2020年は4度目の挑戦で八甲田ホテルに２泊

2020/10/26 - 2020/10/28

今年は、桜の満開を目指して早々と4月下旬に八甲田ホテル２泊と青森市内１泊を予約してその日が来るのを心待ちにしていました。
そこへ降って湧いた「コロナ自粛生活」の始まり。
4月の予約はひとまずキャンセル。

7月ごろには収まるだろうと7/5から２泊再度予約。
そして迎えた7月。
緊急事態宣言は解除されたものの、まだ感染者の数は落ち着かない日々。
やっぱり7月をキャンセル。新聞で、青森県知事のコメントを読んだらからね。県外の皆様は8月になってからおいでください」

8/16から２泊再予約
7/22 Go to トラベルキャンペーンが東京発着を除いて始まりました。
東京発着不可。go toトラベルを使わないとしても、出かけるのは憚れます。
再びキャンセル。

8/17 東京からの移動自粛解除。
紅葉を期待して、10/26から２泊を再々予約。　
しかし世の中はまだまだ自粛モード。
やっぱりまたキャンセルかなと思いながら日を過ごしておりました。

10/2 東京発もGo to トラベルの対象に追加。
10/20 ホテルから「夕食はどうなさいますか？」との問い合わせ。
思わず確認しました。
「東京発ですけど、そちらの様子はいかがですか？」
「東京ナンバーのお車もいらしております」
「ありがとうございます。感染予防対策を充分して伺います」

10/26 東京駅発7:00-新青森駅着10:15
八甲田ホテル２泊
10/28 新青森駅13:52-東京駅17:04

エリア 八甲田・酸ヶ湯温泉(青森)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 新幹線 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は駅レンタカーを手配して新幹線で青森駅まで向かいました。
自粛生活以来移動はこれまで徒歩か車でしたので、列車の旅は不安がありましたが、30%ほどの乗車率で安心の旅となりました。
10/26 東京発7:00ー新青森着10:15
紅葉が始まって、お天気も上々。

途中、数年前のクラス会で仕入れた、七戸にある、地元で人気のレストランNARABIの情報。
時間も、ルートもピッタリ。
早速寄り道をしてローストビーフ丼でランチ。
ご飯が見えないほどの山盛りのローストビーフです。
牧場の片隅にレストランNARABIとソフトクリームショップNAMIKIがあります。
ソフトクリームショップの並びにあるのでNARABIと名付けられたんですって。

続いてNAMIKIでこれも大人気のソフトクリームに舌鼓。
oneonekukikoランチ後ですがダブルを選択。
広々とした牧場でいただきまーす。

ナミキ グルメ・レストラン

牧場の一隅にあるレストラン。

ナミキ グルメ・レストラン

のんびりのんびり。
何を相談してるのかしらね。
お馬さん達は。

広々とした牧場でゆっくりしたいのですが、先を急ぎました。
お天気が崩れる前に、奥入瀬渓流の散策を予定しているからね。

お天気が崩れないうちに奥入瀬を散策。
昨年は「石ケ戸」の画像を忘れたので、今年はしっかり撮ってきました。
「鬼人のお松」という女盗賊の住処と言われる岩造りの隠れ家です。
十和田湖畔まで八甲田との分岐点の焼山から「歩け奥入瀬三里半」と言われています。今は、ここ「石ケ戸」が奥入瀬散策の出発点のようですね。

石ヶ戸休憩所 売店 グルメ・レストラン

いい具合に紅葉しています。
初めてです。ピッタリ紅葉シーズンに来れたのは。

去年に続き、この風景に出会えて幸せ。

九十九島 自然・景勝地

父の転勤で小学時代を過ごした青森。
小学生の頃から何度となく訪れたこの地。
年月を経てもいつまでも心に残る故郷の風景でした。

阿修羅の流れ 自然・景勝地

阿修羅の流れ。
勢いに圧倒されます。

阿修羅の流れ 自然・景勝地

空は晴れたり曇ったり。
お日様具合で風景が一変します。

雲井の滝
迫力満点です。

雲井の滝 自然・景勝地

対照的な優しい白布の滝。

白布の滝 自然・景勝地

陽のあるうちにホテルに入りるため、湖畔までは諦めて、バスで折り返します。

焼山まで戻り、八甲田への道を進みます。

高度が高くなるにつれ、紅葉が進んでいます。

途中蔦沼に寄り道。16:34

蔦沼の朝焼けを目指すカメラマンが集中するため、早朝はパーキングの予約が抽選で決められ、制限されています。

2020年10月22日（木）～27日（火）までの期間、以下の制限があります
（新型コロナウイルス感染防止・デッキの適正利用と周辺の渋滞対策）
【早朝】蔦野鳥の森への入場を事前予約制とし、入場者数を制限（有料　車両１台につき4,000円）

