2020/10/21 - 2020/10/24
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よしよしさん
大学時代の鉄ちゃん友人3人でJR四国一周をしてきた。
一人はJRの関連会社で働く鉄分高めの現役バリバリ、もう一人はのんびり乗り鉄派。
自分はと言うと、何も極めることのない、なんちゃって鉄ちゃん。
乗り鉄の友人が10月生まれだったので、JR四国バースデイ切符を買った。
一人13,240円で、島内の特急、グリーン車、観光列車が乗り放題になるというスグレモノ。
宿はGotoトラベルキャンペーンで半額に、おまけに高知観光リカバリーキャンペーンで交通費も5000円キャッシュバック。
コロナのおかげと言うと語弊があるが、良い旅をお安くあげることができて大満足だった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
バースデイ切符は殆ど四国島内でしかゲットできないのが難点。
唯一四国島外で買えるのが、R四国の旅行代理店ワープの梅田支店。
列車の座席指定や観光列車の予約にはバースデイ切符の提示が必要なのだが、四国に入ってからの購入では席が取れない恐れもあるので、予め買っておきたかった。
そのため神奈川在住の10月誕生月の友人が大阪に出てきた機会にわざわざ梅田まででかけて、切符をゲット。
誕生月の本人は身分証明書が必要なので。
それにしてもめんどくさい。
四国に来てほしいなら、四国島外で販売しないと意味がないと思うのは、私だけ? -
バースデイ切符は本人含め4名まで購入可。
有効期限は10月22日(木)~24日(土)で前日の21日に岡山集合としたが、私は仕事が終わってから駆け付けた。
前泊のホテルは岡山駅直結のヴィアイン岡山。
Gotoトラベルキャンペーンで一泊4900円ほど、しかも一人1000円の地域共通クーポンももらえた。
幸先良し(^O^) -
初日は岡山7:28発の南風1号で阿波池田までグリーン車で。
しかし、バースデイ切符は瀬戸大橋線の児島から有効なので、岡山~児島間は別途自由席特急券を購入。乗車券はあらかじめ最寄駅から児島まで購入する必要がある。
写真は宇多津駅で高松から来るしまんとを併結するため、しばらく停車しているところ。 -
阿波池田では5分の待ち合わせで、剣山4号に乗り換えて徳島へ。
けんざん?つるぎやま?と好きな呼び方をしていたが、実際には「つるぎさん」でした。 -
車両は2両編成。
しかも国鉄時代の1986年に製造された年季の入った車両。
平成8年に徳島線高速化事業が完了して、以前よりスピードアップはしたらしいが、停車駅がやたらと多く、たいしてスピードは出ていない。
なんちゃて特急の典型か。 -
運転席後ろに陣取って、100キロ出てるやら、線路状態が悪いだの、25パーミルでも80キロは出てるだの、鉄ちゃん丸出しのおっさん二人。
-
列車交換のため長時間停車。
後ろの車両はJR四国のコーポレートカラーの水色塗装だったが、先頭車両はほぼオリジナル塗装。
シートは新しいものに交換されているがトイレ・洗面所などに古さは隠せず、特急車両としての役目はそろそろ終わりを告げそうな雰囲気。 -
1時間少々で徳島に到着。
駅構内に車両基地が併設された今では貴重なスタイルの徳島駅。
新旧車両が並んでいる。 -
特急うずしおの2700系と、普通列車用の1500系。
駅は古いが、新車をドンドン投入するJR四国の心意気が立派(^O^) -
徳島駅の端っこに行き止まり式の鳴門線ホーム。
鳴門直通の普通列車に乗る。 -
小一時間かかって鳴門駅到着。
利用客はお年寄りと学生が中心なのは、どこのローカル線も同じ。。 -
こんな盲腸線が廃止されずに残っているのは奇跡的。
でも線路にはぺんぺん草が生えていて、保守・手入れは最低限のことしか行われてなさそう。
先はそう長くないのかも。
列車は20分ほどで徳島に折り返す。@ -
幸徳本線と接続分岐する池谷駅で、特急うずしお12号高松行きをとらえる。
この後大急ぎでこ線橋を降りてこの列車に乗り込んだ。
良識ある人はこんなことをしてはいけません。 -
高松からは15分ほどの待ち合わせでいしづち11号に乗る。
-
宇多津駅で先に到着していた岡山発のしおかぜ11号に連結。
女性の運転士さん、一発で決めました。 -
宇多津駅からわざわざ「しおかぜ11号」に乗り換える。
