世界一周　タンゴを訪ねて三千里　ブエノスアイレス観光1

2018/12/22 - 2018/12/26

2018年10月スタート 世界一周　アルゼンチン道中


アコンカグアトレッキングを楽しんだメンドーサの次の訪問地はブエノスアイレス

12/21 夜行バスにてメンドーサ発　翌日ブエノスアイレス着にて4泊過ごしました　

今回は南米の欧羅巴と呼ばれるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスの観光初日(12/23)の様子をまとめてみました

世界で二番目に美しい本屋さん～コロン劇場～7月9日大通り～5月広場周辺の街歩きブラブラ
最後にフェリー乗り場で翌日のコロニア・デル・サクラメント行のフェリーチケットを購入しておしまいです

エリア ブエノスアイレス(アルゼンチン)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/21 20:45　Flecha BUS(夜行)にてメンドーサバスターミナル発　料金は2人で$5,400ARS(16,000円)
今回はフンパツしてカマクラスをチョイス

カマクラスはゆったり3列シートでリクライニングも申し分ナシ
アテンダントも同車という豪華さでした

翌日12/22 13:00　出発から約16時間　市内に入って大渋滞にて予定より2時間遅れでブエノスアイレスのバスターミナルに到着

バスターミナル周辺は治安が悪いと聞いていましたが、ガラの悪そうな建物が並んでいてちょっとビビる・・・

ブエノスアイレスバスターミナルの様子
チケットブースは200以上はあろう大型のターミナルです
バスターミナル近くのスラム街にビビってしまいバスターミナルからはDライン(緑)のBulnes駅近くのAirbnbまでタクシー利用して移動　距離は約5kmで$150ARS(約450円)でした

