2020/08/25 - 2020/08/30
9位(同エリア25件中)
ankhさん
夏季の旅行先の選択をしていた5月頃は新型コロナの影響で、海外旅行は絶望的で早々に諦め、国内旅行に絞っていたものの、世間では旅行自体がNGで、他県への移動すら憚られる情勢であった。只、都民である小生にとって、同じ東京都である小笠原諸島への旅は、単なる都内の移動に過ぎないのではないか?という勝手な解釈で、目的地を小笠原諸島に決めたのだった。
その後、7月には旅行業界をバックアップする目的で、政府の『GO TO TRAVEL』キャンペーンが始まったが、感染者数の増大で、都民と、都内への旅行は、対象外となるなど紆余曲折しながらも8月の小笠原諸島への旅行自体は、地元の方々も観光客を受け入れて下さる展開となった。唯一の交通手段である、おがさわら丸も3蜜を避け、定員を半分以下にしての運行で、無事旅行することが出来たので、2020年8月の小笠原諸島・南島の旅行記を公開する。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
8月27日。
一番楽しみにしていた、イルカウオッチングと、南島上陸。
南島上陸の確率は60%台だとか。
一日お世話になる小型ボートで二見港を出航し、先ずは父島を北上し時計回りで、シュノーケリングスポットの兄島海浜公園沖へと向かう。 -
停泊中の小笠原丸の横を通過し、湾を出る。
湾を出ると台風8号の影響でうねりが激しくなってきた為、南島へのルートを通常の西回りではなく、東回りに迂回した結果、ビックチャンス到来! -
-
-
-
-
通常は、南島を目指すのなら、二見港を反時計回りで周回するのだが、この日は台風8号の影響で波が高く危険とのことで、父島を時計回りで、周回してもらった。
その分、燃料も高くついただろうが、ハートロックを見ることが出来、更にイルカの大きな群れに遭遇出来て、ラッキーな日となった。 -
兄島海浜公園沖は、穏やかでした。
-
兄島海浜公園沖のシュノーケリングスポット。
何種類ものサンゴと、沢山の魚の群れに出会い、こんなにも美しい場所があるんだと感じた場所。
何度でも行きたい場所となった。 -
-
-
人生2回目のシュノーケリング。
-
温暖な気候、適度な海水温。素晴らしい透明度で、何種類ものサンゴと魚の群れに圧倒され、時間を忘れる。
-
兄島海浜公園を離れ、父島を東回りで、南島を目指す。
時間と燃料はかなりかかるが、安全第一を考えた結果だ。
父島の東に位置する東島が見える。 -
イルカ発見の無線傍受で、スピードアップで一気に南下。
-
-
-
イルカが現れると無線で仲間の船にも連絡する。
-
たちまちイルカウォッチング用の数隻のボートが集う。
-
我が船にも寄ってきて、まで先導するかのように舳先の前に。
-
ハシナガイルカとミナミバンドウイルカの2種類のイルカがこの辺りを回遊しているそうだが、今回お目見えしたのは、ミナミバンドウイルカとの事。
-
-
-
-
中々顔を見せてくれないが、時間を忘れて、シャッターを切った。
-
-
-
-
一旦潜ってしまうと、どこに現れるのか?
想定した場所にカメラを向けても中々現れてくれないので、アッチを向いたりコッチを向いたりで、結構大変でした。 -
次々とイルカの群れがやってきた。
-
-
-
親子かな?
-
-
ミナミバンドウイルカの群れは、通常5,6頭らしく、20頭を超える群れが
この水域に現れるのは珍しいという事で、超ラッキーでした。 -
-
-
イルカ達とも別れ進路を西に、待望の南島へ。
-
この岸壁を超えると・・・
-
今度は赤色の千尋岩がお目見え。
高さ約260mの赤い岩肌部分がハート型の見えることからハートロックと呼ばれている。 -
南島上陸ルートは、通常ならこちらを航海しないので、またまた、ラッキーでした。
-
-
南島の南東部に位置する上陸地点の鮫池。
-
湾の中は波もなく穏やかだった。
-
鮫池の湾内部へ。
上陸の成功率は気象条件により、6割程度らしいが、この条件なら成功するだろうとの期待感が高まる。 -
-
間もなく上陸ポイント。
-
港などない為、岩場に接岸し、ここをよじ登る。
アドベンチャー気分も味わえる。 -
鮫池の由来はサメ科のネムリブカが多く生息しているとの事。
サメは見逃してしまったが、マダラエイがやってきてくれた。 -
カツオ鳥。
-
カツオ鳥のヒナ。
-
絶景ポイントの東尾根へと向かう。
環境保護の為、並べられた白い岩の上しか歩けません。 -
東尾根からハートロック方面を望むが、この位置からだとハートには見えにくい。
-
東尾根から見る扇池。
小笠原の絵葉書には欠かせない風景だ。 -
無人の白浜をこの後、独り占め!
-
-
白浜には親ウミガメが辿った足跡が見られた。
ここは、ウミガメの産卵場所でもある。 -
枝が2、3本立ててあるのがウミガメが産卵した場所。
通行人に注意を促している。 -
既に死んでしまっているウミガメの卵。
-
海に向かう途中で息絶えてしまったウミガメの赤ちゃん。
-
もう、絶滅してしまったヒラベソカタマイマイ。
貝殻だけが多数ありました。
勿論、持ち帰りは厳禁です。 -
僅かな滞在時間だったが、南島上陸は大満足!!
-
昼食は、船上で頂く。
-
ガイドさんの自宅の庭で採れたパパイヤを昼食後のデザートで頂きました。
流石、南国です。 -
-
南島を離岸し、父島の西海岸を眺めながら北上、父島の二見港へ向かった。
-
陸路からは行けない父島の南西部に位置するジニービーチ。
-
ここも陸路からは行けない父島の南西部に位置するジョンビーチ。
-
-
-
父島を1周し、二見港に戻る。
父島の海岸線は色々な表情を見せてくれたので、とっても満足な1日だった。 -
二見港に戻り、湾の中の製氷海岸というダイビングスポットに到着。
ここでも潜ると枝サンゴが一面に。
カメラでは収められませんでしたが、ウミガメと出会うことが出来ました。 -
海中の白いのは、大量のエダサンゴの群生地。
水深2,3メートルの浅瀬から少し進むと一気に崖のように深くなっていました。
この後、二見漁港へ戻り本日の日程終了。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
73