北の大地の水族館　山の水族館　釣りキチ三平で知り憧れたイトウに会いに北海道・温根湯へ

2020/11/13 - 2020/11/14

今年生まれのレッサーパンダに会いに行く仔レッサーパンダ紀行の合間に北海道温根湯の山の水族館に行ってきました。

子供の頃からの憧れだったイトウに会いに・・・。

エリア 温根湯(北海道)

北海道遠征に向かいます。

この日は夕方に伊丹空港を出発し取り急ぎ東京まで向かいます。

明けて翌日。

羽田空港7時10分の旭川行きANAとのコードシェアのエアドゥで出発です。
今年はこれまでJALのステータス修行をしていたのでJALばかり乗っていたのですが、今回の北海道遠征の帰りと来週予定の東北遠征の行きでサファイア達成となる見通しとなったので、今回の羽田→旭川は旅費節約のためANAの特典航空券利用としました。

エンルートのほとんどがびっしりと敷き詰められた雲上飛行となりました。
羽田離陸時の旭川空港周辺の天候も雨との事で機上で今日の予定をどうするか迷いました。
と言うのも、今回の北海道遠征の最大の目的は旭山動物園で今年生まれのレッサーパンダの双子ちゃんに会うことなのですが、まだ大人のレッサーパンダの様な寒さに対応したアンダーコートがしっかりしていない仔パンダは雨の日には展示に出さなり可能性があるからです（旭山は雨でも出しそうな気もしますが・・・）。
念のため明日を予備日にしており明日の天候は今日よりいい様です。
そこで、旭川空港到着時の天候次第で旭山動物園に今日行くか、明日行くかを決めたと思います・・・実は旭山動物園以外にも行けたら行きたい場所があるんですよね・・・。

旭川空港にはほぼ定刻に到着。
残念ながら離陸時の情報通りに空港周辺の天候は雨のままでした。

旭川空港のバゲージクレームでは今は天国で暮らしているノノ君が出迎えてくれました。

旭川の天候が雨と言うこともあり今日は旭山動物園ではなく留辺蘂近くの温根湯にある山の水族館（北の大地の水族館）に行く事にしました。

旭川空港8時45分発の空港バスで旭川駅前9時50分に到着、旭川駅前の本日のお宿に荷物を預け、旭川駅前10時15分の都市間高速バス「石北号」に乗り込みました。

「石北号」は途中、JR上川駅横の森のテラスバスタッチで小休止。

ONちゃん

石北峠に近づくにつれ雪も見れるようになってきました。

今週末は割と暖かでしたが、先週あたりはかなり寒く雪も降ったようですね。

旭川から約2時間40分ほどのバス旅で温根湯には13時前に到着しました。
帰りのバスは15時01分発なので滞在時間は2時間です。

石北峠を越えると天候も晴れになりました。

バス停から山の水族館のある道の駅おんねゆ温泉までは今乗って来た道を10分弱戻ることになります。

せっかくなら道の駅にも停留所を作ってもらえれば水族館に行きやすいのですが、停留所の新設は申請やら何やら難しいのでしょうね。

道の駅おんえゆ温泉です。

さすがに季節外れと新型コロナウィルスの影響で人影はまばらでした。

そして、道の駅に併設されたこちらが山の水族館・・・北の大地の水族館です。
かなり前にNHKでやっていた水族館番組を見て以来行きたいと憧れていた水族館です。

入園料は大人670円、淡水魚だけの展示のとても小さな水族館。
もし、ここを例えば海遊館を回る様なペースで回ると10分で全てを見終えてしまうような規模ですが、ここにはそれを許さない魅力がありました。

山の水族館は1978年にオープンした淡水魚展示専門の水族館。
最盛期には年間5万人の来館があったそうですが、徐々に来館者数は減少し2万人程度になり施設も老朽化したために2012年にリニューアルが実施されました。
リニューアルの予算は水族館としては少額の3億5千万円でしたが、水族館プロデューサーの中村元さんの肝いりで特に3つの特徴的な水槽が作られ、その展示の質の高さもありリニューアル後は年間20万人が訪れる水族館となりました。

その3つの特徴的な水槽の一つがこちらの日本初の滝つぼ水槽。
その名の通り滝つぼを下から眺める水槽で、ヤマメやオショロコマが激流に揉まれながらも上流から流れてくるだろう餌を狙って集合する様を観察することが出来ます。

