2020/09/16 - 2020/09/16
51位(同エリア752件中)
ちゅう。さん
海外旅行は不可能、国内旅行も難しく、観光で県をまたぐ勇気も出ないので、三河の中心「岡崎」で近代建築をめぐりました。
・ 旧本多忠次邸
・ 旧額田郡公会堂及び物産陳列所
・ 日本福音ルーテル岡崎教会
・ 岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行本店)
・ 殿橋
表紙は、さくら猫の茶トラ親分です(=^x^=)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
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<徳川家康騎馬像>
昨年2019年11月に岡崎市が寄附金で完成させた騎馬像。徳川に改姓した25歳の家康。徳川記念財団監修、彫刻家神戸峰男氏作。
岡崎観光の起点となる名鉄本線「東岡崎駅」東改札すぐです。東岡崎駅 駅
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<徳川家康騎馬像>
台座の正面の「徳川家康」と背面の「厭離穢土(おんりえど)欣求浄土(ごんぐじょうど)」は徳川18代当主の徳川恒孝氏が揮毫。高さ9.5メートルで日本最大級だそうです。東岡崎駅 駅
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<岡崎市旧本多忠次邸>
旧本多家住宅主屋 国登録有形文化財(建造物)
名鉄本線「東岡崎駅」中央改札から北口へ、名鉄バス2番乗り場から東公園口方面行きバスに乗車、東公園口で下車すると右手に見えます。乗車時間14分、250円。マナカ可。東岡崎駅北口手前左手に観光案内所があります。
旧本多忠次邸は、旧岡崎藩主本多家(本多忠勝)末裔の本多忠次(1896-1999)が、昭和7(1932)年、東京・世田谷のヒマラヤ杉に囲われた約2150坪の敷地に建てた住宅と壁泉の一部を移築復原、2012年公開。岡崎市の所有。
本多さんご自身が基本設計、設計・施工 白鳳社建築工務所。
GHQの接収でマッカーサーの顧問弁護士のカーペンターさんが住んでいた6年間を除き、本多さんが103歳で亡くなるまでお住まいになったそうです。
本多さんが亡くなり、地元の建築家により保存運動が起こり、当時の岡崎市長が視察、移築を決定、部材を岡崎市に運び、10年の保管を経てから復原工事に至ったようです。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
建物の西側(左端)にあるチューダー・アーチ(ゆるい尖頭)の車寄せ。
見学は無料、こちらの玄関から入り、コロナ対策で手指消毒、消毒済みのスリッパに履き替えて、靴や荷物は元書生室の下足室へ。右側に元応接室の事務所があり、感じの良いお姉さんが対応してくれました。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
玄関。玄関のドアを背に左側に壁泉があります。手洗いの機能に加え、涼しさを演出していたそうです。コロナ禍にこんなのがあると便利ですね。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
使者の間。1階。玄関の左側(北側)にある和室で、使者やお付きの人の待合です。見学できない時もあるようです。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
団欒室(居間)。1階。出窓が二箇所あり明るい。家具や照明器具は建築当時、ファブリックは復元時新しくしたもの。左手の家具はレコードプレイヤー。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
団欒室の照明とオシドリと白鳥のつがいが描かれたステンドグラス。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
食堂。1階。重厚なメロンレッグのテーブル。団欒室側から見たところ。
お嬢さんの話によると、Xmasとお正月に使うくらいだったそうです。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
星型のアカンサス模様の食堂天井の中心飾り。下地ごとオリジナル部材。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
食堂の食器棚。真ん中の戸を開閉して奥の配膳室とやり取りできるようになっています。白い壁にある黒いボタンはお手伝いさんの呼び出しベル。女中室に表示盤があり、どの部屋からか分かるようになっていたそうです。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
食堂のステンドグラス。下はオナガドリ。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
漆喰仕上げの工程。内壁の大部分は漆喰です。
復原工事は地元の丸ヨ建設工業・サンモク工業共同事業体。
オリジナル部材使用率 瓦78%、タイル66%、木材78%。
丸ヨ建設工業のHPで復原工事のブログが公開されてます。
https://maruyokk.com/hondatei/info/2010/07/旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
日光室。1階。ボウウィンドウ(弓型出窓)が優雅です。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
夫人室。1階。日光室の手前にある和室。
因みに、結婚相手が決まる前に設計し建てられたお宅です。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
湯殿。1階。右壁の蛇口を捻ると山羊の貌の口からお湯が出て、いったん右側の浅い水盤で湯もみしてから、バスタブにお湯を溜める仕組みです。左壁のはあがり湯用。
バスタブは歴史を感じる、というか使用感のある数少ない場所でした。
