四国霊場最後の巡礼（１）讃岐一国（香川）に向けて出発。

2020/11/09 - 2020/11/14

今月９日月曜日から１４日土曜日までの６日間、四国霊場八十八ケ寺の内、最後に残った讃岐一国２３ケ寺巡拝のため、今日高松に向けて出発する。旅程は６日間であるが、今日の月曜と最後の土曜日は移動日になるので、実質は４日間。この４日間で２３ケ寺を回り切れるかどうかは不明だが、もしも回り切れなければ、もう一度やってきて、その時はゆっくり歩き遍路でも試みてみよう。そんな気持ちで自宅を出た。

前２回、徳島と高知は阪急トラピックスの巡礼ツアーで去年回ったが、その時はそれぞれ２泊３日の強行スケジュールで、羽田発朝一番の飛行機に乗るために、小金井駅を始発の電車に乗って空港へ向かったが、前回の愛媛及び今回の香川は、コロナの影響でツアー催行が中止となり、自分自身で日程等組み、飛行機の予約からホテルの手配、レンタカーの選定等々、全てを自分自身で行うこととなった。ツアーでは申し込みをして、旅行代金を支払い、後は所定の時間と場所に集まれば、全てを添乗員任せにできたが、今回はそうは行かない。何から何まで自分一人でやるのだ。

ツアーではＪＡＬを使用したのだが、団体割引の為かマイレージが加算されず、又年の最初の搭乗ごとにもらえるＦｌｙｏｎボーナスのマイレージ２０００ポイントももらうことができなかった。今回は個人予約の為に、羽田ー高松間の往復マイレージも得ることができる。ネット予約では出発の曜日及び時間によって料金設定が異なっていて、通常料金２万５千円の処、日によっては半値以下の航空代で往復できる。そうして選んだのが今日の午後便、３時半発の便になったのだが、安い分の不利益も被る。１５：３０羽田発は１６：５０高松着予定。ほぼ５時に近い時間で、それからレンタカーの手続き等を考えれば、６時近くにはなるだろうし、当日はホテルにチェックインするだけで、１日が終わってしまう。コスパを考えたら、今日のホテル代が無駄にはなるが、朝一番の時間を心配しながら空港へ向かうよりは、時間に余裕があった方が良い。

パソコンを閉じて、昼前自宅を出る。前回は持参しなかった金剛杖も今回は持っていくことにした。急ぐ旅ではない。手荷物は全部預け、到着後にゆっくり受け取ればよい。どの道今日はホテルにチェックインするだけだ。浜松町から乗ったモノレール。何年か前にJR駅との間の壁を取り払い、乗り換え乗車口を作ってから、相互の乗り換えが随分楽になり、最近は京急からモノレールに乗り換えている。

浜松町を出て直ぐの右手に娘の母校東京水産大学のキャンパスが見え、もう何十年も前から練習船海鷹丸が陸揚げされていて、その3本マストを目の端に捉えるのを楽しみにしている。一瞬の間に通り過ぎていくが、何かその３本マストが旅行を見送ってくれるようである。羽田空港には１時過ぎに着き、改札を出た先のフードコートでお昼を食べる。何にしようか迷ったが、この先数日間、殆どうどん食になることを思い、ここでは西洋うどん、スパゲッティを食べることにした。中国が起源の饂飩は日本に渡ってうどんとなり、イタリアに渡ってスパゲッティとなった。元々は同じOrigin。幸先が良いだろう。

エリア 高松(香川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

１９９０年以降の３０年間、経済低迷の失われた３０年間と言われているが、そんな中でも、高層ビルは年々増えてきている。

品川埋立地には近代的なビルが立ち並ぶようになってきた。

羽田に着いて、遅いお昼をスパゲッティにする。

５か月前に来た羽田。見慣れた光景ではあるが・・。

搭乗口手前のラウンジ。

今日はどの機になるだろうか・・。

今日のＪＡＬ便。Ｂ７３７のようだ。