グリーン車はしおかぜにしかついていないので。
せっかくのグリーン車に乗れるバースデイ切符がもったいないから、と考える貧乏人根性(^_^;) -
松山に15:17分に到着後、伊予鉄の市内線で道後温泉に向かう。
松山駅を出てすぐに大手町のダイヤモンドクロッシングに差し掛かる。
日本に唯一残っている路面電車と郊外電車の平面交差。
残念ながら雨でよく見えないが、我々鉄ちゃんだけが喜んでいる。 -
松山と言えばやっぱり道後温泉本館。
2019年から始まっている保存改修工事のため、2回の休憩座敷が閉鎖されているなど、施設の一部が使えない。
またコロナ対策のためか入湯者数の制限も行われているが、それでもやはりいいなあ、道後温泉。道後温泉本館 温泉
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道後温泉本館の裏手にある花ゆづきに宿泊。
ベランダに足湯があったり、なかなか良い旅館でした。
フロントの二人はどちらも中国の方。
普段はお国の観光客が沢山くるらしいが、コロナのため今は殆どいないとの事。
食事は海の幸ふんだんで、満喫しました。花ゆづき 宿・ホテル
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翌日は松山から伊予大洲まで、観光列車「伊予灘ものがたり」に乗車。
伊予灘ものがたり グルメ・レストラン
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発車直後はみんな写真を撮るのに忙しそうで車内をウロウロしている。
われわれ三人も同じ(^O^) -
まずは抹茶のお菓子セットをいただく。
1000円也と結構なお値段だが、車内のギャレーでお茶を点てて持ってきてくれる貴重なもの。 -
「伊予灘ものがたり」はJR四国の観光列車の草分けらしい。
この列車の成功もきっかけで、他にも観光列車やイベント列車が登場している。
車内では予約制の食事の他、沿線各地の特産品や飲み物が販売されている。
朝食は旅館でいただいてきたので食事は頼まなかったが、飲んだり食ったりお土産かったりで、結構散財した。
同行者のさとじいさん曰く、地域経済に貢献しなくては(^O^)伊予灘ものがたり グルメ・レストラン
-
観光列車なので景色の良いところなどで、しばらく停車する。
こちらは海に近い駅で有名な「しもなだ」駅。 -
小さな駅で、まわりに民家らしいものが数軒しか見えない。
観光客向けの駅になってしまってるのか。 -
先頭車両は赤色系だったが、後ろの車両は黄色系。
内装もかなり違う。 -
鉄ちゃんですなあ。
それにしても、アテンダントだけでなく、運転士さんも車掌さんもサービス精神旺盛。 -
伊予灘駅を過ぎてしばらく行くと、海にかかる何とか言う橋の上で最徐行。波打ち際が真下に見えるが、道路があるので何だかイマイチ。
-
終点大洲で特急宇和海9号に乗って宇和島へ向かう。
モノクラスながら3連で車両も比較的あたらしく、徳島線の特急剣山とはえらい違い。
一応本線、と言うプライドか。 -
終点の宇和島駅は思ったより立派だった。
-
宇和島からはホビートレイン窪川行きに乗り換える。
フィギュアで有名な海洋堂が、四万十町にミュージアムを作った縁で生まれた車両。
カラフルなカラーで、かっぱがモチーフになっている。 -
車内にはかっぱを中心とした海洋堂のフィギュアが展示されている。
16メートル級の単行列車でかなりのスペースを取っているが、それでも乗客が座りきれないという事はない。
空いているからできる技か。
もっとも地元のお客さんは高齢者が多いので、展示物には殆ど興味がなさそう。 -
途中駅で新幹線顔のホビートレインと交換。
反対側の顔は普通だった。 -
車窓から四万十川を望む。
すごく蛇行しているのが分かる。 -
隣に座ったおばあちゃんがいろいろ説明してくれる。
川の流れが途中から変わるとか(列車も川も最初は太平洋目指して同じ方向に進んでいくが、江川崎から川の流れが逆向きになる)、昔はうなぎも海老も魚もいくらでも取れたとか、十和温泉っていい温泉があるから入りにおいで、とか
(^_^;) -
終点窪川にはこれから乗る「時代の夜明けのものがたり」が。
-
この列車も2両編成だが、やはり前と後ろの車両は外部色も内装も違う。
タネ車は徳島線で乗った特急剣山の車両と同じキハ185.