そして2つ目は、世界初の厳冬期には氷結する四季の水槽。

この水槽は館の外に設置されており、厳冬期には川面が完全氷結します。
氷結した川の中で静かに暮らす魚を観察できるとても素敵な水槽です。

ニジマスからのLINE

絶許

そして、3つめが日本最大の魚であるイトウ水槽です。

幼い頃に矢口高雄さんの釣りキチ三平でイトウと言う魚をしり強烈に憧れ、いつか釣ってみたいと夢見ました。

釣りと言う形ではありませんがこうして憧れの魚に会うことができました。

この訪問から6日後の11月20日に矢口高雄さんが亡くなられました。

自分の意思で買ったマンガ本が釣りキチ三平で、それから数年釣りに熱を上げたこともあり訃報を聞き少なからずショックを受けました。
もちろん面識があるわけではありませんが、矢口先生がご存命中にイトウに会うことが出来た事は、なんだか矢口先生との約束を果たせた様な気持ちにもなりました。
ご冥福をお祈りいたします。

山の水族館を満喫し、バスの時間まではお隣の物産販売の果夢林ショップで地元物産を見て暖かいコーヒーを飲んで過ごしました。

短い時間ですが憧れの場所に来れて良かったです。

この旅行記へのコメント （4）

• ジェームズ・ボンドさん 2020/12/05 21:42:58

  空の旅

  まだイトウを見た事がないので是非見てみたいです。
  また２年ほど空の旅をしていないので、それも。
  
  那覇の日航機も、巡航中にエンジンナセルの点検ベイが開いただけの様に思います。
  
  機会があれば空の旅をしてみたいのですが、新型コロナウィルスが終息して航空需要が復活したら練度の低い操縦士が整備不良の機体で飛び回り、それに７３７MAXも参戦してハチャメチャになる予感がして怖いです。
  （先日、大阪の金券ショップを覗いたら航空会社の株主割引券が１０枚一組で売られていて驚きました。）
  

  jilllucaさん からの返信 2020/12/10 07:45:39

  RE: 空の旅

  ジェームズ・ボンドさん
  
  
  おはようございます。
  温根湯は思ってたより到達するのに時間が掛かって、これまでなかなか行けなかったのですが、今回、コロナでスマートな移動が出来ない状況が逆に作用して旭川で時間が出来たので訪問することが出来ました。
  今年はGWはほぼほぼ外に出なかったのですが、出張含めなんだかんだで36回ほど飛行機に乗ってます。
  JALもサファイアまで行きましたので来年JGCに入るつもりで、これでSFCとW保持になりますが、もし、最悪を極めてしまいANAとJALが経営統合したらどうなるのか・・・。
  来年は海外行きたいですが、この状況では無理っぽいですね。
  コロナ前の様な状況にもどりたいです。
  
  jillluca
  
  
  > まだイトウを見た事がないので是非見てみたいです。
  > また２年ほど空の旅をしていないので、それも。
  >
  > 那覇の日航機も、巡航中にエンジンナセルの点検ベイが開いただけの様に思います。
  >
  > 機会があれば空の旅をしてみたいのですが、新型コロナウィルスが終息して航空需要が復活したら練度の低い操縦士が整備不良の機体で飛び回り、それに７３７MAXも参戦してハチャメチャになる予感がして怖いです。
  > （先日、大阪の金券ショップを覗いたら航空会社の株主割引券が１０枚一組で売られていて驚きました。）
  >

• スイカさん 2020/12/05 18:30:53

  これが...

  幻の魚と言われる、イトウの顔ですか。
  もっとヤマメのような小さい魚かと思ってました。
  なんとなく、身もマスのような赤色かな。
  そして、なんとなく、伊東四朗さんに似てる気がします。
  スイカ
  

  jilllucaさん からの返信 2020/12/10 07:28:31

  RE: これが...

  スイカさん
  
  おはようございます。
  ものすごくかっこいい魚でした。
  大きい子で体調は１ｍを越えるそうですから日本の淡水魚の中では破格の大きさですよね。
  鹿を水に引きずり込むと言う伝説もあるそうですが、さすがにそれは無い様ですが（苦笑）
  サケ・マスの仲間ですから赤身なんででしょうね。
  子どもの頃からの憧れだったので会えて良かったです。
  
  jillluca
  
  
  > 幻の魚と言われる、イトウの顔ですか。
  > もっとヤマメのような小さい魚かと思ってました。
  > なんとなく、身もマスのような赤色かな。
  > そして、なんとなく、伊東四朗さんに似てる気がします。
  > スイカ
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