて国有調度品の一部がここに保管され、その中には「モナ・リザ」もあったと言われています。現在はカフェハウスとして利用されています。 -
満開の藤棚トンネルや、ピンクの花はハイビスカスでしょうか、大きく色鮮やかな花びらが美しいです。お昼に近く、オランジェリーのテラス席は観光客で賑わっていました。
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色とりどりの花が咲き、庭園がより一層華やかです。城内にはチューリップ庭園があり、毎年4月には12万本のチューリップが花を咲かせるとのことです。再び正面へ戻り、お城見学スタートです。
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「ダイニングルーム」
入って右手にあります。周囲はドン・キホーテのエピソードが34枚の板絵で描かれ、暖炉の上にはアンリ―・ユローの父が仕えたアンリ4世の胸像が飾られています。 -
「子供部屋」
部屋を一目見てビックリ!至る所に犬や列車のLEGO作品(+_+)
LEGOとのコラボ企画で、どの部屋もLEGOが展示されていました。床に置かれた木馬は19世紀ナポレオン三世時代と由緒ある物ですが、なんだか印象も薄く…もう少し控えめに展示してほしかったです(>_<) -
「新生児の部屋」
新生児をお披露目する部屋です。本来なら素敵なインテリアと言いたいところですが…かなり残念な気持ちになりました(T_T) -
「新婦の部屋」
左手は現オーナー、ヴィブレイ公爵が1994年に結婚した際、夫人が着用したウェディングドレスを展示しています。貴族らしい品のある素敵なドレスです。 -
「家族用ダイニングルーム」
犬が描かれたお皿とテーブルクロスは、城主一家のために作られたものだそうです。 -
「武具の間」
2階に上がり、城内で一番大きな部屋です。15~17世紀の武器と甲冑のコレクションが所狭しと展示されています。手前のコルドバ革で覆われた大きなトランクはアンリ4世のものだったそうです。壁の一部が白い布で覆われ修復中のようでした。 -
武具の他に収納箱や小物も置かれ、上には17世紀の豪華なゴブラン織りタペストリーが飾られています。
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右奥の壁には日本刀が飾られていました。
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「王の寝室」
天蓋付きベッドは16世紀にペルシャ風の装飾が施されていて、アンリ4世がこの城を訪れた際に使ったそうです。 -
1640年に飾られた8枚のタペストリーが壁一面に装飾され、豪華絢爛な内装です。礼拝堂を見学し、再び1階へ降ります。
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フランスでは螺旋階段が主流で、直線階段と踊り場をもつ構造はイタリアから伝わったものだそうです。柱にも細やかな装飾が施されています。
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踊り場には25㎏もある16世紀の甲冑と、ヘラジカの祖先であるセルヴス・メガセロスの頭部が置かれています。角が立派で迫力満点!
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「大広間」
18世紀エラール社製ハープ、保存状態が良く現在も演奏できるそうです。 -
「大広間」
鏡左右の肖像画は、16世紀ラファエロのアトリエからの作品です。写真が切れてしまっていますが、左右端にある肖像画は、アンリ―・ユローの両親、フィリッペ・ユロー夫妻とのことです。 -
「ギャラリー」
右手にかかる大きな絵はルイ16世の肖像画です。 -
ルイ15、16世時代の貴重な装飾品が飾られています。
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左はフランスの解剖学者、Marie-Genevieve-Charlotte Thiroux d’Arconville、右は彼女の姉妹 Angran d'Allerayの肖像画です。
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「図書室」
2千冊の蔵書とフランス第一帝政様式(1804~1814のナポレオン1世政治時代)の机が見られます。この後「タペストリーの間」があり城内の見学は終了、広い敷地を少し散策します。 -
シュヴェルニー城は、ベルギー漫画「タンタンの冒険旅行」シリーズで登場する“ムーランサール城”のモデルとのことで、常設展示が開催されています。今回は時間が限られているので、お城と庭園のみ見学しました。
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記念にお城が描かれたティーカップを購入、バスの時間までシュヴェルニー村を少しだけ町歩き♪お城の周囲にはワインショップやレストランもあり、のどかな美しい街並みです。
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シュヴェルニー城前に建つサン・エティエンヌ教会。
ちょうどバスが来たので乗車、次のお城へ向かいます。 -