見違えるようにきれいになっている。 -
発車前にアテンダントさんが食事の予約確認をしているみたい。
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車内は幕末ごろの艦船の内部をイメージしている作り。
隣の車両は白ベースのモダンな内装でした。 -
列車は伊予灘ものがたり同様、撮影タイムのため景色のいいところで停車する。
こちらは安和駅で車窓から太平洋を望む。 -
須崎駅で明徳義塾高校和太鼓部のパフォーマンス。
これがなかなか素晴らしく、乗客からやんやの喝采を浴びていた。
コロナの関係で公演会が軒並み中止になったので、このパフォーマンスにかける意気込みがすごいらしい。 -
本日のお宿は高知市、龍馬の宿南水館。
夕食はお約束の皿鉢料理がメインになるが、同行者の一人は自他ともに認める魚ぎらいなので、ほぼ手を付けない。
ローカルバスの旅に出てくる蛭子さんみたいに、地元の美味しい海鮮より、トンカツやらハンバーグを食べたがる。
それでも一緒に旅行に行ってくれるというから、ええやっちゃ(^O^) -
最終日は観光列車「四国真ん中千年ものがたり」の切符がとれなかったので、室戸岬経由で四国の右半分を半周する。
「四国真ん中千年ものがたり」は団体予約が入っているらしく、10日前の大阪でも予約がとれず、四国に入ってから3回ほどキャンセル待ちにチャレンジしたが希望叶わず。
朝の高知駅ではアンパンマンが迎えてくれたので、気を取り直して出発(^O^) -
土佐くろしお鉄道ごめんなはり線奈半利行きに乗車。
2両編成だが、途中の安芸で1両は切り離しとなる。 -
クロスシートの背もたれ部分が異常に大きい。
でもゆったりして、座り心地はよろしい。
朝からビールというとんでもない行為はお許しください。 -
伊尾木で途中下車。
伊尾木洞を目指すが、駅で降りたのは我々3人だけ。
近くにある観光案内所は開いているが、無人。 -
洞と言っても完全な洞窟ではない。
海だった大昔に波の浸食により出来た海食洞が、その後海が後退して陸になったというもの。
二日ほど前に降った雨のせいで、足元が悪い。
観光案内所で長靴をかしてくれると書いてあるが、なにせ案内所は無人。 -
ここが行き止まりに見えるが、もっと奥までこんな感じで続いているみたい。
でも足元も悪く、期待したほどの見ごたえもないのでここでUターン。
駅から歩いて10分くらいで行けるが、観光地としてはうーん、残念。 -
再びごめんなはり線に乗って終点の奈半利駅に。
高架のとても立派な駅。
この先室戸経由で徳島県側までつなぐ予定だったのが見て取れる。
当初は「阿波」の「阿」と「土佐」の「佐」から「国鉄阿佐線」と呼ばれていたが、つながることもなく、国鉄もなくなってしまった。 -
安芸市から来たバスは小さな車体だが、客はチラホラ。
本数も一日に数本しかないが、利用客はとても少なそう。 -
バスはとにかく停留所が多い。
2時間ほどの間に100以上あるが、実際に停まるのはその10分の1もない。
ローカルバスはとにかく停留所を増やして利便性をはかるのがセオリーという事か。 -
バスは室戸世界ジオパークが終点だが、そこから徳島県の甲浦までのバスと接続して、安芸市発直通甲浦行きの体。
ジオパークでは一旦運賃を支払い、乗り継ぎ割引券をもらって新しいバスに乗り換える。 -
阿佐海岸鉄道線甲浦駅に到着すると、時刻表にはない臨時列車がやってきた。
JR四国の旅行会社ワープが鉄道マニアを集客したツアーの貸し切り列車との事。 -
小さな車内は満員に近く、女性の鉄ちゃんも何人かいた。
我々も鉄ちゃんだが、どちらかと言うと私ともう一人はなんちゃって鉄ちゃんなので、雰囲気にやや圧倒された。
来年春には同線は、鉄道と道路の両方を走れるDMVでの運行となり、鉄道車両は見納めとなるのでマニアを集客したという事らしい。 -
写真の階段を登ると甲浦駅。駅の端からはコンクリートの高架橋がカーブしながら地平に降りている。
来春にはここをDMVが降りてくることになる。 -
甲浦駅のホーム先端部分から見るとこんな感じ。
地上に降りる施設は基礎部分はできているが、まだまだ手を入れる必要がありそう。 -
団体列車が去って、我々が乗る海部行き車両。
先の鉄ちゃんグループの一部がホームに残って写真を撮っていた。 -
列車は発車すると殆ど真っすぐの線路を進む。
開通が1992年と新しいので、新幹線並みに直線区間とトンネルが多い。 -
海部駅で阿佐海岸鉄道の車両。
「みなで乗らんけ」とラッピングされているが、この車両がここを走るのも後僅か。来春からはJr四国かどこかへ身売りされるんやろな。 -
海部駅に到着すると、牟岐駅行きの代行バスが待っていた。
同区間は現在はJRの運行だが、来春には一つ先の阿波海南駅まで阿波海岸鉄道に移管され、DMVは同駅から甲浦までを鉄道線、その先室戸市まで道路を走ることになる。
阿波海南駅での折り返し工事などのため、2020年の夏から列車の運行を中止して代行バスの運転となっているらしい。 -
牟岐駅から徳島行きに乗る。
久しぶりのJR線で2両編成だが、乗客はチラホラ。
ローカル線の実態を垣間見る思い。 -
今回2回目となる徳島駅からうずしお22号岡山行きに乗ったが、また宇多津駅で連結される南風22号に乗り換え。
何故かと言うと、うずしおはグリーン車が付いていないので。
セコイ関西人(^_^;)、 -
宇多津から15分たらずで児島。
バースデイ切符はここまでしか使えないので、再び普通車に乗り換え。
そこまでしてグリーンに乗りたいのか!って言われそう。 -
18:47に岡山到着後、同行者は神奈川へ、筆者は大阪へと帰る。
もう一人は岡山県人なのでお見送りいただいた。
いろいろありがとう(^_^;) -
今回使った切符。
特急に11本、そのうち5本はグリーン車でした。
これで13,240円はお買い得。
しかも5000円のキャッシュバックもあり、Gotoトラベルキャンペーンで旅館も安く、地域共通クーポンももらえた。
来年春ごろまではGotoを延長するみたいなので、もう一回行きたいもんです。
ご覧いただきありがとうございました。
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