2019年 広深港高速鉄道と港珠澳大橋-B（中国編）／高速鉄道で広州南駅・珠海へ

2019/07/29 - 2019/07/29

7/27 羽田(100)～香港(440) 香港／先施賓館Sincere Guest House
7/28 香港 香港／先施賓館Sincere Guest House
7/29 香港(香港～広州南～珠海→マカオ→香港) 香港／先施賓館Sincere Guest House
7/30 香港 香港／先施賓館Sincere Guest House

エリア 中国

香港西九龍駅。
広州南行きの列車はＣＲ４００型の復興号で最新の車両だ。１６両編成。

今回利用するのは二等車両だが車内は豪華な雰囲気だ。実質初の国際高速鉄道で中国の香港乗り入れに対する意気込みが感じられる。しかし香港側の冷めた対応は駅周辺の閑散とした雰囲気から見て取れる。
　列車は定刻通り出発。１０分後に中国側の最初の駅である福田駅を通過。一瞬だけ外の光が入った区間もあったが深圳北駅までずっと地下を通る。１５分後に深圳北駅を通過。終点の広州南駅まではノンストップで４６分だ。

広州南駅は中国南部で最大の駅だ。３０面近いホームが並ぶのには圧倒される。香港からずいぶんあっさり来てしまった感じだ。

ホームの隣にはドイツＩＣＥタイプのＣＲＨ３型列車が止まっていた。

今回は広州の街中に出る予定はない。このままマカオに隣接する珠海へ乗り継ぐことになる。切符売り場に珠海行きの切符を買いに向かった。しかし切符売り場は長蛇の列。外国人を優遇する列もないようだ。気長に待つしかなさそうだ。
　結局立ち席券買うのに１時間も並ぶ羽目になった。前にいた深圳に向かう中国人客も同じように並んでたので他に買う方法はなかったみたいだ。西九龍駅で買えるなら買っておきたかった。

広州南から珠海までは１時間４分。１３時６発の列車で向かう。本数は１０分おきくらいにあるが、当面の全ての列車が満席だ。人の行き来はけっこう多いようだ。

　珠海へはＣＲＨ６形の短距離用高速鉄道車両だ。車内は通勤列車のような雰囲気で席は二等のみで２列＋２列。通路が広く取られている。

デッキはなくドア付近には折りたたみ式の補助椅子が設置されている。僕は乗り込むのが早かったので補助席に座ることができた。補助席は立席用の乗客に開放されているが数は少ない。

　広州南駅を出発時点で列車内にはかなり立っている乗客がかなりいる状況だ。途中の停車駅でも乗り降りは激しく終点の手前の珠海の中心部にある明珠駅までずっと席は埋まっていた。

終点の珠海駅に到着。

到着した珠海駅。

ＣＲＨ６型車両。

到着した珠海駅は無駄にでかい。にもかかわらず国境ゲートの真横という便利な場所にある。事実上マカオ駅といっても違和感はない。

マカオ国境付近にこれだけのスペースがあったことに驚きだ。１２年ほど前に珠海に来てるけどその時まさか国境の横にこんなのができるとは夢にも思わなかった。

中国からマカオへの国境施設。駅の横にある。