12時46分発のバスに乗って20分程、13時10分にシャンボール城に到着しました。まずはランチ休憩です♪売店でモッツアレラとトマトのバゲットを注文、温めてもらい店内でいただきました。周辺にはお土産ショップもあり、見学後に立ち寄ります。
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お腹も満たされ、シャンボール城へ。世界の名城にも名を連ね、ロワールで最大規模を誇る威厳と風格があるお城です。1930年にシャンボール伯爵の後継者から国が買取り、現在も国の所有となっています。先にお堀を渡って、正面からお城を眺めます。
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1519年にフランソワ1世の命により狩猟用の離宮として建設が始められ、ルイ14世統治下の1658年に完成しました。イタリアの古典的建築にフランスの中世建築様式を合わせたフレンチ・ルネサンス様式で、正面から見ると左右均等の美しいデザインです。
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お堀ごしの逆さシャンボール城。少し風があったので、鏡のようには映りませんでしたが、美しい眺めです。
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続いて庭園を見学。お城は4つの塔をもつ四角形をしており、庭園側の中央には「ドンジョン」と呼ばれる主塔(天守)があります。フランソワ1世が1547年に亡くなるまで完成していたのは主塔と王室の塔のみで、32年間の統治中にお城で過ごした日数は僅か72日だったそうです。
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よく整備された美しい庭園にはお花畑も(*^^*)お城をバックに1枚☆
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庭園散策も満喫したところで、お城の見学へ参りましょう♪
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お城正面とは反対側、フランス国旗の下が「王の門」入口です。
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お城に入ると見所の1つ、ダヴィンチが設計したとされる二重の螺旋階段があります。対になった2つの階段が交わることなく螺旋を描き、人がすれ違わず昇降できる仕組みになっていて、フランス・ルネサンス様式の傑作とされています。
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主塔の1階、二重螺旋階段の中から天井を見上げたところ。主塔の中央にあるこの階段を上り下りしながら各部屋を見学します。
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階段を上ります。柱にも彫刻が施され、凝った造りになっています。
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格縁天井にはフランソワ一世の紋章、サラマンダーと自身の頭文字“F”の彫刻が多数あります。
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螺旋階段を上りきると、主塔上部のテラスに出ました。屋上に造られたゴシック様式の塔や煙突、城の外壁に施された細かい装飾を間近に見ることができます。
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暖炉へと繋がる365本(282本との記載も有)の塔や煙突が立ち並ぶテラスを散策し、角度を変えながら城の構造を見学します。
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屋上テラスからは幾何学的模様の美しいフランス庭園と、その先に広がる「シャンボールの森」の素晴らしい眺望が楽しめます。
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庭園はフランス革命以来放置されていましたが、アメリカ人資産家の寄付により復元計画が開始。長年にわたる調査の後、2017年にルイ15世時代(1710~1774年)のフランス式庭園がよみがえりました。左手にはお土産ショップやレストランが見えます。
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シャンボール城周辺は、「シャンボールの森」と呼ばれる森林公園となっていて、面積はパリの市街地とほぼ同じ5440ha、ヨーロッパ最大級の広さを誇ります。シカやイノシシなど多くの野生動物も棲息しており、国立保護区域に認定されています。
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庭園の景色を楽しんだ後は中庭へ。城内には400室以上の部屋があり、約80段もの階段、800本以上の彫刻が施された柱など壮大なスケールを誇ります。威風堂々とした外観を堪能し、お城内部を見学します。
