2018/09/12 - 2018/09/14
348位(同エリア987件中)
uiuiさん
この旅行記のスケジュール
2018/09/12
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車での移動
約15マイル/40分ほど
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車での移動
40マイル強 / 約1時間
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車での移動
約10マイル / 20分
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車での移動
7マイル弱 / 15分
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この旅行記スケジュールを元に
2018年にコッツウォルズ地方にレンタカーで2泊3日の小旅行をしました。
一口にコッツウォルズと言っても広範囲で、見たいものも多々あって少々慌ただしかったですが楽しかったです。
建築デザインやインテリア好きの一行だったので、宿はなるべく面白そうなところを選びました。
この地区でピカピカに新しいホテルの方が少ないとは思いますが、両方とも中近世の建物を利用しておりとてもよかったのでホテル中心にまとめてみます。
・ザ マナー ハウス アン エクスクルーシブ ホテル&ゴルフ クラブ(カッスルクーム)
・ザ リゴン アームス(ブロードウェイ)
の2軒です。
見返すとすぐ散らかす&はしゃいだ人物が写ってる写真ばかりなので、客室の写真は少ないです。すみません。
クチコミも長々と書いてしまったので、そちらの内容と被る部分が多々あります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずはロンドンからA303経由で一路バースへ。お昼前ごろ無事到着。
小雨そぼ降る中、有名なローマンバースを見学。
ここの展示は博物館も史跡も非常に見応えがあり面白かったです。ローマン バス 建造物
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ローマンバースのすぐ近くに建つバース寺院も拝観。
天井がほれぼれするほど美しかった~。
この2箇所が思いのほかの充実ぶりで時間を食ってしまい、残念ながら見てみたかったロイヤルクレッセントは断念。
なぜそんなに急いでいたかというと、せっかくマナーハウスに泊まるんだからとアフタヌーンティーの予約をしてしまっていたのです…笑
雨脚が強くなる中をお茶とお菓子のためにカッスルクームまで爆走します。バース寺院 寺院・教会
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走ること40分、入り口が分からずスタッフに走って迎えに来てもらうという失態を犯しつつ、なんとか到着。
英国1美しい村と呼ばれるカッスルクームは世界遺産バースから程よい距離です。
この日のお宿は ザ マナー ハウス アン エクスクルーシブ ホテル&ゴルフ クラブ。名前が長い。
その名の通り14世紀半ばにこの地に作られた荘園領主の館(今の建物は17世紀築らしい)、マナーハウスです。威風堂々とした建築物はそのままに第2時世界大戦後は売却されホテルに改装されています。なんとなくダウントンアビーを思い出しますね
。
現在は5つ星ホテルとして高い人気を誇っています。
…が、貴族の館で星5と言ってもそこまでバカ高くはなく、庶民の私達でも手の届くお値段。ありがたい。The Manor House Hotel and Golf Club ホテル
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駐車場からのアプローチはイギリスらしく可愛い花が咲き乱れていました。
雨でだいぶ散ってますが…9月なので花の盛りは過ぎていましたが、それでも十分綺麗でした -
ホテルエントランス。
古い建物なので小さな扉ですが、趣深い。ミシュランのプレートも。
石造りの古く厳めしい外観からこのドアを境に居心地のいい優雅な空間にがらりと変わるのは実によかったです。
チェックインの際、アフタヌーンティーについてなにも言われないのでこちらから切り出すと少しの間があって「ご用意します」とにっこり。
要予約でメールのやり取りもしたのですが、あの微妙な間、どうも忘れられていたような気がする(笑)プロらしく余計なことは言わずさっと進行されたので、こちらもしつこく追及はなしで(できないし)お互い意味ありげにニコニコしつつとりあえずお部屋に案内されました。無問題。 -
4人で2部屋でしたが1部屋は本館、私たちは少し歩いた別館のコテージでした。
煉瓦造の2階建ての長い建物がずーっと続き、豊かな植栽がとてもかわいいです。
勝手な推測ですが、本館からの距離と場所、作りの違いからこの建物は昔は使用人の人達が暮らしていたんではないかなぁと。
