阿寒湖のマリモとオンネトーの紅葉

2020/10/09 - 2020/10/10

妻の実家から30分の北見のホテルで目を覚ましました。
コロナでなければ、北見のホテルに泊まるという選択肢はありませんでした。
札幌の感染者が過去最高とか言って、札幌ナンバーでごめんなさい。
もう一度だけ実家に寄って、舅と姑の用事を済ませたいと思います。

エリア 阿寒(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

ホテルクラウンヒルズ北見別館というホテルに、猛烈にお得な値段で泊まりました。
GoToトラベルは、業者を救済するための意味合いが強いと思います。
疲弊した業界が一息つける。
でも、こういうクラスのホテルは、普段からコスパが高くて、その上キャンペーンの恩恵で、びっくりするような懐に優しい出費で泊まりました。

ホテルクラウンヒルズ北見 別館 宿・ホテル

別館というのは、近くの別のホテルだったところを別館にして、フロントを本館で一括管理。
コスパに徹したホテル。

北見の繁華街のど真ん中にあります。
ゆうべ疲れ果ててさっさと寝たので、早朝目が覚め散歩。

結構頑張ってます。

中心部の広場。
「ロータリー広場」というらしい。

その奥に見えたカメラ屋さん。
私の趣味。

頑張ってる花屋さん。

妻は生まれも育ちも道東ですが、北見の繁華街というのは新鮮な経験だったようです。

道東の中心地として栄えた名残。

夜の街ですね。
朝、見るところではない。

この後、ホテルの朝食をいただきました。
とても、無料でつけてあるとは思えない充実した内容でしたが、感染症対策の点で、ちょっとユルイかもと思いました。
まあ、札幌との違いというのでしょうか、のんびりしているのですね。
格安の宿にも各地から人が動くようになったら、もう少し用心した方がいいかな。

特に、バイキングのトングはいけませんね。
覚悟を決めて右手でほしいものをゲットして(ごはんとみそ汁も)、食べる前に念入りにアルコール消毒。

それにしても、申し訳ないほどの出費で泊まった上に、プレミアム商品券をいただいて、それを使ってセーコーマートのかつ丼を購入。
それから、妻の実家を前日に続き再度訪問。
溜まっていた用事をさらにたして、午前11時頃には北見の田舎を後にする。