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「ルイ14世の居室」
1680年、ルイ14世は「王の部屋は本館の中心に位置すべきである」という当時の作法から、王の部屋を主塔の中央に移しました。調度品は資料を元に復元され、装飾は18世紀のものです。王の居室に相応しい、豪華で華やかな部屋です。 -
ルイ14世の居室の「控えの間」
テーブルや椅子が置かれており、18世紀にはカードゲーム用の部屋として使用されたそうです。 -
「王妃の寝室」
ルイ14世の王妃マリー・テレーズが滞在しました。王妃の部屋も美しいタペストリーがかけられ、装飾も見事です。 -
各部屋に飾られた美術コレクションは、約4,500点もあるそうです。この後 他にもフランソワ1世の居室、名士の間や狩りの間、礼拝堂など見所は続きますが、カメラのバッテリーが少なくなり撮影は控えました(>_<)
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お城の見学を終え、ランチをした売店付近に戻って、アイスクリームをいただきしばし休憩。ビスケットなどのお土産も購入しました♪
17時10分のバスに乗車し、ブロワへ戻ります。 -
バスはブロワ城前に停車後、少し早めに終点ブロワ駅に到着しました。大急ぎでホテルへ戻って荷物を置き、バッテリーも準備して…18時すぎ、ブロア城にやってきました。チケットを購入すると、19時で閉まるので明日再入場して良いと案内されましたが、パリへの移動で残念ながら来れず…
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ブロワ城は1498年にルイ12世が即位後~1598年にアンリ4世が宮廷をパリに移すまで約百年間、7人の国王と10人の王妃の居城でした。元々は要塞でしたが、13~17世紀に増改築が繰り返され、現在は全く姿の異なる建物が4棟、中庭を囲むように建っています。
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ルイ12世棟(フランボワイヤン様式:1498-1501年)
白い石組みと赤レンガのコントラストが特徴的です。1869年にブロワ市立美術館となり、16~19世紀にかけてのタペストリーや絵画、彫刻、装飾品などが展示されています。閉館時間が迫り、駆け足で少し見学しただけとなりました。 -
クラシック様式(オルレアン公ガストン棟:1635-1638年)
ガストンは、アンリ4世の息子でありルイ13世の弟です。当時の有名な建築家フランソワ・マンサールに新しい翼の建築が依頼されましたが、ガストンの死去により工事は途中で頓挫してしまいました。 -
フランソワ1世棟(ルネサンス様式:1515-1520年)
中央には、中庭に張り出した八角形の螺旋階段があります。ギーズ公暗殺の舞台となった王の居室、カトリーヌ・ド・メディシスが亡くなったとされる王妃の居室など、ブロワ城で一番の見所となっています。 -
螺旋階段は、ルネサンス様式の傑作といわれる美しい彫刻や、フランソワ1世の紋章であるサラマンダーの装飾が施されています。
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中世の城塞建築、サル・デ・ゼタ(ゴシック様式:13世紀)
ルイ12世棟とフランソワ1世棟との間にあるシンプルな建物です。城内で一番古い13世紀始め1214年に建設されましたが、現在はホール部分を残すのみとなっています。 -
「三身分ホール」
ゴシック様式の装飾が美しいホールです。中央には柱の仕切りがあり、色鮮やかな天井が印象的です。ブロワ城の歴史がスクリーンで紹介されていました。 -
1576年と1588年に、アンリ3世によって聖職者、貴族、市民による三部会が開催されました。奥の階段はフランソワ1世棟へと繋がっています。
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「王の居室」
フランソワ1世棟に移動、暖炉の上にはフランソワ1世と、王妃クロード・ド・フランスの紋章、サラマンダーと白イタチです。 -
美しい装飾の暖炉や調度品、甲冑なども展示されています。
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「ヴァロワ(中世フランス王朝)の部屋」
フランス王家と関連が深いユリの紋章「フルール・ド・リス」が印象的な暖炉、右手の絵画にはフランソワ1世とクロード王妃が描かれています。 -
胸像や絵画、写真には写っていませんが、左手に16世紀のタペストリーが飾られています。
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「王妃の回廊」
美しい装飾のチェンバロは1572年製とのことです。
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独特な模様の床タイルは、2000年に修復済みとのことで色鮮やか。
左手にはアンリ2世や3世など肖像画がずらりと並びます。 -
「王妃の居室」
1589年にカトリーヌ・ド・メディシスはこの部屋で亡くなったと伝えられています。壁にはアンリ2世とカトリーヌの頭文字HとCの組み合わせ文字があります。 -
