コロナ渦の北海道へGo to

2020/11/15 - 2020/11/17

連日コロナ感染拡大のニュースばかりの中、Go to利用の北海道行きは、周りの視線が気になりましたが国がキャンペーン推薦してるんだしGo to！！

エリア 釧路(北海道)

PeachのGo to キャンペーンで、関空～釧路が片道3900円。コロナ以前も大阪から釧路へは夏の期間限定でしか便がなく、気軽に足を運べなかったので嬉しい限り。

まずは、昼御飯を食べに「釧之助」本店へ
こちらは、２年前に新しく出来た施設だそうで海産物の販売、レストランと、円錐形の水族館が併設されてる綺麗な施設です。

施設内の食堂は、コロナ対策で人数制限のせいか？午後2時の時点でも順番待ちの人気店のようです。シーズンオフのこの時期、地元民がほとんどでした。

看板メニューの様ですが、黒板に書かれてる事と実物はどんだけ違う？と疑いながら店内へ

このクオリティで1800円は、流石ご当地ならではと感動しました。ネタが新鮮なのは当然ながら、一切れが大きいくてとても美味しい。

お味噌汁もお魚、豚、野菜が入っておりコクがあり
いいお出しが出ており、とても美味しかったです。

今回の釧路旅で、一番美味しかった。

今回の旅の目的の１つが、釧路湿原カヌー探索です。夏のシーズンから10月末まではカヌーツアーをしてる所が何ヵ所かありましたが、この時期は限られており、しかも費用もそれなりです。

こちらの宿は、宿泊、カヌー、温泉付き、Go to 対象な点がマッチし予約しました。

口コミでは、宿のオーナーが無愛想だと書かれていましたが、カヌーが最優先だったので気にせずに。

この日は私達だけの貸し切りでした。
友達の家に泊まりに行った様な、ノスタルジーな趣があり温泉の床暖房と、窓から見えるシラルトロ湖に癒され、とても合理的に考えられたビジネスホテルと同じ宿泊スタイルに感心し、快適に過ごせました。
それと、源泉掛け流しの温泉は最高でした。
温泉大好きで相当入ってますが、ここの温泉は私には合いました。
何か違う！効く感が身体に染み込んで来る様な

大阪と比べて当然ながら、日が沈むのが早いです。
3時半で夕方の様になり、4時過ぎると暗くなって行きます。

陽が沈みました。
天気予報では、明日は晴れ。今から夕焼けこやけの空のグラデーションが楽しめそうです。

街の明かりもない釧路湿原内陸部の空は、本当に美しかったです。

周りに何もない所なので、お弁当を頼みました。
こちらの夕食は事前にお弁当を予約するスタイルです。このお弁当箱には、おかずだけ。
別に、たっぷり二合はあろうかと思うご飯がおひつに入ってます。
それと、お味噌汁が付いて2000円です。
お腹が空いてたら、大変満足したであろうと思いますが、私達は海鮮丼を食べたのが2時過ぎだったので食べられなかったです。
夕食のお弁当は、6時に部屋に運ばれます。

朝6時出発です。
昨日の朝はマイナスだったそうで、今朝は気温が10度も高くて5℃、風もなく空気がキリリと気持ちいいカヌー日和の朝です。

このカヌーは連結されていて、私達も一応ペダルを漕ぎますが後方でオーナーが舵取りをしてくれます、

湖に朝日が昇ります。雲がかかっているので綺麗に見えるだろうか？

湖面に写り混むリフレクションな太陽が綺麗です。

湖から湿原の奥へと進んで行きます。
聞こえてくるのは、数々の鳥の鳴き声と水面下に沢山いる魚の跳ねる音だけです。

カヌーの周りの湖面が盛り上がりピチャピチ音がして驚きました。
凄い数の金色の魚がいるんですが、オーナーさんも初めて見た光景だとカメラ片手に興奮されてました。
私も初体験でビックリ仰天の連続です。

一眼レフの望遠レンズなら、尾が白い所もハッキリ撮れるんだろうけどスマホでは限界です。天然記念物のオジロワシが見えます。

息を飲む美しさと静けさの中、カヌーはゆっくり進んで行きます。オーナーさんが語り始めた人生に、人生色々だとつくづく再認識。
元々関西人で、大学卒業して釧路に渡り半世紀だそうです。道東の自然に魅了されて、移住すると決めていたそうです。
素敵なお話でした。

エゾシカです。
奈良公園の鹿と比べて、毛の色が薄くて周りの草木に溶け込んでいるので直ぐに見つけられません。

静か過ぎるから、何か物音が聞こえると必ず何かに出くわします。
立派な角を生やした親鹿の姿を、肉眼では見ましたがカメラは間に合いませんでした。
子鹿の近くには、必ず親鹿がいるそうです。