石炭で湯を沸かし、シャワーがなく天井が高いのでとても寒かったそう。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
湯殿のアーチ窓、ぶどう柄のステンドグラス。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
浴室。2階。浴室は寝室に隣接、本多ご夫妻専用です。トイレとシャワーもあり。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
竜宮をイメージした浴室のステンドグラス。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
寝室。2階。壁紙は銀色(和室の砂壁のイメージ?)でした。ちょっと落ち着かないかな。ベッドには忠次さんデザインの家紋の立葵。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
書斎。2階。日光室の上にあり、同様にボウウィンドウで明るいお部屋です。
デスクの袖の扉裏に、GHQに接収された名残りのUSハウスナンバーが書かれています。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
消火栓。1階と2階にあり、写真のは2階の。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
客間。2階。三間続きの和室があり、手前から客間、次の間、控の間。客間と次の間の間の欄間は鶴(下の写真)、次の間と控の間の間はもみじ模様。上は縁側側の障子。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
主玄関に続く階段。2階の客間に続きます。
別に家族とお手伝いさん用の内玄関と内階段もあります。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
プールから見た全景。復原だからかよく手入れされていて、まだまだ現役で住めるんじゃないか、と思えるお屋敷でした。ちょっと住宅展示場っぽい。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
スパニッシュ様式に特徴の三連アーチのアーケードテラス。当時はベランダと呼んでいたようです。タイルはスクラッチタイル。当時の設計資料から、フランク・ロイド・ライトと遠藤新の作品を研究したことが分かっています。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
妻飾りの獅子。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<岡崎市旧本多忠次邸>
鯱の壁泉のあるプール。移築に際しサイズダウン。
妻飾りの獅子と鯱が対峙しています。旧本多忠次邸 名所・史跡
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<旧額田(ぬかた)郡公会堂>
旧額田郡公会堂及物産陳列所 国指定重要文化財 大正12(1913)年築
設計監督:吉田栄蔵(愛知県土木技手)
本多邸から旧東海道を歩こうと思いつつ途中で分からなくなり、適当に辿りつきました。まずは、ピンク色に薄いグレーの縁取りの旧額田郡(現在の岡崎市)公会堂。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡公会堂>
木造平屋建、桟瓦葺。議事堂、公会堂として利用された後、1969年から郷土館本館として活用・保存。1999年に物産陳列所とともに国の重要文化財と指定されたものの、耐震性の問題があり2010年に閉館。鉄製の格子は防犯のため後付けされたもの。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡公会堂>
公会堂の主屋はE字型になっています。北側が正面、敷地南に国道1号線が走っています。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡公会堂>
中央の玄関ポーチの上は装飾欄干と櫛形部分にはレリーフ。
左下の写真は、中央玄関左右にある妻側レリーフ。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡公会堂>
主屋東側にある脇玄関。一応、文化財巡りの記念スタンプとチラシが置いてありました。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡公会堂>
石造りの基礎。よく見ると丁寧なアールの仕上げ。
けど、重文なのにペンキが剥げ落ちて無残な姿( ; ; )旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡公会堂>
国道1号線沿い、南側の壁。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡物産陳列所>
大正2(1913)年築。1961年に公会堂の南東に正面を北側に反転させて移築。もともとは公会堂の北側に南向に建てられていた。
物産陳列所として建てられ、移築後は剣道や空手、ボクシングの練習場として利用、1977年頃から文化財収蔵庫、閉館済み。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡物産陳列所>
妻側にも平側にもクローバー型の花窓。色も公会堂とはまったく違うパステルブルー系。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡物産陳列所>
西側(移築前の東側)の妻側。下の写真の格子は防犯のため後付けされたもの。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡物産陳列所>
東側。割れた窓ガラスの補強にボール紙はめ込まれています。
岡崎市の所有です。重文なのに、、、重文だからか。
国登録有形文化財の旧本多邸も岡崎市の所有ですが、こちらは見放された感があり寂しい限りです。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡物産陳列所>