翌12/23は市内観光1日目

まず最初に向かったのは「世界の美しい本屋ランキング」で2位に輝いたという本屋 El Ateneo

宿泊先の最寄駅Dライン(緑)BulnesからCallaoまで行き、駅から500mほど歩いて到着です
入口はまぁ普通の感じ

エル アテネオ グランド スプレンディッド 専門店

最初のスペースは綺麗ですまだが普通レベル
でも少し先へ進むと…

吹き抜けにシャンデリア!　やっぱり普通の本屋ではありません　さらに進むと…

どどーんと劇場でした　劇場で本屋さん

元の劇場名はGRAND SPLENDIDといい、1919年から利用されその後は映画館等を経て、2000年以降に現在の書店となったようです

ステージ上の彫刻

バルコニー部の造形

あちこちの装飾が素晴らしくタダで見れてしまうのが申し訳ないくらいです

当たり前ですが元劇場だったので建物内はスペーシャスでゴージャスな空間

天井にはイタリアの画家Nazareno Orlandiによる見事な天井画が描かれています

パノラマだとこんな感じ
劇場特融の馬蹄型の感じが良く分かるかと思います

世界の宮崎駿シリーズ

ドラゴンボールも世界共通マンガ

かつて舞台だった場所は喫茶コーナーになっていました

見学後Callao駅から再びDライン(緑)で今度はTribunales － Teatro Colón駅へ向かい次の見学場所　コロン劇場へ

地下鉄Tribunales ? Teatro Colón駅の地上出口近くに建つ立派な建物はアルゼンチンの最高裁判所

パリのオペラ座、ミラノのスカラ座に並ぶ世界三大劇場の一つと言われるコロン劇場

コロン劇場 文化・芸術・歴史

コチラは側面より

1908年完成　ルネサンス様式で建てられ、3000人が収容できる7階建ての大ホールを有する劇場で世界で2番目に大きい歌劇場となっています

ガイドツアーがあるということで参加しました　1人$500ARS(約1500円)
英語ツアーは1日6回ありました

世界三大劇場というだけあり内装はおったまげ
ヨーロッパから持ち込まれた大理石がふんだんに使われています

正面玄関の真上にある色彩豊かなステンドグラスに

こちらの通路上のステンドグラスも見事
ヨーロッパの宮殿かと思う程の内装に驚くばかりでした

アーチ部にはモーツアルトなどの彫刻が誂えられています

フランスのベルサイユ宮殿を彷彿とさせる豪華で煌びやかなサロン

巨大なシャンデリアにも目が奪われます

それぞれ色の違う3種類の大理石で造られた階段

ヴィーナスとキューピッド像　殆どの材料がヨーロッパから運ばれたそうです

ちょうど市民コンサートが開かれており少しだけ覗かせて貰えました

コロン劇場の前はかの有名な7月9日通りが走っているので見学しつつオベリスクへ　この日はクリスマス前で交通量はご覧の通りのガラガラ状態でした

アルゼンチンの独立記念日1816年7月9日にちなんで名付けられた通りで道路幅は140mと世界一幅の広い道路です

7月9日大通り 散歩・街歩き

中央レーンはバス専用　沢山のバス乗り場が並んでいます

ブエノスアイレスのシンボル 7月9日大通りに建てられているオベリスク

オベリスコ モニュメント・記念碑

　1936年建造で高さは68mあります

オベリスクの先に立つ連邦政府庁舎ビルにはDon’t cry for me Argentinaのエビータの姿があります

その後はこれまた有名なブエノスアイレスのカフェ TORTONIへ

到着時はご覧のようなお待ち状態で30分ほど待って入店できました

カフェ トルトーニ カフェ

ブエノスアイレス最古のカフェと言われている1858年創業の老舗中の老舗

客引きのおじさまマネキン

店内の雰囲気はこんな感じ　観光名所だけに半分以上は観光客のようでした

コーヒーとランチをオーダー
カフェ自体は素敵な雰囲気でしたがコーヒー、食べ物はまぁー普通でした

クリスマス直前だったので店内にはクリスマスツリーが飾られていました

一見さんお断りのサロンもあるようです

その後はテクテク歩いて5月広場へ

5月広場の一角に建つ メトロポリタン大聖堂

メトロポリタン大聖堂 (ブエノスアイレス) 寺院・教会

メトロポリタン大聖堂は1827年に完成したネオ・クラシック様式の大聖堂です

その中でもアルゼンチンの英雄 サン・マルティン将軍の霊廟がやたらカッコ良かったです
南アメリカ各国をスペインから独立させる為に活躍したアルゼンチンの軍人・政治家で1880年に遺骨がフランスから持ち込まれた際にこちらに安置されました
将軍によって解放された3つの地域であるアルゼンチン、チリ、ペルーを代表する3人の女性像に守られています

入口を守る衛兵の交代式は9時、11時、13時、15時とあるので時間を見計らって出かけましょう

5月広場の奥にはピンクハウスこと大統領官邸が鎮座

大統領府（カサ ロサーダ） 建造物

マドンナ主演 エビータがDon’t cry for me Argentinaを歌った正にそのロケ地

大統領官邸方向から見た5月広場
クリスマスの影響でしょうかお上り観光客しかいませんでした

大統領官邸の側にあるイカつい建物はアルゼンチン銀行本店

周辺の路地ではちょっとした市が開かれていました

カラフルな傘が青空に良く映えます

一番の繁華街エリア歩行者天国のフロリダ通りにはそれなりに人が居ました

フロリダ通り 散歩・街歩き

最後は翌日のウルグアイ行きのフェリーチケットを買いにBUQUEBURSフェリー乗り場へ
近年再開発で人気のエリアとなっているプエルト・マデロ地区　私たちは暑くて行きませんでしたがラ・ムヘール橋も人気のスポットです

横浜同様、再開発された赤レンガ建物にレストラン等が入りオシャレに再生中のエリアです

Google Argentinaもココにテナントとして入居してます

BUQUEBUSフェリー乗り場に到着

翌日のウルグアイの世界遺産 コロニア・デル・サクラメント 行きチケットをゲット　2人で往復$5404ARS　何気に高い・・・

最後はフロリダ通り周辺で遊んで宿に帰り初日のブエノスアイレス観光終了