だからと言って部屋がしょぼいとかではなかったです。昔はマナーハウスに勤めるのはエリートコースだったという話も聞きますし。素敵にリノベされたちょうど良いサイズの客室がたくさん並びます。
ドアを入ってすぐ急な階段を登る部屋でしたが、案内してくれた女性スタッフがスーツケースをすごい頑張って上げてくれようとするので申し訳なくなり1人分は自分たちで頑張りました。これだけはちょっと苦労しました。 -
客室の強そうなベッド。ライオンがいます。寝心地もよかったです。
他に部屋のカラーに合わせたウィングバックチェアが2客のテーブルセット、ワードローブ、デスクセット、かなり広いバスタブ付きバスルーム、バルコニーという感じでした。
しかしクチコミにも書いたのですがこの手元灯の無粋さときたらどうよ。いやあった方が便利だよ、だけれども…。素敵なアンティーク家具に直打ちで悲鳴が出そう。 -
つつがなくアフタヌーンティー開始。予定通りの16時。
遅めだったせいかゆったりしたティーサロンはほぼ独占状態。ラッキー。
パンツスーツのとても可愛らしい女性スタッフが一生懸命説明してくれました。
さていただきまーす、というタイミングで館内を見て回っていたマダム御一行が現れて「あらちょっと!アフタヌーンティーしてるかわいい!写真撮っていい?」
となりしばしお預けをくらう(笑)
客層はご年配の方が多かったです。その日アジア人は私たちと中国の方1組しか見ませんでしたが、たまに注意書きに日本語があったりしたのでよく訪れてるのだと思います。
ここを勧めてくれた知人が、茶葉を選ぶ際数種の見本を持ってきてくれて好きな香りを選ぶので素敵だよと言っていたのですが、残念ながらその方式はもうやっていませんでした。メニュー表から選ぶスタイル。
お茶の感想は正直普通かな…って感じでしたがスコーンは流石に美味しかったです。日本のホテルと同じような価格帯だったと思いますが、雰囲気込みでかなり満足。
食べきれない分は部屋に持ち帰りたいと言うと可愛い箱に詰めてくれました。
これは日帰りのATツアーでもやっているサービスのようです。
個人的にはお皿にラップでもいいのですが、そんなの持った人に格調高い館内をウロつかれたくないでしょうしね…笑 -
ティーサロンのテーブル席。2人以上だとソファ席のようです。
庭を見渡せる大きな出窓が素敵。 -
出窓に沿った作り付けのベンチ。たまらん。
外の天気がイマイチなのがちょっと残念 -
本館の2階(だったかな)の友人の部屋も訪問。
こちらの方がインテリアには気合が入ってました。
重厚な天蓋付きベッドで、手元灯の取り付け方も多少気遣いが見られます(根に持つ) -
ATが夕方だったのでディナーはいいやと思ったけど、数時間経つとやはり小腹が減る…。
軽めのルームサービスをお願いしました。部屋が広いのでのんびり食べたり飲んだりできて最高でした。
この部屋、ソファやカーテンのコーディネートがめちゃ可愛いです -
食事の後はバーでアルコール。
グランドフロアの小ぶりな部屋はそれぞれサロンみたいになっていて、飲み物を受け取ったらどこでも好きな場所で寛げます。
あまり混んでいなかったし、とても良かったです。 -
こんな感じでいろんなお部屋がありました。
レザー張りのファイヤーガードすごい…なんでレザーなんだろうここに座ったりするの?? -
なぜか共用部のトイレの写真を撮る酔っ払い。
古い建物ですが、水回りは特に念入りにリフォームされている気がしました。
たしかにそこが気持ち悪いと台無しなので、さすが5つ星。
でも時々素敵マテリアルを使い過ぎてやりすぎになってる箇所も(笑)たぶんそう思って撮った気がする。壁紙の花とタイルのメラメラと蜂が日本人の感覚だとややくどい。
あちらの方って蜂モチーフ好きですよね。かわいい。
素敵な空間でお喋りが弾みついつい夜更かし…最終的にスタッフのおじさまに
「ガールズ(気遣い)、もう寝なさい」と部屋に帰されました(笑)
遅くまですみません、ありがとうございました。 -
翌朝は雨も上がったので、ようやく庭を散策。よかった見れないかと思った。
本館横の階段を上がるとイングリッシュガーデン、その奥に畑や果樹園が広がります。 -
ガーデンからの本館。
これが普通に我が家だった人がいるんだな~と思うとなんかすごい世界 -
ガーデンは立派な石造り。綺麗に整備されていました。
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ちょっと寂しくなってはいたけど、可愛い花々がまだまだ元気でした
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雰囲気のある小さな東屋もあったり。
そして完璧に整備された芝生。 -
さらに登るとよく手入れされた畑が広がります。
たしかレストランで使う野菜の多くもここで育てているとか。
いろんな種類がありました。柵には葡萄の蔦が絡まって、とても素敵です。
庶民的には石造りのガーデンより畑の方が俄然テンション上がります。 -