南東コーナー。出入口は三箇所あります。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡物産陳列所>
国道1号線沿い、南側の玄関。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<旧額田郡公会堂及物産陳列所>
上の写真、北側の平側。公会堂が北西に位置しています。
下の写真は国道1号線上の歩道橋の上から撮ったもの。公会堂の屋根に装飾性のある金物の柵が巡っています。旧額田郡公会堂 美術館・博物館
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<この日のランチ>
そぼろ弁当 @昭和モダン珈琲 茶楽音(ちゃらね)伝馬通店
8月にオープンしたばかりの古民家を利用したおしゃれなジャズ喫茶2号店、店員さんは和服でオペレーションもよく練られた感じでした。
岡崎はジャズの街でもあります。知らなかった! -
<日本福音ルーテル岡崎教会>
近代建築とは言えない戦後復興期の教会ですが、ヴォーリズ建築です。
日本福音ルーテル岡崎教会 国登録有形文化財
設計:ヴォーリズ建築事務所 滝川健次、昭和28(1953)年築
礼拝堂と学校教会の機能を融合させた福音ルーテル教会の宣教強化期の教会堂。 -
<日本福音ルーテル岡崎教会>
塩焼赤瓦葺と白壁が特徴。外観だけの見学。昭和27年にJ.M.ホーマステッド牧師により岡崎への宣教が開始されたそうです。 -
<伝馬歴史プロムナード>
東海道五十三次のなかでも有数の規模だったと言われている第38番目の宿場町 岡崎、伝馬通の南北両歩道に宿場町の歴史が分かる20基の石彫と案内板が並んでいます。 -
イチオシ
<旧東海道岡崎宿の猫>
耳がカットされていたので元は野良さんかも。恰幅もよく今は飼い猫か街猫かな。
とても人懐こく猫さんの方から擦り寄ってきたりしました。 -
<旧東海道岡崎宿の猫>
貫禄の歩き。 -
<岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行)>
国登録有形文化財(建造物)、大正6(1917)年築、設計:鈴木禎次
鈴木さんは、辰野金吾さんに学び、主に名古屋で活躍した名古屋高等工業学校(現・名古屋工業大学)の教授、建築家で、鶴舞公園の奏楽堂や噴水塔なども設計をしています。岡崎信用金庫資料館 美術館・博物館
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<岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行)>
旧岡崎銀行は、旧東海銀行(三菱UFJ銀行の前身の一つ)に吸収された銀行で、岡崎信用金庫とは直接関係はありません。南側の道は旧東海道です。岡崎信用金庫資料館 美術館・博物館
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<岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行)>
レンガと花崗岩の銀行建築は、辰野金吾さんのお弟子さんらしい?岡崎信用金庫資料館 美術館・博物館
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<岡崎信用金庫資料館(旧岡崎銀行)>
現在はこちら(西側)に玄関があります。資料館は免震工事中で外観のみの見学です。岡崎信用金庫資料館 美術館・博物館
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<殿橋>
乙川(おとがわ)にかかる殿橋の上から、岡崎城を臨む。殿橋 名所・史跡
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<殿橋>
殿橋 昭和2(1927)年建造。111.6 m。
御影石づくりの親柱の上の、金属製の街灯は戦時中の金属供出により取り外され、戦後になり市民の寄付により復元されたそうです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました(=^x^=)殿橋 名所・史跡
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この旅行記へのコメント (7)
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- mistralさん 2021/07/25 10:47:13
- 素敵な街、岡崎
- ちゅう。さん
はじめまして。
先日は、東京下町、勝運商店街の旅行記にご投票いただきまして
ありがとうございました。
ちゅう。さんの旅行記、近代建築めぐりのシリーズに興味を惹かれて
そのうちの一つに、昨日お邪魔しました。
岡崎といえば徳川家康公のお膝元の地、
そこに本多家の末裔であられるという本多忠次邸が東京から移築されてきた、
そこに至るまでには、きっと数多くのエピソードがあったことでしょう、と
一層興味を惹かれました。
ちょっと調べてみただけで、本多忠次氏、建築を専門にされたわけではないのに
自ら自邸を設計された、、、
戦後GHQに接収された折には、マッカーサーに直接手紙を送り
改修などはされないようにと依頼、敷地内に小さな家を建てて住まわれた、
などなど、更に興味深いことでした。
心から、自邸を愛された様が伝わってきました。
各所の照明器具、小ぶりのステンドグラス、自らがデザインされたという家具、
などなど、楽しませていただきました。
旧額田郡公会堂、旧額田郡物産陳列所など、今後の復旧工事が待たれますね。
旧岡崎銀行など旅行記で拝見して
岡崎、恐るべし! (素敵な街!) と思いました。
近代建築シリーズ、残りの旅行記も訪問させていただきます。
また猫ちゃんをメインにされた世界各地街歩きも楽しそうですね。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
mistral
- ちゅう。さん からの返信 2021/07/25 16:12:43
- Re: 素敵な街、岡崎
- mistralさん、こんにちは!
