2019/06/17 - 2019/06/18
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worldhusiastさん
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アルメニアの世界遺産「ゲガルド修道院とアザト川上流域」。この地域は4世紀から13世紀の修道院などが残っています。
首都エレバンから余裕で日帰りできるということで早速行ってみました。
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タクシーでホテルからガイバスステーションに到着。
メルセデス・ベンツが目印です。 -
メルセデスの裏手に駐車場みたいなのがあり、そこがガイバスステーション。
284番のほか、265番などもゴグトまで行くようです。
ミニバス284
10:47 エレバン→11:40 ゴグド
AMD 250 -
道中の景色。眺めよし!
乗って早々アジア人のような人がいて話をしてみると香港人と判明。ぺちゃくちゃしゃべってたらあっという間にバスは終点に着いたようです。 -
バスは修道院前までは行かず、その手前約5kmのところで下ろされます。修道院まではヒッチハイクかなと思っていたのですが、ばっちり白タクがバスを待ち構えていました。
同乗の香港人は歩くといっていたのですが、私が白タクに乗るとわかると同乗したいとのこと。ここは500ドラム(約120円、当時)だし、乗っちゃったほうがいい気がします。
白タク
11:46 ゴグト→11:55 ゲガルト修道院
AMD 500 -
12:00
ゲガルト修道院に到着しました。門構えが立派! -
世界遺産に「ゲガルト修道院とアザート渓谷上流域」として登録されています。
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「ゲガルト」は槍という意味で、キリストの死を確認する際に使われた「ロンギヌスの槍」が近くで発見されたことにちなんだ名前だそう。
その槍はエチミアジンの博物館に展示されていました。 -
門をくぐると、早速教会が見えてきました。
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後ろに見える2つの三角屋根の部分はKatoghikeh Churchといい、その手前の四角い部分はガビット=玄関ホールにあたる部分だそうです。小さな三角屋根は鐘楼になっています。
まずはガビットから入ってみます。 -
石造りの重厚な感じに圧倒されます。天井から光が差し込んでいて神聖な雰囲気。
ガビットから奥の教会に行けるようになっていました。 -
こちらはKatoghikeh Church。13世紀のものというから驚きです。
主祭壇の右側の絵では、ロンギヌスの槍を掲げる聖人が描かれています。この写真だとちょっと遠いですが・・・。 -
ガビットの横を進むと、プロシアン家の廟と第二洞窟教会につながっていました。岩の隣に教会が建っていて、教会から岩の中に入るようなイメージです。
廟の上にあるレリーフはとても印象的。 -
まず目に入るのは、ヤギの口輪につながれた2頭のライオン。そのライオンのしっぽはドラゴンになっています。下には鷲が羊をつかんでいるという斬新なデザイン。
上部分と下部分をそれぞれ紋章にする家がひとつになったため、このようなデザインになったそうです。 -
その奥にある聖母マリアに捧げられた第二洞窟教会。こちらは真っ暗。
うっすら見える光で、この部屋もレリーフが多いことがわかります。 -
ホルンを吹いたり槍を持つ人のレリーフなどがありました。岩肌に直接彫られています。
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第一洞窟教会には「湧き水」が!
水が教会内に流れているのはかなり珍しいように思います。 -
一旦外に出て階段を上り、今度は別の入口から入ってみます。こちらは完全に岩をくりぬいて作っている感じ。
上にハチュカルとよばれる十字架が並んでいます。 -
入ってみると細い通路!
壁にハチュカルのレリーフがたくさんありますね。 -
中に入ると、アーチのある大きな部屋がありました。
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天井を見上げると、穴が開いていました。光が入っていいですが、雨の日は大丈夫なんだろうか・・・。
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穴が開いている場所があり、覗いてみると下に人が!
ここ、さっき見た廟の2階部分だったんですね。 -
教会の外にでました。外壁にもレリーフが彫られています。
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写真を撮るならこの角度がベストかな!?