私たちが到着したのは16:00過ぎでしたので、パーキングはガラ空き、人もガラ空き。お日様もガラ空きで、ちょっと淋しい。

それでも神秘的な蔦沼です。

もう葉が落ち始めています。

昨年に引き続き八甲田ホテルに宿泊。
今年は移動せずに２泊。
go toキャンペーンは諦めておりましたが、10月1日から思いがけず再開され、嬉しい誤算でした。

夕食はいつも和食。

気持ちよく飲んでます。

もう一本。

10／27
7:31
翌朝、朝食前の地獄沼散策。

地獄沼 自然・景勝地

フツフツと温泉が吹き出してます。

オンドルのように、温水が腰を暖めてくる「まんじゅうふかし」

まんじゅうふかし 温泉

青空が嬉しい早朝の八甲田です。
八甲田山のロープウェイ。
期待が膨らみます。
昨年６月に訪れた時は、ロープウェイの点検期間で運行休止だったのでした。

夫は和食、oneone洋食。

八甲田ホテル グルメ・レストラン

ホテルの車で送ってもらって、八甲田山頂を目指します。
昨晩、フロントのお姉さんに「装備はどのくらいがいいでしょうか？」と相談したら、「2日前に降雪がありましたのでハイキングはちょっと」というお返事。
山頂ハイキングを狙っていたのですが、一昨日来の降雪で断念。
空模様も怪しくなってます。
昨年のロープウェイ点検による休業に続き、山頂ハイキングには縁がありません。

八甲田ロープウェ- 乗り物

でも、リフトは運行していたので、上まで行ってきます。
いい感じの紅葉です。

しかし、すぐに初冬へと季節が変わります。

高度によって次々と現れる風景に釘付けです。

山頂からのハイキングはもちろん諦めました。
周辺をぐるりと回ってロープウェイで戻ります。

霧が出てきました。

霞んで何も見えない。

足元には、昨日の雪の名残り。
私たちの装備をみて、フロントのお姉さんに言われました。
「昨晩、降雪がありましたので、お気をつけください。」
「ハイ、ロープウェイで登って帰ってきます。」
２年続きでハイキングには恵まれませんでした。
山頂駅の周りをぐるっと一回りして、ロープウェイで戻ります。

下っていくと、少し青空が顔を覗かせてくれました。

山はもう初冬です。

高度が下がるといいお天気。
山の天気は変わりやすい。

酸ヶ湯温泉で温まり、お蕎麦ランチ。
ホテルに戻って一休みしたら、気になっていた黒石市へ向かいます。

地元出身のホテルマンお薦めの「中野神社」近くのもみじ山へ寄り道。

近づいてきました。

あの赤い橋あたりが中野神社のようです。

中野神社 寺・神社・教会

入り口では、検温と消毒がボランティアの方の協力で実践されいます。

赤と緑と黄色。
自然が織りなす絵画。

中野もみじ山 紅葉

石段を登っていきます。

見頃までもう少しです。

帰り道、こけしの提灯が心安らぎます。

黒石市に入りました。
偶然、道案内のために立ち寄ったこの和菓子屋さんで、いろいろお話をして、おすすめの「干梅」をいただきました。
そのあと駐車場を聞いたら、「どうぞ店の駐車場をお使いください」と、少しばかりの買い物客に温かな対応をいただきました。
後で調べたら「松葉堂まつむら」と言う江戸時代から続く老舗なのでした。
気遣いが素晴らしく思い出に残る街となりました。