ご訪問いただいた上に、ご丁寧にメッセージをいただき恐縮です。
東京の看板建築、興味深く拝見、建築探偵の冒険〈東京篇〉もアマゾンの欲しいものリストにアップしました。
mistralさんは建築を学ばれたとのことで、私は建築は全くの素人なのでお恥ずかしい限りです。
岡崎は、岡崎城の花見くらいしか念頭になかったのですが、コロナ禍で海外はおろか、県外移動もままならい時に、少しでも欧風の建築物が味わえるところがないか探しているときに、4トラで「本多忠次邸」を知り、ついでに文化遺産データベースで検索した近代建築を追加して尋ねました。
この旅行記をアップした時は、綺麗に復元された建築物だなあという認識でしたが、BSの百年名家という番組で「本多忠次邸」が取り上げられ、忠次さんのお嬢さん(まだ50歳くらい?)の話を聞くうちにとても親しみを憶えました。大学入学までお住まいだったそうですが、当時はお化け屋敷のようだったと仰ってました。
https://www.bs-asahi.co.jp/100nen/lineup/prg_233-2/
mistralさんというお名前から、南仏にゆかりがあるのかしらと、旅行記のリストを拝見、まずはパリ16区の旅行記2冊に興味を持ちました。
フランスは2008年を最後にご無沙汰していますが、次に行く時は、Art Nouveau建築を巡ろうと決めているのです。
長々と失礼しました。これからもよろしくお願いいたします。
ちゅう。
- mistralさん からの返信 2021/07/25 21:58:58
- Re: 素敵な街、岡崎
- ちゅう。さん
フォローいただきまして有難うございます。
私も拝見したい旅行記がありましたので、フォローさせていただきました。
建築の勉強は、インテリアコーディネーターの資格を取る為に、
下の子が幼稚園卒園近くから始めましたので、大したことは無いのです。
その間、藤森さんの本を読んだり、横道にずいぶん逸れながら
それなりに楽しみました。
これからもよろしくお願い致します。
mistral
-
- 尚美さん 2020/11/08 15:42:20
- 岡崎にとても行きたくなりました
- 国内で一番行きたいのは愛知と岐阜なのですが、岡崎の事は知りませんでした。近代建築を見に行きたいです。
旧額田郡公会堂がヤバいですよね。若者が言うヤバいではなく、取り壊しされちゃうのではないかという危惧です。私が今まで聞いた中では耐震性に問題ありとされた建物は、補強工事に莫大な費用がかかるようでほとんどが取り壊しされています。保存を求める声が起こっても、認められないようです。ちゅう。さんが、見放された感と書かれていたの、悪い予感がします。
公会堂は下部が石積みなんですね。アールの形に積むなんて凝っていますよね。物産陳列所は使えそうに見えるんですけど、どうなんでしょう?クローバー型の窓がとても可愛いですね。
旧本田忠次邸のいきなりの壁泉、いいですよね。各部屋のステンドグラスに浴室のタイル、綺麗です。プールはこれでサイズダウンしているんですか。
旧岡崎銀行は、ホント辰野金吾さんっぽいと思いました。立派な建物。
神戸在住なんですが、愛知県に行こうとすると宿泊しないと無理だし、岡崎など行きたいところが増えると1泊では足りないかなぁ。でも、早く安心して行けるようになってほしいです。
尚美
- ちゅう。さん からの返信 2020/11/08 23:05:29
- 愛知県も選んでいただきありがとうございます!