カトリーヌの小礼拝堂
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「執務室」
フランスで唯一現存するルネサンス様式の執務室で、1520年代に掘られた壁の羽目板は、237枚全て絵柄が異なるそうです。
壁には秘密の戸棚が4つあり、下に隠されているペダルを踏んで開ける仕掛けになっています。カトリーヌ・ド・メディシスが、この棚に毒を隠していたという、アレクサンドル・デュマによる描写がありますが、その証拠はなく、宝石や国事文書を収めるためか、単に壁に戸棚をはめこむ様式を取り入れただけとも言われています。 -
☆各部屋にあった紋章シリーズ☆
執務室の天井(右下)にはアンリ2世とカトリーヌの頭文字HとCの組み合わせ文字、執務室の暖炉とアンリ3世の居室の床タイルにはアンリのHイニシャル、暖炉上の文字には冠が描かれています。 -
「国王の居室」(ギーズ公暗殺の場所)
1588年、アンリ3世によるギーズ公暗殺舞台となった所と言われてます。 -
「会議室」
暖炉の上には、一際大きく立派なサラマンダーの紋章、他にギーズ公暗殺をモチーフにした絵画も展示されています。 -
ブロワ城は美術館を含め、約3万点以上ものコレクションを所有しています。デュバンギャラリー、ネオルネサンスルーム、ブルジョワサロン…陶器や絵画、装飾品などコレクションが展示されている部屋が続きます。見どころが多く、段々時間もなくなってきて早足で見学しました。
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「サン・カレー礼拝堂」
ルイ12世治世時に、国王専用として建設されたサン・カレー礼拝堂。 -
1429年、ジャンヌ・ダルクがオルレアンの解放戦へ向かう前、ランスの大司教に祝福された場所がブロワでした。礼拝堂にはその場面を描いた絵画が飾られています。
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1957年にマックス・アングランにより製作されたステンドグラスは、 ブロワ城の歴史にまつわる人物とエピソードを表しているそうです。
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「ル・フォワ塔」
数少ない13世紀、要塞時代の名残です。 -
隣のテラスからは、ブロワの街並みやロワール渓谷、昨日散策中に通った聖ニコラス教会が見渡せます。閉館前でほぼ貸し切り状態、最後は駆け足での見学となってしまいましたが、訪れることが出来て良かったです。
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「Poivre et Sel」
昨日訪れると満席の看板(>_<)今日は開店時間すぐに来てみました。 -
木の温もりを感じる素敵なインテリアです。フォアグラのテリーヌ、牛フィレ肉のセラーノハムと野菜添え、デザートにプロフィットロールを♪
お肉はとても柔らかく野菜やハムもたっぷり入りボリューム満点、最後はお腹いっぱいになりながら、デザートまで美味しくいただきました(^^♪
この日も開店から少し経つと満席の看板が置かれていた人気店。お料理も美味しく店員さんもフレンドリー、再訪して良かったです。 -
ホテルで休憩後、すっかり日も暮れた22時、最後のお城巡りは再びブロワ城へ。「音と光のスペクタクル」と題されたプロジェクションマッピングショーを鑑賞します。コンビネーションチケットを購入済なので、入口で見せるだけです。先程と打って変わり大勢の観光客が集まっていました。
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四面すべてフル活用して上映されるため、中庭中央に座るよう案内されましたが、落ち着ける端の方にあった階段上で座って待つことに。見学客が続々と来るのでなかなか始まらず、22時半の予定が結局23時近くになってようやく上映開始。
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フランソワ1世やジャンヌ・ダルク、ギーズ公、カトリーヌ・ド・メディシス…ブロワ城にまつわる人物による激動の歴史が、迫力ある映像と語りで紹介されます。
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木のツルがお城を覆ったりという風景の描写や、王冠や白亜の城郭が現れたり、回廊に浮かび上がって語る人々等。。360度のパノラマから臨場感たっぷりの演出が繰り広げられます。
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思った以上に上映時間が長く、言葉や歴史的背景の知識もなかったので、最後の方はちょっと疲れてしまいましたが、幻想的な雰囲気に包まれた中での映像は素晴らしかったです。日本語のオーディオガイドもあったようですが、案内がなく気づきませんでした。上映が終わると夜中12時前、ホテルまで小走りで帰りました。ロワールのお城巡りはこれで終了、明日はパリへ移動します。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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