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教会の横にある崖地は上れるようになっていました。
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ここも岩をくりぬいて部屋が作られているようです。覗いてみます。
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ここにもハチュカルが彫られています。案内板によるとLusavorich cave chapelとあります。
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裏手には川が流れていました。世界遺産の名前に入っているアザト川ですね。
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川を渡ったところには木にいろいろな布がかけられていました。
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これでおしまい。戻ります。
門を出てすぐのところに、St.Astvatsatsin cave chapelなるものがありましたが、絶賛崩落中・・・。 -
見学を終えて駐車場に戻ります。
右上の崖に十字架がはまってる!?すご。 -
駐車場の脇に露店が出ていました。
チュルヘラを発見。売り子のおばちゃんはアルメニアン・スニッカーズと言っていました。果汁を固めたもので、中にくるみが入っています。ジョージアにも似たようなのがありますね。
少し試してみましたが、うーんイマイチ。ごめんなさい。 -
巨大なパンを発見。ガタというお菓子のようです。おばちゃんが素手で切って売ってくれるというコロナ禍では許されないスタイル。
ナッツ入りとなしの2バージョンあるらしい。ナッツ入りをチョイスしてみます。
ガタ(1/4切)
AMD 1,000 -
断面はこんな感じ。パン生地の中にもっさりしたものが入っています。
パンは甘くて食べやすい味!ナッツはあんまり入ってないみたい。
ごちそうさま! -
たまたま駐車場で停まっていたタクシーを拾って、ゴグトに戻る途中にあるガルニ寺院へ行くことに。
タクシー
13:41 ゲガルト修道院→13:55 ガルニ寺院
AMD 1,500(言い値 AMD 2,000)ドライバーはかなり強気でした。約10kmなので、ちょっと割高。 -
ガルニ神殿は紀元前3世紀の要塞で、王の離宮だったところ。グレコ・ローマ様式はアルメニアではここだけとの話。
ちなみに入場料をとる遺跡はアルメニアでは珍しいです。
ガルニ神殿
AMD 1,500 -
おおー!確かにこれはまるで古代ギリシャかローマみたい!ちょっと小ぶりです。
1970年ごろ再建されたらしく、まだ新しく見えます。 -
新しいかもしれませんが、美しい建造物です。
柱は24本あり、なかなか壮観です。 -
中はきれいさっぱり何もありません。
夏至の正午に天窓から入る太陽の光が床に張った水に反射し、祭壇を照らす仕組みになっているようです。 -
柱列と壁の間はこんなに狭い!
近くでよく見ると色からして大理石ではないことに気づきます。なんと玄武岩を使っているんだそう。 -
上を見上げると、あんなところにも装飾が!
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隣には教会跡がありました。
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教会跡の近くは展望台になっています。素晴らしい眺め!
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手前の崖をよく見ると、筋が入っているような感じ。「ストーン・シンフォニー」と言われているようで、神殿に来るのとは違う道からあの下におりられるようです。
柱状節理なんですが、だとしたら火山があったんですね。さっきの神殿が玄武岩で造られていたのも納得です。 -
浴場跡もありました。
鍵がかかっていたのですが、ちょうど係員が来て開けてくれました。 -
ティピダリウム(微温浴室)、カルダリウム(高温浴室)、 フリギダリウム(冷水浴室)があり、まさにローマ式だったようです。
一部にはモザイクも残っているようですが、訪問時は見られず。 -
ガルニ神殿を後にし、少し道路を歩いていたら見つけた車。ずいぶんと古い感じですね。
アルメニア郊外では今時貴重な車をよく見かけました。 -
たまたま通りかかったミニバスに声を掛けたらエレバンに行くというので乗せてもらうことに。ほどなく、エレバンのガイバスステーションに戻ってきました。
ミニバス
14:55 ガルニ寺院近く→15:36 ガイバスステーション
AMD 250
簡単に日帰りできるので、エレバンに来たらゲガルト修道院・ガルニ神殿・ストーンシンフォニーおすすめです!
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