丹頂鶴のつがいです。

雄の方が大きくて立派だそうです。

二時間半のカヌーツアーが終わりました。
良かった～！！
大満足です！！
オーナー曰く、6月が一番面白いとの事です。
次は6月に再訪して、面白い事を実感してみたいです。

Go to のクーポン券5000円を頂きました。
翌日中に使用する事。隣の県までは使えるとの事で、北海道ですから隣の県、青森県でも使用可能だそうで。
明日は、この5000円を使って自宅に海産物を送ります。

大満足の湿原を後に厚岸に向かいます。
来年の干支、牛がいっぱいの牧場街道

大好きな牡蠣を食べに厚岸漁港直売店へ

牡蠣は大きさにより値段に差ありで、店内で食べる場合は万全のコロナ対策の為に完全セルフスタイル。
イートインコーナーには、牡蠣専用のナイフに除菌スプレー、手袋、プラスチック皿等が用意されています。牡蠣の殻の開け方はビデオで流れています。
しかし、とても難しくて苦難の末に殻が開いた時には、身は無残にもぼろぼろな上に殻の破片が入り交じりで満足感無しでした。

秋刀魚は、１ヶ月遅れの大漁と聞いてましたが結構なお値段。近年の漁業状勢から高価な魚と化した秋刀魚は、本場でも200円します。釧路のスーパーで見かけた小さい秋刀魚でも以前の様な100円以下ではありませんでした。

イートインで秋刀魚のお造りを頂きました。

シシャモも旬と聞いてましたが、びっくりするほど高価です。食べることも買うことも諦めました。
店の人曰く、捕れないそうです。

冷蔵ケースに並んでいた飲むヨーグルトがめちゃくちゃ美味しかった。

二日目の宿は、「天然温泉ホテルパコ釧路」

シングル素泊まり4000円にクーポン券1000円のバッグです。

今宵一軒目は、地元民で賑わう居酒屋へ

厚岸の牡蠣が不完全燃焼の為に、又々牡蠣を注文しました。満足です。

このカキフライには大満足しました。

こちらのお店には、全国各地の銘酒が揃っていましたが、折角なので釧路のお酒を頂きました。
釧路の地酒 福司

今宵二軒目は、焼鳥屋さんへ
しかし、人と会わない。コロナだから？月曜日だから？歓楽街はあるのに店は閉まり、幽霊ビルがありとにかく人がいない！寂しい限り。

こちらの名物料理
贅沢にも焼鳥のウニ乗せです。人生最初です最後の一串です。

こちらも、人生初の「豚の鉄砲」豚の一串です。室蘭焼鳥しかり、こちらは豚が有名なんですね、
美味しかったです。

食べたかった「さんまんま」
何と、こちらのお店が元祖発祥だそうです。
味は想像通りでしたが、正直850円はちと高いと思いました。

このお店が大阪に有れば、予約しないと入れないレベルだと思いました。とても美味しかった。
されど、私達が入店してから午後9時までお客さんは二組だけです。
出張中のサラリーマン4人と私達だけ。
人と出会わないんだから当然だけどコロナで更に気の毒。
店長曰く、Peachの関空就航で関西からのお客さんが増えた矢先のコロナで大打撃。多くの店がcloseしたそうです。
コロナでcloseは都市部も同じですが、過疎化の街は寂れて行く一方で何とも悲しい限り。

ホテルに戻りbarでアイスクリームを。
こちらのbarは空間だけ自由に利用出来ます。
清んだ空気の釧路の夜景を見ながら酔い覚ましに地元のアイスクリームを。

見たことがないアイスクリーム

翌朝、和商市場へ
こちらも人がいない！数十年前の学生時代にバッグパッカーで訪れた和商市場や釧路の街は、もっと賑やかだったと記憶している。
和商市場向かいの野菜の卸市場内のラーメン屋さんへ

名物らしき、あさりラーメンを。
相方は、チャーシューラーメンを。
どちも魚醤スープです。

色んな番組ロケで訪れた有名人の写真やサインが沢山飾ってました。
ラーメンの感想は、別に～でした。
私には、魚醤スープが塩辛すぎました。

二泊三日の釧路旅の感想は、釧路湿原の息を飲む美しさに感動し再訪決まり。
反面、釧路駅近辺の街の過疎化？空洞化？寂しさ？に、驚きました。

今回は日程上無理でしたが、次回は根室まで足を運びたいと思います。
私は、根室市にふるさと納税してますから。
以前根室に行った時に入った回転寿司の「はなまる」で食べたさんまが未だに忘れない美味しさです。