果樹園。このリンゴ?はフロントに大籠で陳列されていました。
蜂がいるから注意してね!と看板があって途端にビビる。小規模な養蜂もしているみたいでした。
朝早くからスタッフさんが草刈機で丁寧に整備されていました。
そして昨日入り口がわからなくて入り込んでしまった住宅街みたいなとこは、この農園のバックヤードだと判明。敷地広過ぎ。 -
新しいメモリアルベンチがありました。しんみり。
お花が添えられているのがいいですね。マリーさん、ここが好きだったんでしょうか
(イギリスの公園などによくあるこの名前入りベンチはその場所に所縁のある故人を偲んだり、その他なにかの記念などで寄贈されるものだそうです) -
朝食は定番イングリッシュブレックファースト。
晴れて来たのでゴルフに行くらしいおじさまがたがウキウキで朝食会場につめかけ、けっこうな賑わい。どこにこんなに人いたの?って感じ。
そのくらい広々と優雅なホテルです。
レストランスタッフは一人の超有能チーフが未熟な若者の分まで仕事をバッサバッサとさばいてる印象(笑)とても感じの良い方でした。おつかれさまです… -
チェックアウトまで今度は前庭を散策。
前庭っていうか森と公園ですけど
天気が良ければガーデンにパラソルを広げてカフェになるんだろうなー -
木の下にあるベンチで、この庭がいかに馬鹿げてデカイかお分かりいただけますでしょうか。このサイズの木が他にも生えてます
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これだけ広大なんだから当然川も流れていますし鴨だっています。すごいな。
この敷地だけでちょっとした村が作れるのでは…
奥に見える柵の向こうがゲートから入ってくる道路。
来客はこの景色を眺めながらマナーハウスに向かいます。やはりダウントンアビーのテーマ曲をかけるしかない。
ちなみに退出は裏手のゲートからになりますので、車からこの景色を見られるのは入場時だけ。 -
古い水門のようなものもありました。土手の緑も素敵。
時代が遡ったような風景です -
チェックアウト後は少しだけ付近を見物。
ホテルのすぐ横の教会が可愛かったです。
キッズコーナーや無造作に飾られた枝ものがなんだかいい感じ。聖アンドリュー教会 寺院・教会
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美しい街並みが今も残るカッスルクームを後にして出発。
また来たいな~カッスルクーム 散歩・街歩き
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アンティークショップが多くて人気のストウ・オン・ザ・ウォルドはカッスルクームから1時間ちょっと。
この写真だと閑散としてますが実際は観光客も多くお土産屋さんやカフェもたくさんありました。なんでこの写真しかないんだろう… -
ファンタジーな教会を見学したり…
聖エドワード教会 寺院・教会
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アンティークショップや雑貨店で色々物色したり。
どうも写真を撮ってる場合ではなかったみたいです。タラアンティークセンター お土産店
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ショッピングを楽しんだ後はチッピングカムデンに移動。
ストウから約10マイル、20分ほど。
有名な茅葺き屋根の邸宅を見れて大満足。チッピング カムデン 散歩・街歩き
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どのお宅も素晴らしい建物と庭でした。
これはオシャレすぎて凡人にはちょっと理解しづらい前衛的な生垣。すごい… -
コッツウォルズ2泊目は老舗中の老舗 ザ・リゴン アームズ。
なにしろ14世紀に駅馬車宿としてこの地に開設。現在の建物になったのも17世紀だそうでその間ずーっとホテルやってるんだからすごい。
箱根の環翠楼でも400年とかなのに…(どういう比較だ)
長い歴史の中で様々な著名人が止まったことでも有名。クロムウェル直筆の宿帳が現存するらしいです。The Lygon Arms ホテル
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パノラマ撮るの下手くそ芸人なので変な写真になってますが、
実際は広いまっすぐの道沿いにどーん!と建っています。すごく立派。
青空に映える歴史ある建物が素敵ですが、正直この頃にはだいぶ蜂蜜色はお腹いっぱいになってきています(笑) -
この古ーいマスタールームに泊まりたかったのです。
天井の梁が浮き出してるの、これチューダー様式というんでしたっけ。イギリスっぽくて好き。
三角の天井が高く窓が小さく、本当に昔の建物です。わくわくします。
もちろん現代の4つ星ホテルとして遜色なく綺麗に整えられていて、不便はありませんでした。 -