松葉堂まつむら グルメ・レストラン

そして黒石市「こみせ通り」
夏の日差しや、冬の降雪から守るいわゆるアーケード。
雪国の生活の知恵ですね。

しかし、ひっそりとしています。
時節柄でしょうか？

杉玉が茶色になってますが、新酒はまだなのでしょうかね。

中村亀吉酒造 専門店

道路工事中のようで、「せっかく来てくれたのに、工事中で悪いね」とういう言葉をいただき、ますますこの街が好きになりました。
以前、松江市の駐車場が長蛇の列だった時「ごめんないさいね。待たせてしまって」と声かけしてくれた駐車場の案内係の方の心遣いを思い出します。
ちょっとした地元の人との触れ合いが嬉しい日本旅です。

なんの下調べもなく訪れた街でしたが、心に残る街となりました。

車窓からは、いい具合に色づいた紅葉が楽しめます。

夏は深い緑の谷が広がる城ケ倉大橋ですが、秋は赤く染まります。

城ケ倉大橋 名所・史跡

新緑、紅葉。
共に人気のスポットです。

今日も夫の希望で和食です。

献立が違います。

秋を感じさせる献立に、お酒と箸がすすみます。

10/28
5:38
今日から、蔦沼の早朝のパーキング規制が解かれます。
早起きして、朝食前に行ってみよう！
綺麗な朝日が期待できできそうです。
毎朝早朝散歩をしていますので、早寝早起きが身についてます(笑笑)

車にはうっすらと霜が降りています。

薄曇りではあるけれど、楽しみな空模様です。

5:38
綺麗な朝焼け。

蔦温泉の駐車場に難なく駐車して、蔦沼へ向かいます。

6:24
到着。
すでに陽は昇っています。
人だかりがしています。
密だねぇ。
でも綺麗！

一昨日とぜんぜん違います。
お日様の力はすごい。
お日様が山に反射して池を赤く染めているのでしょうか？
人垣の後ろからアップで撮りました。

人人人で近くには行けなかったけど、来てよかった。

噂通りに素晴らしい風景に出会えました。

お日様がないとこんな感じ。

ホテルへの帰り道、気持ち良い青空が広がっています。

朝食後。再び見納めの蔦沼へ。
9:45

空の色が違うと風景まで違って見えてきます。

昨年6月ははまだ雪景色だった睡蓮沼も、風景が違います。
これにて、最後に真っ赤に染まった蔦沼のおまけ付きの、奥入瀬、八甲田、蔦沼の秋を感じた旅もおしまい。
秋の八甲田にすっかり魅せられました。
来年も来れるといいけど。

紅葉、桜は、地元でない限り、なかなかベストシーズンに出会うのが難しいです。

満腹満腹の連続で、お昼は駅ビルでお蕎麦でお腹を満たして、日常へ戻る列車に乗り込みました。

睡蓮沼 自然・景勝地

この旅行記へのコメント （2）

• はんなりさん 2021/05/19 16:37:57

  絶景と温泉

  oneonekukikoさん
  
  こんにちは(^^♪
  まぁ、驚き！！
  昨年の日本旅計画の一か所が青森で白神山地、奥入瀬等
  宿泊は憧れの八甲田ホテルもと・・・しかしコロナ禍で
  海外もろとも妄想に終わってしまいました。
  
  果敢にアタックされてお出掛け蔦沼の紅葉の素晴らしい事！！
  それにしても大勢の人々、美しい光景を見たいのは皆同じで
  自然が作り出す光景は惚れ惚れですね。
  今年の秋、不安なく行けると良いけれど
  oneonekukikoさんの所で拝見できて嬉しいな♪
  有難う！！
  

  oneonekukikoさん からの返信 2021/05/19 17:33:13

  Re: 絶景と温泉

  はんなりさん
  
  はんなりさんご夫妻も八甲田旅を計画されていらしたなんて、嬉しい書き込みありがとうございました♪
  
  今年は４度目の挑戦で、一昨年に引き続き２度目ね八甲田ホテル滞在を強行いたしました。
  小学生時代を青森で過ごしましたので、つい東北に足が向いてしまいます。
  
  あと少し、あと少しと思いながら、なかなかこれまでの様な具合にはいきませんが、落ち着いたらぜひ青森旅にいらして、四季折々の風景を楽しんでくださいませね。
  
  ２年続いて海外は足が遠のいてしまいました。
  加齢とともに、これまでのような気楽な旅は難しくなってしまいました。
  
  いつも気にかけていただきありがとうございます😊
  
  oneonekukiko