せっかくなので、久しぶりのオンネトーの紅葉でも覗いてみましょうという事に。
道東道も気になっていたし。

カーナビをセットしたら、いつもの自分の行き方ではない。
津別町の方を回ってゆくルート。
すると、相生の鉄道公園という道の駅に出ました。

相生鉄道公園 公園・植物園

かつて、北見と相生を結んでいた相生線。
昭和60年に廃線。

いつもは宿泊できるようですが、今年は閉鎖ですか。

北見相生駅。

この辺りまで来ると、平地のもみじも赤い。

駅舎が保存されています。

年配のご夫婦が、駅の時刻表を見て懐かしそうに話しておられました。

昭和60年。
私が本州から北海道に越してきた年に廃線になったんだなあ。

可愛い駅舎が残っているのがいい。
現役だったら、つまらない建物に建て替えられてしまう。

ベニテングダケかな。

可愛いですが、食べられません。
通りかかる人がみな写真に収めていました。

北見のセイコーマートで買った、ホットシェフの「かつ丼」。
久しぶりだけど、旨くなってますね。

阿寒湖の方を回ってゆく。
オンネトーには、少し手前を右折なのですが。
どうせなら、阿寒湖も寄ってみるか。
……

阿寒湖 自然・景勝地

コロポックル。

そういえば、白老のウポポイも無事にオープンしたみたい。
今年はコロナのせいで、いろいろ影響ありました。

三匹の子猫がウロチョロ。

お土産屋さんも、頑張ってます。
週末はそれなりに人出が戻っているらしいですが。

GoToキャンペーンは、観光産業にとっては砂漠に咲いた花かな。
旨く実ればいいけど。

色々と、可愛い小物が揃っています。

あ、マリモだ。

すると、うちの相方が珍しく店員に話しかけている。
育て方などについて、突っ込んだ質問をぶつけている。
これは買う気だな。

買ったな。
660円。

マリモは、江別にも「ほくでん総合研究所」というところで研究していることや、天然物は外国から輸入したものが売られていることなどをお店の人から聞きました。

阿寒湖は静まり返っていました。

雲が急ぎ足で天を駆けてゆき、ところどころを照らして不思議な照明効果を与えている。

温泉街を歩いて、阿寒湖アイヌコタンに抜けました。

阿寒湖アイヌコタン 名所・史跡

日が翳ると、ぞくっとする。
かつて妻が住んでいた町にも、アイヌの方の木彫りの店がありました。

「あ、懐かしい匂い!」
店に入るなり、声をあげていました。
子供の頃にかいだ匂い、忘れていた少女時代を思い出したそうです。

土曜日ですが、人出は今一つ。
ここは観光するには、ちょっと遠いですよね。
それがいいんだけど。

一番上にはチセという昔のアイヌの住居が建っています。

祭りの後。

雄阿寒岳が頭を出している。

オンネトーには10分くらいで来ます。
駐車スペースはほんの少しなので、この紅葉の時期の週末で車を停められたのは幸運。

オンネトー 自然・景勝地

二枚つなげてパノラマに。

雌阿寒岳の噴煙の音が、シューシュー聞こえる。

走る雲の影。

紅葉的には、見ごろに差し掛かった感じです。

いい場所に光が当たる。

色のグラデーション。

手前の紅葉に日が差しました。

ナナカマドを手前に入れて。
まだまだ、見ごろが続く。
コロナで封じ込められていたココロが、解き放たれた瞬間でした。

それから、足寄まで一走りし、道東道で札幌へひとっ飛び。
3時間半。
軽自動車、ETC割引で札幌北出口3400円。
これは使えます。

この旅行記へのコメント （7）

• ひでじいさんさん 2023/02/18 09:30:17

  初めまして

  「ちびのぱぱさん」は道東に住んでいるんですか。北海道の旅が多いのはそのせいでしょうか。
  「阿寒湖」「アイヌコタン」は2021年秋に行きました。紅葉が綺麗でした。
  北海道には昔は鉄道網があったんですが、かなり廃線になってしまいましたね。行ったコース上に「＊＊鉄道公園」→駅舎や車両がありましたが、「＊＊駅跡」と言う所は何も無いですね。（最近気づきました）
  7月は稚内→旭川に行く予定ですが、ちょうどコース上で時間的にいい宿泊施設が無いんですよね。
  トラベラーの方は半年先まで計画してるようです、私も4月と5月は全て予約済み、7月の北海道は案は出来てますがこれから再検討・予約します。（毎日、ＰＣとにらめっこです）
  お邪魔しました。旅人じいさんでした。

  ちびのぱぱさん からの返信 2023/02/18 12:40:26

  Re: 初めまして

  ひでじいさん
  ７月の北海道は良いですね。
  エゾカンゾウの黄色いじゅうたんが草原に敷き詰められるのが見られると良いですね。
  おっしゃる通り、宿選びには頭を悩ませる地域だと思います。
  でも、その計画を立てるのも旅のだいご味でしょうか。
  どうぞ良い旅を。
  ちびのぱぱ

  ひでじいさんさん からの返信 2023/02/18 17:24:14

  Re: 初めまして

  去年5月に＊＊原生花園に行ったら花は咲いてませんでした。7月は咲いていそうな気がします。
  道北→旭川は宿泊施設が決まりません。最悪旭川のビジネスホテルにして近くの寿司屋で晩飯喰いたいんですが。
  旅を考える時にコースを決め、航空機・宿泊・レンタカーは押さえて、後は観光スポットをＧ-MAPで探して決めますが、全部上手く探せるとは限りません。
  トラベラーの皆さんの情報は参考になります、北海道に着いては「ちびぱぱさん」に今後もお世話になります。
  道東に住んでいるんですか？？？

  ちびのぱぱさん からの返信 2023/02/18 17:43:51

  Re: 初めまして

  道東は妻の実家になります。
  わたしは、３０年近く前に住んでました。
  今は札幌ですW

  ひでじいさんさん からの返信 2023/02/18 18:36:37

  Re: 初めまして

  奥様の実家が道東ですか、ご夫婦とも道産子ですね。道東の冬は景色がいいらしいですね。次女夫婦達は毎年冬に道東に行きます。夏も行きますが夏と冬の両方を満喫してるようです。
  納沙布岬に行くと北方領土返還を願うばかりですが、近世の状況から無理ですね。納沙布岬にまた行きたいです。
  秋には稚内－紋別－野付半島－網走－知床－納沙布岬と訪ねてみたいと思う所です。4泊になりそうでコース設定は難関です。
  老後のじいさんには旅は息抜きと時間つぶしにはこれしかありません。
  お邪魔しました。

• かれんさん 2021/10/29 12:13:46

  ちびのぱぱさん　こんにちは！

  北海道の珍しい写真　たくさん見せていただき　ありがとうございます。まだ阿寒湖のほうには行ったことがないので、今度行きたいです。コロナがもう少し収束すれば、行けるチャンスもあるかなと期待しています。また私のつたない旅行記に「いいね！」をいただき、ありがとうございました。お互い、体を大切にして、色んな所に旅行できるように頑張りましょう！ファイト！

  ちびのぱぱさん からの返信 2021/10/29 14:52:22

  Re: ちびのぱぱさん　こんにちは！

  かれんさん
  書き込み、ありがとうございます。かれんさんの素直な感想が綴られた旅行記、楽しく読ませていただきました。
  道東には10年ほど住んだことがあり、日本の景色を超えたものがあります。ぜひ、ご訪問ください。