このヘッドボードとクッションのコーディネート素晴らしい。さすがタータンチェックの国。最高に可愛い。他の部屋もいろんな色のチェックみたいです。
マットレスもご自慢の品らしく、たしかにとてもいい寝心地でした。 -
4人だと大きなソファベッドをメイクしてくれます(追加料金)
キングサイズのベッドが2台入ってもまだまだ余裕の広さ。
私はじゃんけんに敗れたのでエキストラベッド。メインとは天と地の差がありました。笑 -
洗面シンクは2台。シャワールームとバスタブが別であります。
アメニティが人数分これでもかという感じで並んでいました(笑)
しかしいくら部屋やレストルームが広かろうと、4人の場合(個人的には2人でも)トイレとお風呂と洗面所が一体化してると不便なんですよね…中に1人入ったらドア開けられないから何もできない。
せめてシャワールームが目隠しされてたらいいのにと思うのですが、どうして皆ガラスにしたがるんだろ…
古い建物で少し心配でしたが、お湯の出などは問題ありませんでした -
古い古い窓。内側に新たにガラス戸が取り付けられており、防寒も問題なさそうでした。
カーテンレールの目隠しも素敵です -
夕食はこれも楽しみだったドーム型の大きなレストランで。
味も評判の人気店のようです。
しかし写真が下手くそすぎて…深いブルーの壁面に歴史を物語る肖像画や風景画がかかっていてほんとカッコいいのですが、全然うまく撮れませんでした。
詳しくは公式サイトの素晴らしい画像でご確認ください↓
https://www.lygonarmshotel.co.uk/eat-drink/lygon-bar-grill/ -
なぜ天井付近ばかり撮っているかというとかなり混んでいてどこを撮ってもお客様が写り込んでしまうからです。
こちらのホテルもご年配のグループが多かったです。
食事はイタリアンぽくリゾットなどもあり、とても美味しかった。
接客も明るくフレンドリーでいいレストランでした。 -
ここもグランドフロアは趣向が凝らされたインテリアで、あちこちに座って寛げるようになっていました
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朝食。オシャレだし美味しかったです。
メインを注文して、そのほかはビュッフェ。
朝は陽の光がいっぱいでディナーの雰囲気とまた違い、とてもよかったです -
いいお天気なのでのんびりホテル内を見物。
建物裏手に新しめお部屋の棟が広がります。グリーンのあしらいがとても素敵。
低層の新館もすごく居心地良さそうでした。
こっちも泊まってみたいなぁ -
新館の入り口はそれぞれ可愛いガーデニングで彩られていて、趣味のいいアパートメントみたいな雰囲気。奥にはカフェ。
連泊したい… -
レストランを外から。窓が大きくて広い。
これは近年改装したのかなぁ -
私たちの部屋に続く渡り廊下。
外から見ると改めて、これは古い。よく落ちずにもってるなと思うほど古い…(いまさら気づく)
そして隔離されてる感がすごい。良い経験ができました。 -
ゴリゴリに刈り込まれた植栽をたどって外に出ますが、道を挟んでまだホテルの敷地です。
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公園のような広大なスペースにはベンチやブランコや東屋、その奥にはドッグラン、そしてお決まりの生垣迷路、テニスコートなんかもありました。
犬を連れて来た人もいるので、一緒に宿泊できるみたいですね
2日間に渡る贅沢なホテルの旅はこれで終了。最高でした。またやりたい。
というか早く海外旅行に行きたいですね~
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この旅行記へのコメント (2)
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- 赤毛のアンさん 2020/10/28 16:29:19
- 素敵なマナーハウス
- uiuiさん 初めまして♫
旅行記楽しく読ませていただきました。
タイトルの写真が素敵で目にとまりました。マナーハウスの庭のお花でしょうか。黄色の花が可憐でとっても可愛いですね。
マナーハウスも何から何までとても素敵で、こんなホテルに泊まってみたいと思いました。コッツウォルズはどこを撮ってもフォトジェニックな村ですね。
また、いつか訪れてみたいです。
赤毛のアン
- uiuiさん からの返信 2020/10/28 21:43:20
- Re: 素敵なマナーハウス
- 赤毛のアンさんはじめまして。
見てくださってありがとうございます。イングリッシュガーデンのお花ってほんと可愛いですよね。
私はこれが初コッツウォルズだったのですが、すごくいいですね~!早くまた行けるようになることを願うばかりです
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The Lygon Arms
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