- 愛知県で建築物と言うと、明治村でしょうか?
尚美さんが目をつけるからには、岐阜県にも素敵なところがあるのでしょうね。
公会堂と物産陳列所はWikiには耐震工事のため閉館とありましたが、すでに10年以上たってるので、後回しになっているようです。
そもそも、陳列所があった場所に1961年に建設された「せきれいホール」という現役ホールも老朽化が激しく、延命のため改修工事中なんです。
とはいえ、旧本多忠次邸も移築が決まり、解体後、10年も倉庫に資材が保管され、2年かけて岡崎の地に再建されたそうですから、資金のめどが経つまで10年かかったのかもしれません。
旧岡崎銀行は、岡崎信金の当時の頭取が、住民の声に応えて、当該の土地・建物を購入復元し資料館としてオープン、現在はさらに免震工事中ということで、一私企業がなかなか簡単にやれることではないなと思います。確か日本で三番目くらいに資金力がある信金です。
あと公会堂の中がわかる動画を見つけました。よかったら、お時間のあるときにご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=3QUdwbmzIiU
コロナ、下手すると何年も続くかもしれませんね。
一度、台風10号の前日に、出張に備えて名古屋の主要駅の近くのビジネスホテルに泊まりましたが、一人客ばかりで誰も喋らないので大丈夫かなあと思いました。一方、シティホテルのラウンジなんかは人が戻ってきていて、グループで長時間おしゃべりしてる風景を目にしたので少し怖いなあと思いました。
なので、ひとり客の多い(繁華街をのぞく)ビジネスホテルなら、リスクは低いかなと思うのですが。。。こればかりは家族や職場の状況、個人の感覚によりますからね。
動ける人は動いて経済に貢献して欲しいとも思います。
私の職場はもう制限はないのですが、万が一のことがあると業種的にも影響が大きいし、上司も家族も病気もちの後期高齢者なのでなかなか本格的な観光旅行はまだ先かな。
ちゅう。
- 尚美さん からの返信 2020/11/09 13:31:50
- 選んでいただいてなんて、とんでもない、どうぞ行かせて下さいと言う感じ
- 愛知県で見たいのは、INAXライブミュージアムとちゅう。さんの旅行記の名古屋・岡崎の近代建築です。岐阜県は多治見市モザイクタイルミュージアムと不破郡垂井町の洋風建築と大垣市の洋館です。郡上市にも行きたいですが、多治見市などから行くのは時間がかかってしまうようなので、別の機会に。ヨーロッパの建築を見てタイルの美しさに魅せられています。折角日本に専門の博物館があるので行ってみたいです。
- ちゅう。さん からの返信 2020/11/09 22:17:33
- つい最近、私も多治見モザイクタイルミュージアム、メモしましてました
- INAXライブミュージアムでしたか。20年近く前、世界のタイル博物館だった頃、勤務していた友人の招待で見学したことがあります。イスラムのタイルが印象的だったのは覚えてるんですが、、あまり記憶がありません。さらにそれ以前に、窯のある建物での夜のコンサートも。
岐阜と愛知といっても思いっきり広範囲ですね!
でも日の長い季節なら2泊あればなんとかなるかなあ。
名古屋から4分くらいの駅で、金山総合駅がありますが、そこを起点にすれば、すべて電車一本で行けます。
垂井と大垣は、初日に米原で新幹線降りるか、最終日に米原から新幹線に乗れば、時短できるかも。
名鉄金山駅~常滑 名鉄常滑線 INAXライブM
名鉄金山駅~東岡崎 名鉄本線 旧本多邸等
JR金山駅~多治見 JR中央線 多治見モザイクタイルM
JR金山駅~鶴舞 JR中央線 鶴舞公園等
JR金山駅~大垣・垂井 JR東海道線
地下鉄金山駅~久屋大通 地下鉄名城線 県庁大津分室等
金山駅南口~イオンモール熱田 シャトルバス 造兵廠
金山は風情のあるところではありませんが、狭い範囲に、ホテルや飲食店、小さいイオンや成城石井もあるので部屋食も可能で便利だと思います。
いつか実現するといいですね!
ちゅう。
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